世界中のアスリートが目指す大きな舞台🇨🇭
一方、スイス代表のセンター、ニコ・ヒッシャー(ニュージャージー・デビルズ)も、日曜日にオリンピックのリンクに立った感想を問われると、その瞳をキラキラと輝かせました。「特別だよ。僕にとっては、これが人生で初めてのオリンピックなんだ」と彼は答えます。
「子供の頃から、夏も冬も、こういった大きな大会を見て育ってきた。4年に1回しか開催されない特別な場所だ。今、こうして自分自身でそれを体験できているのは、本当にすごいことだと思う。ここまで少し時間はかかったけれど、選手たちはみんな、この場所の一員になれたことを心から嬉しく思っているよ」と、万感の思いを口にしていました。
嫌なことも吹き飛ばす、オリンピックの魔力🇸🇪
スウェーデン代表のミカ・ジバネジャドにとっても、この大会は特別な意味を持っています。
彼は今シーズン、所属するニューヨーク・レンジャーズであまり調子が上がらず、喜べるような状況ではありませんでした。しかし、日曜日にミラノのリンクに足を踏み入れた瞬間、そんな悩みはすべてどこかへ吹き飛んでしまったと言います。
「正直に言って、最高だよ。悪いことなんて何ひとつない。ただただ、オリンピックの一員になれることが嬉しいんだ」と、彼は晴れやかな表情で語りました。ジバネジャドは、この大会の持つ本当の大きさをこう表現しています。
「ホッケー界の中には、この大会の価値を少し低く見ている人もいるかもしれない。でも、ここに来るために4年から8年もの間、必死に努力し続けて、ようやく予選を突破するチャンスを掴み取るアスリートたちの姿を想像してみてほしい。そうすれば、ここがどれほど巨大な舞台なのかが分かるはずだ」
ホッケー界の中には、この大会の価値を少し低く見ている人もいるかもしれない
一部のホッケー関係者やファンがオリンピックを低く評価する背景には、単に感情論ではないプロホッケー特有の事情と価値観の違いがある。
NHLは世界最高峰のプロリーグであり、シーズン中の試合数やプレーオフを重視する文化が根強く、プロのキャリアの中では「シーズン優勝やスタンレーカップ優勝」の方が選手やチーム、ファンにとって大きな意味を持つという見方がある。
このため、オリンピックのような「短期間・大会形式」の国際大会は、リーグ優先の価値観からすると必ずしもトップに位置づけられないという考え方が一部で存在する。
また、オリンピック参加に伴うスケジュール中断や怪我のリスクを懸念し、「リーグが得られる経済的メリットが少ない」という指摘もあり、オリンピックへの価値が低いとする声はこうした背景から出ている。
たとえば、ある評論では「NHLが選手を送り出してリスクを負っているのに、リーグ側が実質的な利益を得ていない」「オリンピック参加がリーグのテレビ視聴率や長期的なファン増加に大きく寄与しているとは言えない」といった意見がある。
こうした見方は、オリンピックを「世界最高峰の舞台」と評価する意見とは異なる、リーグのビジネスと選手のキャリア優先の価値観に基づく評価といえます。(triblive.com)
「NHLの選手が長い間オリンピックから離れていたから、僕たちが今ここにいるのは少し特殊な状況かもしれない。でも、それでもやっぱり素晴らしいことなんだ。まるで夢を生きている子供みたいな気分だよ。これから最高の時間が始まるんだ」。
彼の口から出た「夢を生きている子供のようだ」という言葉こそ、今ここに集まったすべての選手たちの気持ちを代弁しているのかもしれませんね。
監督だって圧倒される!選手村での不思議な体験👔
この特別な高揚感を感じているのは、決して選手たちだけではありません。カナダ代表のヘッドコーチとして初めてのオリンピックに臨むジョン・クーパーも、その一人です。日曜日の彼の表情は、言葉以上にその感動の大きさを物語っていました。
「本当に身が引き締まる思いだよ」とクーパー監督は語ります。「初めてオリンピック選手村に足を踏み入れると、周りは世界最高のアスリートばかりなんだ。食堂やラウンジなんかで彼らを見かけるたびに、『えっ、あれはあの有名な選手じゃないか!』って、まるで一人のファンのように驚いてしまうんだよ。
オリンピック選手村
ミラノ・コルティナ2026冬季五輪のオリンピック村は、複数の都市に分かれて設けられた選手の共同生活スペースであり、選手たちの「大会前の拠点」であると同時に、競技以外の交流や生活を体験する貴重な場としても注目されている。
ミラノ中心部に設置された選手村は、約1,500人の選手やスタッフが滞在する大規模な複合施設で、宿泊、食事、トレーニング、リラクゼーション施設が備わっており、その設計自体が大会後に学生向け住宅へ転用されるなど環境・都市計画の観点でも評価されている。
