アイスホッケー、好調なスタートを切ったブラックホークス!

NHLチーム紹介

はじめに 

 10月23日(日曜日)、好調シアトル・クラーケンの相手はシカゴ・ブラックホークス。「昨シーズン、大きく負け越してたし、今シーズン開始前の評判もそんなに高くなかったな。この試合もクラーケンのいただきでしょ」とタカをくくっていました。 

 試合の途中経過を見ていても、「勝ってる勝ってる、楽勝楽勝」とご満悦。しばらくして結果を見たら…、ガビーン、5-4の逆転負け。 

 カンファレンスやディヴィジョンの順位を見ても、シカゴは上位にランキング。「あれ?強いじゃん」と認識を改めました。同時に、シーズン前の予想ってのは、日本だろうが北米だろうが、あんまりアテにならないってのも再確認しました。 

 NHL.TVではシカゴの負け試合しか見ていなかったので、てっきり昨シーズンと同じと早合点した自分を反省。じっくり勝ち試合のビデオも見ます…。 

讃岐猫
讃岐猫

優勝候補だったコロラドやタンパベイも軒並み不調だからにゃ。

何が起きるか分からん!

引用元:NHL.com「Blackhawks off to good start under Richardson」。 

期待は高くなかったのに…。 

 今シーズンに入っても、シカゴ・ブラックホークスへの期待はあまり高くありませんでした。 

 しかし、これまでのところ5試合を通して、シカゴはルーク・リチャードソン新監督(53歳)の下で結果を出しており、日曜日、ユナイテッド・センターでのシアトル・クラーケン戦では5-4の逆転勝利を収めました。 

 2-0でリードされていたブラックホークスが3試合連続で逆転勝利したのは、チーム史上初の快挙でした。 

 「いいですよね。今、このチームの雰囲気が少し違ってきてるんだ」とブラックホークスのフォワード、パトリック・ケイン(右ウィング、33歳)は土曜日に語ってくれました。 

 「ルークはキャンプを通して素晴らしい仕事をしてきて、多くの選手に共通理解を持つよう導き、プレーする準備を整えてくれて、シンプルにプレーもできるようになった。だから、今、新鮮な空気を吸い込んできたような気分さ。 

 数字を見ても、昨シーズン、13試合やって2勝目を挙げただろ?だから、今回のようなスタートダッシュができると、その後のシーズンを展開していく上で、失敗する可能性も低くなるんだ」。 

昨シーズンの反省 

 実際、ブラックホークスの3勝2敗のスタートは、コロンバス・ブルージャケッツとのトレードでディフェンスのセス・ジョーンズ(副キャプテン、28歳)、ベガス・ゴールデンナイツからゴールテンダーのマーク=アンドレ・フルーリー(37歳)、 

 タンパベイ・ライトニングからフォワードのタイラー・ジョンソン(センター、32歳)を獲得するなど、スタンレーカップへの再挑戦を期待して、オフシーズンに大きな動きを見せた昨シーズンとは大きく異なっています。 

 しかし、そのシーズンを1勝9敗2分けで開始後、ブラックホークスは昨年11月6日にジェレミー・コリトン監督(37歳)を解任しました。その後、フルーリーは3月21日にミネソタ・ワイルドにトレードされ、シカゴはNHL27位の28勝42敗12分けで終えました。 

 この流れを受けて、ブラックホークスは今夏再建段階に入り、7月7日、昨シーズン41得点を挙げたFWアレックス・デブリンカット(右ウィング、24歳)をオタワ・セネターズに、同日に2019年NHLドラフト3位で指名されたFWカービー・ダック(センター、21歳)をモントリオール・カナディアンズにそれぞれトレードに出しました。 

 その結果、ブラックホークスは今シーズンも苦戦するだろうという見方が支配的でした。 

讃岐猫
讃岐猫

デブリンキャットのトレードは、大きな話題を呼んだからにゃ。 

スター選手より、チームの統一感を優先したんだにゃ。

良好なロッカールームの雰囲気 

 しかし、日曜日のクラーケン戦の勝利後、シカゴのロッカールームの雰囲気について、ジョンソンはケインの意見に同調しました。 

 「今年はとても楽しいんだ」と彼は言いました。「みんな笑顔を絶やさないんだ。そして毎日リンクに来て競技し、仕事をしたいと思っているよ」。 

 ジョンソンはその大きな理由として、6月27日に監督に就任したリチャードソンの存在を挙げました。 

 「一番はシステムだと思うよ。チームの誰もが正しいプレーをしていると認識してるし、彼が僕達にやってほしいと考えているスタイルでプレーできているんじゃないかな」と述べました。 

 「氷上で全員が同じように考え、同じことをしていれば、そこにチームができるはずさ。これは大変なことだよ。もちろん、氷の外でも同じさ。(戦術に関する)ビデオを見ているだけでも、すでに楽しくて、チームとしてまとまりつつあるのが分かるんだ。 

 ごく短い時間にもかかわらず、それに新しい顔ぶれも多いんだけど、すでにかなりまとまったチームになっていると感じているよ。そして、これからも(そういう時間を)積み重ねていくつもりだよ」。 

 これは、過去3試合で結果を出しているにもかかわらず、今シーズン序盤に直面したチームの不足部分を無くしていくことを意味します。 

讃岐猫
讃岐猫

まだまだチームの連携を強めていく、という意味だにゃ。

監督の談話 

 「選手達は氷の上で何をすべきか理解しているね」とリチャードソンは土曜日に語りました。「ニュートラルゾーン(アイスホッケーのリンクで、二本のブルーラインによって分けられたゾーンの中央の氷域)で、いろんな種類の戦術を選び使ってきたが、シーズン初めから現在までもうすでに上達していて、チームは自然に動けるようになっている。 

 そして、他の各チームが私たちを事前スカウトし始めると、彼らも実際に我々の戦術を目にするわけだから、私たちはそれに適応する必要があります。でも、最初に話したような(戦術理解の)ベースがあれば、調整は簡単だと思うよ。 

 良いスタートだが、まだまだ先は長いんだ」。 

まとめ 

 単に新戦力を加えるだけでは、チーム強化にならないことを示した好例ですね。監督の談話にあるように、これから対戦する相手チームに研究されてくるので、油断禁物ですが、チームとしての意思統一に相当な自信を持っている上に、相手チームへの対処も考えているようです。 

 次回の対戦は10月25日(火曜日)、現地時間で午後8時半(日本時間10月26日〈水〉・午前10時半)、シカゴはフロリダ・パンサーズをホーム(ユナイテッド・センター)で迎え討ちます。 

 フロリダはアトランティック・ディヴィジョン2位、イースタン・カンファレンスでも3位につけています。勝ち負けも気になるところですが、新生シカゴがどこまで食らいついていけるか。 

 特に、ニュートラルゾーンでシカゴのチーム全体がどういう動きをするのか、フロリダがどこまでスカウティングしているのか、試合内容にも大いに興味をそそられます。

讃岐猫
讃岐猫

チームの強化方針に、選手がピタッとハマった訳だにゃ。 

こういうチームのプレーは見ていて気持ちがいい! 

ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね! 

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