2026年NHLドラフト注目若手5選を成績と特徴で徹底解説!

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はじめに

 2026年のNHLドラフトを盛り上げる注目の若手たちが、すでに世界各地のリンクで頭角を現しています。WHLやSHL、USHLといったNHL以外のリーグにも逸材が勢ぞろい!今のうちから将来のスター候補を青田買いしておくのも面白いですよ✨

 ホッケーの未来を先取りしましょう!

参照記事:ClutchPoints1NHL top-prospect Gavin McKenna between Big 10 rivals for NCAA commitment

ついに進学先を決める時が来た!ギャビン・マッケナの選択に注目👀

 2026年NHLドラフトで全体1位指名が予想されている超注目選手、ギャビン・マッケナ。そんな彼が、NCAA進学先の候補を、ビッグ・テン・カンファレンス2に所属する2つの強豪校に絞り込んだようです。それが、ペンシルベニア州立大学3(ペンステート)とミシガン州立大学4(ミシガンステート)です🎓

 週末にはそれぞれのキャンパスを訪問し、実際の環境や雰囲気をじっくり確認したとのこと。これが、今のところ予定されているオンキャンパス訪問はこの2校だけです。つまり、彼の進学先はこの2校のどちらかに決まる可能性が高いということですね✨

圧倒的な実績を持つ17歳のスーパースター🌟

 現在17歳のマッケナは、ジュニアホッケー界ではすでにトップレベルの選手として知られています。2022年からWHL(ウェスタン・ホッケー・リーグ)でプレーしており、これまでにメディスンハット・タイガース5で133試合に出場し、244ポイントという驚異的な成績を残しています。

 さらに、2024年のU18世界選手権ではカナダ代表として得点王(10ゴール・10アシスト)に輝き、WHLプレーオフとメモリアルカップ6では54試合連続ポイントという信じられない記録も達成しています😳

 そのプレーぶりは幅広く称賛され、多くのプロスペクト専門家たちは「ジェネレーショナル(世代を代表する)」と太鼓判を押し、スケート、パス、シュート、競争心、そしてゲーム理解力まで兼ね備えた、完成度の高い“5ツール”のフォワードと評価しています。

ペンステート vs ミシガンステート、どちらを選ぶ?🤔

 ここで、マッケナは重要な決断を迫られています。彼は4校(ミシガン大学7、デンバー大学、ペンステート、ミシガンステート)からキャンパス訪問の招待を受けましたが、最終的にビッグ・テン内のライバルであるペンステートとミシガンステートの2校に絞ったようです。今回マッケナが進学候補に選んだ2校は、どちらも魅力たっぷりです。

 まずミシガンステートはトップ選手にとっておなじみの存在であり、豊富なチャンピオンシップ経験を誇り、優れたコーチ陣やタイトル経験豊富な選手がそろっています。

 特に今季のビッグ・テン年間最優秀選手アイザック・ハワードや、最優秀ゴールテンダーに選ばれたトレイ・オーガスティンといったスター選手がもう1シーズン契約を延長8することに成功しているという点も、大きな魅力✨

 大学の育成プログラムに近い関係者たちは、ミシガンステートがこの争奪戦の中心にいること、そして最近のタイトル獲得の流れをさらに加速させる可能性があることを指摘しています。

 一方で、ペンステートは史上初のフローズン・フォー(NCAAアイスホッケーの準決勝)進出という歴史的快挙を成し遂げ、全国的に勢いを増している新興の強豪校であることを強く印象づけて注目度急上昇中📈

 施設のレベルも高く、有力な支援者からの資金援助や優秀なリクルート(選手勧誘)体制が整っており、「これから伸びていくチーム」に魅力を感じる人にはピッタリの環境です。

 両校とも、マッケナのさらなる成長を支える十分なリソースを有しており、NHLでの活躍に向けたハイレベルな競争環境も整っています。マッケナの選択は、彼を獲得するプログラムにとって転換点となる可能性があり、大学ホッケー界におけるその地位を一気に引き上げるでしょう。

NCAA進学がCHL選手の新たな道になるかも🛤️

 マッケナの決断が注目される理由は、彼個人の進路だけではありません。NCAAホッケーにとって歴史的な転機とも重なるのです。最近のルール変更で、カナダのCHL9(カナディアン・ホッケー・リーグ)の選手がすぐにNCAAでプレーできるようになったんです。

 これまでジュニアから直接プロを目指すのが一般的だったカナダの有望選手たちにとって、自由にNCAA進学という選択肢を検討できる訳です。

 そのため、マッケナの選択は今後のモデルに対する試金石(リトマス試験紙)となりえます。マッケナが大学進学を選べば、将来的に有望な若手選手たちがどの道を目指すかに大きな影響を与え、「CHLからNCAAへ」という新しいルートを開く存在になるかもしれません🚪

