はじめに
カルガリー・フレームスファンの皆さん、いよいよ新シーズンが始まりますね!🏒
長年チームを支え、数々の名勝負を生んできた本拠地サドルドームも、ついに最後のNHLシーズンを迎えることになりました 🏟️
再建期が続くチームの現在地や今後の展望を整理しつつ、サドルドームで刻まれた歴史的な名シーズンを一緒に振り返っていきましょう!✨
カルガリー・フレームス歴史回顧!サドルドーム史上で最も偉大な5シーズン 🦈
参照記事:The Hockey News「5 Greatest Flames Home Seasons in Saddledome History」
カルガリー・フレームスは1980年夏にアトランタから移転し、アルバータ州南部での活動をスタンピード・コラルでのプレーからスタートさせました。その後1983年にスコシアバンク・サドルドームが開場し、フレームスは43年間にわたる恒久的な本拠地を手に入れることとなったのです ✨
注釈1:スタンピード・コラル(Stampede Corral)
【概要と歴史】
スタンピード・コラルは、カナダ・アルバータ州カルガリーの「スタンピード・パーク」敷地内に建っていた多目的屋内アリーナである。1950年12月15日に開場した。完成当時は「トロント以西のカナダで最大のアリーナ」とされ、客席の視界を遮る支柱がない近代的な設計が大きな特徴であった。
長年にわたりアイスホッケー、プロレスリング、ロデオ、コンサート、フィギュアスケートなど幅広いイベントに利用され、地域社会に親しまれた。
【カルガリー・フレームスとの関係】
1980年夏、前身となる「アトランタ・フレームス」がジョージア州アトランタからカルガリーに移転した際、仮の本拠地としてこのスタンピード・コラルが選ばれた。
しかし、当時の収容人数は約7,475席であり、北米最高峰のプロアイスホッケーリーグであるNHLの基準としては、規模が非常に小さかった。移転発表後わずか48時間で、収容能力を超える1万件以上のチケット購入申請が殺到したことからも、大型アリーナの建設が急務となった。
フレームスは、新本拠地(のちのサドルドーム)が完成するまで、すなわち1980-81シーズンから1982-83シーズンまでの3シーズンにわたり、ここを暫定的なホームアリーナとして使用した。
【独自の構造的特徴】
スタンピード・コラルはロッカールームとリンクが離れており、選手たちが観客の通るコンコース(通路)を歩いて氷上に出入りしなければならない構造になっていた。これは現代のプロスポーツ施設としては異例であったが、ファンと選手が目と鼻の先で触れ合える独特の魅力として、フレームスファンの記憶に残っている。
【その後の歴史と閉鎖】
1983年にフレームスが新アリーナへ移転した後も、下部リーグのホッケー試合や1988年カルガリー冬季オリンピックの一部競技(フィギュアスケート等)で使用された。しかし老朽化が進んだため、隣接するBMOセンターの拡張計画に伴い2020年に閉鎖され、2020年末から2021年にかけて解体された。
注釈2:1983年にスコシアバンク・サドルドームが開場
【概要と建設背景】
「スコシアバンク・サドルドーム(Scotiabank Saddledome)」は、カルガリー・フレームスの恒久的な本拠地として、また1988年カルガリー冬季オリンピックの主要会場として1981年に着工し、1983年10月15日に正式開場したアリーナである。開場時の初試合は、カルガリー・フレームス対エドモントン・オイラーズのNHL公式戦であった。
収容人数は約17,000人(当時の数値、その後の改修により現在は約19,000人規模)となり、NHL基準を満たすメジャー級アリーナへと進化を遂げた。
【名称(ネーミングライツ)の変遷】
「スコシアバンク・サドルドーム」という名称は現在(2026年時点)のものであり、1983年の開場当初からこの名前だったわけではない。スポンサー契約(命名権)により以下のように名称が変遷している。
- オリンピック・サドルドーム(Olympic Saddledome / 1983年〜1995年):開場時の名称。公募により命名。
- カナディアン・エアラインズ・サドルドーム(Canadian Airlines Saddledome / 1995年〜2000年):航空会社との契約による改称。
- ペングロース・サドルドーム(Pengrowth Saddledome / 2000年〜2010年):エネルギー関連企業との契約による改称。
- スコシアバンク・サドルドーム(Scotiabank Saddledome / 2010年〜現在):大手銀行スコシアバンクとのパートナーシップによる名称。
【「サドルドーム」の由来と建築的特徴】
このアリーナの最大の特徴は、屋根の形状にある。逆曲面(ハイパーボロイド・シェル)構造を採用した独特の曲面屋根をしており、これが乗馬で使われる「馬の鞍(鞍=Saddle)」に似ていることから、「サドルドーム(Saddledome)」と名付けられた。この屋根は「補強コンクリートによる無柱吊り屋根構造」として世界有数の規模を誇り、カルガリーの街を象徴する有名なランドマークとなっている。
浮き沈みやスタンレーカップ・ファイナルへの出場、そして悲願の優勝――。サドルドームはフランチャイズの歴史において、常に特別な場所であり続けました 🏟️
10月1日に始まるサドルドーム最後のNHLシーズンを記念し、今回はレギュラーシーズンのホーム戦で最も多くの勝利を挙げた「歴史的トップ5シーズン」を振り返っていきましょう!
