NHL歴代最多ゴール記録更新間近!グレツキーに迫るオベチキンの偉業

現役スター選手紹介

🏒はじめに~ついに歴史が変わる?

 NHLの伝説的なゴールスコアラー、アレックス・オベチキン(ワシントン・キャピタルズ)が、史上最多ゴール記録を更新しようとしています!現在、彼の通算ゴール数はウェイン・グレツキーの894ゴールまであと7ゴール(シーズン開始時は41ゴール差)。かつて「絶対に破られない」と思われていたこの記録が、いよいよ塗り替えられるかもしれません。

 グレツキーは「ザ・グレート・ワン」、オベチキンは「グレート・エイト」と呼ばれるほど、どちらも歴史に名を刻んできた偉大な選手です。しかし、彼らのプレースタイルや時代背景には大きな違いがあります。この記事では、両者の偉業を比較しながら、オベチキンがどれほどすごい選手なのかを紹介していきます!

 まずは、オベチキンの通算ゴール数とその軌跡を見ていきましょう👇

参照記事:USA Today1Ovechkin vs. Gretzky: With his 888th goal, see how close Ovi is to The Great One

🏆NHL史上800ゴール超えはわずか3人!

 NHLの長い歴史の中で、800ゴール以上を記録した選手はわずか3人しかいません。そのうちの1人がオベチキンです!

ゴーディ・ハウ2(801ゴール)
ウェイン・グレツキー3(894ゴール)
✅アレックス・オベチキン(現在887ゴール)

 オベチキンがこの偉大な選手たちと肩を並べる存在になったのは、驚異的なゴール量産力と安定感のおかげです。

 例えば、モーリス・リシャール4は1950年代にNHL初の400ゴールスコアラーになりましたが、当時は500ゴールを超える選手すらいませんでした。しかし、時代が進むにつれてハイレベルな選手が次々に登場し、ゴーディ・ハウが33年間のキャリアで801ゴールを記録。その後、グレツキーが圧倒的なスコアリング能力で894ゴールという驚異的な数字を打ち立てました。

 そして今、オベチキンがその記録を破ろうとしています⏳🔥

 では、彼はなぜこれほどの記録を達成できたのでしょうか?

この男は本当に骨折で十数試合も休んでいたのだろうか。休み明けの方が迫力を増している…。

💪オベチキンの驚異的な安定感とゴール量産力

 オベチキンがここまでの記録を残せた理由のひとつは、驚異的な安定感にあります。彼のキャリアを振り返ると、シーズンごとのゴール数が非常に一貫していることが分かります。

🔹キャリア平均ゴール数:49ゴール/シーズン
🔹35歳を超えてもトップレベルのゴールスコアラー

 グレツキーもまたシーズン平均49ゴールを記録していますが、オベチキンは40歳に近づいた現在でも高いレベルを維持しており、これが彼のすごさを際立たせています。

 また、記録を達成するためには健康を維持し、長くプレーすることも重要です。グレツキーは1992-93シーズンに背中の怪我で多くの試合を欠場しましたが、オベチキンも今季骨折で16試合を欠場しました。それでも、ほとんどのシーズンでフル出場に近い状態をキープし、コンスタントに得点を重ねています。

 「オベチキンはまだピークにあるのでは?」
そう思えるほどの活躍ぶりです✨

 では、グレツキーとオベチキン、どちらが優れているのでしょうか?ここでは、あなたが決めるためのいくつかのポイントを紹介します。

 (NBAの)ジョーダン対レブロンや(NFLの)ブレイディ対マホームズのように、異なる時代の偉大な選手たちを比較することは、しばしば無駄な努力になることがあります。それでも、時代によるいくつかの重要な違いがあります。


不要な服やアクセサリー、ジーンズなどを高く売りたいなら「フッカーズ」にお任せ!✨20年以上の経験を持つプロが1点1点丁寧に査定します。ヴィンテージやブランド品もバッチリ評価!💎

査定後、最長3日以内に振り込み完了💰送料は無料で、宅配キットも提供されるので手軽に売れるのが嬉しいポイント!📦汚れた服やケースがなくてもOK!今すぐお部屋をスッキリさせて、高価買取を実現しよう!😊

あなたの古着高価買取!【フッカーズ】

⏳時代の違いが与えた影響とは?

 異なる時代の選手を比較するのは難しいですが、グレツキーとオベチキンのゴール数を単純に比べるだけでは、公平な評価はできません。なぜなら、ホッケーはこの40年で大きく変化しているからです。

🥅ゴールキーパーの進化

 グレツキーがプレーしていた1980~90年代と、オベチキンが活躍している現代では、ゴールキーパーの装備やスタイルが大きく異なります。

🔸昔のゴールキーパー→防具が小さく、動きも今ほど機敏ではなかった
🔹現代のゴールキーパー→防具が大きくなり、反応速度も向上

 実際、NHLでは2003年にゴールキーパーのパッドの長さが38インチまでに制限5されました。これにより、オベチキンの時代では得点が難しくなっています。

📈グレツキー時代は「得点量産の時代」だった?

