🐺逆境からの挑戦!アンダードッグを応援したいあなたへ
先ほど少し触れたジャック・ヒューズとコナー・ヘレバックについてですが、彼らはそれぞれニュージャージー・デビルズとウィニペグ・ジェッツに所属しています。残念ながら、どちらのチームも今のところ実質的にプレーオフ争いからは脱落してしまっているのが現状です。
ですが、もしあなたが「今は結果が出なくても、将来のためにじっくりチームを追いかけたい」という忍耐強いファンであれば、これらのチームは非常にフォローする価値があると言えるでしょう。
特にデビルズには注目すべき家族の物語があります。ジャック・ヒューズは、弟のルーク・ヒューズと一緒にプレーしているんです。ルークはヒューズ兄弟の末っ子で、現在は肩の怪我を治すためにリハビリ中ですが、3月初めには氷の上に戻ってくると期待されています。
ルーク・ヒューズのプレースタイルや現状について
ルーク・ヒューズは、まだ22歳ながらニュージャージー・デビルズの将来を担う存在として高い評価を受けている若手ディフェンス。NHLではそのサイズ(約193cm)とスケーティング能力の高さを生かし、攻守両面でチームに影響を与えられる選手として期待されている。
実際、2025–26シーズン前にデビルズと7年6300万ドルもの大型契約を結んでおり、これはチームが彼の才能を長期的に評価している何よりの証拠である。(Reuters)
メディアの論評では、ルークは単に「兄の弟」という評価ではなく、パックを運ぶ推進力と攻撃参加ができるディフェンスマンとして、すでにチームの中心的役割を果たしていると伝えられている。
その滑らかなスケーティングとプレースタイルは、高速な攻撃の起点として機能し、チームがボールを運ぶ際にスペースを作り出す能力にも優れていると評価され、ファンやコーチからも賛辞が寄せられてきた。
実際、デビルズが8連勝を飾った試合ではルークのプレーが「ディフェンスから攻撃へとつなぐ原動力だった」と称賛され、チーム内でもキープレーヤーとしての存在感が増していると報じられている。(The Times of India)
ただし、ルークの持ち味は「派手さ」ではなく、理知的なポジショニングとバランスの取れたプレーにある。彼は大学時代から高い得点力を見せていたとはいえ、NHLでは守備のバランスや氷上での判断が評価される部分が強調されており、必要以上にリスクを冒すことなく、チーム全体の流れをコントロールするタイプのディフェンスマンとして語られることも多い。
この点は、若くして大契約を得ているにもかかわらず、過度に脚光を浴びようとせず、チームの勝利に貢献する実利重視の姿勢として好意的に受け止められている。
現状については肩の怪我からのリハビリ中であり、復帰時期は2026年3月初旬と見込まれている。この離脱はチームにとって痛手ではあるが、復帰後は再びデビルズのディフェンスラインで安定した存在となることが期待されている。特にパワープレー時の存在感や攻撃の起点としての役割が大きく、試合勘の回復とともにその真価が改めて問われるだろう。(Yahooスポーツ)
兄弟が同じチームで戦う姿を応援できるのは、ファンにとっても特別な楽しみになりますよね。

デビルズで共闘するジャックとルークですが、実は三兄弟の周辺が騒がしいんだにゃ。クインは名門レッドウィングスへの移籍を熱望しているとの噂がある一方、現在の所属先ワイルドのGM(米国代表GM兼任)は三兄弟全員の獲得を狙っているとか。五輪に出場できなかった末っ子ルークが、代表選考権を持つGMの元でプレーを望む可能性も…?才能豊かな兄弟の去就は要注目!🐾
🚩どん底からの大逆転を狙うチームは?
