はじめに
2024年12月31日にシカゴのリグリー・フィールドで開催される「Discover NHL Winter Classic」で、シカゴ・ブラックホークスとセントルイス・ブルースが披露するユニフォームが発表されました。両チームとも、伝統と革新を融合させたデザインです。
NHLのコーチ職は、決して安定したものではありません。期待が高まる中で成功を収めたと思った矢先、その成果がすぐに問われる厳しい現実に直面することがしばしばです。ジム・モンゴメリーは、ボストン・ブルーインズの監督としてわずか2年余りの間に、栄光と挫折を味わいました。
トロント・メイプルリーフスがCNBCの初のNHLフランチャイズ評価リストで最も価値のあるチームに選ばれ、40億ドル(約5,800億円)という評価額を記録しました。この評価は、メディア権利契約や安定した収益成長などの要因が影響しています。
今シーズンのウィンター・クラシックは年を越さずに、大晦日開催なんだにゃ。日本でも大晦日にスポーツ・イベントやるの増えてきたけど、「それどころじゃない!」って人はまだまだ多い。それより対戦カードが地味な気もするのだが、そっちの感想を現地の方々に聞きたい…。
引用元:nhl.com(NHL公式サイト)「Winter Classic jerseys for Blackhawks, Blues unveiled」
ブラックホークス:伝統と野球文化の融合
2024年12月31日、シカゴの歴史的な建物リグリー・フィールド1で開催される「Discover NHL Winter Classic2」のために、シカゴ・ブラックホークスとセントルイス・ブルースの両チームのユニフォームが発表されました(NHLの正規ユニフォーム・サプライヤーであるファナティクス3より)。
この試合は大晦日に行われ、両チームのユニフォームはそれぞれの伝統を反映したデザインが特徴です。首元やヘルメットに各都市特有のデザインが施され、裾には「NHL Winter Classic」のロゴが入っているなど、特別なディテールが特徴です。
ブラックホークスのユニフォームは、チームの豊かな歴史に敬意を表しつつ、新しいデザイン要素が加わっています。
首元にはクラシックなレースアップカラーが採用され、初期のホッケーを彷彿とさせるデザインです。ユニフォームの色はヴィンテージ感のあるクリーム色で、オリジナルシックス時代の懐かしい雰囲気を感じさせます。
また、フロント・胸元部のエンブレムにはシカゴ市の旗の星4がデザインされ、背番号にはシカゴの伝統的な野球文化を反映させたピンストライプが施されています。試合がシカゴ・カブスの本拠地で行われることを考慮したデザインです。
ブラックホークスのフォワード、テイラー・ホール(左ウィング、33歳)は「本当に素晴らしいと思うね。何度もウィンター・クラシックに出場しているチームとして、毎回ユニークで異なるデザインを作り出すのは難しいだろうけど、着るのが楽しみだよ」とコメントしています。
ブルース:ヴィンテージデザインと地域の象徴
一方、ブルースのユニフォームは、セントルイスのホッケー文化に敬意を表しています。
ユニフォームの特徴的なデザインは、チーム史上初めて胸元に「ブルーノート5」のロゴを使わず、1966年に制作されたが着用されなかった、ブルーズのプロトタイプユニフォームからインスパイアを受けたフォントスタイルと番号が採用されています。
また、肩には新しいヴィンテージ風のブルーノートがデザインされており、セントルイスの街を象徴するフルール・ド・リス(百合の紋章)6が背中の内側や裾部分に施されています。
ブルースのフォワード、ジョーダン・キロウ(センター、26歳)は「かなりカッコイイと思うよ。デザインが気に入っているし、色合いも素晴らしい。めっちゃクールだよ、大好きさ」と話しています。
毎年、オールド・ファッション的なデザインになるんだけど、ブルースのはそれが過ぎてないか?
