はじめに
コロラド・アバランチは、敵地ユナイテッド・センターでのシカゴ・ブラックホークス戦において、試合序盤の2点ビハインドを跳ね返し、5-2で鮮やかな逆転勝利を収めました 🏒。
主軸選手の活躍とスペシャルチーム 🥅 の堅実な遂行がどのように機能したのか、本戦の試合展開を細部から検証します。
参照記事(1):NHL公式サイト「Schwartz, Kadri each scores twice, Avalanche top Blackhawks」
参照記事(2):同 上「Kadri and Schwartz Both Score Twice to Help Erase 2-0 Deficit, Lead Avalanche Past Blackhawks 5-2」
🏒シュワルツ&カドリが圧巻の2ゴール!アバランチが2点差をひっくり返し、ブラックホークスを下して3連勝
コロラド・アバランチは月曜日、敵地ユナイテッド・センターでシカゴ・ブラックホークスと対戦しました。
ナゼム・カドリとジェイデン・シュワルツが揃って2ゴールを挙げる大活躍を見せ、5-2で見事な逆転勝利を飾っています!
直近5試合を4勝1敗とし、勢いに乗るアバランチは、今季成績を9勝5敗1分としました。
一方、敗れたブラックホークスは3連敗となり、直近7試合で1勝5敗1分と苦しい展開が続いています。
📋 試合ハイライト・データ
- 試合結果: コロラド・アバランチ 5 – 2 シカゴ・ブラックホークス
- アバランチ(9勝5敗1分):
- 3連勝を達成
- GKマッケンジー・ブラックウッドが、21セーブをマーク
- T.J.ヒューズが、キャリア初となる1試合複数ポイント(2アシスト)を記録
- ブラックホークス(4勝10敗1分):
- 3連敗(0勝2敗1分)
- GKスペンサー・ナイトが24セーブ
- FWパトリック・ケインが第2ピリオド途中に負傷し、そのまま退場
北米の主要スポーツメディア「Sportsnet」による試合ハイライト動画です。彗星の如く現れたT.J.ヒューズの初マルチポイントアシストは必見!
注:FWパトリック・ケインの負傷に関する最新状況(2026年11月時点)
2026年11月2日に行われた対コロラド・アバランチ戦において、シカゴ・ブラックホークス所属のFWパトリック・ケインが第2ピリオド途中に負傷し、途中退場した。
試合後の会見において、ヘッドコーチのジェフ・ブラシルはケインが上半身(Upper-body)を痛めたことを明らかにした。症状の詳細は公表されていないものの、少なくとも今後数試合は離脱する見込みと発表されている。
なお、同試合でケインは途中離脱するまでに10分20秒の氷上出場時間を記録していた。今後の復帰時期については、患部の経過を観察しつつ慎重に判断される予定である。

ブラックホークス、今シーズンこそ!と思ったんだけどにゃあ。
まだ序盤なんで、どうなるか分からないとはいえ、チーム全体に底上げ感が予想以上にない。選手一人一人はキラッと光る瞬間を見せるけど、それが継続しない。アバランチのようなゴリゴリくるタイプのチームとやると、弾き返されてしまってる。
前にも書いたけど、監督さんをそろそろ…って気もする。育成タイプの人で、勝負師ではないんで。
⚔️ 熱戦の試合展開
❄️ 第1ピリオド: 序盤の2点ビハインドから猛追!
試合は開始わずか57秒、ブラックホークスのワイアット・カイザーが放ったブルーライン付近からのシュートが、アバランチDFケイル・マカーのスティックに当たってコースが変化しました。マカーの必死のカバーも実らず、ブラックホークスが幸先よく先制します。
さらに勢いに乗るブラックホークスは7分05秒、カウンターからコナー・ベダードのパスを受けたロマン・カンツェロフが、右フェイスオフサークルから片膝をつきながら豪快なワンタイマーを叩き込み、2-0とリードを広げました。
アバランチは13分22秒にマルティン・ネチャスが一度ネットを揺らしたものの、ブラックホークス側のコーチズ・チャレンジによりガブリエル・ランデスコグのGK妨害が認められ、ゴールは惜しくも取り消しとなります。
それでも反撃の手を緩めないアバランチは15分23秒、ランデスコグのシュートのこぼれ球に飛び込んだカドリが泥臭く押し込んで、1点差(今季3ゴール)に迫ります!