注釈:10月1日に始まるサドルドーム最後のNHLシーズン
【背景と意味】
「10月1日に始まるサドルドーム最後のNHLシーズン」とは、カルガリー・フレームスが、1983年の開場以来40年以上にわたり、本拠地として使用してきた「スコシアバンク・サドルドーム」で戦う、最後のNHLレギュラーシーズン(2026-27シーズン)の開幕を意味している。
カルガリー・フレームスの2026-27シーズン開幕戦(ホーム開幕戦)は、2026年10月1日(現地時間)に、シアトル・クラーケンをサドルドームに迎えて行われるスケジュールとなっており、この試合を皮切りに同アリーナでの最終章がスタートする。
【サドルドーム退去と新アリーナ移転の経緯】
サドルドームは長年にわたりフレームスの歴史的な名勝負を支えてきたが、施設の老朽化や、現代のプロスポーツ施設に求められる設備(プレミアムシート、最新のコンコース、イベント対応力など)の不足が課題となっていた。
これに伴い、カルガリー市およびフレームスの運営会社(CS&E)によって、新アリーナの建設プロジェクトが進行し、2024年7月に新複合アリーナ「スコシア・プレイス(Scotia Place)」の起工式が行われた。
- 現本拠地(スコシアバンク・サドルドーム): 2026-27シーズンをもってNHL公式戦での使用を終了予定。
- 新本拠地(スコシア・プレイス): サドルドームから北に約1ブロック離れた場所に建設中で、2027-28シーズン開幕(2027年秋)に合わせた開場を予定している。
【歴史的節目としての意味】
2026-27シーズンは、1983年の開場から数えて通算44シーズン目の使用となり、フレームスおよびそのファンにとって、「サドルドームでの43年を超える歴史」に幕を下ろす極めて重要な1年となる。
サドルドームでのレギュラーシーズン最終戦は、2027年4月10日のバンクーバー・カナックス戦が予定されており、10月1日の開幕から春のレギュラーシーズン終了(およびプレーオフ)にかけて、長年親しまれた歴史的構造物への別れを告げる各種イベントや記念企画が展開されるシーズンを指している。
5位 🏒 1989-90シーズン(28勝7敗5分け――61ポイント)
モントリオール・フォーラムでスタンレーカップを制してから数か月後、フレームスは1989年10月5日のデトロイト・レッドウィングス戦(10-7で勝利)でシーズンの幕を開けました 💥 なお、モントリオール・フォーラムで優勝を果たした敵チームは、今なおフレームスだけです。
開幕からホームで5勝0敗2分けとロケットスタートを切り、11月11日にロサンゼルス・キングスに敗れるまでホーム無敗をキープ。年が変わるまでにサドルドームで敗れたのはわずか3回(新年を迎えるまでの成績は11勝3敗4分け)でした ❄️
1月中旬にはホーム4連勝を記録し、2月は3勝2敗で推移。3月1日のフィラデルフィア・フライヤーズ戦でレギュラーシーズン最後のホーム敗戦を喫した後は、圧巻のホーム9連勝でシーズンを締めくくりました!
プレーオフ1回戦ではウェイン・グレツキー率いるキングスに敗れたものの、レギュラーシーズンを42勝23敗15分け(99ポイント)で終え、見事にスマイス・ディビジョン王者となっています 👑
注釈:スマイス・ディビジョン(Smythe Division)
【概要と名称の由来】 スマイス・ディビジョンは、NHLにおいて、1974-75シーズンから1992-93シーズンまで存在していた地区(ディビジョン)の名称である。
名称は、トロント・メープルリーフスの元オーナーであり、トロントの歴史的アリーナ「メープルリーフ・ガーデンズ」の建設やトロント・ホッケーの発展に大きく貢献した実業家コン・スマイス(Conn Smythe)にちなんで命名された。
【設立と再編の歴史】 NHLのチーム数拡大(エクスパンション)に伴い、1974年に従来の2ディビジョン制から4ディビジョン制へと変更された際、キャンベル・カンファレンス(現ウェスタン・カンファレンスに相当)の傘下に設立された。
- 1974年〜1981年(地理的混在期): 設立当初はシカゴ・ブラックホークス、セントルイス・ブルース、バンクーバー・カナックスなど北米中西部に位置するチームが所属していた。
- 1981年〜1993年(地理的再編期): 1981-82シーズンに大幅な地区再編が行われ、地理的な移動コスト削減を目的に「北米西海岸・カナダ西部」のチームを集めた地区へと変更された。この再編により、カルガリー・フレームスやエドモントン・オイラーズなどが所属する地区となった。
【主な所属チーム(1981-82〜1992-93シーズン)】 1981年の再編以降、1993年の廃止までスマイス・ディビジョンを構成していた主な5チームは以下の通りである。
- カルガリー・フレームス(Calgary Flames)
- エドモントン・オイラーズ(Edmonton Oilers)
- バンクーバー・カナックス(Vancouver Canucks)
- ロサンゼルス・キングス(Los Angeles Kings)
- ウィニペグ・ジェッツ(Winnipeg Jets)
※1991-92シーズンからは新設のサンノゼ・シャークスも同地区に加わった。
【歴史的背景と「激戦区」としての特徴】 1980年代のスマイス・ディビジョンは、NHL史上屈指の激戦区として知られている。
当時のホッケー界を席巻したウェイン・グレツキーやマーク・メシエらを擁するエドモントン・オイラーズと、ラニー・マクドナルドやアル・マキニスらを擁するカルガリー・フレームスが同地区に同居し、宿命のライバル対決(通称「アルバータの戦い / Battle of Alberta」)を幾度となく繰り広げた。
実際、1983-84シーズンから1989-90シーズンまでの7年連続で、スマイス・ディビジョンの所属チームが、NHL最高峰の栄誉であるスタンレー・カップ決勝進出を果たしている(優勝はオイラーズ5回、フレームス1回)。
【廃止と現在のディビジョンへの移行】 1993-94シーズン開幕前、NHLは地理的なロケーションをファンにわかりやすく伝えるため、人名を冠したディビジョン名を「都市・地域名」へと全面的に変更した。
これによりスマイス・ディビジョンは廃止され、旧スマイス・ディビジョンに所属していたチームの大半は新設されたパシフィック・ディビジョン(太平洋地区)へと引き継がれた。現在のカルガリー・フレームスも、このパシフィック・ディビジョンに所属している。
4位 🏒 1990-91シーズン(29勝8敗3分け――61ポイント)
前年の勢いそのままに、1990-91シーズンもホームで圧倒的な強さを見せました 🔥 シーズン開幕戦でバンクーバーとトロントを撃破すると、10月18日にセントルイス・ブルースに敗れるまでホーム無敗。さらに11月14日にニューヨーク・アイランダーズに敗れるまで、ホームでの敗戦はその1度のみでした。
12月初旬こそホーム4連敗と不安定なスタートを切ったものの、すぐさま体制を立て直してホーム8連勝を記録! 1991年2月19日のデトロイト戦で引き分けとなり連勝は止まりましたが、チームの勢いは衰えず、なんと続くサドルドームでの9試合すべてに勝利したのです!
