はじめに
2025年の国際大会を皮切りに、世界最高峰の男子アイスホッケー代表同士が激突する時代が再び幕を開けました。かつては机上の空論だったベストメンバーによる戦いが現実のものとなり、次なる注目は2028年のワールドカップへと向かっています(2030年には再びオリンピック!)。
本記事では、専門メディアの識者3名によるカナダ代表フォワード陣のロスター予想を徹底比較し、世代交代の波や大胆な抜擢、そして王座奪還に向けたチーム編成の最適解を紐解きます。✨
参照記事:Daily Faceoff「2028 World Cup of Hockey: Early Team Canada roster projections」
今回のロスター予想のルール
世界最高峰の男子アイスホッケー代表同士が実際に激突する姿を見てきて、どの選手が輝き、どの選手が期待に応えられなかったかも分かっています。だから今後の代表ロスターを予想する際には、より根拠のある推測ができるようになりました。
この夏、Daily Faceoffでは2028年ワールドカップの有力代表ロスターを予想していきます。出場8か国はまだ正式決定していないものの、少なくともトップ6か国についてはほぼ間違いないでしょう。
今回の企画には、いくつかルールがあります。2025年の4 Nations Face-Offと同様に、オリンピックではなくNHL仕様のロスター人数を採用します。つまり、スケーター20人とゴールテンダー3人。ミラノ五輪で採用された22人+3人ではありません(NHLが今後変更を発表しない限り)。
大会までは約19か月あり、実際の代表メンバー決定は約17か月後になる見込みです。そのため、年齢による変化も踏まえて予想します。若手が急成長してベスト・オン・ベストデビューを果たす可能性もあれば、2026年五輪代表だった選手が年齢的に外れる可能性もあります。
まずは、2026年冬季オリンピックでアメリカに王座を奪われたカナダ代表から見ていきましょう。※今回はフォワードのみです。
マット・ラーキンが占う世代交代と若き大砲の台頭
| Macklin Celebrini | Connor McDavid | Wyatt Johnston |
| Mitch Marner | Nathan MacKinnon | Connor Bedard |
| Dylan Guenther | Nick Suzuki | Porter Martone |
| Brandon Hagel | Sidney Crosby | Sam Reinhart |
| Seth Jarvis |
1年半先を見据えたチーム編成の面白さと難しさは、ベテランから若手への世代交代をどう見極めるかにあります。
識者のマット・ラーキン氏は、年齢や度重なる負傷によるコンディションの低下、スケーティング能力の衰えなどを考慮し、これまで貢献してきた多くのベテラン勢が代表から外れる可能性を指摘しています。🔥
厳しい世代交代の荒波が予想される一方で、シドニー・クロスビー(ピッツバーグ・ペンギンズ)だけは別格の存在として名前が挙がっています。
クロスビーは長年チームを支えてきた精神的支柱であり、現役でプレーを続けている限り、カナダ代表のロスターから彼が外される姿はどのような状況であっても到底想像できないと高く評価されています。👑
期待の若手に関しては、コナー・ベダード(シカゴ・ブラックホークス)が順調にオールスター級の選手へと急成長を遂げ、確実に代表入りを果たすと確信されています。
ベダードには、しっかり怪我を治してほしい。代表で映像通りのプレーを見せて、世界中の度肝を抜いてほしい!
