ホッケー界に革命の予感!「NHLレッドゾーン」誕生でファン層拡大なるか

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はじめに

 スポーツ界を揺るがすビッグニュース、NFLとESPNの超大型契約をご存知ですか?これ、実はホッケー好きの方はもちろん、これからホッケーに興味を持つ皆さんにとっても見逃せない、とっても重要な話なんです!

 この契約により、人気急上昇中のホッケーリーグNHLに、とてつもないチャンスが到来するかもしれません。それが、アメフトでおなじみの人気チャンネル「レッドゾーン」のホッケー版、「NHLレッドゾーン」の誕生です。

 この記事では、初心者の方にも分かりやすく、この新たな可能性がホッケー界にどのような革命をもたらすのかを徹底解説していきます。未来のホッケー観戦スタイルを一緒に覗いてみませんか👋?

参照記事:Shap Shots1With the ESPN-NFL deal complete, could an “NHL RedZone” be a future boom for hockey?

ESPNとNFLの大型契約がホッケーに与える影響って何?😲

 今週初め、アメリカのフットボールリーグであるNFLと、スポーツ専門チャンネルのESPNが、なんと事実上の合併2をしたんです。

 具体的には、NFLがESPNの株を10%も取得し、その代わりにESPNはNFLネットワーク3や、皆さんおなじみの「レッドゾーン」4ブランドの所有権など、いくつかの主要な資産を取得しました。前々から多くの北米のマスコミが書いているように、これはNFLにとってかなり大きな動きです。

NFLレッドゾーンは、こんな感じ。確かにこういう「手軽に」エキサイティング・シーンを楽しめる番組があれば助かるけど…。

 これって、もうNFLが、まだ厳密にはフットボールリーグですが、フットボールの試合を運営するメディア帝国に近い存在になったってことですよ!

 海外のスポーツ界では、実はこういう動きは珍しくありません。

 例えば、ワールド・サッカーのビッグクラブであるバルセロナやレアル・マドリード、PSGなどは、もはやスポーツイベントを開催するだけでなく、コンテンツやメディアをどんどん生み出すメディア企業になっているんです。

 フォーミュラ1も、日曜日にレースを運営するメディアおよびコンテンツ帝国5になっていると主張してもいいでしょう。

 一方、NHLはこれに手を出したことがあり、いくつかの段階6を踏んできましたが、その核心は、ホッケーリーグは依然としてメディア/コンテンツ企業というよりも、まだまだ「ホッケーリーグ」としての側面が強いのが現状です。

 他の巨大なスポーツに比べると、まだそこまで人気があるわけでも、リーチが広いわけでもないので、正直に言って、単純に比較するのは難しいかもしれません。

 でも、今回のESPNとNFLの契約は、そんなNHLにとって無視できない大きな出来事なんです!

ホッケーファンはちょっと心配?でも、希望の光も見えてきた!✨

 ご存知の通り、ESPNは米国のNHLの主要な放映権所有者です。アメリカ国内の主要な試合の放映権や、他の地域に住んでいる人が試合を観るための、ESPN+で提供される「市場外」の放映権を、すべてESPNが持っているんです。

 そして、NFLは、この新しい契約を通じて、ブランドとしてのNHLの成功における技術的な利害関係者になりました。つまり、NFLがNHLの成功にもちょっと関わることになるかもしれません。でも、これってホッケーファンからすると、ちょっと複雑な気持ちになる事柄です。

 というのも、フットボールはこれまでもホッケーに対して大きな力を持っていて、例えば、ホッケーのシーズン開幕が遅い理由7の一つに、ESPNがNCAA、カレッジフットボールと試合が重ならないようにしたいから、という話があるんです。

 NHLシーズンがもっと早く始まらず、その結果スタンレーカップが6月下旬に授与される理由の1つは、ESPNが大学フットボールという財産との重複を減らすために、シーズンの開始をできるだけ遅らせたいと考えているからです。これはホッケーファンにとって少し怖いことかもしれません。

 アメリカのサンベルト地域(アメリカ合衆国南部から南西部にかけて広がる、温暖な気候を特徴とする地域)の多くのチームは、フットボールシーズンを避けるために、NHLのチームがシーズンの前半のホームゲームを少なくするように依頼することもあるくらいなんですよ。

 そこに、今回のESPNとNFLの契約が加わったので、フットボールの力がさらに強くなってしまったように感じるかもしれません。

 おそらく楽観主義者と思われてしまうかもしれませんが、ちょっと待って下さい!👀

 この契約には、ホッケーにとってもすごく良い可能性があるんです。それが、あの「レッドゾーン」ブランドの活用です。あのブランドが、NHLの視聴率を高めるためにどのように売り込まれるかを懸命に理解していけば、ここには潜在的な希望の光があると思います。

