はじめに
タンパベイ・ライトニングとフロリダ・パンサーズが激突したプレシーズンゲームは、186分のペナルティと荒れた展開で大熱戦に🔥フロリダはNHLレギュラーのみで臨み序盤に先制するも、タンパベイが逆転✨。
両チームは接触プレーやパワープレーで激しくぶつかり合い、観客を魅了。荒れた展開の中で逆転劇を演じたライトニングは勢いそのまま、次戦でも注目の戦いが続きます⛸️
熱戦の幕開け🔥
参照記事:NHL公式サイト「Third period key as Bolts beat Panthers in physical preseason game」
深呼吸しましょう。
木曜、3時間を超えるホッケー、大熱戦となったタンパベイ・ライトニング対フロリダ・パンサーズのプレシーズンゲーム。合計186分ものペナルティ、数え切れないほどの乱闘やホイッスル後の小競り合いで、翌日に休暇をもらってもおかしくないくらい、審判も疲れ果ててしまうほどの試合でした。
結果は5-2でライトニングが勝利し🏒、これで今季プレシーズンを6戦全勝(6-0-0)とし、球団史上最高のスタートを更新しました✨両チームは土曜日にアメラント・バンク・アリーナ1で再び対戦します😊。
この2チームはここ数年でライバル関係を築いてきたこともあり、試合は序盤からヒートアップ。
試合後に、ライトニングのクーパー監督は「この2チームの間で過去6~7年かけて積み上げられてきたライバル関係2があるから、こういう展開になるんだろうね。お互いに数え切れないほど試合をしてきた2チームだからこそ、相手のことを誰よりもよく知っている。
でも同時に、仲間のために立ち上がる姿や、自分たちに必要だと思うことをやる姿もあった。さらにその一方で、両チームのパワープレーとペナルティキルが長い時間を通じてぶつかり合った。試合からは実にいろんな要素が見えてきたよ😊」と語っています。
ライトニング、6連勝!ハイライト映像です!ま、それにしても、よー暴れますわ。
先制点を挙げたのはフロリダ。ライトニング守備陣の混乱を突き、ショートハンド(サム・ベネットがハイ・スティッキングでマイナー・ペナルティ。フロリダの方が1人少なかった)の状況でゴールを決めました。ですが、タンパベイはここで沈まず、パワープレーは好調を維持し、第1ピリオド終盤に試合を振り出しに戻します。
右コーナーでパックを拾ったブレイデン・ポイントが、左フェイスオフサークルにいたジェイク・ゲンツェルへパス。ゲンツェルはすぐにハイ・スロット3のクーチェロフに渡し、すぐにリターンパスを受けて、左ポスト際から残り40.6秒で同点ゴール!1-1で第1ピリオドを終えました⛸️
激しさを増す第2ピリオド⚡️
この日のパワープレーは、いつもポイントマン4を務めるビクター・ヘドマンが不在でした。しかし、それでもライトニングはしっかり2得点を挙げ、今季プレシーズンの全試合のうち1試合を除いてパワープレーからゴールを奪っています✨。
クーパー監督も「自分たちのチーム内で練習しているだけでは限界がある。特に、時には相手が何をしてくるか分かっていることもあるからね。だからこそこうして実戦で繰り返せるのは大きい。うちのパワープレーは昔から良いと思っていたけど、今日は本当にいい機会だった🙌」とコメント。
チームの武器であるパワープレーが順調に機能していることを示しました。
試合は再びフロリダがリードを奪います。第2ピリオド開始から1分も経たないうちに、フロリダは自らのパワープレーで、セス・ジョーンズのポイントショット5が決まり、スコアは2-1で再びリードを奪いました。
しかし、ここからも両チームの肉体的に激しいプレーが続き⚡️、第2ピリオドだけでタンパベイに48分、フロリダに34分ものペナルティが科される荒れた展開6となりました。
それでも最後に笑ったのはタンパベイ。残り1分5秒の場面で、クーチェロフとゲンツェルが2対1の速攻でゾーンに侵入してチャンスを作り、クーチェロフのパスがゲンツェルのスケートに当たって後方に流れると、最後は後ろからついてきたブレイデン・ポイントが押し込んで再び同点!
