エドモントン・オイラーズのマクデイビッドが1000ポイント到達!

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はじめに

 エドモントン・オイラーズのキャプテン、コナー・マクデイビッドが、ナッシュビル・プレデターズ戦でNHLキャリア1,000ポイントを達成しました。これにより、彼はNHL史上99人目、オイラーズの選手としては4人目の偉業を達成したことになります。

 この節目は、彼の卓越したプレーの証であり、チームメイトとの絆を再確認する瞬間ともなりました。

 2024-25シーズンが始まり、NHLでは8つのチームが新たな指導者のもとでスタートを切りました。毎シーズン、コーチ交代はチームに大きな影響を与え、今年もその変化が早くも現れています。新しいアプローチや戦術がどのように結果に結びついているのか、各チームの動向を見ていきましょう。

讃岐猫
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引用元:nhl.com(NHL公式サイト)「McDavid gets 1,000th NHL point, 4th fastest to reach milestone

オイラーズのレジェンドたちと並ぶ快挙

 エドモントン・オイラーズのキャプテン、コナー・マクデイビッドが、ナッシュビル・プレデターズ戦でNHLキャリア1,000ポイントを達成しました。この偉業を達成したのはNHL史上99人目で、オイラーズの選手としては4人目。1

 彼は、659試合目でこの記録に到達し、ウェイン・グレツキー(424試合)、マリオ・レミュー(513試合)、マイク・ボッシー(656試合)に次ぐ、4番目の速さでの達成2となりました。

 マクデイビッドは、この記録をホームゲームで、父親のブライアンが観戦する中で達成したかったと語っています。達成シーンは、第2ピリオド・2分44秒、レオン・ドライサイトル(センター、29歳)からのパスをワンタイム3で決めた場面でした。

歴史的瞬間を見よ!

 このゴールは、オイラーズのチームメイトたちによる祝福を呼び、特にドライサイトル、ダーネル・ナース(ディフェンス、29歳)といった長年の仲間たちがアシストを記録(ナースはセカンド・アシスト4になる)。彼らとの絆を感じる瞬間となりました。

 マクデイビッドは、「記録達成よりも、チームメイトやファンの反応が何よりも大事だ」と話し、特にドライサイトルとナースに感謝の意を表しました。二人とは、オイラーズで共に過ごした10年間を通じて、深い絆を築いてきたからです。

 この日、マクデイビッドが1,000ポイントを達成した直後には、ナースがオーバータイムで決勝ゴールを決め、3-2の勝利をオイラーズにもたらしました。この勝利は、マクデイビッドの記録達成にとって重要な意味を持ちました。

 また、マクデイビッドはこれまでに、アート・ロス・トロフィー(最多ポイント獲得選手)を5度(2017, 2018, 2021, 2022, 2023)、テッド・リンゼイ・アワード(NHL選手会選出の最優秀選手賞)を4度(2017, 2018, 2021, 2023)、ハート・トロフィー(シーズン最優秀選手賞)を3度(2017, 2021, 2023)、モーリス・「ロケット」・リシャール・トロフィー(最多ゴール獲得選手)を1度(2023)受賞しています。

次なる目標、スタンレー・カップ制覇へ

 スティーブン・スタムコスやアレクサンダー・オベチキンと並ぶリーグ屈指のスーパースターでありながら、彼の目標は依然としてスタンリー・カップ制覇にあります。

 この1,000ポイントという節目は、マクデイビッドにとってただの通過点ではなく、長年の努力の証として感慨深いものだったと述べています。

 実際、彼は「時にはこれまでの成果を当たり前に感じてしまうことがあるが、こうした瞬間に振り返って感謝の気持ちを持つことが大切だ」と語り、感情を露わにしました。

マクデイビッドとチームメイトの絆

 試合後、オイラーズの選手たちはロッカールームでマクデイビッドの偉業を祝うために特別なTシャツを着用し、マクデイビッドの幼少期の写真と「この男が1,000ポイント達成!?」というキャッチフレーズがプリントされたTシャツで、和気藹々とした雰囲気を楽しみました。

 ドライサイトルは、このTシャツのデザインに関与したことを明かし、チームメイトたちとの絆を再確認しました。

 今後、マクデイビッドがNHL史上2,000ポイントを達成する可能性についても言及され、ドライサイトルは「彼ならやり遂げるだろう」と自信を持って語りました。

 これまでのペースで行けば、マクデイビッドはグレツキー(2,857)に続く2,000ポイント達成者になる可能性を秘めています。

 総じて、マクデイビッドは個人としても、チームとしても、これからの10年にわたって更なる成功を目指していくことが期待されます。

引用元:nytimes.com(N.Y. TIMES)「NHL new coach check-in: Analyzing 8 teams’ early returns and changes

