歴代NHLウィンター・クラシック・ジャージのランキング発表!

NHLチーム紹介

はじめに

 2023年1月2日、いよいよNHLウィンター・クラシックが開催されます。マサチューセッツ州ボストンのフェンウェイパークを会場とし、対戦カードはボストン・ブルーインズvs.ピッツバーグ・ペンギンズとなっています。

 このビッグ・イベント用のユニフォーム(ジャージorセーターとも言う)として、両チームの選手たちは特別なデザインのものを着用するのですが、このデザインがファンの間で毎年議論の的になるのです。辛口ESPN.comはどんな意見を述べるのでしょうか。

讃岐猫
讃岐猫

全28着はさすがに紹介しきれないので、

贔屓のチームのユニや、

気に入ったデザインのユニに限定させてもらったにゃ。

引用元:ESPN.com「Winter Classic jersey rankings: Where Bruins, Penguins land」。 

ウィンター・クラシック自体が議論の的

 ウィンター・クラシックは毎年開催される屋外ホッケーの試合で、(この試合に関する)ファン同士の議論も、毎年スケジュールされているかのように行われます。

 開催地が発表されると始まります-「フェンウェイパーク…またですか?」、参加チームが明らかにされたら、議論は次のように続きます-「ピッツバーグ・ペンギンズ…またですか?」。

 クラシック用のジャージが公開されると、その議論は頂点に達します。しかし、参加する各チームとNHLの販売関連会社が、クラシックの定番となるようなルックスのユニフォームを作り出そうと試みているのです。

全28着、ズバリ採点します!

 多くの場合、それらのユニは成功しています。アイスホッケーのユニフォームに関するニュースや分析を提供するサイト「Icethetics.com」の創設者で編集者のクリス・スミス氏は、「ウィンタークラシックのジャージについて、私は嫌いになるよりも好きになる傾向があります」と述べました。

Icethetics.com=上記リンクを見ていただければ分かりますが、様々なユニが綺麗なカラー写真で紹介されており、見ていて本当に飽きないサイトです。

 「信じられないかもしれませんが、私の最も嫌いなジャージのリストを作るのは、実際のところ難しいです」。

 難しいですが、不可能ではありません。1月2日、ペンギンズ対ボストン・ブルーインズの第14回NHLウィンター・クラシックが予定されています。

 そこで、リーグ最高峰の屋外イベントで着用されたジャージ28着の公式ランキングを、スミスと、スポーツ用品の第一人者であるSportslogos.netのクリス・クリーマーによる専門家の分析を交えて紹介していきます。

Sportslogos.net=こちらは、北米のあらゆるスポーツ・チームのロゴを紹介しています。こちらも必見!

 しかし、最高のウィンター・クラシック・ジャージを見つけるには、最悪のものから始めなければなりません。

全28着にどんな順位が付けられているか、興味のある方は、上記の引用元をご覧ください。

讃岐猫
讃岐猫

今回初めて知ったけど、

ウィンター・クラシックに出場するチームに偏りがあるんだにゃ。

我らがフライヤーズもウィンター・クラシックに2回出場!

第18位 Philadelphia Flyers(2010)

 これらのフライヤーズのジャージで一番良かったのは、ダニエル・ブリエールやサイモン・ガニュのような選手が、氷の塊にパックを発射して粉々になるまで発射するという発表方法でした。

ダニエル・ブリエール=現役時はセンター。2007年から2013年までフライヤーズに在籍。昨シーズン途中から、フライヤーズのゼネラルマネージャーの特別アシスタントに就任。

サイモン・ガニュ=1998年、NHLエントリー・ドラフトでフライヤーズから総合22位で指名される。2009年まで在籍し、他チームへ移籍するが、2012-13シーズン途中に復帰。故障がちで、フル出場が少なかった。

 それ以外の点では、1967年のジャージを発展させたスタイルに黒いネームプレート(現在も使用しているフライヤーズのエンブレムのこと)を追加することで、先達に敬意を表しています。これはフライヤーズが永久に採用するものであり、我々が夢中になったことはありません。

第6位 Philadelphia Flyers (2012)

 レンジャーズの「ヘリテージ・ホワイト」の使いすぎは悲惨でしたが、フライヤーズがオレンジ色のジャージにアクセントをつけると決めたことで、これまでで最高の外観を持つウィンター・クラシック・ジャージの1つになった、とクリーマーは述べています。

ヘリテージ・ホワイト=第28位(つまり、最下位)のレンジャーズのユニを見ていただければ、お分かりいただけるでしょう。先祖伝来の白、というか、古くさい白…って意味か。

 「レトロな印象を与える素晴らしいユニフォームは、チームがもっと昔にすでに着用するべきものであったし、現在のワードローブに簡単に追加できるようなものだ」と彼は述べました。