さらにそのわずか26秒後、リンク隅からのヒューズのパスを受けたシュワルツが、左サークルから鮮やかに決め、一気に2-2の同点に追いついて第1ピリオドを終えました。
⬆️シュートが2回もポストに当たって跳ね返される不運!ブラックホークスのツイてなさがここにも…。
🔥 第2ピリオド: カドリ&シュワルツの追加点で一気に逆転
7分57秒、アバランチのGKブラックウッドが、ベダードの至近距離からの決定機を気迫のセーブでシャットアウトし、同点を死守します。
すると13分38秒、パワープレー(数的有利)のチャンスを得たアバランチは、マカーが放ったミドルシュートを、ゴール前のカドリが空中ではじいてコースを変え、3-2とついに試合をひっくり返しました(今季4ゴール、通算100個目のパワープレーゴール)。
⬆️フレームスから移籍のカドリも、すっかりアバランチに馴染んでます。
さらに19分49秒には、サム・マリンスキーのシュートに、ゴール前のシュワルツが絶妙なスティックワークで合わせ、GKナイトの股下を抜く技ありのゴールで4-2とリードを広げます(今季6ゴール)。
このゴールをアシストした新人ヒューズは、自身初となるマルチポイント(1試合複数ポイント)を達成しました。
注:新人T.J.ヒューズ(T.J. Hughes)選手の経歴とプロフィール
- 氏名:テリー=ジョナサン・ヒューズ(Terry-Jonathan “T.J.” Hughes)
- 生年月日・出身:2001年11月9日、カナダ・オンタリオ州ハミルトン出身
- ポジション / 投打:フォワード(センター) / 右打ち
- 所属チーム:コロラド・アバランチ(NHL)
ジュニアリーグ時代 AJHL(アルバータ・ジュニア・ホッケー・リーグ)のブルックス・バンディッツで活躍。2021–22シーズンには60試合で66ゴール・61アシスト(計127ポイント)を記録し、リーグ最多ゴールおよび最優秀フォワード賞(AJHL Top Forward)を受賞するなど、高い得点能力を示した。
大学時代(ミシガン大学) 2022年から2026年までNCAA名門のミシガン大学で4年間プレイ。通算156試合で179ポイント(69ゴール・110アシスト)を記録した。最終学年となった2025–26シーズンにはカンファレンス(Big Ten)の最優秀選手に選出され、ホビー・ベイカー賞(大学ホッケー最優秀選手賞)のファイナリストにも名を連ねた。また、Big Tenのカンファレンス戦通算得点記録(108ポイント)を更新している。
プロ入りおよびNHLキャリア ドラフト外のフリーエージェントとして、2026年4月にコロラド・アバランチと1年間のエントリーレベル契約を結んだ。トレーニングキャンプを経て2026–27シーズンの開幕ロースター入りを果たし、10月にNHLデビューおよび初ゴールを記録。卓越したアイスビジョンと確かなハンドリング技術を備えた期待のルーキーである。
🛡️ 第3ピリオド: 堅守で逃げ切り勝利
アバランチは、数的不利となるペナルティキル(8分43秒)のピンチを迎えますが、GKブラックウッドがタイラー・バトゥッツィの至近距離からのシュートを見事に防ぐ、ビッグセーブを披露しました。相手の反撃を許しません。
17分38秒には、相手がGKを下げて6人攻撃に出たスキを突き、デヴォン・テーヴスが無人のゴールへ流し込むエンプティネットゴール(今季5ゴール)を決めて勝負ありです!
アバランチが見事な逆転劇で3連勝を飾りました。
また、この試合のアバランチはパワープレーで確実に得点を奪っただけでなく、4回のペナルティをすべて無失点で凌ぎ切るなど、スペシャルチームでの強さも光る内容となりました。
【讃岐猫😿の深掘りコラム】アバランチ逆転勝利の核心――ブラックホークスを崩したゴール前とスペシャルチームの差
2点ビハインドからの逆転を支えた攻撃力
この試合で注目したいのは、アバランチが序盤に2点を失いながらも、攻撃の主導権を取り戻したことである。
第1ピリオド終了時点のシュート数は、アバランチが14本、ブラックホークスが4本。スコアではシカゴがリードしていたものの、試合を押し込んでいたのはコロラドだった。さらに、第2ピリオド終了時点のスコアリングチャンスも24対14でアバランチが上回っていたと、シカゴの地元メディア『Chicago Hockey Now』は報じている。
こうした数字からも、序盤の2失点だけでアバランチの守備が崩れていたとは言い切れない。むしろ、立ち上がりの失点を引きずらず、攻撃を継続できたことが逆転につながったのである。
カドリとシュワルツが突いたゴール前の弱点
逆転の原動力となったのは、ナゼム・カドリとジェイデン・シュワルツのゴール前での働きである。
第1ピリオド終盤、カドリはゴール前のこぼれ球に飛び込んで1点を返すと、わずか26秒後にはシュワルツがT.J.ヒューズのパスから同点弾を決めた。
さらに第2ピリオドでは、カドリがケイル・マカーのシュートをゴール前で方向転換させて勝ち越し。シュワルツもサム・マリンスキーのシュートにスティックを合わせ、追加点を奪った。
この4得点に共通するのは、ゴール前でのポジショニングと、パックへの素早い反応である。特に、ディフェンスのシュートに合わせてゴール前に入り込むプレーは、相手ゴールキーパーの視界を遮り、シュートの軌道を変える効果もある。
ブラックホークスは、こうした攻撃側の選手を十分にマークできず、ゴール前の守備に問題を残した。アバランチはその隙を見逃さなかったのである。
スペシャルチームで明暗――1得点と4度の無失点
この試合の勝敗を分けたもう一つの要素が、スペシャルチームの差である。
アバランチはパワープレーで1得点を挙げた一方、ブラックホークスのパワープレーを4度とも無失点でしのいだ。