 もうひとつの大きな違いは、グレツキーのキャリア初期はリーグ全体の得点が多かったことです。

🏒1シーズンで65ゴール以上を決めた選手は25人
🏒そのうち19人がグレツキーの時代(1980~90年代)

 グレツキー自身も4シーズンで71ゴール以上を記録しています。一方で、オベチキンが65ゴール以上を記録したのはたった1回(2007-08シーズン)だけです。

 つまり、グレツキーの時代は得点しやすい環境だったのに対し、オベチキンは得点が難しくなった現代ホッケーでゴールを積み重ねているという大きな違いがあります。

🏆「どちらが上か?」の議論は永遠に続くかもしれませんが、時代背景を考えるとオベチキンのゴール記録はより価値のあるものと言えるかもしれません。

 グレツキーは自分の得点記録が近い将来破られるかもしれないと認めています。

 「それは時間の問題だと思う、今年の後半か来年の初めか、いつになるかは分からないけどね」と、グレツキーは昨年秋にNHLに語ったそうです。「彼は素晴らしい選手だし、素晴らしいゴールスコアラーだ」。

讃岐猫
讃岐猫

📊オベチキンのキャリアポイントはどれくらい?

 ホッケーの偉大さを測るのは、ゴール数だけではありません。選手の総合的な貢献度を示す指標として、「キャリアポイント(ゴール+アシストの合計)」が重要です。

🏒キャリアポイントランキング(歴代トップ)

1️⃣ウェイン・グレツキー:2,857ポイント

2️⃣ヤロミール・ヤーガー6:1,921ポイント

3️⃣マーク・メシエ7:1,887ポイント

🔟ジョー・サキック8:1,641ポイント

🔹アレックス・オベチキン:1,600ポイント(現在11位)

 グレツキーはNHLで20年間プレイし、チームのために決めたゴール数は誰よりも多かっただけでなく、アシスト数でも16回リーグを制覇し、キャリアポイントの記録はおそらく誰にも破られないでしょう。

 オベチキンはすでに伝説的なスコアラーですが、アシストを武器にする選手ではありません。例えば、同時代のライバルであるシドニー・クロスビー(ピッツバーグ・ペンギンズ。ともに2005-06シーズンにNHLに加入)は、ゴールよりもアシストの方が多いため(オベチキンの約50%多くのゴールにアシスト)、キャリアポイントではオベチキンを上回っています。

 しかし、オベチキンは今後もキャリアを続けることで、さらに順位を上げていく可能性があります🔥

🎯オベチキンが達成した驚異のマイルストーン

 オベチキンは、ゴール数だけでなく歴史的な記録を次々と塗り替えてきました。その中でも特に注目すべきマイルストーンをいくつか紹介します!

📌キャリアポイントランキングでトップ10入り間近!

 オベチキンは今年2月、伝説のフィル・エスポジート9(1,590ポイント)を抜き、歴代11位に浮上。

 次に狙うのは、1,641ポイントのジョー・サキック(10位)です!

 今のペースなら来シーズン中にはトップ10入りも確実でしょう🔥

🥅史上最も多くのゴールキーパーからゴールを決めた男!

 オベチキンはキャリアを通じて、181人の異なるゴールキーパーからゴールを奪っています。これはNHL史上最多の記録です。

🔹2位:ゴーディ・ハウ(158人)
🔹3位:ヤロミール・ヤーガー(155人)

 「どんな相手でも得点できるスコアラー」であることが、この記録からもよく分かりますね✨

🚀NHL史上最多のエンプティネットゴール数

 オベチキンは、相手がゴールキーパーを下げた状態(エンプティネット)での得点数も歴代最多!
 ゴールを狙う執念が、この記録にも表れています💪

 12月末に骨折から復帰したオベチキンは、復帰初戦で今シーズン17ゴール目を決め、キャリアで62回目のエンプティネットゴールを達成しました。彼は3月16日・日曜日に65回目を記録しました。

 エンプティネットゴールは、NHLのトップチームの一員として数年間プレイする特権とも言え、オベチキンはこれまでのどの選手よりも空振りゴールを多く決めていると、Statmuse10は伝えています。彼はグレツキーの56回のエンプティネットゴールを昨シーズンに超え、シーズン中、3回記録しています。

 エンプティネットゴール数で、トップ5にランクインしている他の選手は以下の通りです(Statmuseによる):

マリアン・ホッサ11:40回

○ブラッド・マーシャン:38回(フロリダ・パンサーズ、現役)

○シドニー・クロスビー:37回

🔥40歳になってもまだ進化するオベチキン?

 現在38歳のオベチキンは、40歳を迎える来シーズンもプレーを続ける予定。

 契約もあと1年残っているため、グレツキーの894ゴールをはるかに超えていく可能性は十分にあります!

 「オベチキンはどこまで記録を伸ばせるのか?」

この話題は、これからもNHLファンの間で熱く語られることでしょう💫

🏁まとめ:オベチキンは「GOAT」になれるのか?