 「2012フライヤーズ・ウィンター・クラシックは、その象徴的な黒とオレンジの組み合わせと伝統的な白の組み合わせで、その基準を容易に満たしている。

 キャプテン・マークの後ろにペンシルバニア州のキーストーンの形が追加されたのは、このチーズ・ステーキにとって余分な玉ねぎです。

キーストーン=ペンシルバニア州の別名「キーストーン(要石)・ステイト」が由来。この州が独立時をはじめとして、合衆国の中で果たしてきた中心的な役割を意味している。

 要石とは、アーチの頂部に入る楔形の石のことで、アーチを造る場合に最後に挿入され、この位置で他の部分を固める役割を果たす。

 全体的に、クリーンでシンプルな外観は、50年以上の歴史の中でロゴを一つだけ使い続けてきたフランチャイズに適しています」。

讃岐猫
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フライヤーズの2つのユニ、

今着てるのとあんまり変わらないにゃあ。

第5位 Boston Bruins (2010)

来年1月2日、ウィンター・クラシック出場チームの歴代ユニの内、一番好きなのを選んでみました。

 ブラックホークス対レッドウィングスのリグレー・フィールドの試合で、どちらかというと落ち着いた色合いのジャージが登場した後(2009年。14位と24位)、翌シーズンのフェンウェイ・パークでの初戦で、ブルーインズは大胆にその姿を変えました。

リグレー・フィールド=イリノイ州シカゴにある野球場。MLBシカゴ・カブスの本拠地球場。フェンウェイ・パーク(マサチューセッツ州ボストン)に次いでMLBで2番目に古い球場。

 ブルーインズの4枚のウィンター・クラシック・セーターの中で、最初のセーターは最も記憶に残るものであり、リリース以来、その地位を高めています。

 1940年代のこのロゴが、チームがクラシックで着用した他のロゴと同じくらい象徴的なのかどうかについては異論がありますが、カラーテンプレートが明確であることに、ほとんど議論の余地がありません。

 スミスはお気に入りの中にランクインしていると述べました。

 「黄色と茶色はこのチーム独特の配色であり、その気になれば、本当に自分のものにできるのです(もっといいデザインにできる)」と彼は言いましたが、「ホッケーファンには伝統があるじゃないですか(伝統がそれを許さない)」。

第25位 Chicago Blackhawks (2019)

讃岐猫
讃岐猫

全28着の中で、これが2番目に好きなんだけんどにゃあ…。

酷評されてる…。

 あなたのジャージが、ホッケーの塗り絵の見落としページのように見えるのは決して良いことではありません。

 ブラックホークスのノートルダム・ジャージは、多くのウィンター・クラシックセーターのランキングで最下位にランクされており、クリーマーのお気に入りのスタイルではありません。

ノートルダム=インディアナ州ノートルダムにある屋外サッカースタジアムのこと。ノートルダム大学ファイティング・アイリッシュ・フットボールチームの本拠地。約7万6千人収容。

 「このような伝統的なデザインを垂れ流すゲームのために、1930年代のカップ戦優勝時のクラブ・ジャージをクリーンアップ・ヴァージョンにして現在に戻すのは、理論的に素晴らしいアイデアだ」と彼は述べました。

 「でも、その戻したユニフォームがひどいときは…まあ、現代のデザインでできることは限られています。

 ブラックホークスのアイデンティティの一番の部分は、ダークセーターの鮮やかな赤で、黒、白、黄、緑、オレンジ、青のアクセントが最小限に抑えられているといつも感じていました。馬鹿げた話に聞こえるかもしれませんが、すべてがうまく機能している。

 これは、世界中の視聴者に向けて、ブラックホークスのユニフォームの素晴らしさのすべてを排除してしまったものです」と述べました。

第13位 Buffalo Sabres (2008)

讃岐猫
讃岐猫

1番目に好きなのがコレ!

記事中で紹介されてる歴代ユニも好きなんだけど…。

 2011年のキャピタルズと同様に、セイバーズのオリジナルの白を再現したこれらのセーターは、久しぶりに見たということで喜んで受け入れられました。

 バッファローが最後にこれらを着用したのは1996年で、その後、セイバーズは「angry goat(怒れるヤギ)」と「Buffaslug(バッファスラッグ)」等を着用しながら、2007-08シーズンまでジャージの旅に乗り出しました。

怒れるヤギ=1996年から2000年までのユニにあるバッファローのデザイン(頭部だけ)を見ると、目が赤いため、怒っているように見えることから。また、バッファローのように見えるし、ヤギのようにも見えるデザインではある。

スラッグ=ナメクジのこと。2007-08シーズンのユニにあるバッファローのデザインが、ナメクジに見えることから。

 上記のリンク先を見て、あなたはどう思われますか?

 ウインタークラシックのレトロなデザインは、大さじ一杯の塩のように、2010年までに「ナメクジ」を殺すのに役立ったかもしれません。

まとめ

 ペンギンズのユニが上位を占めているのですが、どうも納得いきません。あまりにもダ…(以下自粛)。ESPN.comとどうも美的センスが合わないようです。シンプルさがイカしてる20位のプレデターズや、レトロ感満載な16位のブルーインズなんかも、個人的にお気に入りです。

 来年1月2日に着用されるジャージも、あまり評価が高くありません(12位と22位)。こちらもペンギンズのユニが…(さらに自粛)。やはり、レトロな雰囲気と今のファッション感覚を混ぜ合わせると、場合によってはトンチンカンなユニになるのかもしれません。

讃岐猫
讃岐猫

ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね! 

良いお年を!来年もよろしく!

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