「弱者が強者を倒す姿が見たい!」という熱いハートをお持ちの方に、最もおすすめしたいアンダードッグは、バッファロー・セイバーズです。セイバーズもまた、あの過酷なアトランティック・ディビジョンの激戦に巻き込まれていますが、彼らには背負っているものがあります。
なんと、現在リーグで最も長い「14シーズン連続プレーオフ不出場」という苦い記録を更新中なのです。今、彼らはその呪縛を断ち切るために必死に戦っています。
そんなセイバーズを引っ張っているのが、アメリカ代表のフォワード、テージ・トンプソンと、スウェーデン代表のスターでありキャプテンも務めるラスマス・ダーリンです。彼らに率いられたチームは、昨年の12月から1月にかけて、ホッケー界で最も熱い快進撃を見せました。
12月に10連勝という驚異的な記録を打ち立てると、その後も17試合のうち15試合で勝利を収めるという、凄まじい勢いを見せたのです。
もしあなたがNFL(アメリカンフットボール)のファンなら、バッファローという街のファンがいかに熱狂的で献身的な存在かをご存知かもしれません。セイバーズもまさにその熱いファン層に支えられています。
さらに、彼らは1990年代に愛された「ヤギの頭」をデザインしたジャージを時折着用することもあり、これがファンにとってはたまらない「大きなボーナス」となっています。
「ヤギの頭」をデザインしたジャージ
バッファロー・セイバーズの「ヤギの頭(Goat Head)ジャージ」は、1990年代後半のNHLファンにとって象徴的なデザインの一つ。
1996–97シーズン、セイバーズはこれまでの伝統的な青と金のカラーリングを黒・赤・銀へと大胆に変更し、これまでのバッファロー(バイソン)の全身デザインに代わって、黒地にシルエット化されたバッファローの頭部ロゴを大胆に配したユニフォームを採用。
新しいロゴは当初「怒れるバッファロー」とも呼ばれたが、ファンの間では次第に「ゴートヘッド」という愛称で親しまれるようになった。
この「ゴートヘッド」ロゴは、単なる視覚的な遊びや強そうなマスコットではなかった。黒・赤・銀という当時としては斬新な配色と相まって、90年代セイバーズが持っていた攻撃的で挑戦的な姿勢を象徴するものとして受け止められ、チームのアイデンティティの一部となる。
ユニフォーム変更後の数年は、チームも比較的高い順位で戦い、スタンレー・カップ決勝(1999年)やカンファレンス決勝(2006年)進出の実績も残している。
ジャージのデザインには、よく見ると腕のストライプが角(horn)のようにも見える工夫が施されており、単なる飾り以上の“隠れた意匠”としてファンから話題になることもあった。こうしたディテールは、セイバーズの歴史に詳しい地元記者が指摘したことでファンの間にさらに広まり、90年代ジャージの人気を高めたのである。(106.5 WYRK)
この「ゴートヘッド」ジャージはその後いったん姿を消したものの、ファンからの強い要望を受けてオルタネイトユニフォームとして復活。2020年代にはアディダスのリバースレトロシリーズなどでそのロゴが再び使われ、ファンにとって“懐かしさと誇り”を感じさせるシンボルとなっている。(Daily Faceoff)
この映像主が着ているのが、セイバーズの普段のジャージ。そして、袋から無造作に取り出されたのが「ヤギの頭ジャージ」。もうちょっと袋から綺麗に出せんかね。
🛡️プレーオフの境界線で戦うチームたち
アトランティック・ディビジョンの中央、デトロイトとトロントに挟まれるような形で位置しているのが、オタワ・セネターズです。カナダの首都に本拠地を置くこのチームは、現在まさに「プレーオフ進出か、それともチーム再建か」という微妙な境界線上に立っています。
チームの先頭に立って鼓舞しているのはブレイディ・カチャックです。正直なところ、セネターズはリーグで最も不安定なゴーリー(ゴールキーパー)事情を抱えており、苦労している面もあります。しかし、ディフェンス陣は堅実ですし、1年前にはプレーオフ出場のチャンスも手にしました。
“リーグで最も不安定なゴールキーパー事情”について
今シーズンのオタワ・セネターズは、攻撃陣や守備陣には確かな手応えが見える反面、チーム成績を大きく左右する“大黒柱“であるゴールキーパーの不安定さが深刻な懸念材料となっている。数値的にもアンバランスさは明らかで、チーム全体のセーブ率はリーグ最下位クラスに沈んでおり、セーブ率.868を下回るという厳しい状況が続いている。
リーグ平均と比較すると数値上の差は大きく、平均的なゴールティングを維持できていれば、25点以上の失点を削減できた可能性があるとも言われている。これはチームが“勝負どころ”を逃しがちになっている大きな理由の一つ。(Last Word On Sports)