もちろん、オフシーズンに負った肩の負傷から無事に復帰(11月頃?)することが大前提となりますが、これからのカナダを背負って立つ新星として大きな期待が寄せられているのです。🌟
ラーキン氏による最大の大胆予想は、前回大会の代表候補にすら入っていなかったワイアット・ジョンストン(ダラス・スターズ)を、一気に第1ラインへ昇格させた点です。
彼は現在のリーグでも屈指のパワープレー・スコアラーであり、23歳になる前にすでに3度の30ゴールシーズンを達成し、そのうち一度は45ゴールを記録しています。⚡
【讃岐猫😺の深掘りコラム】「隠れた宝石」から至高の第1ラインへ:ワイアット・ジョンストンが証明する超一級のホッケーIQとカナダ代表の地殻変動
2025-26シーズンが幕を閉じ、各チームが次なるシーズンや将来の国際大会を見据えて動くオフシーズンにおいて、北米ホッケー界の最大の関心事は2028年ワールドカップに向けたカナダ代表の再構築である。
その中で最も衝撃的かつ説得力のある議論として浮上しているのが、ダラス・スターズの至宝ワイアット・ジョンストンをファーストラインへと大抜擢する構想だ。
前回の2026年ミラノ五輪の代表選考フェーズでは、候補の枠にすら名前が挙がらなかった若きウイングが、なぜ今やコナー・マクデビッドの相棒として最有力視されるまでに評価を急上昇させたのか。その舞台裏には、単なるゴール数の増加にとどまらない、専門家をも唸らせる驚異的な戦術的インテリジェンスが存在する。
ジョンストンは2024-25シーズンに33ゴールを挙げて頭角を現すと、直近の2025-26シーズンには45ゴール、41アシストの合計86ポイントという圧巻のスタッツを叩き出し、リーグ屈指のスコアラーとしての地位を不動のものにした。
しかし、北米の評論家やスカウト陣が最も驚嘆しているのは、彼の肉体的なサイズや圧倒的なスケーティングスピードではなく、異次元のレベルにある「ホッケーIQ」である。
スターズの首脳陣が指摘するように、ジョンストンはリンク上のスペースを読み切る卓越したポジショニング能力を持っており、シュートを放つために広大なスペースを必要としない。
この抜群の決定力に加え、23歳という若さでありながら自陣から敵陣までの全エリアで高い守備意識と責任を果たす「200フィート・ゲーム」を完璧に遂行できる点が、短期決戦の国際舞台で勝利を至上命題とするカナダ代表にとって不可欠な要素として評価されている。
特にパワープレーにおける戦術的核としての機能性は特筆すべきであり、数的優位の状況で相手ディフェンスの隙を一瞬で見抜く能力はリーグ最高峰と目されている。
チームのキャプテンであるジェイミー・ベンが「彼は1人でも試合を支配できる隠れた宝石だったが、今やリーグ全体がその恐ろしさを知っている」と評した通り、その実力はすでに公然の事実である。
スターズ側も彼の価値をいち早く見抜き、5年総額4200万ドル(年平均840万ドル)という巨額の契約延長によって長期的なコアとして完全に固定した。
2026年7月現在の移籍・契約市場の動向に照らし合わせても、この投資がいかに賢明であり、彼の市場価値が破竹の勢いで上昇しているかが証明されている。
オリンピックでの得点力不足という手痛い教訓を経たカナダ代表にとって、従来のフィジカルや実績を重視した硬直的な選考から、ジョンストンのような高IQと圧倒的なスキルを融合させた布陣への転換は必然の選択と言える。
マクデビッドやマックリン・セレブリーニといった超新星たちと並び、第1ラインで氷上に立つジョンストンの姿は、もはや単なる「大胆な予想」ではなく、2028年の王座奪還に向けた最も合理的かつ冷徹な戦術的解答なのである。
出典
NHL.com、“Johnston making push for Canada Olympic spot while shining for Stars“、2024年12月18日
AP News、”Stars sign Wyatt Johnston to a $42M, 5-year extension at same time they get Mikko Rantanen“、2025年3月7日
