NHLプレシーズン・マッチ開幕!いきなり2試合こなしたチームも!

NHLチーム紹介

はじめに

 9月24日(土)、NHLのプレシーズン・マッチが開幕!21日あるいは22日にトレーニング・キャンプが始まったばかりなのに、もう試合するんだ⁉︎って感じです。

 オベチキンの記事でも触れましたが、キャンプ前、選手達はだいぶ身体を仕上げてきてるんだな、ということを改めて実感しました。しかも、1日で2試合(ガラッとメンバーを変えてはいますが)こなしたチームもありました。

 ちなみに、今、この記事を書いている最中(いつかは書けません!)にも、NHL公式HPではリアルタイム速報が流れています。目まぐるしく交代するアイスホッケーですから、今リンク上の選手のポジショニングが顔写真入りで紹介されているので、とても助かります。

 プレシーズン・マッチ開幕日から、注目のフライヤーズとコヨーテズ(このチームの場合、ホーム・アリーナに気持ち行ってるかも)が登場。どちらもいい試合をやってくれました。

讃岐猫
讃岐猫

新監督を迎えたチームは、

特に気合が入ってるみたいだにゃ!

引用元:NHL.com「Sept. 24: NHL Preseason Roundup」。

メープルリーフスvs.セネターズ2連戦の試合経過

なぜか第2戦から…

メープルリーフスのスコアラー

 オーストン・マシューズ(センター、25歳)は、トロント・メープルリーフスのプレシーズン・マッチ初戦に出場し、アシストを記録しましたが、24日(土曜日)、トロントのスコシアバンク・アリーナでのオタワ・セネターズ戦は4-2で敗れました。

 セネターズは第3ピリオドで4ゴール全てを決め、メープルリーフスとのスプリット・チーム2試合のうち2試合目に勝利しました。トロントは第1戦を4-1で制しています。

 昨シーズン、マシューズは60ゴールでリーグNo.1となり、NHLシーズン最優秀選手に選ばれ、ハートトロフィーを獲得しました。

 カレ・ヤーンクロック(センター、31歳。カルガリー・フレイムスから新加入)は7月15日に840万ドル (平均年額210万ドル、日本円で約3億円) の4年契約を結び、トロントのデビュー戦で2得点を挙げました。第2ピリオドの1分7秒、メープルリーフスに先取点をもたらし、11分1秒には2-0にしました。

セネターズのスコアラー

 アンガス・クルックシャンク(左ウィング、22歳)、ジョシュ・ノリス(センター、23歳)、マーク・カステリック(公式HPに記載無し)、タイラー・モット(左ウィング、27歳)が、セネターズ・サイドの得点者です。

 第3ピリオドの4分49秒、クルックシャンクは2-1にし、ノリスは13分42秒でパワープレーのゴールを決めて2-2の同点としています。ノリスは7月14日に6360万ドル (平均年額795万ドル、日本円で約11億5千万円) の8年契約にサインしたばかりです。

 カステリックは13分42秒、オタワに3-2のリードをもたらし、モットは19分40秒、空いたネットにゴールを決めて4-2とし、チームを勝利に導きました。

両チームのゴールテンダー

メープルリーフス:イリヤ・サムソノフ(25歳、ワシントン・キャピトルズから新加入)は、メープルリーフスでのデビュー戦、39分40秒まで16本のシュートでゴールを許しませんでした。

 7月13日、サムソノフは1年180万ドル(日本円で約2億6千万円)の契約を結びました。キース・ペトルッツェッリ(公式HPに記載無し)はリリーフで登場し、7セーブを挙げました。

セネターズ:アントン・フォルスバーグ(29歳)は30分38秒まで14本のシュートを打たれ1点を許し、マッズ・ソガード(21歳)はセネターズのリリーフとして登場し、8セーブを挙げました。

ハイライト映像

第1戦の得点経過

メープルリーフス4-1セネターズ

 両チームにとってプレシーズン開幕戦です!