ユニフォームの購入先と限定グッズ
これらのユニフォームは、NHLのオンラインショップや各地の店舗(ファナティクスのオンラインサイト、NHLShop.comやNHLShop.ca、NHL Shop NYCの旗艦店、シカゴのブラックホークス・ストアやマッドハウス・チーム・ストア、セントルイスのSTL Authenticsなど)で販売が開始されており、ウィンター・クラシック関連のグッズ(冬用の帽子やアウターウェアなど)も同時に発売されています。
引用元:neilpaine.substack.com(NEIL’S SUBSTACK7)「Jim Montgomery’s Bruins: The Full NHL Coaching Experience in 2+ Seasons」
コーチ業の過酷さとその現実
アイスホッケーのコーチたちは、物事が急速に進んでいくことに慣れています。NHLのヘッドコーチの平均在任期間はわずか2.4シーズンであり、NFLの3.6シーズン、MLBの監督が3.8シーズンであるのに対して、かなり短いという結果が出ています。
NHLのコーチにとっての職業的なリスクには、プレシーズンの期待に応えられないこと、雇ってくれたゼネラルマネージャーと異なるGMの下で働くこと、または単純に3年以上その職に就くこと自体が含まれます。結局、この業界は休まることなく動き続けるのです。
ジム・モンゴメリーのボストン・ブルーインズ監督としての2年余りは、NHLのコーチとしての浮き沈みを短期間で経験したものとして注目されています。
彼は、ブルーインズがコロンバス・ブルージャケッツに5-1で敗れ、シーズン開始から8勝12敗という成績に終わった結果、11月19日・火曜日に解任されました。
モンゴメリーはボストンでの任期中、わずか184試合しか指揮していません。つまり、2.2シーズン分。これは、プロスポーツで最も危険な職業のひとつであるNHLのコーチにおいて、平均的な在任期間を下回っています。
モンゴメリー就任からの成功とその後の急速な失速
ブルーインズがブルース・キャシディ8を解任した後、モンゴメリーはチームに迎えられました。キャシディは6年間ブルーインズを指揮していましたが、その成績はモンゴメリーよりも悪かったのです(とはいえ、2019年にはスタンレー・カップ決勝に進出し、惜しくも敗れましたが)。
キャシディは選手たちに優しいコーチとして見られていませんでしたが、モンゴメリーはその優しさと穏やかなアプローチで新たな風を吹き込む存在と思われていました。
モンゴメリー自身も、ダラス・スターズでの最初のコーチング・キャリアがアルコール依存症9によって台無しになった経験から、ブルーインズに再起のチャンスをもらったことに感謝していました。
モンゴメリーとアルコール依存症については、この記事でも触れています。
このコーチとチームの環境の変化はすぐに成果を上げていきます。キャシディが去ったことにより、経験豊富な選手の多いブルーインズが数年間の再建段階を必要としているとの見方もありましたが、実際には彼らはNHLの歴史に残るような素晴らしいシーズンを送ったのです。
モンゴメリーは、ボストンでの最初のシーズンで驚異的な成果を上げました。ブルーインズは、彼の指導のもとで過去最高の成績を収め、シーズン最多ポイント(135)と最多勝利(65)という記録を打ち立てるのです。
この活躍により、モンゴメリーは2023年のジャック・アダムス賞(NHL最優秀コーチ)を受賞しました。しかし、その後のプレーオフでは、フロリダ・パンサーズに衝撃的な敗北を喫してしまいます(第1ラウンド、3勝4敗で敗退)。