Statpede、”Wyatt Johnston Stats, Analytics, and Profile“、2026年7月確認
最も惜しくもロスターから外れた選手として、ギャビン・マッケナ(トロント・メープルリーフス)の名前が挙げられています。彼はリーグ2年目のシーズン途中には、すでにスーパースター級の実力に達していても不思議ではない才能の持ち主です。
ただし、安定感や守備面への評価にまだ課題が残されており、総合力を証明する必要がある状況です。🏒
その他のフォワード候補としては、小柄ながら闘志あふれるプレーが魅力のザック・ベンソン(バッファロー・セイバーズ)が、ベテランの役割を引き継ぐボトム6として代表入りする可能性が十分にあります。
さらに、ベケット・セネッケ(アナハイム・ダックス)にも現実的なチャンスが残されているなど、次世代を担う新鋭たちが虎視眈々と代表の座を狙っています。✨
スコット・マックスウェルが挑む得点力不足への解答
| Macklin Celebrini | Connor McDavid | Wyatt Johnston |
| Connor Bedard | Nathan MacKinnon | Sidney Crosby |
| Brandon Hagel | Nick Suzuki | Mitch Marner |
| Logan Stankoven | Robert Thomas | Dylan Guenther |
| Seth Jarvis |
カナダ代表のフォワード陣を予想するのは、いつの時代であっても非常に難しい作業です。
誰もが代表当確と認める超一流選手が常に6から7人存在している一方で、いつ代表入りを果たしても全く驚かないレベルを維持している実力派の候補選手たちが、国内に25から50人も控えているからです。🏒
直近の大会ではフィジカルを重視した選考が続いていましたが、その方針はオリンピックで裏目に出ました。
カナダは深刻な得点力不足に苦しみ、多くの場面でコナー・マクデビッド(エドモントン・オイラーズ)、ネイサン・マッキノン(コロラド・アバランチ)、マックリン・セレブリーニ(サンノゼ・シャークス)のトップラインに依存せざるを得ないという大きな課題を残す結果となったのです。😢
確かに冬季五輪は上記⬆️3人に偏重していて、大会後半、バテているのが明らかに分かった。しかし、マクデビッドの本来の実力はあんなもんじゃない!
スコット・マックスウェル氏は、前述のコンビを再結成させる一方で、不足していた得点力を確実に補うため、両ラインのウイングにジョンストンとベダードを配置しました。
もし40歳のクロスビーに衰えが見えた場合でも、ローガン・スタンコーブン(カロライナ・ハリケーンズ)、セス・ジャービス(同)、ロバート・トーマス(セントルイス・ブルース)、ディラン・ギュンター(ユタ・マンモス)の誰かをトップ6へ組み込むことで新たな要素を加えられます。🔥
ブランドン・ヘイゲル(タンパベイ・ライトニング)、ニック・スズキ(モントリオール・カナディアンズ)、ミッチ・マーナー(ベガス・ゴールデンナイツ)も上位ラインで起用できますが、この3人をあえて同じラインにまとめたい。
彼らをシャットダウンライン兼ペナルティーキル専門ユニットとして起用すれば、ややポイント獲得率の低いアンソニー・チレッリ(タンパベイ・ライトニング)やサム・ベネット(フロリダ・パンサーズ)を、無理に代表へ組み込む必要もなくなるからです。
※注釈:シャットダウンライン兼ペナルティーキル(PK)専門ユニット
シャットダウンライン(Shutdown Line)とは
主に5対5の同人数局面(イーブンストレングス)において、相手チームの強力なトップライン(得点源となる第1・第2ラインのスター選手たち)を徹底的に抑え込み、無失点で切り抜けることを最大の任務とする守備的役割に特化したFWライン(3人編成)を指す。
単に自陣に引きこもるだけでなく、強力なチェックで相手の自由を奪い、敵陣ディフェンシブゾーンでの対面フェイスオフを制し、プレーの主導権を奪い返して時間を消費させる高度な守備戦術能力が求められる。通常はチームの第3、あるいは第4ラインがこの役割を担う。