こうした結果は単純な数字以上の背景を持っており、そもそもチームが今季の序盤に期待していた「盤石なゴールテンディング」が成立していないことが影響。元々チームの柱として期待されていたライナス・ウルマークはシーズン途中で個人的な事情により長期離脱となり、チームは代役のゴールキーパーを探し続ける不安定な状況に追い込まれた。
チームはベテランのジェームズ・ライマーを緊急補強したが、これはあくまで“暫定的な対応策”であり、根本的な解決には至っていない。
さらに若手や代役のゴールキーパーも一貫したパフォーマンスを示せておらず、複数の選手をローテーションで起用しつつも、どの選手も安定感を欠いているという現象が続いている。過去数年で11人を超える異なるゴールキーパーを起用してきたという数字もあり、好調なシーズンには欠かせない「守護神」の確立ができていない。(Puck Prose)
ホームで強敵コロラド・アバランチと対戦した試合では、バックアップ陣が次々と失点を重ね、大敗を喫しており、ゴールキーパーの不振がチーム戦術の崩壊につながる局面も見られる。(Reuters)
この厳しいディビジョンで少なくとも戦うチャンスは持っているので、今のうちから青田買いのように注目しておくには、とても面白いチームだと言えるでしょう。
🌊西の海岸から吹く新しい風
もし、あなたがアメリカの西側のチームに目を向けているのであれば、シアトル・クラーケンが非常に注目に値する存在です。
クラーケンはNHLに参入してから最初の4年間で、一度だけプレーオフに進出した経験がありますが、今年はその記録をさらに更新しようと、まさに「剃刀の刃の上」を歩くようなギリギリの熱い戦いを続けています。
「剃刀の刃の上」を歩くようなギリギリの熱い戦い
シアトル・クラーケンは、NHLに参入してからわずか5年目ながら、着実に勝負どころでの存在感を増してきている。2025–26シーズンは勝ち点63(27勝20敗9OT)で太平洋地区3位につけている。
これは過去4年間でたった一度しかプレーオフに進出していないチームにとって大きな飛躍であり、まさに「剃刀の刃の上を歩くような緊張感ある戦い」を象徴している。(ホッキーリファレンス)
この状況が特に興味深いのは、クラーケンがまだ若い戦力と試行錯誤を続けるチームであるという点。5年前にリーグへ加わった直後、勝率は低くパシフィック・ディビジョン最下位を経験するなど苦戦していた。
2022–23シーズンには初めてプレーオフに駒を進めたものの、その後は再び低迷していたため、ここまで競争力のある位置につけるようになったこと自体が大きな進化である。
クラーケンの熱い戦いの中心となっているのは、新人王クラスの才能を秘めた若手中心の攻撃力と、勝負強さを発揮するベテランの貢献である。マッティ・ベニアーズは優れた2wayフォワードとして攻守両面でチームを牽引し、ジョーダン・エバリーもチーム得点リーダーとして得点力を見せている。
攻撃面で得点を生み出せる布陣が整いつつあることが、対戦相手にとっては非常に手強い要素となっている。
ただし、この「剃刀の刃」の表現が示す通り、クラーケンの立ち位置には不安定さもある。地域内のライバルチームとの得失点差や勝敗の僅差が続く中、数試合の勝敗で順位が大きく変動する可能性も残る。
あるゲームでは連勝を飾り勢いをつけ、別の試合では連敗で順位を脅かされるという起伏が見られ、勝利と敗戦の間を綱渡りしている状況がこの言葉で表現されている。(Reuters)
現時点では、彼らはパシフィック・ディビジョンで3位という好位置につけています。これはつまり、もしシーズンが今日この瞬間に終了したとしたら、彼らは無条件でプレーオフに進出できるということを意味しています。チームを引っ張るトップスコアラーは、マッティ・ベニアーズとジョーダン・エバリーです。
さらに、バックアップゴーリーを務めるフィリップ・グルバウアーも、イタリアで開催された大会(オリンピック)でドイツ代表として素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたばかりなので、今のクラーケンには非常に良い風が吹いています。
初めてNHLを見る方に、まずオススメのチームはクラーケンかな。できたばかりのチームだし、代表クラスになろうとする若手スターも多い。ロゴもカッチョいい。
🏆「勝ち馬」に乗りたい!最強チームガイド
「せっかく応援するなら、とにかく強くて勝てるチームがいい!」という、いわゆるバンドワゴン(流行の勝ち馬)に乗りたい方も多いはずです。
通常であれば、その答えはフロリダ・パンサーズになるはずでした。彼らはスタンレー・カップを2連覇している絶対的なチャンピオンですが、今シーズンはあいにく不運な怪我が重なってしまい、なんとアトランティック・ディビジョンの最下位に沈んでしまっています。
もし、すぐにでも「自分の応援しているチームは強いんだ」と自慢できる権利が欲しくて、スター選手のマシュー・カチャックを追いかけたいのであれば、マイアミ(フロリダ)のチームを選んでみるのも手ですが、この状況が長く続くかどうかは誰にもわかりません。