✅800ゴール超えの偉業を達成(現在887ゴール)

✅シーズン平均49ゴールの驚異的な安定感

✅時代を超えたスコアリング能力で得点を積み重ねる

✅キャリアポイントでも歴代トップ10入りが近い

 歴代最高のゴールスコアラーになりつつあるオベチキンですが、「NHL史上最高の選手(GOAT)」となるかどうかは、今後の活躍次第です。

 グレツキーの記録を超える日が来るのか?

そして、オベチキンはどこまで記録を伸ばせるのか?

讃岐猫
讃岐猫

 この歴史的瞬間を、みんなで楽しみに見守りましょう🏒🔥

【註釈】

  1. アメリカの大手ニュースサイトで、国内外の最新ニュース、スポーツ、エンターテイメント、ビジネス、ライフスタイルなど幅広い分野の情報を提供。USA Todayは、新聞としても知られ、オンライン版ではインタラクティブなコンテンツと簡潔で読みやすい記事が特徴。特に速報性と視覚的に分かりやすいデザインに定評がある。
    ↩︎
  2. 20年以上にわたりデトロイト・レッドウイングスで活躍。6度のハート・トロフィー(MVP)を受賞し、キャリア通算801ゴールを記録。強靭な体力と高い得点力、また「Mr. Hockey」として親しまれ、その名は今なお多くのファンに記憶されている。
    ↩︎
  3. NHLの史上最強の選手とされ、”The Great One”(グレート・ワン)という称号で知られている。キャリア通算894ゴール、1963アシストを記録し、4度のスタンレーカップ制覇を達成。数々のNHL記録を保持し、8度のハート・トロフィー(MVP)を受賞するなど、圧倒的な支配力を誇った。
    ↩︎
  4. モントリオール・カナディアンズのアイコン。1944年に初めて50ゴールを達成し、シーズン中に50ゴール以上を記録した最初の選手。彼の攻撃力と情熱的なプレースタイルは、”The Rocket”(ロケット)という愛称で親しまれ、カナダのスポーツ界に多大な影響を与えた。

     リシャールは8度のスタンレーカップ制覇を果たし、NHLの歴史における重要な存在となっている。
    ↩︎
  5. ゴールキーパーが過度に大きなパッドを使用し、シュートをブロックする範囲を広げすぎることに対する対策として行われた。これにより、得点機会を増やし、ゲームのスピードと得点力を向上させることが狙い。このルール変更は、試合のバランスを保ち、ゴールキーパーとプレイヤーの技術的な戦いを促進した。
    ↩︎
  6. 1980年代後半にピッツバーグ・ペンギンズで頭角を表し、90年代初めに2度のスタンレーカップ制覇を果たした。未だに母国チェコで現役続行し、通算2,300ポイント以上を記録。ユニークなプレースタイルと、力強いスケーティング、卓越した得点力で知られる。
    ↩︎
  7. NHLの伝説的なキャプテンとして、6度のスタンレーカップ制覇を達成。エドモントン・オイラーズとニューヨーク・レンジャーズで活躍し、特にレンジャーズでは1994年に54年ぶりの優勝に導いたことで知られている。キャリア通算1,887ポイントを記録し、NHL史上最も影響力のあるリーダーの一人として尊敬されている。
    ↩︎
  8. コロラド・アバランチの顔として知られる。キャリアを通じて、1,641ポイントを記録し、2度のスタンレーカップ制覇を果たした。サキックはその冷静な判断力とリーダーシップで、1996年と2001年の優勝において大活躍。フロントに入っても2022年の優勝に貢献。
    ↩︎
  9. NHLの伝説的な得点王で、ボストン・ブルーインズでの活躍で知られる。1960年代から70年代にかけて、エスポジートはプレーオフとレギュラーシーズンで圧倒的な得点力を発揮し、2度のハート・トロフィー(MVP)を受賞。

     キャリア通算717ゴール、1,590ポイントを記録し、特に1970年代初頭のブルーインズの黄金時代を牽引した。また、カナダ代表としても活躍し、国際舞台でも名を馳せた。
    ↩︎
  10. スタットミューズは、NHLをはじめとするスポーツデータを提供する情報サイトで、選手やチームの詳細な統計やパフォーマンス分析をリアルタイムで提供。ユーザーは、選手の過去の成績やシーズンごとのデータを簡単に検索し、比較することができる。

     スポーツファンやアナリストにとって貴重なツールで、データに基づいた深い洞察を提供し、試合の予測や分析に役立っている。
    ↩︎
  11. NHLのスラローマー(攻守両面に優れた選手)で、特にシカゴ・ブラックホークスでの活躍が光り、3度のスタンレーカップ制覇に貢献。ホッサはそのバランスの取れたプレースタイル、優れた攻守の能力で知られ、攻撃的な力を発揮しつつ、ディフェンスでも安定したパフォーマンスを見せた。キャリアを通じて1,000ポイント以上を記録。 ↩︎
タイトルとURLをコピーしました