ペナルティーキル(PK)専門ユニットとは
味方選手が反則で退場し、数的不利(ショートハンデッド)となった局面(キルプレー)において、相手のパワープレー(数的に有利な攻撃局面)による得点を防ぐために投入される特別な守備ユニット(通常はFW2人、DF2人の4人編成)である。
シュートブロックの技術、正確なパスコースの遮断、素早いクリア能力、そして高いホッケーIQが不可欠であり、専門性の非常に高い特殊な役割とされる。
「兼務」させる戦術的意図と代表選考における意味
アイスホッケーにおいて守備に特化した卓越した能力を持つ選手1つのラインに固定し、5対5の局面での「相手エース潰し(シャットダウン)」と、数的不利での「キルプレー(PK)」の双方の局面でそのまま専門ユニットとして稼働させる高度な戦術編成を意味する。
国際大会などの代表選考において、攻撃力(ポイント獲得率)はやや劣るものの守備能力が突出しているアンソニー・チレッリやサム・ベネットのような、「守備職人」タイプのセンターを無理に個別に招集しなくてもいい。
すでに所属チームや特定の組み合わせで完成されている「シャットダウン兼PKユニット」をセットで丸ごと、あるいは別格の守備専門ユニットを確立できれば、限られた代表枠の選手登録数を攻撃特化型のスター選手や他の役割(よりポイント獲得率の高い選手)に割くことができるため、チーム全体の編成効率が大幅に向上するというメリットが生じる。
最大の大胆予想として挙げられたスタンコーブンの選出は、キャリアハイが44ポイントの選手としては一見楽観的すぎます。しかし、彼はスタンレーカップ優勝で万能性を証明しました。
下位ラインで相手を苦しめる嫌らしいスタイルだけでなく、プレーオフ19試合で11ゴールを決めた攻撃力もあります。⚡トップラインが機能しない時、違ったタイプの攻撃を加えることもできます。そして、この先1年半でさらに成長する余地もあります。
最も惜しく外れた選手として、全盛期にあるブレイデン・ポイント(タンパベイ・ライトニング)が挙げられました。実力は十分ですが、昨シーズンの63試合で18ゴール・50ポイントという成績は期待を下回る数字です。
この成績低下が年齢によるものか不運によるものかは判断できず、現時点では選考から外れると見られています。📉
その他のベテラン候補であるサム・ラインハート(フロリダ・パンサーズ)、マーク・シャイフリー(ウィニペグ・ジェッツ)、マーク・ストーン(ベガス・ゴールデンナイツ)らは、大会時にそれぞれ32歳、34歳、35歳を迎えます。
若手たちの目覚ましい台頭を考慮すると、その年齢に達した彼らが全盛期の高いパフォーマンスを維持できているかは不透明であると指摘されています。💦
スティーブン・エリスが評価する選手層とベテランの価値
| Macklin Celebrini | Connor McDavid | Wyatt Johnston |
| Sidney Crosby | Nathan MacKinnon | Connor Bedard |
| Mark Scheifele | Nick Suzuki | Mitch Marner |
| Brandon Hagel | Adam Fantilli | Porter Martone |
| Seth Jarvis |
カナダは世界で最も選手層が厚い国であり、昨シーズンだけでも268人ものフォワードがリーグで少なくとも1試合に出場しています。
当然ながらその分だけ代表選考は非常に難しくなり、毎回のようにインターネット上では誰を選ぶべきかについて非常に熱い議論が巻き起こることになります。🌐
スティーブン・エリス氏が選んだ13人は、全員がオールスター級の実力者であり、それぞれの所属チームで中心的な役割を担っています。
そのため、仮に第4ラインの選手を別の第4ライン候補と入れ替えたとしても、チーム全体の戦力やプレースタイルが劇的に変わるわけではないと分析されています。🏒