この状況が長く続くかどうかは誰にもわかりません
今シーズンのフロリダ・パンサーズは、二季連続でスタンレー・カップを制覇した王者として開幕前から高い期待を背負っていたが、その道のりは必ずしも順風満帆ではなかった。実際、オールスター前の段階での記録は29勝25敗3分け程度と勝率が低迷し、アトランティック・ディビジョンでも上位から大きく水をあけられて8位となっている。
この数字だけを見ると「チーム力が落ちた」と感じるかもしれないが、背景には複雑な事情がある。
まず大きいのは怪我とロスターの離脱の影響。昨季までの中心選手でありチームの顔でもあったキャプテンのアレクサンダー・バルコフが、シーズンを通して離脱していること自体が戦力に大きな穴を開けている。
また、今季前半はマシュー・カチャックがオフシーズン手術からの復帰遅延、他にも複数の主力がシーズン途中やオリンピックでも体調面の不安を抱えたまま、プレーしていた可能性が指摘されている。これらの怪我の蓄積は、チームの総合力に少なくない影響を及ぼしている。(The Hockey News)
ただし、パンサーズが今後浮上する可能性が完全にないわけではないあ。これまでのスタッツを見ても、攻撃面では高い期待値を示す選手が複数おり、得点力自体は今もリーグ平均以上をキープしていると(五人対五人での期待ゴールなどのデータが示唆)。
さらに、今季はオリンピック明けに怪我からの復帰が見込まれる選手もおり、これが順調に進めばチーム全体のバランスが大きく改善する可能性もあると専門家は論じている。
それを踏まえると、今最も明確で賢い選択肢と言えるのは、コロラド・アバランチでしょう 。オリンピックによる中断期間に向けて少しだけ調子を落とした場面もありましたが、依然として西部ではミネソタ・ワイルドを5ゲーム差でリードする首位を走っています。
チームの柱は、カナダ代表でも活躍したネイサン・マッキノンとケール・マカーの二人です。さらに、スコット・ウェッジウッドとマッケンジー・ブラックウッドのゴーリー二人組は、ファンから「ザ・ウッズ(The Woods)」という愛称で親しまれており、今シーズンも非常に素晴らしい活躍を続けています。
また、タンパベイ・ライトニングも忘れてはいけない強豪です。彼らは現在、アトランティック・ディビジョンで2位に6ポイント差をつけて首位に立っていますが、最近は少しだけ苦戦している様子も見受けられます。
かつては3年連続でスタンレー・カップ・ファイナルに進出するという黄金時代を築きましたが、ここ3年間はプレーオフの初戦で敗退するという悔しい思いもしています。
このチームは、カナダ代表の監督も務めるジョン・クーパーが指揮を執っています。チームの顔は、ロシア出身のスターであるニキータ・クチョロフとアンドレイ・ヴァシレフスキーです。ヴァシレフスキーは現在もNHLで最高のゴーリーの一人として君臨しており、期待値を超えるセーブ数ではイリヤ・ソロキンに次ぐリーグ2位を記録しています。
そしてクチョロフは、コナー・マクデビッドやマッキノンといった怪物たちに次いでリーグ3位の91ポイントを叩き出しており、ここ2年連続で得点王に輝いているという、まさに手が付けられない名選手です。
🌟勢い止まらない!ダラスとベガスの熱い戦い
もう一つ、応援していて楽しい「バンドワゴン」としてご紹介したいのが、ダラス・スターズです。彼らの人気は高まっていますが、古くからの熱狂的なファンばかりで近寄りがたい……なんてことは今のところありませんので、新しくファンになるには絶好のタイミングと言えるでしょう。
ダラス・スターズのファン文化について
「ダラス・スターズのファンは近寄りがたい」という印象は、実際には単なる先入観やステレオタイプでしかない。現地のファン文化を取材した記事や実際に試合会場を訪れた人々の声を見ると、スターズファンは熱狂的でありながらも、非常に歓迎的でオープンなコミュニティを形成していることがわかる。
ホームでの国歌演奏時に「Stars!」と一体となって叫ぶ儀式や、得点時にファンが歌とコールで盛り上がるなど、熱気あふれる観戦スタイルは他のNHLチームにも引けを取らない名物となっている。このような伝統は、単に声が大きいだけでなく、観客同士や選手との結びつきを強める“共同体意識”として機能している。
また、SNSやオンラインコミュニティでも、スターズのファンはよく「歓迎ムードが強い」と評されている。ビジターのファンが試合に訪れた際に「いつでも歓迎する」という声が多く聞かれるほか、別チームのファンとの交流やリスペクトあるやり取りも見受けられ、ライバル心があっても嫌悪感にはつながらない健全さを示している。