 第1ピリオドの11分15秒、スタッツルはオタワに先制点を挙げましたが、その後、トロントは4連続ゴールを決めました。

 メープルリーフスは第2ピリオドの2分14秒以降に3得点を挙げました。ホールは5分59秒に1-1のタイに持ち込み、デニス・マルギン(公式HPに記載無し)のゴールで7分55秒に逆転、スティーブスが8分13秒に3-1とリードを広げました。

 スティーブズは、残り1分19秒でエンプティネットにゴールを決め(この試合2点目)、4-1でメープルリーフスに勝利をもたらしました。

 7月13日、フリーエージェンシーで3年契約を結んだクロード・ジルー(右ウィング、34歳)は、セネターズでのデビュー戦でポイントを獲得できませんでした。

讃岐猫
讃岐猫

ジルーの移籍は、オフシーズンの目玉の一つ。

これから調子を上げていくだろにゃ。

メープルリーフスのスコアラー

 トロントメープルリーフスは、24日(土曜日)にスコシアバンク・アリーナで行われた、スプリットチーム・ゲーム2試合のうち、最初のオタワ・セネターズ戦に4-1で勝利。マーク・ジョルダーノ(ディフェンス、38歳)は、3アシストを記録しました。

 アレックス・スティーブス(センター、22歳)が2得点、ジャスティン・ホール(ディフェンス、30歳)がメープルリーフスで1ゴール1アシストを記録しました。

セネターズのスコアラー

 ティム・スタッツル(左ウィング、20歳)が得点し、7月7日にシカゴ・ブラックホークスとのトレードで獲得したアレックス・デブリンキャット(右ウィング、24歳)がセネターズでアシストを記録しました。

両チームのゴールテンダー

メープルリーフス:ゴールテンダーのエリック・カルグレン(25歳)は8本のシュートに対し7セーブを挙げたが、第3ピリオドでディラン・ファーガソン(公式HPに記載無し、9セーブ)と交代しました。

セネターズ:カム・タルボット(35歳)は、オタワでのデビュー戦で13本のシュートに対し10セーブを挙げました。タルボットは7月12日にミネソタ・ワイルドとのトレードで獲得しました。

 ケビン・マンドレーゼ(22歳)は第2ピリオドでタルボットと交代した後、11本のシュートをすべて止めました。

ハイライト映像

フライヤーズvs.ブルーインズ

フライヤーズ2‐1ブルーインズ 

 24日(土曜日)、フィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターで、ジャクソン・ケイツとノア・ケイツの兄弟が得点し、フィラデルフィア・フライヤーズはボストン・ブルーインズを2-1で破りました。 

 両チームにとって初のプレシーズンゲームです! 

得点経過  

 第2ピリオドの1分42秒、5対3のパワープレーで、ノア・ケイツ(左ウィング、23歳)はフィラデルフィアに先取点をもたらしました。ゴール前を横切るモーガン・フロスト(センター、23歳)のバックパスから、ノア・ケイツによるバックドア(逆サイド)からの得点です。 

 第3ピリオドの12分50秒、ゴール前の高い位置から、ヤクブ・ラウコ(センター、22歳)はジョサイア・ディディエ(ディフェンス登録、公式HPに記載無し)のシュートを押し込んで得点し、1-1のタイスコアにしました。 

 第3ピリオドの15分20秒、イゴール・ザムラ(ディフェンス、22歳)のシュートがディフレクト(守備側の選手に当たること)したところ、ジャクソン・ケイツ(センター、25歳)はスロットの位置から押し込んで、これが決勝点に。 

ゴールテンダーや試合のトピックス 

 ケイツ兄弟がNHLの同じ試合でプレーしたのは初めてでした。 

 フライヤーズのゴールテンダー、フェリックス・サンドストロム(25歳)は17セーブを挙げ、第2ピリオドの6時29分にトロイ・グロセニック(33歳)と交代。グロセニックは15本のシュートに対し14セーブを挙げました。 

 この試合はジョン・トルトレラ新監督の下でフライヤーズにとって初試合であり、監督は記者席から試合を観戦。代わりに、アメリカンホッケーリーグのリーハイバレーのコーチであるイアン・ラペリエールが代理ヘッドコーチを務めました。 

 ブルーインズでは、ヤクブ・ラウコが得点。7月13日、1年間の2ウェイ契約を結んだキース・キンケイド(33歳、ニューヨーク・レンジャースより新加入。2ウェイ契約ってことはお試し?)はブルーインズでのデビュー戦で29分57秒に15本のシュートの対し14セーブを挙げました。 