夏に発表予定!その決断が未来を変えるかも🏒🔥

 多くの関係者は、マッケナがすでにホッケースキルやゲーム理解においてはNHLレベルに達していると見ていますが、NCAAでの1年間は、彼の規律面、フィジカル面、そしてプレーの安定性をさらに磨く貴重な時間になると考えられています。

 マッケナは、すでにキャンパス訪問を終えており、この夏中に進学先を発表する予定です。彼の選択は、今後何年にもわたって大学ホッケー界の勢力図を左右し、2026年NHLドラフトで全体1位指名が予想される“ジェネレーショナル・タレント”の行き先を決めることにもなりそうです。

 どちらの大学を選ぶにせよ、間違いなくそのプログラムにとっては歴史的な瞬間になることは間違いありません。2026年NHLドラフト全体1位指名が予想される男の選択から、今後も目が離せません👑

讃岐猫
讃岐猫

72番の選手。シュート態勢に入ってからが速い感じ。迷いがないというか。

参照記事:FloHockey.tv10Gavin McKenna Leads Way Too Early 2026 NHL Draft Rankings

🔥2026年NHLドラフトはマッケナ中心に動く?注目の若手5人!

 2025年のNHLドラフトが終わったばかりですが、ホッケーファンの視線はもうすでに次のステージである2026年に向いています📅
中でも多くの人がこの年を待ちわびていた理由はただ一つ——今注目の超逸材、ギャビン・マッケナの存在です。

 「ジェネレーショナル(世代を代表する)選手」なんて言葉は簡単には使うべきではありませんが、それでもマッケナは明らかに2026年ドラフトのトッププロスペクトであり、将来のスター候補。すでにドラフト全体1位は確実視されていて、NHLドラフトロッタリーで彼を指名できる順位になったとしても、多くのチームはそれほど悲観しないでしょう😲

他にも注目選手が多数

 マッケナが確実な全体1位指名候補である一方で、上位には他にもワクワクする才能が並んでいます。


 たとえば、スウェーデンのイヴァール・ステンバーグ。彼は今年、所属チーム・フレールンダ11のSHLプレーオフ進出で輝きを見せました。さらに、キートン・ファーホフは大型ディフェンスマンで、ドラフトイヤーにはノースダコタ大学でプレー予定。

 OHLのビッグフォワード、ライアン・ルーブルークとイーサン・ベルチェッツも、昨今のドラフトで見られた「サイズ重視」の傾向から見て、上位指名の可能性が高いです。

🥇1位:ギャビン・マッケナ(LW/メディスンハット・タイガース)

 マッケナのスタッツはもはやバグレベル。レギュラーシーズン・プレーオフ・メモリアルカップ合わせて76試合で173ポイント。中でもレギュラーシーズンの129ポイントは、過去35年間のWHLのU18選手の中で3位という記録です(トップはシカゴ・ブラックホークスのコナー・ベダードで、143)。さらに54試合連続ポイントって、もはやアニメの主人公かと思うレベル📈

 でも彼のすごさは、数字だけじゃないんです。


 マッケナが全体1位にふさわしいとされる理由は、圧倒的な試合展開のスピード処理能力、華麗なハンドスキル、視野の広さ、細かなパックコントロール……まるで魔法のようなプレーを連発します。しかもただのゴールゲッターではなく、自分で作って決めるタイプのプレーメイカー。パスもシュートも両方で脅威となる万能型のウイングです。

 さらに彼は「勝者」としての実績も。2024年のU18世界選手権でカナダを優勝に導き、カナダ人選手の歴代最多得点記録を樹立。大舞台でも結果を出せる勝負強さも兼ね備えています。そしてWHL優勝&メモリアルカップ準優勝と、どこへ行っても勝ちに導く力があるのは本物🔥

 しかも今、彼は大学進学を予定しており、ミシガンステートかペンステートを進学先として検討中。大学ホッケー史上、最も注目されているリクルート選手になるかもしれません。

🛡️2位:キートン・ファーホフ(D/ビクトリア・ロイヤルズ → ノースダコタ大学)

 ファーホフは、「こんな高校生いる!?」ってレベルのフィジカルモンスター💪つい数週間前に17歳になったばかりなのに、身長193cm・体重98kgという体格でリンクを支配します。