フロリダのゴーリー、ダニイル・タラソフが背中をエンドボード7に向けていた隙を突いた同点弾でした。流れをつかみ、2-2として最終ピリオドへ向かいました。
「それがホッケーってものさ。どのチームでも同じだし、みんながお互いの背中を守っている。1人が飛び込めば全員が行く。だからこそチームにとって良いことなんだ」と、ラディッシュは激しいプレーの応酬について語りました。
勝負を決めた第3ピリオド🔥
そして第3ピリオド、3得点を重ねて、試合の流れを完全につかんだのはライトニングでした🙌。開始65秒、フォワードのジェイク・ゲンツェルがパワープレーでフロリダ陣内に持ち込み、右サイドを駆け上がり、鋭いシュートをゴール左ポスト際へ突き刺して3-2と逆転!
ライトニングは初めてリードを奪いました。この日3ポイント目となる活躍でチームを勢いづけます✨「試合の流れをつかむのは確かに難しかったけど、ポイント(ブレイデン・ポイント)のラインはいつものように勢いがあって、彼らが決めたいくつかのプレーは本当に良かったと思う✨」とアンソニー・シレッリは振り返りました。
タンパベイはリードを奪った後も攻撃の手を緩めません。フロリダのフォワード、ジョナ・ガジョビッチが自陣でドミニク・ジェームズに膝と膝がぶつかる危険なヒット8を仕掛けた場面で、ドミニク・ジェームズは懸命にパックをつなぎ、コナー・ギーキーが一気にリンクを攻め上がります。
スピンムーブ9でディフェンスのセス・ジョーンズを置き去りにすると、ゴール左上へ豪快にシュートを叩き込みました!第3ピリオド6分27秒に追加点を挙げ、スコアは4-2に広がります。その直後には自陣で起きていた乱戦にも加わることができました。
「たまたま動きがうまく決まって、運良く狙った場所に打つことができた。ただのホッケーのプレーさ」とギーキーはゴールを振り返っています🐾。
さらにシレッリも決めます。デクラン・カーライルからブルーライン際で浮き球パスを受け、4対4の場面からネットを揺らして5-2。勝利を確実なものにしました🎉。
ゴーリーのブランドン・ハルバースンは16セーブを記録。攻撃陣ではクーチェロフとゲンツェルがそれぞれ3ポイントを挙げ、ブレイデン・ポイントも1ゴール・1アシストと大活躍でした⭐️。
⭐ベンジャミンが選んだ、この試合の3スター⭐
1位 ジェイク・ゲンツェル(タンパベイ):2ゴール・1アシスト
2位 ニキータ・クーチェロフ(タンパベイ):3アシスト
3位 ブレイデン・ポイント(タンパベイ):1ゴール・1アシスト
ライトニングはこれでプレシーズン6連勝✨。荒れた展開の中でもチーム全体で戦い抜き、勢いを保ったまま次戦へと向かいます💪
プレシーズンの新展開🐾
参照記事:The Hockey News「Penalty-filled contest consumes Panthers preseason loss to Tampa Bay」
10月2日・木曜の夜、フロリダ・パンサーズのプレシーズン・マッチ、アマリー・アリーナ10でタンパベイ・ライトニングとの第2戦となりましたが🐾(第1戦は9月30日・火曜日、3-2でライトニングの勝利)、これまでの試合とは少し雰囲気が違いました。
なぜなら、パンサーズのポール・モーリス監督が、初めてNHLレギュラー選手のみで構成したロスターを起用したからです😊。このロスターは、セルゲイ・ボブロフスキーを除けば、オープニングナイトとほぼ同じ顔ぶれになる可能性があります。