NHL新コーチ就任チームの分析

 2024-25シーズンが始まって1か月が経ち、8つのNHLチームが新たな指導者を迎えました。コーチの平均在任期間はわずか2.4年と、北米の4大プロリーグの中で最も短い5ことでも知られています。新しい指導者のもと、各チームの変化がどう影響しているのかを見ていきます。

攻撃力再燃とディフェンス強化がカギ

1、バッファロー・セイバーズ

 バッファローの最大のオフシーズンの変化は、リンディ・ラフの再雇用です。ラフは1997年から2013年までセイバーズを指導しており、再びチームを指揮しています。今シーズンの課題は、2022-23シーズンに見せた攻撃力を再点火しつつ、ディフェンスの改善を図ることです。

 セイバーズは、東西方向を使った攻撃スタイル6から北南方向を使った攻撃7にシフトし、より積極的なプレーを目指していますが、依然として実行に課題が残っています。特に、テージ・トンプソン(センター、27歳)とJJ・ピーターカ(センター、22歳)が不在時の攻撃のギャップが目立ちます。

 ディフェンスでは若干の改善8が見られるものの、シーズンのスタートは期待外れで、今後の成長に向けて圧力がかかっています。

シンプルで攻撃的なスタイルへのシフト

2、コロンバス・ブルージャケッツ

 コロンバスは、ディーン・エヴァソン9を新たな指揮官として迎え、シンプルでリスクを取る攻撃的なスタイルにシフトしました。昨シーズンの複雑なシステムから改善し、よりアグレッシブで機動力のあるディフェンスに変化。

 これにより、スロット10での得点機会が増え、攻撃面での改善が見られています。ディフェンスでは、圧力をかける戦術が功を奏し、ショットや質の高いチャンスを減少させることに成功しています。しかし、ブルージャケッツはまだ自分たちのブルーライン前での守備に課題11が残ります。

守備強化と攻撃的トランジションの融合


3、 ニュージャージー・デビルズ

 シェルドン・キーフが指揮を執るデビルズは、昨シーズンの攻撃的スタイルを再構築しています。キーフは、守備を強化することでリスクを抑えつつ、攻撃的なトランジション(攻守の切り替え)を最大限に活用できるスタイルを導入しました。

 特に、新加入のブレンダン・ディロン(34歳。ウィニペグ・ジェッツから)とブレット・ペッセ(30歳。カロライナ・ハリケーンズから)のディフェンス強化が功を奏し、ミドルエリアの守備が向上しました。

 パワープレーも安定しており(成功率27.8%はリーグ5位)、シーズンの進行とともにさらに高いレベルのプレーを期待できます。今後の鍵はゴールテンダーの安定性と、シーズンを通じた攻撃スタイルへの適応力です。

トランジション守備の改善と成長への期待

4、オタワ・セネターズ

 オタワは、トラヴィス・グリーン12を新監督に迎え、ディフェンスの強化を図っています。特に、トランジションでの守備改善が顕著で、スロットでの危険なシュートを抑えることに成功しています(相手の予想されるゴール数をストップしている確率はリーグトップ5)。

 ティム・シュッツル(センター、22歳)といったスター選手たちの守備負担が軽減され、信頼できるゴールテンダーの存在も大きな要素です。しかし、攻撃面ではまだ中盤でのプレーが課題で、特にフォアチェックの強化が求められます。全体的には良いスタートを切っており、今後の成長が期待されます。

再建中のチームを指導する若き指導者

5、サンノゼ・シャークス

 ライアン・ワーソフスキーは36歳でNHL最年少のヘッドコーチとして、シャークスを指導しています。チームは再建中であり、目立った補強はありませんが、ディフェンスの強化や若手選手の成長に焦点を当てています。

シャークス新監督について、以前ブログで触れました。

 オフェンスに若干の改善が見られる一方、ディフェンスやペナルティキルは依然として多くの課題13を抱えています。ウォルソフスキーの指導の影響は長期的に評価されるべきものであり、今後数年にわたる再建において重要な役割を果たすでしょう。

讃岐猫
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攻撃力向上を目指した新戦術の導入

6、シアトル・クラーケン

 シアトルはオフシーズンに大きな変化を遂げ、ダン・ビズマ14を新監督に任命しました。クラーケンは攻撃力の向上を目指しており、特にパワープレーの改善に取り組んでいます。

 今シーズンは、よりスピーディーでエネルギッシュなプレースタイルが強調されていますが、まだ攻撃の質に課題15が残っています。守備では過去数年間の堅実さが見られなくなっており、ペナルティキルのシステム変更(ボックス陣形からダイヤモンド陣形に→クロス・パスを出そうとする選手にプレッシャーをかけやすい)などで調整を行っています。