ある投稿では、「敵チームのファンであっても歓迎する」「遊びに来たら楽しんでいってね」といった声が多数寄せられ、スターズファンが排他的な集団ではなく誰でも楽しめる雰囲気づくりを大切にしていることがうかがえる。
こうした文化は、チーム主導のファンイベントや地元コミュニティ活動とも連動。スターズは定期的にファンフェスや選手参加のイベントを開催し、ファンと選手が直接交流できる機会を設けている。これが単なる観戦体験だけにとどまらず、ファンが地域社会やチームを“自分たちのもの”と感じる大きな要因になっている。(starsartofthegame.com)
スターズは現在、カンファレンス・ファイナル(準決勝)という大きな壁を乗り越えようと奮闘しており、ウエスタン・カンファレンスのセントラル・ディビジョンでは、アバランチとワイルドに次ぐ3位という好位置につけています。
このチームには、ホッケー界でもトップクラスのアシスト能力を誇る、ミッコ・ランタネンのような素晴らしいウィングプレーヤーがいます。ですが、ファンの皆さんにぜひ注目していただきたいのは、今大会のオリンピックには出場しなかったジェイソン・ロバートソンです。
彼は、今回のアメリカ代表メンバーから外されたことが、「あまりにひどい選考漏れだ」と周囲で話題になるほどの実力の持ち主なんです。
「あまりにひどい選考漏れだ」
ジェイソン・ロバートソンの代表落選は、単なる「惜しい選外」ではなく、北米メディアの間では今なお議論の対象になっている。特に米国内のホッケー専門メディアでは、「得点力という最も明確な武器を持つウインガーを外した判断は妥当だったのか」という問いが繰り返し投げかけられている。
ロバートソンはここ数年、安定して30~40得点級のペースを維持し、5対5でのフィニッシュ能力、ゴール前でのポジショニング、そしてパワープレーでの決定力においてリーグ上位水準を示してきた。
にもかかわらず代表に選ばれなかった背景について、分析記事の多くは「スピードとトランジション重視の構成」「守備面での即時的なプレッシャー対応力」「既存ユニットとの相性」といったチーム戦術的要素を挙げている。
一方で、複数の評論家は「純粋な得点創出能力では代表入りした数名を上回る指標を持っている」と指摘しており、特に期待値ゴール(xG)や高危険度エリアからのシュート割合などの先進指標を根拠に、“数字上は外しにくい存在だった”という論調も少なくない。
実際、Dallas Starsでは依然としてチーム最多得点を記録しており、オフェンスの軸として機能し続けている。この継続的な生産性が、代表選考への疑問をさらに強める構図になっている。
もっとも、全てが批判一色というわけではない。代表首脳陣の選考を支持する声もあり、「国際大会では役割特化型の構成が優先される」「守備負担の大きい展開での安定感を重視した結果」という現実的な見方も存在する。
つまりロバートソンの落選は能力不足ではなく、“タイプの違い”が判断基準になったという解釈だ。
現在の論調を総合すると、メディアの評価は「誤りだった」と断定するものではないが、「極めて議論を呼ぶ選外」であったという点では一致している。そして皮肉なことに、この論争自体がロバートソンの価値を証明している。代表にいなくても得点を量産し続ける現実が、彼の存在感をむしろ強めているのである。
その悔しさを晴らすかのように、彼はスターズの得点王として現在32ゴールを叩き出しています。そんな彼の素顔はとってもチャーミングで、「どのゴールも、僕の飼っている猫のために決めているんだ」と語るほどの大の猫好きなんですよ。
⚔️氷上のパフォーマンス集団:ベガス・ゴールデンナイツ
最後にご紹介するのは、現在、パシフィック・ディビジョンで首位を走っているベガス・ゴールデンナイツです。このチームにとって、ミッチ・マーナーの加入はまさに大きな恵みとなり、チームにさらなる勢いをもたらしています。
ベガスは2017年に創設された比較的新しいチームですが、その誕生した瞬間から常にリーグの主役として注目を集めてきました。なんと、創設1年目のシーズンにいきなりスタンレー・カップ・ファイナルまで進出するという快挙を成し遂げ、その後2022-23シーズンにはついに念願の優勝を果たしています。
ゴールデンナイツというチームは、試合を単なるスポーツの試合としてだけでなく、一つの「最高のパフォーマンス(ショー)」として魅せることに、どのチームよりも情熱を注いでいます。そしてその華やかなスタイルが、しっかりと氷の上での結果、つまり勝利に結びついているのが彼らの凄さでもあります。
まとめ
五輪の熱狂は終わっても、NHLの戦いはここからが本番。残り約25試合、地区争いと個性豊かなチームを知れば観戦はもっと面白くなります。気になる選手やチームを見つけ、プレーオフへ向かう終盤戦をぜひ追いかけてみてください。
後編もよろしく!

ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね!