結果として、12月29日から3月31日のホーム最終戦までの期間、チームはホームで20勝1敗2分けという凄まじい成績を残しました 驚異的ですね 😲
最終成績は46勝26敗8分け(100ポイント)でスマイス・ディビジョン2位。プレーオフ1回戦ではエドモントン・オイラーズと第7戦まで縺れ込む死闘を繰り広げ、4月16日にサドルドームで行われた運命の第7戦を延長戦の末に落とし、敗退となりました。
【讃岐猫🐱の深堀りコラム】圧倒的王朝の影に潜んだ勝負強さの失速:1989-91年フレームスの光と影
1988-89シーズンに劇的なスタンレーカップ初優勝を果たしたカルガリー・フレームスは、翌1989-90シーズンおよび1990-91シーズンにおいても、レギュラーシーズンでは圧倒的な強さを誇っていた。1989-90シーズンには348ゴール(リーグ1位)を叩き出して99ポイントを獲得し、スマイス・ディビジョンを制覇。
続く1990-91シーズンも、344ゴール(リーグ1位)の爆発的な攻撃力で100ポイントに到達するなど、「名実ともにリーグ屈指の完成度を誇る絶対王者」と評価されていた。
しかし、今なお議論を深めているのは、この2シーズンにおけるレギュラーシーズンの圧倒的な圧勝劇と、プレーオフ1回戦での早期退場の対比である。
1989-90シーズン、第1シードとして臨んだプレーオフ1回戦で、フレームスはウェイン・グレツキー擁するロサンゼルス・キングスと対戦したが、守備陣の隙を突かれ2勝4敗で不覚をとった。北米メディアはこの敗戦を「ディフェンディング・チャンピオンの不吉な予兆」と捉え、常勝軍団ゆえの油断と主力陣の勝負所での得点力低下を厳しく指摘した。
さらに衝撃的だったのが、1990-91シーズンのスマイス・ディビジョン準決勝(対エドモントン・オイラーズ戦)である。レギュラーシーズンでオイラーズに20ポイントもの大差をつけていたフレームスは、第7戦の第1ピリオドで3-0とリードしながらも追いつかれ、延長戦の末にエサ・ティッカネンのハットトリックとなるゴールを浴びて、4-5で敗退した。
当時のフレームスが誇っていたジョー・ニューエンダイクやテオ・フルーリー、アル・マキニスら若手・中堅の豪華な攻撃陣はリーグ随一であったものの、レギュラーシーズンの長丁場で見せた圧倒的な強さが、短期決戦のプレッシャー下で「勝負強さ」へと変換されなかった点が大きな課題とされている。
この2シーズン連続の初戦敗退こそが、のちに15年間にわたってプレーオフのラウンド突破を果たせなくなるという、「カルガリーの低迷期」の引き金となったのである。
サドルドームのラストシーズンを迎えてチーム再建の渦中にあるフレームスだが、かつてホームで圧倒的な強さを誇りながらも短期決戦の魔物に呑まれた1989-91シーズンの歴史は、ホッケー界における「レギュラーシーズンの強さとプレーオフの難しさ」を象徴する悲劇の黄金期として語り継がれている。
出典:
- The Hockey Writers, “Revisiting the Flames’ 16-Year Stanley Cup Playoff Streak”, April 08, 2023https://thehockeywriters.com/revisiting-flames-16-year-stanley-cup-playoff-streak/
- Wikipedia, “1989–90 Calgary Flames season”, September 2026閲覧https://en.wikipedia.org/wiki/1989%E2%80%9390_Calgary_Flames_season
- OilersNation, “Throwback Thursday: On this day in 1991, Edmonton Oilers rally from 3-0 deficit to beat Calgary Flames in last playoffs BoA”, April 16, 2020https://oilersnation.com/news/throwback-thursday-on-this-day-in-1991-edmonton-oilers-rally-from-3-0-deficit-to-beat-calgary-flames-in-last-playoffs-boa
3位 🏒 2006-07シーズン(30勝9敗2分け――62ポイント)
ジム・プレイフレア新ヘッドコーチのもと、フレームスはレギュラーシーズンで挙げた全43勝のうち、実に30勝を本拠地サドルドームで記録しました 🏠