そして、2023-24シーズン、ブルーインズの急速な衰退の兆しが見られたブルーインズは、パトリス・ベルジェロン10とデビッド・クレイチ11の両選手を失ったにも関わらず、アトランティック・ディビジョンで2位に食い込むことに成功し、リーグ全体では9位でフィニッシュしました。
その後のプレーオフでも、トロント・メープルリーフスとの接戦を経て、(今回は最終的にカップを制した)フロリダに敗れました(第2ラウンド、2勝4敗で敗退)。
しかし、2024-25シーズンにはチームのパフォーマンスが悪化し、ボストンの長年の特徴である堅実なディフェンスと安定したゴールテンダーのシステムが完全に崩壊しており、ショックを受けるべき事態になっています。
特にオフェンスはリーグ最下位近辺(31位)であり、シカゴ・ブラックホークスよりも得点力が劣っていては、モンゴメリーの解任が避けられない状況となりました。ブルーインズは今後のシーズンで復活を目指し、ジョー・サッコ12が暫定監督として指揮を執ることになりました。
ジャック・アダムス賞受賞後の解任:NHLのコーチ業のジレンマ
モンゴメリーが解任されるのは妥当だったと言えるでしょう。ブルーインズは今シーズン初め、集中力を欠き、規律がなく、ブルーインズらしくないプレーをしていました。スタンレー・カップを狙ってシーズンに臨んだチームにとって、この状況でシーズンを立て直せるかどうかが問われています。
現時点でプレーオフ進出の確率はコインの裏表のようで、カップ制覇の確率は1%程度です。しかし、別の面で、モンゴメリーが「チームに何をしてくれたか」という視点でみると、ハイレベルなコーチング業界の典型的な象徴でもあるのです。
モンゴメリーは、ボストンでの2年余りの間に112勝し、勝率は68%に達しました。
彼を招聘したGM、ドン・スウィーニーは依然としてブルーインズを率いており、通常はコーチの職業的安定を意味する要素のはずです(スウィーニーは過去に、クロード・ジュリエン13〈2011年にカップ制覇〉やキャシディ〈ブルーインズ監督解任後、ベガスでカップ制覇〉、そしてモンゴメリーという3人の成功したコーチと仕事を指導してきた人です)。
しかし、最優秀コーチに選ばれた直後の解任は、NHLにおける「最近の結果が全て」という厳しい現実を象徴しています。
実際、ジャック・アダムス賞受賞後に短期間で解任されるケースは少なくなく(受賞者の約半数は、受賞後3年以内に解任されるのが一般的なパターン)、モンゴメリーもその例に漏れませんでした(513日前に受賞)。
コーチングの世界ではよくある話ですが、期待値が高くなりすぎると、それに応えられないという感覚が生まれ、最終的には解任に至ってしまうのです。
ただし、モンゴメリーが経験したような急速な失速は、これらのストーリーの中でも特に短期間で起こった例です。
例えば、Daily Faceoff14によると、2012-13シーズンから2021-22シーズンにかけて、ジャック・アダムス賞受賞者の平均的な在任期間は、賞受賞後さらに2.3シーズン続いています。しかしモンゴメリーは、2022-23シーズンを終えてからわずか1.2シーズン後に解任されるという「スピードラン」を達成してしまいました。
モンゴメリーの急速な解任は、NHLのコーチ業の過酷さを浮き彫りにしています。コーチは結果を求められ、長期的な成功よりも短期的な結果が重視されるため、1シーズンの成功が次のシーズンで続かなければ即座に責任を問われるという状況が続いています。
モンゴメリーはその現実を痛感したことでしょう—高い位置から低い位置へ、ほぼ記録的なスピードで転落したのですから。
モンゴメリー解雇後、最初の試合はユタに1-0で勝利!