 ESPNがレッドゾーンの商標権を手に入れたことで、その名前とフォーマットを他のスポーツリーグでも公式に使用できることに同意したんですよ。

 もちろん、一番最初に考えられるのはカレッジフットボールですが、ESPNがビッグ108の放映権を保有していないため、それが厄介の素になるかもしれません。

 しかし、ESPNはNHLのすべての市場外の放映権を所有しています。また、過去2シーズン、「フローズン・フレンジー9」でNHLのスケジュールを操作するためにその立場を利用しました。そこでは、1日に16試合が行われ、開始時間が同じ試合はありませんでした。

昨シーズンのフローズン・フレンジーのコマーシャル映像。これだけファンは熱狂してるんだから、もうひと工夫、確かに欲しいよね。

 ロジスティクス(複雑な計画や調整が必要)の問題を少し脇に置くと、そんなESPNが、早ければ今シーズンにも、ハイライト、ライブの「look-ins」などを備えた完全な「whip-around」カバレッジの「NHLレッドゾーン」チャンネル10を立ち上げる可能性が浮上してきたんです!

 ここまででいかがでしょうか?次に、この「NHLレッドゾーン」がホッケーにとってどれだけすごいことなのか、その理由を説明していきたいと思います。

「NHLレッドゾーン」って何がすごいの?🤔

 「レッドゾーン」という名前を聞いたことがある人は多いと思います。実は、このブランド名がホッケーにとってすごく大切なんです。なぜなら、レッドゾーンはすでに多くの人に知られている、信頼できるブランドだからです。

 例えば、NHLネットワークは、完全な「whip-around」カバレッジを持っていてこれを行っていますが、ほとんどのテレビプロバイダーでNHLネットワークを見つけるのは非常に難しく、非常にニッチなネットワーク11です。

 また、「NHLパワープレイ」や「NHLゴールゾーン」のようなものを立ち上げたとしても、熱心なホッケーファンにしかマーケティングしていないことになります。

 正直に言って、NHLのチームや選手よりも、レッドゾーンという名前の方が多くの人に知られているかもしれません。

 アメリカでホッケーファンではない人に聞いてみたら、レッドゾーンの司会者であるスコット・ハンソン12の方が、ホッケー界のスター選手であるシドニー・クロスビーやコナー・マクデイビッドよりも有名だという人もいるくらいです。

 だから、「NHLレッドゾーン」というチャンネルができれば、多くの人にとって「何だか面白そう!」と興味を持ってもらえるきっかけになります。これは、ホッケーを知らない人たちにアピールするのにぴったりの方法なんです!

 それに、「NHLレッドゾーン」があれば、ホッケーが抱えている「ニッチで、地域限定的」という2つの問題を解決する手助けにもなります。

 ホッケーファンは、自分の応援しているチームのファンであることが多いです。だから、そのチームが負け続けてしまうと、シーズンが終わったと感じてしまう人もたくさんいます。そのせいで、スタンレーカップ・ファイナルの視聴率が伸び悩むこともあるんです。

 でも、「NHLレッドゾーン」があれば、自分のチームが試合をしていないときでも、他の試合を観るきっかけが生まれます。色々なチームの試合を観ることで、ホッケー全体への興味が深まるかもしれません。

 もちろん、ホッケーはフットボールのように常に試合が止まるわけではないので、全く同じフォーマットにはならないかもしれません。

 でも、もしホッケーを深く理解している人たちがこのチャンネルを作れば、多くのスポーツファンにとって、ついつい観てしまうようなチャンネルになる可能性を秘めているんです!

「NHLレッドゾーン」って、どういう風になるんだろう?🤔

 もし「NHLレッドゾーン」が実現したら、どんな番組になるのか想像してみましょう!😊

 NHLの試合は、フットボールと違って常に試合が動いています。ホッケーは自由な流れが多すぎます。だから、フットボールの「レッドゾーン」みたいに、得点圏に入った瞬間だけを追いかけるのは難しいかもしれません。

 でも、例えば、パワープレー(相手選手が反則で退場している間、自チームが有利な状況で攻撃できる時間帯)が始まる時や、ゴールキーパーがシュートをセーブするスーパープレーがあった時、あるいは激しい乱闘が始まった時など、ホッケーならではの盛り上がる瞬間を切り取って、次々と見せてくれる番組になるかもしれませんよね。

 それは、そのようにスポーツを消費することに慣れているファンへの働きかけであり、また、35歳未満のほとんどの視聴者で形成されているマルチスクリーン/TikTokの視聴習慣にも対応しています。「NHLレッドゾーン」は、ホッケーに興味を持ってもらうための完璧なアプローチになるでしょう!