実際の宿泊施設は、堅牢なベッドや各種共有スペース(ジム、食堂、”Mind Zone”と呼ばれる心身リラックス用エリア、ゲームルームなど)が整備されており、選手同士が交流できる雰囲気づくりが意識されている。この環境については、IOCトップも「美しい会場」と評価しており、歴史・文化の融合が感じられるという声もある。(Reuters)
選手たちの評判を見ると、ミラノ村での生活は「大学時代の寮生活のような雰囲気で楽しい」といったコメントが報じられている。アメリカ代表のスター選手たちが、同じ部屋で共同生活する楽しさを語るなど、競技以外でも仲間との絆を深める場として好意的に受け止められている。(The Times of India)
また、他拠点であるコルティナ・アンペッツォの村も、山々に囲まれたロケーションで選手同士が交流したり、ピン交換など伝統的なオリンピック文化を楽しんでいると報じられている。こうした交流や生活の充実ぶりは、単に競技だけを重視する場ではなく、国際的なつながりや文化体験の機会としても価値があるという観点から評価されている。(NBC 6 South Florida)
とにかく、そこにいるだけで圧倒されるし、自分の世界が一気に広がるような感覚だね」。
彼は自分の人生を振り返り、「一生、テレビでオリンピックを見て育ってきたけれど、今こうして実際にこの場所にいて、目の前でその情熱を感じられるなんて……言葉にならないくらいクールだね」と、一人のスポーツファンとしての純粋な喜びを語ってくれました。
12年ぶりの帰還!伝説の男が語る喜び🥇
そして、この「現実離れした感覚」は、なにも初出場の選手たちに限ったことではありません。過去に2度もオリンピックで金メダルを獲得しているあのレジェンドでさえ、今でも鳥肌が立つというのです。そう、カナダ代表の主将、シドニー・クロスビーです。
背番号87の彼にとって、前回のオリンピック出場から実に12年もの月日が流れていました。
日曜日の練習後、耳まで届くような満面の笑みを見せたクロスビーはこう話してくれました。「12年という月日が、すごく長く感じる日もあれば、昨日のことのように感じる日もあるんだ」。
「でも、本当に最高だよ。オリンピックに戻れると決まった瞬間から、ずっと期待感でいっぱいだった。代表メンバーの発表があってからも、ずっとワクワクしていたんだ。こうして仲間たちと一緒にここへ来て、氷に出て、そのスピードを肌で感じながらチームとして成長していけるのは、本当に楽しいことだよ」。
長きにわたりホッケー界のトップに君臨してきた彼でさえ、これほどまでに心を躍らせる。それこそが、オリンピックという舞台の持つ計り知れない力なのかもしれません。
レジェンドから後輩たちへ贈る言葉🎤
カナダ代表の主将、シドニー・クロスビーは、チームの「初出場組」に向けたアドバイスを求められると、2010年大会で伝説の決勝ゴールを決めた男らしく、優しくも力強い言葉を語ってくれました。
「とにかく柔軟な気持ちを持って、流れに身を任せることが大切だと思う。いつも通りのルーティンができなかったり、予想もしなかったような出来事が起きたり、いろいろなことがあるだろうけれど、その経験すべてを丸ごと受け入れて楽しんでほしいんだ。これは本当に特別な体験なんだから」と、彼は微笑みます。
さらに、クロスビーは代表選手としての責任についても触れました。「ホッケーだけじゃなく、チーム・カナダ全体を代表してスポーツを祝う場でもあるんだ。もちろん期待も大きいし、それに伴うプレッシャーもある。
でも、僕たちの目標は『最高のチームになること』だ。そのために全員で支え合っていく。それが僕たちのやるべきことなんだよ」と、仲間を想う熱いメッセージを届けてくれました。
まとめ〜史上最高の大会が、ついに始まる🇮🇹
今、ミラノでは本当に驚くべきことが起きています。かつてないほどの才能たちが一堂に会したこの顔ぶれを見れば、今回のオリンピックがホッケー史上最高の大会になる可能性を秘めていることは間違いありません。
長い間、待ち焦がれて、ようやく掴み取ったこのステージ。ついにその幕が上がったのです。この驚くべき、そして素晴らしい瞬間を、私たちも少し立ち止まって、じっくりと噛みしめてみようではありませんか。氷上のスターたちが「夢を生きる子供」に戻る、特別な時間の始まりです。

ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね!