引用元:sportspromedia.com(SportsPro Media15)「Toronto Maple Leafs named most valuable NHL franchise at US$4bn」
メープルリーフスの圧倒的な価値
トロント・メープルリーフスは、CNBC16の発表した初のNHLフランチャイズ評価リストにおいて、40億ドル(約5,800億円)という評価額で最も価値のあるチームに選ばれました。
NHLチームの平均価値は19.2億ドル(約2,784億円)となっており、トロント・メープルリーフスはその中でも突出した存在です。
同チームは2023/24シーズンに3億2400万ドル(約469億8000万円)の収益を上げると予測されています。
次いで、ニューヨーク・レンジャーズ(35億ドル=約5077億5000万円)、モントリオール・カナディアンズ(31億ドル=約4495億円)、ロサンゼルス・キングス(28.5億ドル=約4132.5億円)、ボストン・ブルーインズ(27.5億ドル=約3987.5億円)が、最も価値のあるNHLフランチャイズの上位にランクインしています。
全てのNHLチームの価値は、少なくとも10億ドル(約1450億円)以上と見積もられています。平均的なNHLチームは、2023/24シーズンに2億2300万ドル(約323.35億円)の収益に対し、4500万ドル(約65.25億円)のEBITDA17(税引前利益・利息・減価償却前利益)を記録しています。
収益拡大の要因とリーグの安定性
NHLフランチャイズの価値が増加している背景には、メディア権利契約の拡大や安定した収益成長、サラリーキャップの導入、そしてリーグ全体での収益分配などが影響しています。これらの要因が、リーグの32チームにとって利益を確実にする基盤となっています。
昨シーズン、NHLのホッケー関連収益は63億ドル(約9324億円)で、前年から8.6%増加し、国際的なスポンサーシップ18(2.5億ドル=約370億円)やレギュラーシーズンの観客収入(24億ドル=約3552億円)も過去最高を記録しました。
CNBCが初めて発表したNHLフランチャイズの評価ですが、Forbes19(28.8億ドル=約4,291億円)やSportico20(36.6億ドル=約5,448億円)はそれぞれ独自の計算方法で毎年ランキングを発表しています。評価方法は異なりますが、いずれのリストでもメープルリーフスはトップに立っています。
今後、2026年に終了する現在のカナダ放送契約(ロジャース社21との間で52.3億カナダドル=約544.3億円〈米38.8億ドル=約5,781億円〉)が大幅に増加することが予想されており、この点もリーグの財政にさらなる好影響を与える見込みです。
リーグのコミッショナー、ゲーリー・ベットマンは、来年初めに交渉が始まると述べています。
ここ数シーズン、イマイチのメイプルリーフスなのに、チーム評価額ダントツなのはびっくりしたにゃ。それだけ地元からの応援がすごいのと、チームのイメージがクリーンなのも原因かもしれない。これで成績さえ伴えばね。
まとめ
シカゴ・ブラックホークスとセントルイス・ブルースの2024年ウィンター・クラシックユニフォームは、各都市の文化と歴史に敬意を表したデザインが光ります。試合は大晦日に行われ、両チームのファンにとって特別な一日となることでしょう。
モンゴメリーの解任は、NHLにおけるコーチ業の厳しい現実を浮き彫りにしました。たとえジャック・アダムス賞を受賞し、驚異的な成績を残しても、勝利を求める圧力と短期的な結果を重視するチームの方針が、彼を解任へと導いたのです。
トロント・メープルリーフスの優れたパフォーマンスに加え、リーグ全体の収益増加や放送契約の更新が、今後さらにNHLの財政を強化する要因となるでしょう。
ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね!