特に重要だったのが、第2ピリオド13分38秒の勝ち越しゴールである。マカーのブルーライン付近からのシュートにカドリが反応し、ゴール前でパックの方向を変えてネットに送り込んだ。これはカドリにとってキャリア通算100本目のパワープレーゴールでもあった。
一方、ブラックホークスは数的優位の機会を得ながら得点できなかった。ロイターの報道によれば、第3ピリオドにはフランク・ナザールが個人技で守備をかわしてシュートを放ったものの、パックはクロスバーとポストに当たり、ゴールには至らなかった。
また、アバランチのGKマッケンジー・ブラックウッドも重要な役割を果たした。第3ピリオドにはタイラー・バートゥッツィの至近距離からのシュートを阻止。ペナルティキルで守備陣がシュートコースを限定し、最後はブラックウッドが決定機を防ぐという連係が機能したのである。
数的優位を得点につなげたコロラドと、チャンスを生かせなかったシカゴ。この差は試合結果に直結した。
ブラックホークスの敗因はリード後の試合管理
ブラックホークスは序盤、ワイアット・カイザーとロマン・カンツェロフのゴールで2点を先行した。特にカンツェロフの得点は、コナー・ベダードとの2対1を生かしたもので、若い攻撃陣の可能性を感じさせる場面だった。
しかし、リードを奪った後もアバランチに攻撃を許し続けたことが問題だった。
『Second City Hockey』によると、第1ピリオドの5対5の状況では、シュート試行数が9対23、シュート数も3対10と、ブラックホークスは大きく後れを取っていた。
つまり、2点を先行したものの、試合の主導権を握っていたわけではなかったのである。
さらに、守備の連係にも課題が見られた。相手のゴール前への侵入を許し、マークの受け渡しも十分ではなかった。加えて、反則によって相手にパワープレーの機会を与え、勝ち越しゴールを許したことも痛かった。
若いチームにとって、リードした試合をどのように管理するかは重要な課題である。攻撃の勢いを維持するだけでなく、相手の反撃に応じて守備のバランスを整える必要がある。今回の敗戦は、その部分での経験不足を浮き彫りにしたと言える。
負傷者の影響と今後の課題
ブラックホークスにとって、パトリック・ケインの負傷退場も気掛かりな材料である。
『Chicago Hockey Now』によれば、ジェフ・ブラシル監督は試合後、ケインが上半身の負傷により今後数試合を欠場する見込みだと説明した。ただし、これは試合直後の見通しであり、復帰時期が確定したわけではない。
また、ボーウェン・バイラムも上半身の負傷で欠場が続いていた。攻撃陣と守備陣の双方で選手を欠く状況は、ライン編成や出場時間の調整を難しくする要因となる。
今回の敗戦について、2点のリードを守れなかったこと、ゴール前の守備で後手に回ったこと、スペシャルチームで相手を上回れなかったことは、チーム全体で改善すべき課題である。
今回の一戦は、アバランチの攻撃力だけでなく、劣勢から試合を立て直す対応力を示した試合だった。一方のブラックホークスは、序盤の勢いを維持できず、リード後の試合運びと守備の連係に課題を残した。両チームの明暗を分けたのは、ゴール前の攻防とスペシャルチームの完成度だったのである。
出典リスト
1.Reuters/Field Level Media
「Avs score five straight goals to down Blackhawks, win third straight」
2026年11月3日
記事を読む(Reuters)
2.Chicago Hockey Now
「Kane Exits With Injury in Blackhawks 5-2 Loss To Avalanche」
2026年11月2日
記事を読む(Chicago Hockey Now)
3.Second City Hockey
「Mellon Collie and the Infinite Sadness: Avalanche 5, Blackhawks 2」
2026年11月2日
記事を読む(Second City Hockey)
4.Mile High Hockey
「Recap: Kadri and Schwartz each score twice; propel Colorado past Chicago」
2026年11月2日
記事を読む(Mile High Hockey)
5.Blackhawks Up
「Blackhawks fall 5-2 to the Avalanche in what seems like the same old story」
2026年11月3日
記事を読む(Blackhawks Up)
今回の一戦は、アバランチの攻撃力だけでなく、劣勢から試合を立て直す対応力を示した試合だった。一方のブラックホークスは、序盤の勢いを維持できず、リード後の試合運びと守備の連係に課題を残した。両チームの明暗を分けたのは、ゴール前の攻防とスペシャルチームの完成度だったのである。
📅 次戦の予定
アバランチは火曜日、アウェイ遠征の最終戦として、コロンバス・ブルージャケッツと対戦します。
まとめ
本戦は、立ち上がりに2点差を許しながらも、アバランチがパワープレーでの加点 🎯 と堅固なペナルティキル 🛡️ により主導権を奪い返した試合でした。
特にカドリとシュワルツによる各2得点の活躍 ⚡、ブラックウッドの要所を締めるセーブ、ヒューズのマルチポイント獲得など、攻守の連動性が逆転劇を支える結果となりました。

ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね!