 チーム全体のパフォーマンスは進化していますが、攻撃の爆発力を取り戻すこと(5対5ではラッシュチャンスは増えているが、それを持続的なプレッシャーになっていない)が今後の課題です。

守備強化と攻撃バランスの再構築

7、トロント・メープルリーフス

 クレイグ・べルーブ監督は、トロントの守備を強化することを目標にシーズンを迎えました。昨シーズンの課題であった守備の質を改善し、特にミドルエリアでのシュートを抑えることに成功しています(予想されるゴール数2.33、リーグ6位。少ないほど守備が堅い)。

 しかし、オフェンス面では依然として課題があり、エースのオースティン・マシューズの不在も影響していますが、特に5対5の攻撃が低調16です。全体的な攻撃のバランスを改善する必要があります。べルーブ監督の守備重視のアプローチは一定の成果を上げていますが、攻撃面での再構築が急務です。

データに基づいた戦術で強化されたディフェンス

8、ウィニペグ・ジェッツ

 ウィニペグは、スコット・アニエル17を新監督として迎え、特にディフェンス面での強化を図っています。ゴールデン・ディファレンスとコンスタントな得点力を武器に、スタートダッシュを切ったジェッツは、スペシャル・チーム(パワープレーとペナルティキルのこと)の向上が大きな要因です。

 アニエル監督は、昨シーズンの結果を踏まえた上で、よりデータに基づくアプローチを取っており、特にパワープレーが劇的に改善されました。ジェッツは現在、リーグでも好調なスタートを切っており、これを維持できるかが今後の大きな課題です。

好調ジェッツ2連敗、昨シーズンの王者・パンサーズはやはり強い!

 以上、8つのチームの新コーチによる影響を分析しました。各チームにはまだ多くの課題が残っていますが、コーチングの変化は確実に各チームに新たなエネルギーをもたらしています。シーズンが進むにつれて、これらの変化がどのように成果を上げていくのか注目されます。

まとめ

 マクデイビッドの1,000ポイント達成は、個人の成果にとどまらず、チームメイトとの深い絆を象徴する重要な節目でした。この記録は、彼のキャリアの一部に過ぎず、スタンリー・カップ制覇を目指し続ける彼の次なる挑戦が始まっています。今後の活躍にますます注目が集まります。

 新しい監督が率いる8チームにはまだ課題が多いものの、それぞれの指導者が導入した新戦術やアプローチはチームに新たなエネルギーを与えています。シーズンが進むにつれて、その成果がどのように表れるかが楽しみです。変化の中で成長を見せるチームに注目しましょう。

讃岐猫
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【註釈】

  1. マクデイビッド以前に、ウェイン・グレツキー(1,773ポイント)、ヤリ・クッリ(1,043)、マーク・メシエ(1,034)が達成している。今のペースでポイントを量産すれば、オイラーズ歴代2位になる可能性もある。
    ↩︎
  2. マクデイビッドの次に達成の速い選手は、ピーター・スタスニの682試合である。スタスニはケベック・ノルディクスで達成したものであり、同チームの7シーズン連続プレーオフ進出に大きく貢献している。
    ↩︎
  3. パックを一度も止めずに、相手のパスを受けた瞬間にそのままシュートするプレー。迅速かつ予測不可能なシュートを可能にするため、得点力の高いプレイヤーにとって非常に重要。
    ↩︎
  4. ゲームの流れを作る役割を果たす場合もあるため、セカンド・アシストも評価されることがある。ただし、セカンド・アシストが記録されるためには、パスがゴールに直接的に繋がる形でなければならない。

     間接的な関わりがあった場合や、ゴールの直前にパックが他の選手に触れていた場合などは、セカンド・アシストがつかないこともある。パスが途中で相手選手にカットされ、その後自チームに戻ってきた場合などは、アシストが認められないこともある。

     また、ゴールが決まった際に、プレーが非常に複雑だったり、関わった選手が多かったりすると、アシストが誰に与えられるかの判断は公式記録員によって決定される。
    ↩︎
  5. サイトによって若干の数字の違いがあるが、大体NBA4.3年、MLB3.3年、NFL3.2年くらいとなっている。NHL以外のリーグは3年を超えていることが多い。
    ↩︎
  6. 主に攻撃時におけるプレースタイルの一種で、選手が氷上を東から西(横方向)へ動きながら相手ディフェンスをかわしたり、パスをつないだりして攻撃を展開するスタイル。