※ジム・プレイフレア(Jim Playfair)
人物・経歴の概要
- 生年月日:1964年5月22日
- 出身地:カナダ・ブリティッシュコロンビア州
- ポジション(選手時代):ディフェンス(DF)
選手時代
1982年のNHLドラフト1巡目(全体20位)でエドモントン・オイラーズから指名を受けて、プロ入りした。現役時代は主にNHLや下部リーグ(AHL等)でディフェンスマンとしてプレーしたが、怪我の影響により現役を引退し指導者へ転身した。
カルガリー・フレームスでの実績
2003年よりアシスタントコーチとして、カルガリー・フレームスの首脳陣に加入。2006–07シーズンにダリル・サッターの後任としてヘッドコーチ(監督)に昇格した。
就任した2006–07シーズン、レギュラーシーズンでチームを43勝(30敗9延長敗)に導き、特に本拠地ペンブローク・サドルドームでのホーム戦にて強烈な強さを発揮して、30勝を挙げた。翌シーズン以降は再びアシスタントコーチやアソシエイトコーチ、傘下AHLチームのヘッドコーチなどを歴任した。
その後のキャリア
フレームスを退任した後も、フェニックス/アリゾナ・コヨーテズやエドモントン・オイラーズなどでアソシエイトコーチを務めるなど、NHLの現場で長年にわたり指導に携わった。
開幕5試合は2勝3敗と不安定な船出でしたが、そこから破竹のホーム10連勝を達成! 年末を14勝4敗という素晴らしい成績で折り返します。2007年は1月4日のバンクーバー戦での敗戦から始まったものの、直後にホーム8連勝をマークしました。
2月6日のシカゴ・ブラックホークス戦でシュートアウト負けを喫して以降、ホームで敗れたのはわずか4回のみ。この期間の唯一の延長戦負けは3月10日のタンパベイ・ライトニング戦でした。
- 2月28日(ミネソタ戦): シュートアウト勝利 🎯
- 3月12日(セントルイス戦): シュートアウト勝利 🎯
- 3月22日(ナッシュビル戦): 延長戦勝利 ⚡
チームは43勝29敗10分け(96ポイント)でノースウェスト・ディビジョン3位となりプレーオフへ進出。1回戦でレッドウィングスと対戦し、第3戦・第4戦と勝利したものの、4月22日の第6戦をダブルオーバータイムの末に落とし敗退しました。
ノースウェスト・ディビジョン(Northwest Division)
NHLのウエスタン・カンファレンスに、かつて存在したの名称である。
歴史と概要
- 設置期間:1998–99シーズン 〜 2012–13シーズン(計14シーズン)
- 所属カンファレンス:ウエスタン・カンファレンス(西地区)
- 構成チーム数:5チーム
設立の背景と所属チーム
1998年にNHLがチーム数を拡大する際、カンファレンス内の再編によって新設された地区である。北米大陸の北西部(カナダ西部および米国北西部・中西部)に位置する以下の5チームで構成されていた。
- カルガリー・フレームス(カナダ・アルバータ州)
- エドモントン・オイラーズ(カナダ・アルバータ州)
- バンクーバー・カナックス(カナダ・ブリティッシュコロンビア州)
- コロラド・アバランチ(米国・コロラド州)
- ミネソタ・ワイルド(米国・ミネソタ州/2000–01シーズンより加入)
地区の特徴
全5チーム中3チームがカナダに拠点を置くチームであり、地理的な移動距離が非常に長いことで知られた。また、同じアルバータ州に本拠を置くフレームスとオイラーズのライバル対決(バトル・オブ・アルバータ)をはじめ、地区内での同地区対決が激しく展開された。
廃止と再編
2013–14シーズン前にNHLがリーグ全体の地区編成を大規模に再編し、当時の「4ディビジョン制」へ移行したことに伴い、ノースウェスト・ディビジョンは廃止された。所属していたチームは、現在の「パシフィック・ディビジョン」と「セントラル・ディビジョン」の2地区へ分割して編入された。
2位 🏒 2005-06シーズン(30勝7敗4分け――64ポイント)
2004年にスタンレーカップ・ファイナルへ進出し(第7戦でタンパベイ・ライトニングに敗戦)、ロックアウトによる2004-05シーズンの全休を経て迎えた待望のシーズンです! サドルドームでの復帰初戦は2005年10月13日、ダラス・スターズとの延長戦負けでした。
しかし1勝1敗1分けの調整期間を経て、チームは怒涛のホーム8連勝を叩き出します ⚡
11月と12月にいくつか敗戦を挟んだものの、年末に向けて再び6連勝と波に乗ります。2月1日のコロンバス・ブルージャケッツ戦でシュートアウト負けを喫してからも失速せず、サドルドームでのレギュラーシーズン残りを11勝3敗1分けという見事な成績で駆け抜けました!
