NHLの2大スターが共演!マックのミニスティックがカナダで発売

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はじめに

 カナダのマクドナルドから、ホッケーファン垂涎のビッグニュースが到着!🏒NHLのトップスター、マシューズとマクデイビッドがミニチュアサイズで激突する新CMが公開されました。さらに、3枚パティで食べ応え抜群の「ホッケー・ヒーロー・バーガー」や、全7種の限定ミニスティックが手に入るスペシャルなセットも登場!🍔✨

 本記事では、遊び心満載の最新CMの見どころから、豪華な限定メニューの詳細まで徹底解説します。カナダの熱いホッケー文化が詰まった、今だけのワクワク体験を覗いてみませんか?😊

参照記事(1):Toronto SunAuston Matthews and Connor McDavid face off in mini-stick showdown for new McDonald’s commercial

Toronto Sun

 カナダのニュースサイトで、トロントで発行されている英語の日刊紙を母体とするメディアで、1971年に創刊されたタブロイド紙から発展したニュースブランドである。もともとは保守系の大判紙「トロント・テレグラム」が廃刊になった直後、その記者や編集者の多くが中心となって創設された新聞であり、旧紙の読者層や編集文化を引き継ぐ形でスタートした。

 紙面は英国型タブロイドの影響を強く受け、短く刺激的な見出しやスポーツ・犯罪ニュースを前面に出すスタイルで知られる。創刊当初から大衆向けの娯楽性を重視した編集方針を採用しており、新聞の特徴的な企画としてはモデルやアスリートなどを紹介する「Sunshine Girl」の掲載がある。

 これは英国タブロイド文化を取り入れた象徴的なコーナーとして知られ、同紙のブランドイメージを形作る要素の一つとなった。

 現在このメディアは、カナダの大手新聞グループであるPostmedia Network傘下に属し、紙媒体だけでなくニュースサイト「torontosun.com」としてオンライン報道も展開している。2015年にPostmediaが旧Sun Mediaを買収したことで、同紙は同社が運営する全国規模の新聞ネットワークの一部となり、トロント発のニュースやスポーツ報道を中心に、カナダ国内の政治・社会問題まで幅広く扱うメディアへと位置づけられている。

🏒マクドナルドの新しいCMで超豪華なミニ対決が実現!

 カナダのホッケーファンにはたまらないニュースが飛び込んできました。なんと、あのオーストン・マシューズとコナー・マクデイビッドの二人が、マクドナルドの新しいコマーシャルで再び顔を合わせることになったんです。

 ただし、今回の対決はいつもとはちょっと様子が違います。というのも、勝負の舞台が文字通り「スケールがめちゃくちゃ小さい」ものになっているからなんです。😊

 トロント・メープルリーフスのキャプテンを務めるマシューズと、エドモントン・オイラーズのキャプテンであるマクデイビッド。

 このホッケー界の二大スターは、実は昨年も「Showdown」というCMで共演して大人気だったのですが、今回はその続編となるマクドナルドの新しい広告キャンペーンで、再び「フレンドリーなライバル関係」を見せてくれています。🍟

昨年も「Showdown」というCMで共演

 マクドナルド・カナダが2025年に展開した広告キャンペーン「Showdown」は、NHLを代表するスーパースターであるオーストン・マシューズとコナー・マクデイビッドの“ライバル関係”をテーマにした企画である。CMの基本構造はシンプルだが印象的で、氷上で偶然顔を合わせた2人が「ビッグマックを賭けたトリックショット対決」を始めるというストーリーになっている。

 最初はクロスバー当てや遠距離シュートといった比較的シンプルな挑戦から始まるが、勝負は次第にエスカレートし、観客席からのロングショットや屋外からのシュート、さらには看板を狙う大胆な試みまで展開される。CMでは両者が軽口を叩き合いながら難度の高いショットを次々と成功させ、ホッケーファンにとっては“夢の対決”とも言える演出が続く。

 最終的に勝負はユーモラスな形で終わり、2人は競争を一旦やめてマクドナルドに入っていく。勝敗よりも、ホッケー文化とファンの楽しさを共有することがテーマとして強調されている。(Yahoo!スポーツ

 このキャンペーンが注目された理由の一つは、その構造がスポーツ広告史に残る名作CMへの“オマージュ”として作られていた点にある。マクドナルドは1993年、NBAのスターであるMichael JordanとLarry Birdを起用し、ビッグマックを賭けてシュート対決を行うCMを制作した。