両チームはお互いによく知っている関係だけに、第1ピリオドは接触プレーやペナルティの応酬となり、両チーム合わせて30分のペナルティが記録されました。
そのうちのほぼ半分近くはA.J.グリールによるもので、ダレン・ラディッシュへのラフプレーでダブルマイナー11と10分間のミスコンダクト(退場)が科されました。
ピリオド残り8分強、再びフロリダがショートハンド(人数が少ない)の状況となった場面では、エートゥ・ルオスタリネンがライトニングの2選手をかわしてパックを奪取。
そのうち1人がゴーリーのブランドン・ハルバースンだったため、エートゥはほぼ無防備のゴールにパックを叩き込み、フロリダが1-0で先制しました。
しかし、第1ピリオド残り1分、タンパベイのパワープレー(このピリオド4度目)から、ジェイク・ゲンツェルがニキータ・クーチェロフとのワンツーを決めて同点ゴール。1-1として第1ピリオドを終えました⛸️
また、この30分のペナルティは序章に過ぎず、両チームは第2ピリオドで完全に荒れた展開に突入しました。
ペナルティの応酬と逆転劇⚡️
第2ピリオド開始わずか9秒、タンパベイのドミニク・ジェームズがマイナーペナルティを科されると、それがきっかけでセス・ジョーンズがパワープレーゴールを決め、フロリダが2-1とリードしました✨。
ボード前にいたブラッド・マーシャンドに当たったようにも見えましたが、最終的にはディフェンスマンにゴールが記録されています。
そこからペナルティボックスへの道のりはさらに激しく続きました⚡️。さらに82分ものペナルティが科され、うち3件がミスコンダクト。両チームはプレシーズンの試合であることを忘れたかのように、熱いバトルを展開しました🔥
パンサーズの公式サイトが作成した乱闘シーンだけの映像。世界中見渡しても、格闘技以外で、喜んで乱闘シーンのダイジェストをアップするチームないんじゃないか…。
このピリオドで最初のイーブンストレングス(両チーム同人数での)ゴールが生まれたのは終盤✨。ブレイデン・ポイントが2対1の速攻に失敗した場面でスロットでパックを拾い、フロリダのゴーリー、ダニイル・タラソフのポジションがずれていた隙を突いてネットに押し込みました🎉。
第3ピリオドに入ると、再びペナルティや小競り合いが増えましたが、ホームのタンパベイは2得点を奪い、最初のCM前12には4-2とリードを広げます。最終的に、両チーム合計で186分のペナルティが記録され、タンパベイが5-2で勝利を収めました🎉。
試合後に注目したいのは、アントン・ルンデルの状態です。彼は第2ピリオド終了後にリンクに戻らず、状況が気になるところです。
タンパベイとフロリダは、それぞれのプレシーズンを土曜の夜にサンライズ(フロリダ州にある都市)で行われる、もう一度の対戦で締めくくります⛸️
まとめ
激しいペナルティの応酬と接触プレーが続いた中、ライトニングは後半に得点を重ね5-2で勝利🏒フロリダもNHLレギュラー中心の布陣で善戦しましたが😊、ホームの勢いを止められず。両チームの激しい攻防は、プレシーズンとは思えない緊張感と見応えを提供。
次戦も目が離せない試合が期待されます⛸️

ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね!