| 項目 | レギュラーシーズン成績 |
| 通算成績 | 46勝 25敗 11分け |
| 獲得ポイント | 103ポイント |
| ディビジョン順位 | ノースウェスト・ディビジョン 1位 🏆 |
レギュラーシーズンでの成功を収め、再びスタンレーカップ・ファイナルへ進むことを目指したフレームスでしたが、またしても1回戦で敗退してしまいます。今回はアナハイム・ダックスに7試合で敗れ、イリヤ・ブリズガロフが22セーブの完封を記録し、サドルドームで行われた第7戦をダックスが3-0で勝利するのを支えました 😢
イリヤ・ブリズガロフ(Ilya Bryzgalov)
人物・経歴の概要
- 生年月日:1980年6月22日
- 出身地:ロシア・トリアッチ
- ポジション:ゴールテンダー(キャッチング:左)
プロ選手キャリアと実績
2000年のNHLドラフト2巡目(全体44位)でアナハイム・マイティダックス(現アナハイム・ダックス)から指名を受け、北米へ渡った。キャリアを通してダックス、フェニックス・コヨーテズ、フィラデルフィア・フライヤーズなど5チームでプレーし、通算465試合に出場(221勝)した。
2006年プレーオフでの活躍
2005–06シーズンのプレーオフ1回戦(カルガリー・フレームス戦)において、ダックスの主戦キーパーであったジャン=セバスチャン・ジゲールに代わり先発に抜擢された。
第7戦の決戦では22セーブを記録してフレームス打線を完封(3-0で勝利)し、チームのカンファレンス準決勝進出に決定的な貢献を果たした。翌2006–07シーズン、アナハイム・ダックスの一員としてスタンレーカップ優勝を経験した。
特徴と人物像
巨体を生かした高いセービング技術に加え、独特でユーモアあふれる言動(「宇宙の大きさに比べればアイスホッケーの悩みなんて小さい」といった哲学的なコメントなど)でも知られ、メディアやファンから個性的で愛される存在として親しまれた。
1位 🏆 1988-89シーズン(32勝4敗4分け――68ポイント)
素晴らしいことに、スタンレーカップを制したフレームスの1988-89シーズンは、サドルドーム史上最高のホームシーズンでもあります 🥇
ホーム開幕戦のニューヨーク・アイランダーズ戦こそ引き分けたものの、そこからチームは破竹の快進撃を続けます。12月29日に将来スタンレーカップ・ファイナルで対戦することになるモントリオール・カナディアンズに敗れるまで、ホーム無敗を維持! シーズン出だしを14勝1敗4分けというほぼ完璧な内容でスタートさせました。
驚くべきことに最初の敗戦の直後もウィニペグ・ジェッツと引き分け、2月18日にボストン・ブルーインズがカルガリーを訪れるまでホームで敗れることはありませんでした。4日後にトロント・メープルリーフスが4-3の延長戦勝利を挙げ、3月2日にはカナディアンズが再び敵地で勝利を収めました。
カルガリーは1989年に入ってからも18勝3敗という成績で終え、最終的に54勝17敗9分け(117ポイント)という凄まじい成績で締めくくりました!チーム史上2度目となるプレジデンツ・トロフィーを手にしたのです 🏆
スタンレーカップへの道のりでも、プレーオフのサドルドームで9勝3敗(うちスタンレーカップ・ファイナルで2勝1敗)を記録しました。1回戦ではバンクーバーに第1戦を延長戦で落としたものの、そこから巻き返して第7戦を延長戦で制して前進! 続く2回戦でもキングスとの初戦を延長戦で勝利しました。
モントリオールでスタンレーカップを制することになるものの、そのシーズンのチームはサドルドームで自らのアイデンティティを築き上げました。フレームスがフランチャイズ史上最高のホームシーズンを作り上げたのは、まさにこの場所だったのです!
【讃岐猫🐱の深堀りコラム】「サドルドームの要塞化」が生んだ絶対王者:1988-89シーズン、カルガリー・フレームス最強の真実
1988-89シーズンのカルガリー・フレームスが見せた圧巻の破竹の勢いは、主力選手の個人の力に頼ったものではなく、フロント陣の周到な戦略と戦術的整備が生み出した必然の結末であった。その圧倒的な強さの核として「圧倒的な選手層の厚さ」と「強固な守備システムへの意識改革」という2つの要因が大きく挙げられる。
フロントは同年の開幕前にトレードを敢行し、主力フォワードを放出して、守備への意識が高いダグ・ギルモアらを獲得した。ヘッドコーチのテリー・クリスプが唱えた守備重視の戦術体系は即座にチームへ浸透し、守護神マイク・バーノンらの卓越したキーピングも相まって、失点数はリーグ全体で2位となる226点にまで激減した。
攻守のバランスが極めて高度に結実した結果、レギュラーシーズンでのペナルティキル率は82.9%に達し、リーグトップクラスの堅守を誇るチームへと変貌を遂げたのである。
さらに、当時のチームはジョー・マレンやジョー・ニューエンダイクといった、シーズン50ゴール超えを達成した一流のスナイパーを擁していただけでなく、アル・マキニスをはじめとする重厚なDF陣、さらには下位ラインに位置するフォワード勢に至るまで、全ラインがゲームを支配できる圧倒的な深みを持ち合わせていた。
フィジカルで相手を圧倒するスタイルから高い技術を活かしたアタックまで、相手の戦術に応じて自在に戦い方を変えられる万能性こそが、開幕直後の14勝1敗4分けというロケットスタートおよびホーム無敗記録の原動力となった。
サドルドームに足を踏み入れる敵チームに対して、絶望感を与える心理的・戦術的要塞化を完成させたことこそが、歴史的シーズンの舞台裏における真の勝因であったと捉えられている。
出典
- Wikipedia, “1988–89 Calgary Flames season”, https://en.wikipedia.org/wiki/1988%E2%80%9389_Calgary_Flames_season
- The Win Column, “Looking Back: Calgary Flames’ Lone Cup 36 Years Ago, Today”, 2025年5月25日, https://thewincolumn.ca/2025/05/25/a-look-back-at-the-1989-cup-champs-36-years-ago-today/
- Last Word on Sports, “Franchise Best: Calgary Flames 1988-89 Season”, 2018年7月20日, https://lastwordonsports.com/hockey/2018/07/20/calgary-flames-1988-89/
サドルドーム史上1位(最高のホームシーズン)として紹介されている1988-89シーズンの優勝決定シーンです。モントリオール・フォーラムで敵地優勝を果たした歴史的瞬間!