 しかも、ただ大きいだけじゃないんです。スケーティングの滑らかさはサイズを感じさせず、守備も安定、攻撃でもパックをしっかり動かせる万能型ディフェンスマン。今季のWHLでは同年代ディフェンスマン史上最多の21ゴールを記録するなど、すでに異次元の成績を残しています。

 来季はノースダコタ大学12に進学予定。大学レベルではもっと体の大きな相手と戦うことになりますが、彼の成熟したフィジカルとスキルなら問題なし。むしろ、ここからさらにレベルアップする可能性大🚀

 今の成長曲線をキープすれば、マッケナの次に指名されるのはファーホフかも?と多くの人が予想しています。

18番の選手、周りの選手が子どもに見えるくらいデカい。動きは記事にあるように滑らか。

🇸🇪3位:イヴァール・ステンバーグ(LW/フレールンダ)

 ステンバーグは、スウェーデンからやってきた静かなる爆発男💥フレールンダのジュニアチームでシーズンの大半を過ごしたステンバーグは、NCAA進学も視野に入れていましたが、ジュニアチームでの活躍が認められてトップチームに昇格し、プレーオフではトップ6フォワードとして12試合6ポイントと即結果を出しました。

 ただそれだけではなかったのです。2024年のU18世界選手権では、7試合で8ゴールという得点力を発揮し、スウェーデンの銀メダルに貢献。トーナメントでスウェーデンの“顔”だったと言っても過言ではありません。

 プレースタイルは堅実+スピード+スキルの三拍子揃ったタイプ。フィジカルも十分で、プロ相手にも臆せず挑んでいくタフさがあります。パックを持ったときの視野も広く、プレーを伸ばす力(プレー延長力)13に長けているのも特徴です。今季見せた成長曲線を見る限り、かなり期待できる選手です🇸🇪✨

55番の選手。結構ガシガシ当たりに行く、タフなプレーヤー。相手ディフェンスマンはかなり厄介。

💥4位:ライアン・ルーブルーク(C/ナイアガラ・アイスドッグス14

 大きくて得点力のあるセンターを探しているなら、ルーブルークがピッタリ!今季は64試合で87ポイント(41ゴール)という圧巻の数字を記録。新人時代からなんと36ポイントも伸ばし、目覚ましい成長を遂げました📈

 彼の強みはホッケーセンスと繊細な手元の技術。試合の流れを読む力があり、良いプレーを見つけるのが上手です。ただ、スケーティングにはまだ改善の余地があると言われています。

 とはいえ、身長は193cm、体重は約86kgと十分なフィジカルを持っているため、相手に押し負ける心配はなし!💪

🚂5位:イーサン・ベルチェッツ(LW/ウィンザー・スピットファイアーズ15

 ベルチェッツはまだ17歳ながら、身長196cm、体重102kgの巨漢ストライカー。まるでリンク上の貨物列車のような存在感です🚂✨彼はOHLドラフトで1巡目指名された選手で、ルーキーシーズンの成績はまだ目立つ数字ではないものの、シーズン中に見せたプレーはかなりのもの。


 パワフルなスケーターでスピード感も兼ね備え、中盤を突破してゴールを決める“泥臭い”スタイルも得意。体を張ったプレー、ファイトも辞さないタフさが魅力で🥊、来シーズンの大爆発が期待される若き巨人です🔥

まとめ

 2026年ドラフトは、ギャビン・マッケナの存在がすべてを左右すると言っても過言ではありません。数字、実績、影響力――すべてが規格外。どのチームが彼を手にするのか、そしてどんな進路を選ぶのか、ホッケーファンなら要チェックです!