 さらに1997年には、NHLのレジェンドであるWayne GretzkyとMats Sundinが同じ構図でホッケー版の対決を演じ、この“ショット対決シリーズ”は北米のスポーツ広告文化の象徴的存在となった。

 2025年版の「Showdown」は、その伝統的フォーマットを現代のNHLスターに置き換えたものであり、単なるCMというよりも「世代を超えたスポーツ文化の継承」を意識した演出になっている。(The Hockey News

 さらにこの企画は広告にとどまらず、キャンペーン全体として設計されていた点でも特徴的だった。CM公開と同時に、両選手の名前をもじった限定メニュー「Big Mac-David」や「Smoky Quarter Papi」などが登場し、ファンは注文時にどちらの選手を“応援するか”を選べる仕組みになっていた。

 こうした仕掛けにより、広告は単なる映像コンテンツではなく、ホッケーファンが参加できる文化的イベントとして展開されたのである。(lbbonline.com

 この注目の新広告は、月曜日の夜にメープルリーフスとフィラデルフィア・フライヤーズの試合が放送されている最中にお披露目されました。CMの内容がまたユニークで、マシューズとマクデイビッドの二人がミニチュアサイズにまで小さくなってしまうんです。

 そして、マクドナルドから新しく登場したコレクションアイテムの「Star Sticks」というミニスティックを手に取って、かわいらしくも真剣なミニ対決を繰り広げています。✨

コレクションアイテムの「Star Sticks」というミニスティック

 マクドナルドが展開した「NHL Star Sticks」は、NHLおよびNational Hockey League Players’ Associationとの共同企画として登場したコレクションアイテムで、NHLのスター選手をテーマにした小型のミニホッケースティックである。

 これは単なる玩具ではなく、北米のホッケーファン文化の象徴的な遊びである「ミニスティックホッケー(室内で小さなスティックと軽いパックを使って遊ぶホッケー)」をモチーフに設計されたグッズで、ファンが自宅や友人同士で“ミニ試合”を楽しめるよう意図されたコレクションでもある。(NHLPA

 今回のシリーズでは、コナー・マクデイビッドやオーストン・マシューズをはじめ、ケール・マカー、クイン・ヒューズ、サム・ラインハート、サミュエル・モンタンボー、マックリン・セレブリーニといった7人のスター選手がモデルとして採用されており、それぞれの名前やデザインを反映したミニスティックがランダムで配布される仕組みになっている。

 これらは期間限定メニュー「NHL Star Sticks Meal」を購入すると1本付属する形で提供され、コレクション性と食事キャンペーンを組み合わせたマーケティングとして展開された。

 この企画にはもう一つの重要な背景がある。マクドナルド・カナダは2000年代にもNHLと連携し、ミニホッケースティックを配布するプロモーションを実施しており、当時の子どもたちにとって象徴的なホッケーグッズの一つだった。

 今回のStar Sticksはその企画を現代のNHLスターで“復活”させたものであり、かつてのファンにはノスタルジーを、若い世代には新しいコレクション体験を提供する狙いがある。つまりこのミニスティックは単なるノベルティではなく、「ホッケー文化そのものを手のひらサイズで持ち帰る」というコンセプトで設計されたキャンペーンアイテムなのである。(To Do Canada

 そのため広告では、マシューズとマクデイビッドが巨大なバーガーやポテトの周囲でミニホッケーを繰り広げるというコミカルな演出が採用されている。これは実際のStar Sticksのサイズ感や遊び方を視覚的に強調するための演出であり、「NHLのスーパースターが子どもの頃のミニホッケー遊びに戻る」という発想が、今回のキャンペーン全体のテーマになっている。

 アニメーションになった二人のキャプテンは、店内にあるハンバーガーやドリンクの間をスイスイとかわしながら、見事なスティックさばきを披露してくれます。

 さらには、強烈なボディチェックをお見舞いして、ポテトをまるで氷上のパックのように吹き飛ばしてしまうなんていう、遊び心たっぷりのシーンまであるんですよ。🍔

 二人はケチャップの小袋で作った特製のネットに向かって、お互いにシュートを決め合って熱戦を続けます。ところが、夢中になりすぎたのか、一つのパックがお店で食事をしていた何も知らないお客さんのドリンクにポチャリと当たってしまいました。

 そうなると、さっきまでの威勢の良さはどこへやら、二人は「お前のせいだろ!」と言わんばかりに、お互いに責任をなすりつけ合ってしまいます。そんな二人のやり取りも、なんとも微笑ましくて面白いですよね。🥤