2026-27シーズン、カルガリー・フレームスが直面する3つの疑問 ⭐
参照記事:The Win Column「Three questions facing the Calgary Flames in 2026-27」
カルガリー・フレームスはいよいよ今月、全84試合に及ぶ新しいホッケーシーズンを正式に迎えます 🏒 新しいシーズンが近づくたびに、ファンは自分たちのチームがどんな結果を残すのか、どんな期待が持てるのかを推測し、予想するのが好きですよね。
しかし、フレームスファンにとって、今シーズンは非常に予測しやすいものになるでしょう。簡単に言えば、再建を続けるフレームスはまたしても厳しいシーズンになりそうです 😅
とはいえ、新シーズンを迎えるにあたり、チームにはいくつかの疑問が残されています。そこで、2026-27シーズンが近づくなか、フレームスファンがチームについて自問するかもしれない「3つの疑問」を挙げてみましょう。
1. 🛡️ フレームスの守備陣で、誰がステップアップするのか?
フレームスはこの夏、守備陣にかなり大きな補強を行いました。ニュージャージー・デビルズから、元ドラフト全体2位指名のサイモン・ネメックを獲得したのです 👏 ネメックがチームで重要な役割を担うことは間違いありません。期待されるのは、彼が新たな機会を最大限に生かすことです。
一方、ファンはザイン・パレクがどのように成長するのか、今シーズンどれほどの進歩を見せるのかにも引き続き期待を寄せています 🌟
- ネメック & パレク: パワープレーの司令塔を務める可能性が非常に高く、長い出場時間を任されることになるでしょう。
- 若手成長株(ハンター・ブズテウィッツ & ヤン・クズネツォフ): こうした若い選手たちがどのように成長していくのかを見ることも重要になります。
いずれにせよ、フレームスの守備陣は若いとはいえ、間違いなく多くの才能を備えています ✨ だからこそ、その才能を最大限に生かすために「誰がステップアップするのか」という疑問が生じることになります。
【讃岐猫🐱の深堀りコラム】誰がフレームスの次代を担うのか――ネメック、パレク、そして控える若手の現在地
カルガリー・フレームスの2026-27シーズンを考えるうえで、守備陣の成長は単なる若手育成の話ではない。チームは2025-26シーズンにラスムス・アンダーソンとマッケンジー・ウィーガーを放出し、今夏にはニュージャージー・デビルズからサイモン・ネメックを獲得した。
経験豊富な主力を失った守備陣で、誰が次の中核へと成長するのか。現地メディアの見方を追うと、ネメックとザイン・パレクが先頭に立ち、ハンター・ブズテウィッツとヤン・クズネツォフがその後を追う構図が見えてくるのである。
🛡 ネメックは「期待の若手」から本格的な主力へ
まず、最も大きなステップアップを期待されているのは、サイモン・ネメックである。NHL.comは8月4日付の2026-27シーズン展望で、ネメックをフレームスのブレイクアウト候補として取り上げ、今季のポイント予想を40とした。
これは将来性への評価ではなく、すでにNHLで一定の実績を積んだ22歳のディフェンスマンが、役割の拡大によって攻撃面でも伸びる可能性を見込んだ数字である。
2025-26シーズン、ネメックはデビルズで68試合に出場し、11ゴール・15アシストの26ポイントを記録した。さらに、22歳以下のディフェンスマンとして10ゴール以上、100ブロック以上を記録した選手の一人でもある。攻撃力だけでなく、守備面でも一定の仕事をこなしていることが分かる。
注目すべきは、カルガリーでの契約と役割である。ネメックは7月6日、5年総額3,625万ドル、年平均725万ドルの契約を結んだ。NHL.comによれば、ニュージャージーではルーク・ヒューズとダグラス・ハミルトンの後ろでプレーする立場だったが、カルガリーではより大きな攻撃機会が期待されている。昨季19分40秒だった平均出場時間も、今季は増える見通しである。
ここで重要なのは、ネメックの評価が、「ドラフト全体2位だったから」という過去の肩書だけに依存していない点である。NHL.comのポイント予想では、ネメックは40ポイント、パレクは35ポイントとされている。両者の差は5ポイントにすぎないが、ネメックはすでにNHLで68試合を経験しており、今季はその経験をより大きな役割へ転換する段階にある。フレームスが最初に求めるステップアップは、ネメックが「有望な若手」から「守備陣の中心」へ移行することである。
⚡ パレクは攻撃力でネメックに迫れるか
一方、ザイン・パレクにはネメックとは異なる期待が集まっている。NHL.comの予想では35ポイントとされ、ネメックに次ぐフレームスのディフェンスマンとして評価されている。特にパレクは、2025-26シーズンに37試合で9ポイントを記録し、そのうち6ポイントがパワープレーでのものだった。試合数が限られていたとはいえ、攻撃面での可能性を示す数字である。
NHL.comは、パレクが今季フルタイムの役割を担うと予想している。ただし、出場時間を与えられることと、それを確実に維持することは別問題である。パレクは20歳であり、攻撃力に期待が寄せられる一方、両エンドで効果的にプレーできることを証明しなければならない。
さらに興味深いのは、パワープレーでの起用である。8月27日付のFlamesNationの記事では、ネメックとパレクがともに攻撃型のパックムーバーであり、パワープレーでパックに触れる機会が両者の成長に重要だと分析されている。つまり、二人は単に同じ守備陣に所属する若手ではなく、フレームスの攻撃を後方から組み立てる役割を競う存在でもある。
ここで注意したいのは、「ネメックとパレクがともにパワープレーの司令塔になる」という見通しが、そのまま二人の同等の出場時間を意味するわけではない点である。NHL.comはネメックの平均出場時間が増えると見ている一方、パレクについては出場時間を勝ち取り、両エンドでの有効性を示す必要があるとしている。したがって、現時点の評価ではネメックが先行し、パレクが攻撃面で追い上げる構図と見るのが妥当である。
🔎 ブズテウィッツとクズネツォフはどこまで迫れるか