     これは、特にスケートを使って相手守備陣を横に広げたり、ディフェンスを引き寄せてスペースを作ることを目的とする。
    ↩︎
  7. プレーが氷面の北から南(縦方向)に沿って行われる攻撃的なスタイル。基本的には、速いスケートや直線的なプレースタイルで、速攻やパワフルなシュート、攻撃的なドライブを中心に展開される。
    ↩︎
  8. 11月16日現在、8勝8敗1延長負け。アトランティック・ディビジョン8チーム中6位。59ゴールは32チーム中8位と言われるほど悪い訳ではない。むしろ失点56は多い方から数えてリーグ9位。記事にあるように改善されているとは言えないのではないか。
    ↩︎
  9. 2005年、エバソンはワシントン・キャピタルズのアシスタントコーチに就任。2012年にはミルウォーキー・アドミラルズのヘッドコーチに就任し、6シーズンにわたってチームの歴史で2番目に多くの勝利を収めた。

     2018年にはミネソタ・ワイルドにアシスタントコーチとして加わり、2020年2月14日には暫定ヘッドコーチに昇格。その後、2020年7月13日に正式にワイルドのフルタイムヘッドコーチに任命された。

     ワイルドで5シーズンを過ごした後、2023年11月27日に5勝10敗4延長負け、7連敗の成績で解任された。2024年7月22日、エバソンはコロンバス・ブルージャケッツのヘッドコーチに就任。
    ↩︎
  10. ゴール前の中央から少し前方、通常はゴールの両サイドからスラローム状に広がったエリア。大体、ゴールの前方2〜3メートルの範囲がそれに該当。
    ↩︎
  11. 11月16日現在、5勝8敗2延長負け。メトロポリタン・ディビジョン8チーム中最下位。46ゴールもディビジョン最下位(リーグ32チーム中23位)。失点54は多い方から数えてリーグ12位。攻撃面も一層の改善がないと、上位進出は難しい。
    ↩︎
  12. 現役時代は主にセンターとして活躍。NHLでは1990年代前半から2000年代初頭にかけて、ニューヨーク・アイランダーズやアナハイム・マイティダックスでプレー。キャリア通算で約1,000試合近くをプレーし、150ゴール以上、200アシスト以上を記録。

     2017〜2021年までカナックスの監督を務め、チーム再建に着手。彼の下でカナックスは若手選手の成長が目立ち、特にクイン・ヒューズが台頭した。しかし、カナックスは2020年にプレーオフ進出を果たしたものの、その後、チームは安定した成績を残すことができず、最終的に2021年12月に解雇。
    ↩︎
  13. 失点63は32チーム中ワースト5位、得失点差-21はワースト3位。一方、ペナルティ・キル成功率81.82%は32チーム中12位なので、それほど悪い訳ではない。11月10日(日)のディビジョン首位のニュージャージー・デビルズに1-0で勝利するなど、勝負強くなってきている。
    ↩︎
  14. 現役時代はライトウィンガーとして活躍。選手としてのキャリアは1990年代初頭〜2000年代初頭にかけて、ロサンゼルス・キングスやアナハイム・ダックスでプレーしていたが、選手としてNHLでの大きな成功は収められなかった。

     ビズマは2009年にペンギンズのヘッドコーチに就任し、同年にスタンレー・カップ制覇。この優勝は、ペンギンズにとって1992年以来の優勝。2015年、バッファロー・セイバーズのヘッドコーチに就任したが、チームのパフォーマンスは期待通りではなく、最終的に2017年に解雇。
    ↩︎
  15. 得点52は32チーム中16位タイ、失点51は少ない方から数えて12位タイ。一方、ペナルティ・キル成功率78.43%は32チーム中20位タイ。パワー・プレイ成功率19.23%は16位。可も不可もない数字が並んでいるが、11月8日(金)から3連勝で来ており、チームの調子は上がっている。
    ↩︎
  16. 5対5でのゴールがリーグ18位、チームの予想ゴール獲得数が19位と低い。チームはブルーライン前の高危険エリアに向かうドライブが少なく、右サイドからの生成もほとんどありません。パワープレーも得点力の低下を補えるほど安定していない。

     故障の影響もあり、ロースターは昨シーズンと比べて選手層が薄く、ディフェンスへの強調と東西方向のプレーの減少が、チームの最大の強みである高速なオフェンスを制限している。
    ↩︎
  17. 1981年のNHLドラフトで、ウィニペグ・ジェッツから1巡目(全体22位)指名。ウィニペグ・ジェッツ、バッファロー・セイバーズでプレーしたが、現在は消滅したIHL(インターナショナル・ホッケー・リーグ)が主戦場だった。

     引退後、AHLのマニトバ・ムースで監督を5シーズン務めた後、2010年にコロンバス・ブルージャケッツの監督に就任。しかし、思ったような成果を挙げられず、11-12シーズン途中に解雇。バンクーバー・カナックスのアシスタント・コーチ等を経た後、2024年5月24日、ジェッツの監督となる。 ↩︎
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