🥤懐かしのアイテムが復活!「NHL Star Sticks Meal」が登場

 さて、CMで二人が使っていたあのミニスティックが気になった方も多いはずです。プレスリリースによれば、マクドナルド・カナダは火曜日に「NHL Star Sticks Meal」という新メニューを発売することになりました。

 このセットは、昔を思い出すような懐かしさやガツンとくる力強い味わい、そして思わず最寄りのマクドナルドへ駆け込みたくなるような、あるいはホッケー選手らしくスケートで滑り込みたくなるような魅力的なコレクションアイテムがぎっしり詰まったメニューになっているそうです。⛸️

 今回の主役である「Star Stick」のコレクションには、今のリーグを代表する超豪華なスター選手たちが勢ぞろいしています。

 オーストン・マシューズやコナー・マクデイビッドはもちろんのこと、マックリン・セレブリーニ、クイン・ヒューズ、ケイル・マカー、サム・ラインハート、そしてサミュエル・モントンボーといった、ファンなら誰もが知る顔ぶれがラインナップされています。✨

これがスティック全種類揃った映像。

 これらのミニスティックは、さまざまなセットメニュー(コンボ)を注文することで手に入れることができますが、さらに嬉しいことに、メニューには「Hockey Hero Burger(ホッケー・ヒーロー・バーガー)」も新しく仲間入りします。

 このバーガーは、100%カナダ産ビーフを使ったジューシーなパティを贅沢に3枚も重ねているんです。そこに細切りのレタス、カリカリに焼かれたヒッコリースモークベーコン、とろけるチーズ、そしてマヨ風ソースを合わせ、こんがりトーストしたホームスタイルのバンズで挟んだ、まさにボリューム満点の一品です。🍔

こちらが「Hockey Hero Burger」。見ていると、お腹が空いてきます。

 この新しい広告キャンペーンに出演しているマシューズとマクデイビッドの二人も、今回のコラボについて熱く語っています。

 マクデイビッドはリリースの中で、「またマクドナルドとチームを組めることになって本当にワクワクしています。今回はファンの皆さんに、ミニチュアサイズのホッケー体験をお届けできるのが楽しみです」とコメントしています。😊

 また、マシューズも「このNHL Star Sticksは、ファンがホッケーという競技の思い出の一部を、コレクションとして手に入れることができる最高にクールな方法だね」と、その魅力をアピールしています。🏒

 実はマクデイビッドは、この広告が公開される前の日曜日に、自身のSNSで少しだけヒントを出していたんです。

 彼は、小さなホッケーテープのロールを指でつまんでいる写真を投稿して、「これを使うにはもっと小さなスティックが必要になりそうだ」と書き込み、マシューズをタグ付けしていました。

 これに対してマシューズもすぐに反応し、「パックならここにあるよ」と返信して、想像できる限り一番小さなパックを手に持った写真をアップしていたんですよ。二人の仲の良さが伝わってくるエピソードですよね。📸

 ちなみに、この一ヶ月の間、マシューズとマクデイビッドは氷の上でも熱い戦いを繰り広げてきました。オリンピックの中断期間に入る前には、エドモントンで行われた試合で、マシューズ率いるメープルリーフスがオイラーズを5対2で破っています。

 そして、ミラノ・コルティナで開催された2026年冬季大会では、さらにドラマチックな展開が待っていました。マシューズがアメリカ代表のリーダーとして活躍し、マクデイビッド率いるカナダ代表を相手に、延長戦の末に勝利をもぎ取って金メダルを獲得したのです。🥇

🏒キャプテン同士がガチンコのトリックショット対決!

 実は、このスター二人が共演するのは今回が初めてではありません。昨年も別の人気広告キャンペーンで一緒に活動しており、そこでは伝説的な名勝負を再現していたんです。

 ウェイン・グレツキーとマッツ・サンディン、さらにはバスケットボール界の神様マイケル・ジョーダンとラリー・バードが行った、あの語り継がれる「シュート対決」にオマージュを捧げた内容でした。

マッツ・サンディン

 スウェーデン出身のセンターで、ヨーロッパ出身選手がNHLの中心的スターへと成長していく流れを象徴する存在として知られる。1989年のドラフトで全体1位指名を受けてリーグ入りし、のちにトロント・メープルリーフスのキャプテンとして長くチームを率いた。