では、ハンター・ブズテウィッツとヤン・クズネツォフはどうか。ここでは、ネメックやパレクとは異なる見方が必要である。現地メディアの2026-27シーズン開幕予想では、二人とも守備陣の候補として名前が挙がるが、現時点でネメックやパレクと同程度のブレイクアウト予想やポイント予測が示されているわけではない。
9月2日付のFlamesNationの開幕ライン予想では、ネメックとパレクを含む守備陣の組み合わせが検討されている。そこでは、ブズテウィッツが開幕ロスターに入るかどうかが、若手の成長だけでなく、守備陣の枠をめぐる競争にも関係している。
特にブズテウィッツについては、今季のステップアップが「NHLでどれだけポイントを挙げるか」だけでは測れない。開幕ロスターに残り、出場機会を確保し、ネメックやパレクと競争できる立場を得ること自体が重要な前進となる。9月9日付のFlame for Thoughtも、フレームスの守備陣には複数の選手がロスター枠を争っていると報じている。
クズネツォフについては、さらに慎重な見方が必要である。現地の開幕ライン予想では守備陣の候補に含まれているものの、ネメックやパレクのように攻撃面のブレイクアウト候補として大きく取り上げられているわけではない。したがって、クズネツォフに期待されるステップアップは、攻撃面で一気に数字を伸ばすことよりも、NHLで安定してプレーできる守備力を確立することにあると考えるべきである。
📊 誰が最もステップアップすると予想されているのか
現地メディアの予想を整理すると、最も明確なブレイクアウト候補はネメックである。NHL.comは40ポイントを予想し、より大きな役割と出場時間の増加を見込んでいる。パレクは35ポイントとされ、フルタイムの役割を得ることが期待されている。
一方、ブズテウィッツとクズネツォフは、現時点では具体的なポイント予想よりも、開幕ロスター争いと守備陣の構成における位置づけが重要である。特にブズテウィッツは、ネメックとパレクが守備陣の中心へ進むなかで、どのように出場機会を確保するかが注目点となる。
結論は明確である。2026-27シーズンのフレームスで最も大きなステップアップを期待されているのはネメックであり、最も攻撃面の伸びしろを期待されているのはパレクである。 ブズテウィッツとクズネツォフは、まずNHLでの立場を固めることが重要になる。若い守備陣の才能を最大限に生かすためには、単に有望な選手が揃っているだけでは不十分であり、それぞれが異なる形で役割を確立する必要があるのである。
出典リスト
- NHL.com|Flames season preview: Wolf, healthy Huberdeau can fuel rebound|2026年9月13日 https://www.nhl.com/news/topic/season-previews/calgary-flames-season-preview-2026-27
- NHL.com|Calgary Flames fantasy projections for 2026-27|2026年8月4日 https://www.nhl.com/news/topic/32-in-32/calgary-flames-fantasy-projections-for-2026-27-season-32-in-32
- NHL.com|Fantasy hockey point projections for 2026-27|2026年9月2日 https://www.nhl.com/news/nhl-points-projections-fantasy-hockey-2026-27
- FlamesNation|20 Days, 20 Questions: Is there enough power play time for Simon Nemec and Zayne Parekh?|2026年8月27日 https://flamesnation.ca/news/flames-simon-nemec-zayne-parekh-power-play-roles
- FlamesNation|A look at the Calgary Flames’ projected line combinations|2026年9月2日 https://flamesnation.ca/news/calgary-flames-2026-27-projected-opening-night-lineup
- Flame for Thought|Three Roster Spot Battles to Watch at Calgary Flames Training Camp|2026年9月9日 https://flameforthought.com/three-roster-spot-battles-to-watch-at-calgary-flames-training-camp-01m1ezv83dp9/3
2. 🥅 ダスティン・ウルフは、自らのパフォーマンスにどう向き合うのか?
ダスティン・ウルフは昨シーズン、ゴールを守る選手として最高のシーズンを送ったわけではありませんでした。25歳のウルフは57試合に出場し、セーブ率.899を記録しています 📊
| ダスティン・ウルフ選手 昨季データ | 成績 |
| 出場試合数 | 57試合 |
| セーブ率 | .899 |
もちろん、その主な理由の1つはチームとしてのフレームスが弱かったことです。そして守備と攻撃の両面で、ウルフが十分な援護を受けられなかったこともあります。今シーズンも同じような状況が起こる可能性は非常に高いため、必ず訪れるであろう厳しい夜を、フレームスとウルフ自身がどのように乗り越えていくのかは興味深いところです。
ウルフは、このチームのゴールを守る将来の存在である。昨シーズンの数字は、彼の実力を正当に表していない。彼は素晴らしいゴールテンダーだ。フレームスが彼の前に強いチームを築き上げたとき、ウルフがどのような選手になるのか、想像することしかできない。それまでの間は、険しい道のりになるだろう。
チームの未来を担うキープレイヤーとして挙げられている、若手GKダスティン・ウルフの素晴らしいセーブシーンです。厳しいチーム状況下でも、彼が「素晴らしいゴールテンダー(将来の守護神)」であることに変わりはありません。
3. 🎯 フレームスは、ついにドラフトロッタリーの幸運を手にする年になるのか?
