NHLメイプルリーフスのマシューズ、ブルージェイズ戦で始球式! 

現役スター選手紹介

はじめに

 日本プロ野球ペナントレースも、セ・リーグの優勝が決まり、パ・リーグもそろそろ決まりそうな雰囲気。まあ、今年も某関西の贔屓チームは相変わらずですが、開幕直後のあの体たらくからよく持ち直したと思います。

 終わるリーグもあれば、始まるリーグもあります。米国四大プロスポーツ・リーグの一つに数えられるNHLは、あと10日程で開幕します。10月11日の北米開幕に先立ち、10月7、8日にプラハでプレデターズとシャークスが2試合を実施します。

 それまでの間、各チームはプレシーズン・マッチをこなしながら、トレーニング・キャンプで体を仕上げていきます。その合間に、選手達は様々な活動もしているのです。今回はトロント・メイプルリーフスのスター選手オーストン・マシューズの話題です。

 日本では大谷と同じくらい有名になった、ヤンキースのアーロン・ジャッジも出てきますよ!

讃岐猫
讃岐猫

日本でも、違うプロスポーツ・チーム同士の

交流はよくあるにゃ。

引用元:NHL.com「Matthews throws first pitch at Blue Jays game」。 

実は野球小僧だったんだ…

 オーストン・マシューズは27日(火曜日)、トロント・ブルージェイズvs.ニューヨーク・ヤンキース戦で始球式を行ないました。 

 先週水曜日の朝、メープルリーフスのフォワードは練習後に語りました、「事前に(肩を)ウォーム・アップ(練習)しなければならなかったのは間違いないよ(別な記事では、最初、投げる時の自分の利き腕はどちらか分からなかったらしい)。 

 少し投げてみたんだけど、チームメイト(ミッチェル・マーナーとマイケル・バンディング)から「ちょっと興奮させてくれよ」と言われたね」。 

  アリゾナ州で育ったマシューズは、リトルリーグと1年間のトラベル・リーグ(少し遠い地域への遠征も含む、競技レベルのリーグ)でプレーしましたが、その際、ホッケーはしばしば邪魔になったと言いました。 

父親との絆

 彼の父親ブライアンは元ピッチャーで、ロサンゼルスのロヨラ・メリーマウント大学(カリフォルニア州ロスアンゼルス)で野球をしていました。 

 マシューズは言いました、「僕はピッチャーとして成長したわけじゃない、かなり荒れ球を投げてたからね(主にキャッチャーをやっていたとのこと)。いつもは釣りをしていたよ。少しくらいはピッチングもしたけど、あまり良くなかったかな。 

 もう少し大人になるまでプレーしていれば、まともに投げられたんじゃないかと思うよ。僕は野球好きだからね、何事でも成長するのは楽しかったし。父が(野球で)遊んでくれたので、(野球のおかげで)僕たちはいつも親子の絆で結ばれていたんだよ」。 

讃岐猫
讃岐猫

ええ話やニャア…。

やっぱりピッチャーは「ピッチャーの場所」で…。

 フィールドに出れば、すべてのカメラの回ってることはわかっていましたが、マシューズはホームベースにより近い位置から投げることで、楽にボールを投げようとはしませんでした。 

 マシューズは言う、「正式なピッチャー・プレートから投げなければならないと思うけど、それは少し難しい。 

 僕は以前そこから投げたことがあり、ピッチャーやってる人達がどれだけ高いレベルにいるかが分かると、間違いなく自分の頭の中が少し混乱してしまったくらいさ。でも、正しいやり方は確実にプレートから投げることさ」 。 

チームメイトの反応

 チームの副キャプテンであるミッチェル・マーナーは、2017年6月13日のブルージェイズ主催ゲームで始球式を行い、マシューズにかなり高く目標を設定させる要因となりました。 

 マーナーはピッチャー・プレートから投球し、その球はホームベースをわずかに外れていましたが、ワンバウンドすることなくキャッチャーのミットに収まりました。マーナーは、マシューズの投球能力についてあまり心配していないと言いました。 

 マーナーは言いました、「マシューズは野球選手として育ち、野球での投げ方を知っている。我われは彼と冗談を言い合って、今夜、彼が何を投げようとしているのか、そして彼が捕手を慌てさせるつもりなのかを聞いたりしていたんだ。 

 彼はきっと上手く投げるだろう。球場の芝にボールを叩きつけたりしたら面白いだろうね…それはかなり面白いかもしれないが、彼はアメリカ人で、ずっとアリゾナに住んでいた。彼は野球をたくさんやっていたと思うので、あまり心配する必要はないはずだよ」 。 

讃岐猫
讃岐猫

まーなーは野球をやってたわけじゃなさそう。

身体能力の高さを見せたんだにゃ。

チームメイトへのジョークがキツいぜ!

ジャッジとマシューズ

 2016年のNHLドラフトで1位指名される前、その年、マシューズは(ニューヨーク州)バッファローのセーレン・フィールド(トロント・ブルージェイズ傘下3Aバッファロー・バイソンズの本拠地)で他の(野球の)有望株と一緒に打撃練習をしたが、ホームランを打つことはできませんでした。 

 ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ(30歳、右翼手)によって、1961年、ロジャー・マリスが樹立した1シーズン61本のホームラン記録更新されそうな状況を見ていると、信じられないほどだ、とマシューズは言いました。 

 マシューズは、昨シーズン、メイプルリーフスのシーズン最多得点記録を60とし、リック・ヴェイブの記録54 (1981-82年) を上回った後でもあり、ジャッジのやろうとしていることに共感できたのです。 

 マシューズは語った、「ここ2カ月、この男は毎晩ホームランを打っているように思えるよ。彼は素晴らしい選手だ。 

 スポーツでやるのが一番難しいのは、時速100マイルでやってくる小さな白い野球ボールを打つことだと父はいつも言っていたので、ジャッジがやってきたこと、フランチャイズであるニューヨークの歴史をどこまで塗り替えるのか、それらを見るのはかなりカッコよくてシビレるよね」。 

まとめ

 肝心の始球式なのですが、映像を見ていただきましょう。

 ちょっと軽〜く投げたというか、「え、これ練習だよね」と思っちゃいました^^;。まあ、シーズン開幕前だし、あまり無理をしなかったというのが真相でしょうか。本人は満足そうな笑顔でしたね。

 投げ終わった後、メープルリーフスのチームメイトもグラウンドにいて、ブルージェイズの選手達としばし雑談タイムしてたのが印象的。日本の始球式のように「プログラムを無難にこなしましたよ」っぽいのと違って、やけにルーズな感じがしました。

 MLBも大詰めに近づいています。大谷とジャッジのMVP争いもありますし、NHL同様、目が離せませんね!

讃岐猫
讃岐猫

あまり投げ過ぎて肩を痛めでもしたら、

シュートとかできなくなるもんにゃ。

マシューズ、ぐっと我慢って感じかにゃ。

ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね!

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