個人的には、NHLもIIHF方式を採用し、フォワード14人・ディフェンス8人の登録を認めてほしいと思っています。2025年の4 Nations Face-Offでは負傷者の影響が大きかっただけに、NHLも国際大会の標準的なロスター制度に合わせるべきでしょう。
エリス氏による最大の大胆予想は、マーク・シャイフリーの選出です。彼はこれまで世界選手権にほとんど出場してこなかったため、代表首脳陣からの評価が不明確でした。
しかし、シーズン序盤から素晴らしいペースで得点を重ね、最終的にリーグで見事100ポイントの大台を突破したのです。⚡
シャイフリーは世界選手権でもノルウェー戦で逆転勝利に貢献するハットトリックを達成するなど、大舞台での強さを証明しました(そのノルウェーは後に銅メダル決定戦でカナダを破っている)。
大会時には34歳になるため年長組の一人にはなりますが、その頃でも代表チームを引っ張るだけの十分な実力をしっかりと残しているとエリス氏は考えています。🔥
最も惜しくもロスターから外れた選手として、ギャビン・マッケナの名前が挙がりました。よりスキルを重視した編成を好むエリス氏は、マッケナを第3ラインに入れたい意向を持っていました。
大会時にはリーグで約1年半の経験を積んでおり、セレブリーニやシェーファーがリーグ入り直後から大きなインパクトを残したように、同じ道を歩む可能性は十分にあるからです。✨少なくとも2030年オリンピックでは代表入りしているはずです。
もう一人の候補であるベケット・セネッケについては、ライバルとなるポーター・マルトーネ(フィラデルフィア・フライヤーズ)の存在が壁となります。
マルトーネはこれまで何度も国際大会でカナダ代表のリーダー役を務めてきた確かな実績があるため、ボトム6の最後の1枠を争うことになれば、首脳陣はマルトーネを選ぶと予想されています。🌟
【讃岐猫😺の深掘りコラム】若き天才たちの序列と2028年への現在地――スキルと役割の狭間で揺れるカナダ代表の選択
北米アイスホッケー界のオフシーズンは、来たる2028年ワールドカップを見据えた次世代タレントたちの序列を巡り、メディアや評論家の間でかつてないほど熱い議論が交わされている。
エリス氏がカナダ代表の「スキル重視」の秘密兵器として高い期待を寄せるギャビン・マッケナは、先月開催された2026年NHLドラフトにおいてトロント・メープルリーフスから堂々の全体1位指名を受け、名実ともにリーグの未来を背負う主役に躍り出た。
ペンシルベニア州立大学(Penn State)での傑出した活躍を経てトップリーグへの切符を掴んだマッケナだが、短期決戦の国際大会における「ボトム6(下位ライン)のラストピース」を争う局面となれば、同世代のライバルたちとの実績やプレースタイルの完成度が極めてシビアに天秤にかけられる。
その比較の最前線にいるのが、ベケット・セネッケとポーター・マルトーネの2人である。
2024年ドラフト全体3位でアナハイム・ダックスに入団したセネッケは、直近の2025-26シーズンにおいてルーキー最多となる23ゴールを叩き出し、カルダー記念賞(最優秀新人賞)のファイナリストおよびNHLオールルーキーチームに選出されるなど、すでにリーグトップクラスの攻撃スキルを証明している。
一方で、2025年ドラフト全体6位でフィラデルフィア・フライヤーズに指名され、今春にミシガン州立大学からプロ契約へと移行したマルトーネは、毛色の違う強みを持っている。
191センチ・97キロという圧倒的なフィジカルに加え、アンダー世代のカナダ代表で何度も主将としてチームを牽引してきた国際舞台での圧倒的な信頼感は、北米メディアの解説でも高く評価されている。
評論家たちの分析によれば、純粋な得点力やスケーティング技術という「スキル」の観点だけで見ればセネッケやマッケナに分があるものの、ワールドカップのようなベスト・オン・ベストの舞台でボトム6に求められる泥臭いプレースタイルや守備的タスクの遂行力を考慮した場合、ホッケー・カナダ(カナダアイスホッケー協会)の首脳陣は迷わずマルトーネを選択すると断定されている。