【註釈】
- MLBシカゴ・カブス(Chicago Cubs)の本拠地。1914年に開場し、もともとは「ウィルソン・フィールド」と言われていた。1926年に現在の名前に改名。当時のカブスのオーナーであるフィリップ・K・リグリー(Wrigley)氏に由来している。
リグリーは、ガム・メーカーであるウィリアム・W・リグリー・ジュニアの息子で、彼の業績が野球場の名に刻まれたことになる。
↩︎ - 毎年年末または新年に開催される屋外アイスホッケーの試合で、2008年が初開催。このイベントは、アメリカやカナダの大規模なスタジアムで行われ、参加チームが特別なデザインのユニフォームを着用する。
屋外の氷上で行われる試合は、アイスホッケーの伝統を再現し、ファンに独特のエンターテイメント体験を提供。試合はテレビで広範囲に放送され、毎年数万人の集客力を持つイベント。音楽やその他のイベントも盛り込まれた、冬の風物詩として定着している。
↩︎ - 2005年に設立され、オンラインでスポーツ関連の商品を販売する大手小売業者として成長。NHLとは2017年に提携し、公式ユニフォームやグッズを製造・販売している。
ファナティクスは、NHLの公式ショップを通じて、ユニフォームやTシャツ、キャップなど多様な商品を提供し、ファンにとって重要な購入先である。また、オンラインではカスタマイズ機能も提供しており、個別のユニフォームを作成することが可能。
↩︎ - シカゴ市の旗には、4つの赤い星が描かれ、それぞれがシカゴの歴史的な出来事を象徴している。1番目の星は1871年のシカゴ大火、2番目は1893年のシカゴ万博、3番目はシカゴの製造業を表し、4番目の星はシカゴの未来を象徴。
このデザインは、シカゴの発展と文化的な重要性を反映し、都市の誇りを表すものとして市民に愛されている。
↩︎ - 音楽を象徴するデザインで、特にブルース音楽を表している。セントルイスはブルース音楽の発祥地のひとつであり、このシンボルはチーム名にも反映されている。ブルーノートは音楽のブルース音符を形どり、地域の音楽文化とチームのアイデンティティを表現。
↩︎ - セントルイス市のシンボルで、フランス王家の紋章に由来を持つ。セントルイスの名前はフランス王ルイ9世にちなんでおり、フルール・ド・リスはその歴史的背景を反映している。
この紋章は市の文化遺産を象徴し、市内の公共施設やスポーツチームにも使用。フランスからの影響を強調し、セントルイスの誇りとアイデンティティを表す重要なシンボル。
↩︎ - データ分析を駆使したスポーツジャーナリズムのニュースレター。主にアメリカの主要スポーツ(NHL、NBA、NFL、MLB)のパフォーマンス分析やチーム戦略に関する深掘りした記事を提供。
スポーツビジネスや選手評価にも焦点を当て、読者に独自の見解を届けます。購読者は無料または有料プランで最新の洞察を得ることができ、スポーツデータに興味のある人々にとって貴重な情報源。
↩︎ - 現在、ベガス・ゴールデンナイツ監督。特に守備重視の戦術と、選手個々の能力を引き出す指導力が特徴。2019年、ブルーインズをスタンレーカップ・ファイナルに導き、2023年にはゴールデンナイツを優勝へと導いた。
彼の戦術的アプローチと組織的なチーム作りへの評価は高い。元記事でモンゴメリーより成績が悪いとされているが、在籍6年間、全てチームをプレーオフに導いている。
↩︎ - モンゴメリーのコーチング・キャリア初期に大学ホッケー(デンバー大等)で成功を収め、2018年にはダラス・スターズのヘッドコーチに就任。しかし、2019年12月にモンゴメリーはダラス・スターズから解雇された。
その理由として、当初「個人的な問題」が挙げられ、後に彼自身が公に認めたところによると、アルコール依存症が解雇の要因となったことが明らかになった。解雇後、アルコール依存症の治療に専念し、無事に回復している。2020年、セントルイス・ブルースのアシスタント・コーチ就任が復帰の第一歩となった。
↩︎ - カナダ出身の元NHL選手で、ボストン・ブルーインズのキャプテンとして長年活躍。卓越したディフェンス能力と2ウェイプレーで知られ、2011年にはブルーインズをスタンレーカップ制覇に導いた。
また、複数回のセルケ・トロフィー(最優秀ディフェンシブ・フォワード賞)受賞や、カナダ代表としてオリンピック金メダルを獲得するなど、個人とチーム両面で数々の栄光を手にした。2023年に引退し、ホッケー界のレジェンド。