讃岐猫
讃岐猫

【註釈】 

  1. クラッチポイントは、NBAやNFLなど北米スポーツの速報やハイライトに強い米メディア。視覚的に優れたUIとリアルタイム性が特徴で、アプリ評価も高い一方、通知や広告はやや多め。
    ↩︎
  2. NCAAディビジョンIに所属する主要な大学スポーツカンファレンス。ミシガン大学、ミネソタ大学、オハイオ州立大学など7校が加盟しており、強豪チームが多く、NCAA男子アイスホッケー選手権でも活躍している。
    ↩︎
  3. 男子アイスホッケー部「ニタニーライオンズ」は、ビッグ・テン・カンファレンス所属のチーム。クラブチーム時代に成功を収め、2012年にNCAAディビジョンIプログラムとして再出発。ペグラ・アイスアリーナを本拠地とし、短期間で強豪へと成長し、NCAAトーナメント出場経験もある。
    ↩︎
  4. 男子アイスホッケー部「スパルタンズ」は、NCAAディビジョンIの強豪。1922年創部と長い歴史を持ち、NCAA全米チャンピオンに3回輝く。近年ではビッグ・テン・カンファレンスで連覇を達成するなど、常にトップレベルで活躍。
    ↩︎
  5. カナダ・アルバータ州を本拠地とするジュニアアイスホッケーチーム。1970年創設で、これまでにWHLとメモリアル・カップで2回ずつ優勝。メディスンハットという比較的小規模な都市に本拠地を置いていることもあり、地域コミュニティとの結びつきが非常に強い。
    ↩︎
  6. カナダの主要ジュニアアイスホッケーリーグ(WHL、OHL、QMJHL)の各優勝チームと開催地チームの計4チームが参加し、カナダのメジャー・ジュニアホッケーの最高峰を決める大会。第一次世界大戦で亡くなったカナダのホッケー選手を追悼するために1919年に設立され、毎年開催されている。
    ↩︎
  7. ミシガン大学(本部:アナーバー)とミシガン州立大学(本部:イーストランシング)は、どちらもミシガン州を代表する州立大学だが、異なる特徴を持つ。ミシガン大学は1817年設立の伝統ある「パブリック・アイビー」で、工学、ビジネス、医学などに強みがある。

     一方、ミシガン州立大学は1855年設立のランドグラント大学で、農学、教育学、サプライチェーン・マネジメントなどが得意分野。両校はスポーツにおける長年のライバル関係でも知られている。
    ↩︎
  8. プロ契約ではなく、大学から支給されるアスレチック奨学金が1年間更新されることを指す。これは、選手が引き続きNCAAの資格基準を満たし、チームに所属して学業と競技を継続するための合意。奨学金は通常、学業成績や競技パフォーマンスなどを考慮し、毎年更新される。
    ↩︎
  9. カナダの主要なジュニアアイスホッケーリーグであるWHL、OHL、QMJHLの総称。16歳から20歳の選手を育成し、プロを目指すための主要なステップアップリーグとして機能しており、多くのNHL選手を輩出している。各リーグの優勝チームと開催地チームが戦うメモリアル・カップは、CHLの年間チャンピオンを決める最高峰の大会。

     2025年8月1日からは、プロ契約を結んでいないCHL選手もNCAA Division Iに参加できるようになる。
    ↩︎
  10. FloSportsが運営するホッケー専門のストリーミングサービス。ECHL、OHL、WHL、QMJHLといったジュニア・プロリーグに加え、NCAAディビジョンI男子ホッケーなど、北米の様々なリーグの試合をライブおよびオンデマンドで視聴できる。試合中継だけでなく、ホッケーに関するニュースや専門的な分析コンテンツも提供。
    ↩︎
  11. Frölunda HCは、スウェーデンのヨーテボリを拠点とするプロアイスホッケーチームで、国内トップリーグのSHLに所属。これまでにスウェーデン選手権で5回優勝、チャンピオンズホッケーリーグ (CHL) で4回優勝(史上最多)を誇る。数多くのNHL選手を輩出している育成にも定評のある強豪クラブ。
    ↩︎
  12. 男子アイスホッケー部「ファイティング・ホークス」は、NCAAディビジョンIで最も成功したプログラムの一つ。NCHCに所属し、これまでに8回のNCAA全米選手権優勝を誇る。ラルフ・エンゲルスタッド・アリーナを本拠地とし、ジョナサン・トーズやザック・パリーゼなど、多くのNHLスター選手を輩出している名門チーム。
    ↩︎
  13. パックポゼッションを維持し、攻撃を継続させたり、守備で相手の攻撃を断ち切ったりする能力の総称。具体的には、プレッシャー下でのパックキープ、正確なパス、迅速なリカバリー、ゾーン内での攻撃維持、そして守備でのパック奪取などが含まれる。この力は、ゲームの主導権を握り、勝利に貢献する重要な要素。
    ↩︎
  14. カナダのセントキャサリンズを本拠地とするOHL所属のジュニアアイスホッケーチーム。2007年に移転して現在の名称になり、メリディアン・センターをホームアリーナとする。

     リーグ優勝経験はないものの、アレックス・ピエトランジェロやジェイソン・ロバートソンなど、多くのNHL選手を輩出している育成型のチーム。2022年にはウェイン・グレツキーが一部オーナーに就任した。
    ↩︎
  15. オンタリオ州ウィンザーを本拠地とするOHL所属のジュニアアイスホッケーチーム。1971年に再結成され、これまでにOHLチャンピオンシップを3回、メモリアル・カップを3回(2009年、2010年、2017年)獲得している強豪。テイラー・ホールやワイアット・ジョンストンなど、多くのNHL選手を輩出していることでも知られる。 ↩︎
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