マッケナ世代の爆発的な台頭はカナダの選手層をさらに強固なものにしているが、最終的な代表ロスターの決定においては、個人の華やかなスタッツ以上に「国際大会のタイトな展開で自らの役割を全うできるか」という成熟度が何よりも優先される。
2028年の頂点を見据えた新星たちのサバイバルレースは、すでに高い次元で始まっているのである。
出典:
NHL.com, “McKenna to meet with at least 8 teams at NHL Scouting Combine“, May 28, 2026
NHL.com, “Martone, No. 6 pick in 2025 Draft, signs entry-level contract with Flyers“, March 29, 2026
Elite Prospects, “Beckett Sennecke – Stats, Contract, Salary & More“, July 2026
3人の予想から浮かび上がるカナダ代表の進むべき道
3人の識者によるロスター予想を比較すると、カナダ代表が抱える贅沢な悩みと、今後のチーム編成における明確な方向性が見えてきます。
全員の意見が一致しているのは、シドニー・クロスビーという絶対的な精神的支柱を軸に据えつつ、新進気鋭の若手スコアラーたちをいかに融合させるかという点です。🌟
特にワイアット・ジョンストンやコナー・ベダードといった若き才能への評価は非常に高く、彼らがトップラインに組み込まれることで、近年の課題であった得点力不足を解消する起爆剤になると期待されています。
ベテランの経験値と若手の爆発的な攻撃力の融合こそが、王座奪還への鍵となります。🔥
一方で、ブラッド・マーシャンやマーク・ストーンといった長年代表を支えてきた功労者たちの衰えや負傷の影響を考慮し、非情な世代交代を断行すべきだという見解でも一致しています。
国際大会の舞台で勝ち続けるためには、過去の実績にとらわれず現在のコンディションを最優先する必要があります。🏒
また、選考基準における「フィジカル重視」から「スキル重視」への転換も大きな争点となっています。
オリンピックでの得点力不足という手痛い教訓を踏まえ、マックスウェル氏やエリス氏が提案するように、シャットダウンラインの専門性を高めつつ、上位ラインの攻撃力を最大化する布陣が求められます。⚡
さらに、ローガン・スタンコーブンのような万能型選手の評価が高まっている点も見逃せません。彼は下位ラインでの泥臭い役割から、トップラインが機能しない時のアクセントまで幅広くこなせる能力を持っています。
短期決戦の国際大会において、こうした柔軟性を持つ選手は重宝されます。✨
ギャビン・マッケナやベケット・セネッケといった、さらに若い世代の超新星たちも選考の視野に入っており、カナダの選手層の厚さは他国を圧倒しています。
約17か月後に迫る正式決定までに、若手たちがどれほどの急成長を遂げるかによって、最終的なロスターの顔ぶれは大きく変わるでしょう。🚀

シドニー・クロスビーをどういう形で起用するか、あるいはそもそも選ぶべきなのかどうか、相当議論されるんじゃないかにゃ。カナダの方々にはきついかもしれないけど、「代表落選」という選択肢に現実味が出てくると思う。選ばれた場合にしても、起用法を考える必要性が必ず出てくる。いずれの選択肢を取っても、「今までと違うんだ」という覚悟がホッケー・カナダにあるかどうか。カナダ代表にとって、次の国際大会は大きな岐路になる。
まとめ
2028年のワールドカップに向けたカナダ代表のフォワード陣予想は、驚異的な選手層の厚さを改めて見せつける結果となりました。
識者たちの見解は、クロスビーという偉大なベテランを精神的支柱として残しつつも、ジョンストンやベダードといった次世代のスーパースターたちを中心に据えた大胆な世代交代へと傾いています。
過去の敗戦を教訓にした得点力の強化と、バランスの取れたライン編成が実現すれば、カナダが再び世界の頂点へと返り咲く可能性は極めて高いと言えます。最高峰の戦いに今から期待が高まります。✨

ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね!