 もちろん、これを実現するにはたくさんの課題があります。NFLがレッドゾーンをフットボール専用のブランドとして残したいと考える可能性もありますし、実現するための技術的なハードルもたくさんあるでしょう。

 でも、もしNHLが賢く行動して、このチャンスを掴むことができれば、ホッケーのファンを増やすための大きな一歩になることは間違いありません。

まとめ

 アメフトの大型契約が、ホッケー界に革命をもたらすかもしれません。もし「NHLレッドゾーン」が実現すれば、ホッケー観戦のあり方は大きく変わるはずです。自分の好きなチーム以外の試合にも触れるきっかけが生まれ、ホッケーの持つ課題を解決できる可能性を秘めています✨。

 私たちは今、大きな変化の時代にいます。ホッケーがどのように進化していくのか、そして「NHLレッドゾーン」が本当に誕生するのか、今後の動きに注目していきましょう!✨

讃岐猫
讃岐猫

【註釈】

  1. ホッケー専門ジャーナリストのショーン・シャピロが運営するSubstackニュースレター。試合や選手だけでなく、放送ビジネスや業界の裏話なども深掘りし、一部有料で提供。読者との交流が活発で、独自の切り口が特徴。
    ↩︎
  2. NFLはESPNに対してNFL Networkや人気のRedZoneチャンネル、さらに公式ファンタジー・フットボールサービスを譲渡する契約に合意。その代わりに、NFLはESPNの株式を10%取得する。

     ESPNは取得したコンテンツを、2025年後半に開始予定の直接配信サービスに統合し、より広い視聴者に提供する計画である。ただし、この提携には規制当局の承認などが必要であり、本格始動は2026年シーズン以降になる見通し。なお、RedZoneの司会は継続されることが発表されている。
    ↩︎
  3. アメリカン・フットボール(NFL)専門の公式チャンネルで、試合の再放送、分析番組、選手やチームの特集など、NFLに特化したコンテンツを24時間放送している。
    ↩︎
  4. 日曜日の試合中に複数のゲームを同時に中継し、「得点が入りそうな場面(レッドゾーン)」にフォーカスして切り替える実況番組。試合の見どころだけをテンポよく視聴できることから、ファンに高い人気を誇る。
    ↩︎
  5. FCバルセロナ
     「Barça TV⁺」という独自のストリーミングサービスを運営しており、3,000本以上、1,000時間以上の映像コンテンツをオンデマンドで提供。さらに、自社スタジオ「Barça Studios」で映像制作からマーケティングまでを内製し、独立した収益源として展開している。

     また、最近ではクラウドベースのFASTチャンネル(無料AVOD)をAmagiと共同で立ち上げ、ファンへの裏側情報や選手インタビュー、過去の名場面などを配信し、収益化を狙っている。

    パリ・サンジェルマン
     コンテンツ戦略にも力を入れており、バーチャルのファン交流イベントや選手とのライブQ&A、地域別キャンペーン、インフルエンサーとの連携など、多様なデジタル施策でファンとのエンゲージメントを強化。

     Voy Mediaまた、プロのeスポーツ部門(PSG Esports)を設立し、EA Sports FCやLeague of Legendsなどで活動。専用スタジオから関連コンテンツを発信することで、スポーツとデジタルの融合による収益確保を図っている。

    レアル・マドリード
     ソーシャルメディアにおいて世界初のフォロワー数6億人超えのスポーツ団体としてデジタル分野で圧倒的存在感を誇っている。多言語対応の37公式アカウントで世界中に情報発信し、公式ストリーミングサービス RM Playを通じたオンデマンド配信も強化中。

     さらに、eスポーツ分野にも進出。「#RealMadridPlayground」ではファンが参加できるゲームイベントを開催し、新たな収益源とコミュニティ形成を目指している。

     観光型テーマパークReal Madrid World(ドバイ)の開設や、サンティアゴ・ベルナベウでの非サッカーイベント(コンサート等)による多額の収益見通しなど、スポーツ以外の資産活用にも積極的。

    フォーミュラ1
     Netflixの「Drive to Survive」シリーズが海外市場、とくに米国での人気を爆発させ、F1の視聴者層拡大に貢献。加えて、Appleの「F1: The Movie」は劇場公開として最大の配信作品となり、F1 TVの加入者増と相まって、2025年第2四半期の収益は約12億2600万ドルに達した。

     さらに、Liberty MediaによるF1は、展覧会やブランドとのコラボ商品(LegoやMattel等)、世界各地でのファンイベントやグッズ展開を通して、プロスポーツを超えたエンターテインメントブランドへと進化している。
    ↩︎
  6. NHLは、他のグローバルスポーツリーグと比較すると、まだ「スポーツリーグ」としての色が強く、メディア企業としての色は薄い存在といえる。

    1.放送および配信の収益構造
    ○NHLのメディア・放送による収益は、全体収入の約19%にすぎず、残りをチケット収入に大きく依存しているのが現状。これはNFLやNBA(66%、41%)とは対照的。
    ○現在の最大規模の放映契約は、米国ではEPSNとTNTとの7年約45億ドル、カナダではロジャース社との契約である。それでも他リーグほどの額には及ばない。