↩︎ - ブルーインズの中心選手として長年活躍したチェコ出身の元NHL選手。プレイメイキング能力とパスセンスで攻撃を牽引し、2011年のスタンレーカップ制覇に大きく貢献。冷静で視野が広く、得点力も高いセンターとして多くのアシストを記録。
2021-22シーズン、母国チェコのリーグへ活躍の場を移したが、2022年にブルーインズに復帰し、最後まで高いレベルのプレーを維持していた。
↩︎ - 元NHL選手でアメリカ出身。選手時代はフォワード(右ウィング)としてプレーし、トロント・メイプルリーフスやアナハイム・マイティダックスなどで活躍。引退後はコロラド・アバランチのヘッドコーチを務めたが、4年間で1回しかプレーオフに進出していない。
その後、12シーズン、ボストン・ブルーインズでアシスタント・コーチを務めている。
↩︎ - カナダ出身の元NHL選手で、名コーチとしても知られる。特にボストン・ブルーインズの監督として成功を収め、2011年にスタンレーカップ制覇を達成。2013年にも決勝まで導いている。ディフェンスやスペシャルチームの強化に定評がある。
カナダ代表のアシスタント・コーチ、監督の経験もある。ジュリアンはまた、モントリオール・カナディアンズやニュージャージー・デビルズでも監督を務めているが、ブルーインズ時代ほど成績を上げていない。
↩︎ - アイスホッケーに関する情報を提供するウェブサイトで、ユニークなのは、NHLのファンタジーホッケーに関する広範なコンテンツを提供していること。
選手のアップデートやトレード情報、最もパフォーマンスが良い選手、スタート/ベンチの決定に関するアドバイスなど、ファンタジーリーグに参加しているホッケーファンには非常に便利な情報を提供している。
↩︎ - スポーツ業界のビジネス、マーケティング、スポンサーシップ、メディア権、テクノロジーに関する最新情報と分析を提供するプラットフォーム。記事やインタビューを通じて業界の動向を深掘り、デジタルメディアやスポーツテクノロジーの進展も取り上げる。
スポンサーシップ契約やスポーツビジネスに関心のある読者に向けて、貴重なレポートやイベント情報も提供。
↩︎ - Consumer News and Business Channel。アメリカ合衆国のニュース専門のテレビチャンネルで、主にビジネス、経済、金融ニュースに焦点を当てている。1989年に開局され、NBCユニバーサルが所有するチャンネルの一つ。
特に株式市場、企業動向、経済の動きに関する情報を迅速に提供することで知られている。
↩︎ - 企業の本業による収益性を示す指標で、利息や税金、減価償却費などの影響を排除した利益を示す。これにより、異なる企業の比較がしやすくなり、キャッシュフローに近い値として、営業活動からの利益を測定できる。
企業の評価や財務分析に役立つが、実際の現金創出能力とは異なるため、キャッシュフローなど他の指標と併せて分析することが重要。
↩︎ - リーグのグローバルな拡大に重要な役割を果たしている。企業は、NHLの試合やイベントを通じて、世界中の視聴者層にアプローチし、ブランド認知を向上させている。
主要スポンサーには、Coca-ColaやHonda、Budweiserなどがあり、特に欧州やアジア市場でのホッケー普及に貢献。国際大会やデジタルメディアを活用し、スポンサーは新市場進出のチャンスを得るとともに、相互利益を享受している。
↩︎ - ビジネスや経済に関する情報を提供するアメリカの有名なメディアで、特に富豪ランキングや企業評価で知られている。スポーツ分野でも、選手の年収やリーグの財務分析など、スポーツビジネスに関連する情報を詳細に扱い、NHL、NBA、NFLなどの経済動向に関するレポートも掲載。
↩︎ - スポーツビジネスに特化したメディアで、2020年に創設。契約、スポンサーシップ、放送契約など、スポーツ業界の財務やマーケティングに関する分析を行い、業界の最新ニュースを提供。スポーツ業界関係者や投資家向けの深いビジネス情報が特徴。
↩︎ - Rogers Communicationsのこと。2014年にNHLと10年契約を結び、カナダ国内での放送権を独占。この契約により、ロジャースはレギュラーシーズン、プレーオフ、スタンレーカップファイナルなどを放送。
スポーツネットやCitytv、デジタルプラットフォームを通じて、カナダのファンに試合を提供している。また、オンデマンド視聴やストリーミングサービスも充実。 ↩︎