これは来年のかなり先の話になります。しかし、チームに対する期待と予想を考えると、フレームスが来シーズンもNHLの下位に沈むチームとなる可能性は非常に高いです。ラインナップを見ると、得点力不足に加え、経験の浅い守備陣が存在し、その結果多くの厳しく一方的な試合を経験することになるでしょう。
そのため、苦しみが報われ、2026年NHLドラフトでトップ3~5位の指名権を獲得できることを、ファンは願っています 🤞 来年のドラフトは、フォワードの有望株という点で期待できそうです。フレームスは今も、フランチャイズの顔となるフォワード、できればナンバーワン・センターを探しています。
フレームスは2026年ドラフトで全体6位指名となりました。素晴らしいディフェンスマン、カーソン・ケアレスを指名したものの、チームの再建はエリート級の才能をドラフトで獲得できるかどうかにかかっています。したがって、チームがエリート選手を指名できる立場に本当に立つためには、より上位のドラフト指名権が必要になります。
そうでなければ、この再建を乗り越え、真のコンテンダーを築き上げることは難しい課題になるでしょう。
【讃岐猫🐱の深堀りコラム】再建のジレンマを打ち破る「真の1番センター」指名戦略:2027年ドラフトでフレームスが狙うべき特級人材の全貌
カルガリー・フレームスが過渡期を脱し、真のコンテンダー(優勝狙いの強豪)へと脱皮するためには、絶対的なナンバーワン・センター(1C)の獲得が不可欠である。
2026年ドラフトで全体6位指名権を行使し、期待の大型ディフェンスマンであるカーソン・ケアレスを確保したものの、得点力不足に悩むFW陣の根幹を埋めるピースは未だ不在のままである。
今季(2026-2027シーズン)も苦戦が予想され、2027年NHLドラフトでの上位指名権(トップ3〜5位)獲得に大きな期待が集まる中、北米のスカウトやホッケーメディアはフレームスが誰を指名すべきか熱い議論を交わしている。
現在、2027年ドラフト級の大型FWとして最も注目されているのが、アレクシス・ジョセフ(Alexis Joseph)である。6フィート4インチ(約193cm)、205ポンド(約93kg)という圧倒的な体格を誇る大型センターで、力強いフィジカルと卓越したホッケーIQ、そしてプレッシャー下でのゲームメイク能力を兼ね備えている。
国際大会のリンクでもすでに規格外の存在感を示しており、かつてのライアン・ゲツラフやアンゼ・コピターを彷彿とさせるような「相手守備陣を破壊してチャンスを創出する1C」として、全米・全カナダのスカウトから絶賛を浴びている。フランチャイズの顔となり得る圧倒的なパワーセンターを長年探し続けているフレームスにとって、まさに最大のターゲットと言える。
一方で、チームの指名順位やスカウティングの方向性によっては、超特級のウィングやロシアの天才アタッカーも候補に挙がっている。全米スカウトがNo.1候補として推す超大物DFランドン・デュポン(Landon DuPont)に次ぐ攻撃的フォワードとして、ナザール・プリヴァロフ(Nazar Privalov)やカーター・マイヤー(Carter Meyer)といった、才能豊かな実力派がドラフト上位候補として挙げられている。
特にプリヴァロフのような圧倒的な個の打開力を持つアタッカーは、再建期にあるチームのオフェンス構造を根底から変容させる力を持っている。
フレームスのフロント陣は、サイモン・ネメックやザイン・パレク、ハンター・ブズテウィッツといった才能あふれる若手DF陣を揃えつつあり、守備陣の基盤着手は着実に進んでいる。しかし、ダスティン・ウルフの能力を最大限に引き出し、チームとして真の勝利を掴み取るためには、相手の脅威となるエリートセンターの指名が欠かせない。
2027年ドラフトでジョセフのようなトッププロスペクトを獲得できるかどうかが、カルガリーの「暗黒期」の長さを決定づける最大の分岐点となるだろう。
出典:
- Daily Faceoff, “2027 NHL Draft: 20 players you need to know” (https://www.dailyfaceoff.com/news/2027-nhl-draft-20-players-you-need-to-know-landon-dupont-alexis-joseph)
- NHL.com, “Joseph growing into top prospect for 2027 NHL Draft”, August 5, 2026 (https://www.nhl.com/news/topic/nhl-draft/alexis-joseph-growing-into-top-prospect-for-2027-nhl-draft)
- The Hockey News, “2027 NHL Mock Draft: Early Projections Of The Top 16 Lottery Picks”, August 7, 2026 (https://thehockeynews.com/nhl/chicago-blackhawks/latest-news/2027-nhl-mock-draft-early-projections-of-the-top-16-lottery-picks)

今回は、カルガリー・フレームスの過去・現在・未来を検証した訳だが、結構最近起きた「過去の出来事」が華々しかっただけに、今の不振ぶりが際立ってるにゃ。連勝に次ぐ連勝は、昨シーズンのセイバーズのような感じかも。それほどマークされていないチームが、あれよあれよという間に勝っていく、それって爽快なんだよね。ディフェンスラインに活きの良い若手が多いんで、そこから積み上げていった方が安定するんじゃないかな。
まとめ
サドルドームでの輝かしい歴代最多勝シーズンを振り返ると、胸が熱くなりますね!🔥
現在のフレームスは若手守備陣の育成やドラフト上位指名を目指す再建の渦中にあり、厳しい戦いが予想されます 🏒
しかし、サドルドーム最後のシーズンを全力で応援しながら、チームが再び強豪として復活する未来を期待して見守っていきましょう!🙌

ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね!