 パワーとテクニックを兼ね備えた大型センターとして活躍し、30得点以上のシーズンを何度も記録するなど安定した得点力を誇っただけでなく、トロントのフランチャイズ史上でも屈指の得点記録を築いた。

 国際舞台でもスウェーデン代表の中心選手として活躍し、オリンピックや世界選手権で金メダル獲得に貢献している。北欧出身のスターがNHLの主役になれることを示した象徴的存在として、彼は現在もリーグの国際化を語る上で欠かせない人物とされ、後にHockey Hall of Fameにも殿堂入りした。

ラリー・バード

 インディアナ州出身のフォワードで、1980年代にBoston Celticsを率い、卓越したシュート力とゲームメイク能力でリーグを代表するスターとなった。新人王を受賞した1980年以降、リーグMVPを3年連続で獲得し、チームをNBA優勝へ導くなど圧倒的な実績を残した。

 彼のキャリアを語るうえで欠かせないのが、Magic Johnsonとの歴史的ライバル関係であり、大学時代から続いた両者の対決は1980年代NBAの人気を大きく押し上げたと評価されている。Birdは得点力だけでなく勝負強さと知性あふれるプレースタイルで知られ、引退後もNBA史上最高のフォワードの一人として語り継がれている。

語り継がれる「シュート対決」

 北米のスポーツファンの間で語り継がれている「シュート対決」の原点は、1990年代初頭にマクドナルドが制作したテレビCMにある。最も有名なのは、Michael JordanとLarry Birdが出演した1993年の広告で、2人がハンバーガーを賭けて次々と難度の高いシュートを成功させていく内容だった。

 競技は通常のフリースローから始まり、やがて「観客席から」「看板越しに」「天井に当ててから」など、常識では考えられないトリックショットへとエスカレートしていく。

 Birdが淡々と「オフ・ザ・スコアボード、ノースイッシュ、ナッシング・バット・ネット」と宣言しながら成功させるシーンは特に有名で、このCMは単なる広告を超え、スポーツカルチャーの象徴的な映像として長く語られることになった。

 この成功を受け、マクドナルドは同じフォーマットをホッケー界にも持ち込み、NHL版の“ショット対決”を制作する。そこでは「史上最高のホッケー選手」と称されるWayne Gretzkyと、トロントのスターであるMats Sundinが登場し、氷上でのトリックショット対決を繰り広げた。

 内容はバスケットボール版と同様に、難易度が徐々に上がっていく構造になっており、遠距離シュートやアクロバティックなショットなど、ホッケーならではの技術を見せながら勝負が続く。

 このシリーズは、スポーツ界のスーパースター同士が「遊び心のある真剣勝負」を繰り広げるという演出によって人気を博し、北米ではスポーツ広告史に残る名作として語り継がれるようになった。

マイケル・ジョーダンとラリー・バードのシュート対決CM。

ウェイン・グレツキーとマッツ・サンディンのシュート対決CM。2人とも俳優さんみたい。

 過去の名作CMへの敬意を込めて、トロント・メープルリーフスとエドモントン・オイラーズのキャプテンである二人は、あるものを賭けてシュート勝負に挑みます。その賭けの対象とは……なんとマクデイビッドのランチ、つまり「ビッグマック」です!🍔

 物語は、マクデイビッドが誰もいない静かなアリーナで一人練習しているシーンから始まります。そこにマシューズがひょっこり現れ、オイラーズのスターが楽しみにしていたランチを賭けて勝負を挑むんです。🍴

 競技が始まると、最初はゴールポストに当ててから決めるテクニカルなシュートや、遠い距離からの力強いロングシュートなど、比較的オーソドックスな内容で進んでいきます。しかし、勝負が熱を帯びてくると、マクデイビッドが相手の気を散らすためにある作戦に出ます。

 音楽を流し始めたのですが、そこで流れてきたのはニッケルバックの名曲「Photograph」でした。🎶

 マクデイビッドは、ブルーラインから鮮やかにシュートを決めながら、「ニッケルバックの名曲、バックハンドで決めたよ」と余裕の表情。さらに、カナダ人らしい冗談めかした口調で「本当は君もこの曲が好きなんだろ?」とからかいます。

ニッケルバックの名曲「Photograph」

 カナダのロックバンドNickelbackが2005年に発表した「Photograph」は、アルバムAll the Right Reasonsに収録された代表曲の一つで、バンドのフロントマンであるChad Kroegerの故郷であるアルバータ州ハンナでの青春時代を回想する内容の楽曲として知られている。