【註釈】
- Amerant Bank Arenaは、アメリカ・フロリダ州サンライズに位置する多目的屋内アリーナで、1998年に完成。
当初は「ナショナル・カー・レンタル・センター」として開場し、その後「オフィス・デポ・センター」「バンク・アトランティック・センター」「BB&T センター」「FLA ライブ・アリーナ」と名称が変遷し、2023年に現在の名称である「アメラント・バンク・アリーナ」に。
このアリーナは、NHLのフロリダ・パンサーズの本拠地であり、バスケットボール、アイスホッケー、コンサートなど多様なイベントが開催される。収容人数はバスケットボール時で20,737人、アイスホッケー時で19,250人で、アメリカ国内でも有数の規模を誇る。
また、アリーナ内には70のスイート席や2,623のクラブシートが設置されており、観客に快適な観戦環境を提供。さらに、7,045台分の駐車スペースが整備されており、アクセスの利便性も高い。
近年では、アリーナ内の施設や設備の充実が進められており、2025年シーズンには新しいスコアボードが導入され、ファンの観戦体験が一層向上している。
↩︎ - 1993年のパンサーズのNHL加入によりスタート。両チームはフロリダ州を拠点とし、約250マイル(約400km)の距離で近接しているため、地理的な要因も相まって自然と競争関係が生まれた。このライバル関係は「Battle of Florida」や「Battle of the Sunshine State」とも呼ばれ、州内対決として注目されている。
初期の数年間は、パンサーズがプレーオフ進出に苦しむ一方で、ライトニングは2004年にスタンレーカップを制覇するなど成功を収めた。しかし、2010年代後半にはパンサーズも台頭し、特に2021年から2025年にかけてのプレーオフシリーズでは、両チームが互いに競り合い、ライバル関係が再燃。
↩︎ - high slotは、ゴール前の「スロットエリア」の上部、フェイスオフサークルの上端からハッシュマーク(サークル内の短い線)までの範囲を指す。このエリアは、シュート角度が広く、ゴールキーパーの視界を遮るスクリーンプレーやリバウンドを狙うのに適した位置とされている。図はこちら→⭐️。
攻撃側の選手は、ハイ・スロットに位置することで、ゴール前の混戦を避けつつ、パスを受けやすくなり、素早いシュートが可能になる。また、ディフェンス側はこのエリアを守ることで、相手の高確率なシュートを防ぐことが求められる。
↩︎ - パワープレー時にオフェンスゾーンのブルーライン近辺、アイス盤の縁あたりにポジションを取る選手を指す。この役割は通常ディフェンス選手が担うが、フォワードがその位置を務めることもある。
ポイントマンは、パワープレーでの攻撃展開をコントロールする“司令塔”としての役割を兼ねる。具体的には、オフェンスライン(前線の選手)からのパスを受けて攻撃のリセットを行ったり、正確なロングシュートを狙ったり、自陣からのクリアを抑えたりする。これにより、得点機会を作り出したり、リバウンドやスクリーンでゴールを援護したりする役割を担う。
距離があるため直接得点を狙うのは難しいものの、ポイント位置からのシュートはスクリーンやティップ(反射)で得点に結びつく可能性もあり、攻守両面で非常に重要なポジション。
↩︎ - point shotとは、パワープレー時などに「ポイント」の位置(ブルーライン近辺、アイス盤の縁寄り)から放たれるシュートのこと。ポイントマンは前線の選手からのパスを受け、そこからスラップショットや強打を狙い、直接得点を狙ったり、リバウンドやティップ(反射)を誘ったりする役割を担う。
距離があるため直接入ることは難しいものの、スクリーン(ゴール前選手がゴールキーパーの視界を阻む)やゴール前の選手によるタップイン(リバウンドを詰める)を狙えるのがポイントショットの特徴。
↩︎ - 試合全体に漂う“感情の高ぶり”と、選手同士の抗争がかなり頻発したことが原因。実際、このピリオドだけで23件もの個別ペナルティが宣告され、その中には3件のミスコンダクト(より重い処分、選手の一時退場を伴うもの)も含まれていた。
序盤9秒にはタンパベイのドミニク・ジェームズがマイナーペナルティを受け、それがフロリダのパワープレー得点につながるなど、ペナルティが試合展開を動かす要因にもなった場面があった。
また、試合中にはA.J.グリールのラフプレー(相手への暴力行為)など、身体を張ったプレーが火種となり、退場処分や乱闘にもつながるシーンが複数見られた。