 その後にはカイル・カイザー(23歳、NHL出場経験無し)が入り、ジム・モンゴメリー監督下のブルーインズ初戦で、14本のシュートに対し13セーブを挙げました。 

 ブルーインズはパワープレーで6‐0、フライヤーズは5‐1でした。 

讃岐猫
讃岐猫

ジョン・トルトレラ新監督はかなり厳しそうな人。

公式HPに画像アップされてるから、

見てにゃ。

ハイライト映像

ブルースvs.コヨーテズ

ブルース5‐4コヨーテズ 

 24日(土曜日)、カンザス州ウィチタのイントラスト・バンク・アリーナで行われた、セントルイス・ブルース対アリゾナ・コヨーテズ戦は、ブルースが5-4で勝利。

 ブルースのジェイク・ネイバーズ(左ウィング、20歳)は2ゴール1アシストをし、ローガン・ブラウン(センター、24歳)も2ゴールをそれぞれ挙げました。 

 両チームにとって初のプレシーズンゲームとなります! 

得点経過 

 第1ピリオドの1分44秒、ネイバーズはブルースに先取点をもたらしましたが、4分51秒、コヨーテズのニック・リッチー(左ウィング、26歳)がパワープレーのゴールで1-1の同点に。17分17秒、ブラウンのゴールで2-1。 

 第2ピリオドの1分、コヨーテズのミロス・ケレメン(公式HPに記載無し)の同点弾で2-2に。2分17秒、ブルースの数的リードのパワープレーにより、ネイバーズのシュートで3‐2。しかし、8分12秒、コヨーテズのバレット・ヘイトン(センター、22歳)のゴールで、3‐3とまたしても同点に。 

 第3ピリオドの9分54秒、コヨーテズのマティアス・マッチェリ(公式HPに記載無し)が4‐3とした後、13分15秒、ブルースのマシュー・ケッセル(ディフェンス、22歳)が4‐4のタイに持ち込みます。15分50秒、ブラウンはアシストなしで得点し、同点の均衡を破る決勝点となりました。 

ゴールテンダーやアシストした選手 

 ブルースのスコット・ペルノビッチ(ディフェンス、24歳)とタイラー・ピトリック(公式HPに記載無し)はそれぞれ2アシストを記録。 

 ゴールテンダーのジョーダン・ビニントン(29歳)が8本のシュートで1点を、リリーフしたジョエル・ホーファー(22歳)が8本のシュートで3点をそれぞれ許しました。 

 コヨーテズのバレット・ヘイトンは1ゴール2アシスト、ニック・リッチーは1ゴール1アシスト、ニック・シュマルツ(センター、26歳)は2アシストを記録。 

 ゴールテンダーではジョン・ギリーズ(28歳)が先発し、8本のシュートで3失点。リリーフしたイワン・プロスヴェトフ(公式HPに記載無し)は9本のシュートに対し2点を許しました。 

まとめ

 コヨーテズの選手についてチーム公式HPを調べていると、コヨーテズってロースターの選手数が、他のチームと比べて少ないんですね。これから入ってくる選手のアテとかあるのか、ちょっと不安…。

※現在、コヨーテズ公式HPに記載されていない選手が多く出場しているので、彼らが今後本契約に至るかもしれません。

 フライヤーズが勝って、まずはひと安心。ジョン・トルトレラ新監督は、リンク上の戦術もさることながら、選手のロッカー・ルームの雰囲気を変えていきたいと公言した人。そういうのって選手から反発くらいそうな話なんで、この初戦勝利が追い風になるかもしれません。

 これから毎日に近いペースで、プレシーズン・マッチが行われます。ヨーロッパで試合をするチームもありますし(NHL.tvで放送してほしい!)、各チームのレギュラー・クラスが長い時間プレーするようになってきます。

 これからNHL公式アプリを手放せない日々が続くと思うと、嬉しくてたまりません!

讃岐猫
讃岐猫

コヨーテズは、今季、大学のアリーナに仮住まい。

勝っていけば、学生さんがファンになってくれるぞ!

ここまで見てくれて、サンキュー、じゃあね!

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