    2.グローバル配信の拡大努力
    ○2025−26シーズンからDAZNが、米国・カナダ・北欧以外の地域向けにNHL.TVを独占配信する権利を獲得し、約200か国で展開予定。これにより国際的な視聴者へのアクセスが拡大する。
    ○また、アマゾンプライムビデオでは、カナダ向けに月曜夜の独占放送権や、「Faceoff: Inside the NHL」というドキュメンタリーシリーズを制作しており、メディア展開を広げつつある。

    3.代替放送・新体験型アプローチ
    ○地域によってはストリーミングが多岐に分断されており、視聴者にとってアクセスが難しくなることがある。これはファンの拡大に制約となっている。
    ○さらに、若年層との接点を強化するため「STEMcast」のようなアニメや教育要素を取り入れた代替放送(ニューイングランドスポーツネット)も試みられている。

    4.メディア展開における課題
    ○NHLはチームのスター選手の個性を前面に押し出すプロモーションが苦手で、SNS上でもハイライト映像の共有に制限がある。この文化的な制約が、派手さや話題性を欠かせ、他リーグと比べた際に目立ちにくい要因となっている。
    ○また、「視聴率」はNFLやNBAに比べて低く、テレビによる露出強化やメディア戦略の拡張を急務としている。
    ↩︎
  7. NHLは、シーズン開始時期や放送スケジュールを調整する際、NFLや大学フットボールの放送と重ならないよう配慮している。

     たとえば、どんなにリーグが9月中旬に開幕しようとしても、ESPNが大学フットボール番組と被らないようシーズン開始を延期する要望を出し、結果としてスタンレーカップの授賞が6月下旬にずれ込む傾向があると指摘されている。

     さらに、ファンやメディアの声からは「NHLはフットボールとの直接対決を避けるため、日曜日や月曜日の試合数を極端に減らし、主に火・木・土曜日に集中させる傾向がある」とする観察も多数ある。

     また、2025年のWinter Classic(屋外試合)は、大学フットボールのプレーオフ拡大にともない、伝統的な元日開催を避け「大晦日午後」にシフトされた。これはESPNやABCでの放送時間帯の空きを狙った判断。

     このように、NHLのスケジュール形成には、ESPNや他スポーツリーグとの協調による戦略的な配慮が働いており、単にスポーツの日程調整というより、「メディア上の競合をできる限り避ける」設計として機能している。
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  8. アメリカの大学スポーツを代表する名門カンファレンスで、オハイオ州立大学やミシガン大学などを含む全米18校が所属。最近では西海岸の強豪校(USC、UCLAなど)も加わり、スポーツとメディア両面で圧倒的な影響力を持つ存在となっている。
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  9. NHLが2023年に開始した、全32チームが同日に試合を行い、その全試合を1つの番組内で“ライブ編集”するイベント。NFLのRedZone方式を取り入れ、ゴール前の攻防など試合の山場だけをテンポよく切り替えながら中継する形式で、ホッケー観戦の新たな体験を提示している。
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  10. もし、このチャンナルを立ち上げる場合、以下の2つの中継技術を導入する可能性が高い。

     『full whip‑around coverage(ウィップアラウンド中継)』とは、複数の試合をリアルタイムで切り替えながら展開されるハイライト主導型の中継形式で、『live look‑ins(ライブ・ルックイン)』はゴール前など注目シーンに即時接続して中継する技術。

     ESPNはこれらを活用した『Frozen Frenzy』を通じて、NHLを“RedZoneスタイルのメディア形態”へと進化させる試みを行っている。
    ↩︎
  11. NHL Networkは、多くのテレビプロバイダーで見つけにくい“ニッチなネットワーク”となっているのは、まず、『スポーツパッケージ』の一部として提供され、基本契約だけでは視聴できないことが多いから。

     また、配信パッケージそのものの普及率が低く、視聴できる世帯が限られていること、さらにプロバイダーとの交渉が難航しがちなこと、地域やブラックアウトのルールが複雑であることなどが挙げられる。
    ↩︎
  12. アメリカのスポーツキャスターで、2009年からNFLネットワークの人気番組「NFL RedZone」のホスト。彼はミシガン州出身でシラキュース大学卒業後、地元局やスポーツネットワークを経てNFLネットワークに入社した。

     7時間以上の生放送をノンストップで進行し、エネルギッシュなスタイルで多くの視聴者から支持されている。また、彼は社会貢献活動にも積極的に参加している。「RedZone」のブランド力は非常に高く、アメリカでは一般の人にとってNHLのスター選手よりも彼の方が認知度が高いとも言われている。 ↩︎
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