↩︎ - アイスホッケーリンクのゴール裏にある壁のこと。リンクを囲む壁(boards)のうち、ゴールの後方に位置する部分が「エンドボード」となる。
この壁はスティックでパックを弾ませたり選手がぶつかったりできる構造になっており、ゴールキーパーが後方へ追い詰められたとき、時として背を向けてしまう場面が生じる。
↩︎ - 相手選手の膝や下半身を直接めがけて膝を伸ばしたり、相手の安定を奪うような当たりを行う行為で、氷上では「kneeing(ニーイング)」や危険なヒットとして扱われる。
選手が故意に膝を狙った、または相手を危険な体勢にしたと審判が判断すれば、マイナー(2分)や重大な場合はメジャーやミスコンダクト(退場に準ずる処分)を科すことがあり、安全確保の観点から厳しく取られやすい反則。
こうした当たりは膝や下肢の重篤な負傷につながるリスクが高く、過去の事例では相手の離脱や大きな騒動(乱闘や退場)を招いた例があるため、リーグ側も警戒している。
今回の試合でもジョナ・ガジョビッチの「膝対膝」に見えるヒットが一連の荒れた展開の一因となり、試合中の感情的な応酬やペナルティの増加につながったと報じられている。
これらはルール上の「kneeing」や危険なチェック規定に該当しうるため、審判の判断と次節での出場可否や処分の有無が注目される。
↩︎ - “spin-move”または“spin-o-rama”とは、パックを保持したまま自分の軸を中心に360度近く回転しながら方向を変える技で、相手ディフェンスをかわしながらパスやシュート、進行路をつくることを目的としている。
相手の守備を翻弄したり体勢を崩させたりするフェイント技術として使われ、混戦中や速攻の中で有効な攻撃手法。実際、NHL試合ではこのスピンムーブを決めゴールに結びつけるシーンも多く取り上げられている。
↩︎ - Benchmark International Arena(ベンチマーク・インターナショナル・アリーナ)は、アメリカ・フロリダ州タンパに位置する多目的アリーナで、タンパベイ・ライトニングのホームリンクとして知られている。
1996年に「アイス・パレス」として開場し、その後「セント・ピーターズバーグ・タイムズ・フォーラム」、「タムパ・ベイ・タイムズ・フォーラム」、そして「アマリー・アリーナ」と名称が変遷。2025年8月13日、ベンチマーク・インターナショナル社との命名権契約により、現在の「Benchmark International Arena」となった。
このアリーナは、NHLの試合に加え、NBAのトロント・ラプターズのホームゲームや、UFC、ボクシング、WWEなどの格闘技イベント、さらにはNCAAのバスケットボール大会など、多岐にわたるスポーツイベントやエンターテインメントショーを開催している。
また、2011年にはフィル・エスポジトの銅像が設置され、タンパベイ・ライトニングの創設者としての功績が称えられている。
↩︎ - 2分間のマイナーペナルティが2回連続して科されるペナルティ。通常、1回の反則で2分間のマイナーペナルティが科されるが、反則の内容や状況によっては、2回分のペナルティが同時に科されることがある。
ダブルマイナーの例としては、ハイ・スティック(スティックで相手を顔や頭部に当てる)によって相手選手が出血した場合が挙げられる。この場合、出血が確認されると、通常の2分間のマイナーペナルティに加えて、さらに2分間のペナルティが科され、合計で4分間の退場となる。
ダブルマイナー中に相手チームが得点した場合、最初の2分間のペナルティは終了し、残りの2分間のペナルティが続行。このルールにより、得点が入った場合でも、ペナルティを受けた選手は完全には試合に復帰せず、残りのペナルティ時間を待つ必要がある。
今回の場合、A.J.グリールはダレン・ラディッシュへのラフプレーと、ブランドン・ヘイゲルへのクロス・チェッキングでダブルマイナーを取られ、さらに悪質なプレーとジャッジされ、ミスコンダクト即ち退場となった。
↩︎ - 「the first commercial break」のこと。テレビ中継の試合放送中に最初に設けられるCM(コマーシャル)休憩。アイスホッケーの試合は通常、ピリオド中やプレーの区切りに合わせて複数回テレビCMが挿入されるが、そのうち試合開始後に最初に訪れる休憩が「first commercial break」である。
↩︎