 歌詞は古い写真を手に取りながら過去を振り返るという構造になっており、友人との思い出や若い頃の失敗、変わってしまった町の風景などが語られる。ノスタルジックなメロディと力強いロックサウンドを組み合わせたこの曲は北米のラジオで大きなヒットとなり、2000年代中盤のロックシーンを象徴する楽曲の一つとして広く知られるようになった。

 この曲が文化的に特別な位置を占めている理由は、その“懐かしさ”をテーマにした内容と、インターネット文化の中での再評価にある。ミュージックビデオの冒頭でKroegerが写真を掲げる場面は、後にネットミームとして拡散され、SNS上で画像を差し替えて過去の出来事を皮肉交じりに振り返るジョークとして使われるようになった。

 こうした広い知名度のため、「Photograph」は単なるロックのヒット曲というだけでなく、カナダのポップカルチャーを象徴する曲の一つとして扱われることも多い。

 今回のCMでこの曲が使われているのは、単なるBGM以上の意味を持つ演出と考えられる。コナー・マクデイビッドもオーストン・マシューズも、北米スポーツ界を代表する若い世代のスターだが、「Photograph」はその少し前の世代にとって強いノスタルジーを呼び起こす曲として知られている。

 CMの中でマクデイビッドがこの曲を流して挑発する場面は、単に音楽で相手の集中を乱すというだけでなく、カナダのロック文化とユーモアを織り交ぜた演出でもある。ホッケー、ファストフード、そしてカナダ発のロックバンドという要素を重ねることで、北米の大衆文化そのものを軽妙に表現したシーンになっているのである。

カナダ人らしい冗談めかした口調

 CMの中でコナー・マクデイビッドが放つ「You know you love ’em(本当は好きなんだろ?)」という軽い挑発は、北米のホッケー文化でよく見られる独特のユーモア表現に由来している。アイスホッケーでは試合中や練習中に相手をからかう軽口が頻繁に交わされ、こうした言葉遊びは一般に“chirping(チァーピング)”と呼ばれる。

 これは相手を侮辱するほど強いものではなく、仲間内の競争心や親しみを示す軽妙な挑発として使われることが多く、特にカナダのホッケー文化では日常的なコミュニケーションの一部として知られている。

 この文化的背景を踏まえると、マクデイビッドが冗談めかして言う「You know you love ’em」という言葉は、単に音楽の好みをからかうだけのセリフではない。彼はカナダ出身のロックバンドNickelbackの楽曲を流しながら、同じ北米文化圏のスターであるオーストン・マシューズに対し、軽いジョーク混じりの挑発を仕掛けているのである。

 Nickelbackはカナダでは広く知られたバンドである一方、インターネット上では“好きだと言いにくいが実は多くの人が知っている”という半ば自虐的な人気を持つ存在でもある。そのため「本当は好きなんだろ?」という言い回しは、音楽の好みを巡る軽いからかいと、ホッケー文化特有のチァーピングの両方を同時に表現したジョークになっている。

 つまりこの場面のユーモアは、単なる冗談ではなく、カナダのポップカルチャーとホッケー文化を背景にした言葉遊びとして成立している。トップスター同士が真剣勝負の最中でも軽口を交わすという演出は、北米スポーツ文化における「ライバルでありながら互いを楽しませる関係」を象徴するものでもあり、CM全体の軽快な雰囲気を支える重要な要素となっている。

 これにはマシューズも、なんとも不満そうで複雑な表情を浮かべていました。😂

 勝負はさらにエスカレートし、二人は観客席からのシュートに挑戦したり、短いレースで競い合ったり、ついにはアリーナの屋根の上にまで移動してしまいます。そこでマシューズが放った強烈なスラップショットは、なんとマクデイビッドの顔が描かれた巨大な看板を直撃!

 看板の中のマクデイビッドは、ホッケー選手らしく前歯が一本欠けたような姿になってしまいました。🏒

 結局、その日の終わり(あるいは夜)には、二人は「引き分け」ということで決着をつけることにしました。そして、激しい勝負でお腹を空かせた二人は、仲良くマクドナルドへ向かい、待ちに待った食事で空腹を満たすのでした。🍔

これが昨年のビッグマックのCM。日本では絶対流れないのが悲しいけど、面白い。

讃岐猫
讃岐猫

次のページで、今回のマクドナルドの企画の全容が分かります!

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