はじめに
お待っとさんでした、「どれが好き?史上最悪のNHLジャージ・リストの決定版!」第2弾です!5月17日に第1弾をアップしてから3ヶ月も経過していたんだなぁ…^^;。ジャージ(ユニフォーム)マニアであるからこそ、「いつでも記事にできるっしょ!」って油断がよくなかった…。
今回もいろんなジャージが出てきますが、1920〜30年代のものだと、実際に着用してプレーしている映像が全く無いし、写真もモノクロなんで、色使いとかの説明で困ってしまいます。復刻ユニで再現してくれているチームもありますが、当時と比較すると、やや違うのかもしれません。
結構辛口評価連発の記事でして、中には「えーっ、そんなに変かなぁ」と思えるジャージもあります。また、今回もジャージ専門のユーチューバーさんが登場しますが、皆さん、何だかんだ言いながらも収集→保管しているので、それなりに愛着はお持ちのようです。
今回引用したサイト以外にも、一つのチームに絞って、
ジャージのベスト&ワーストを紹介しているサイトもあるにゃ。
新シーズン、ユタとアナハイムが今のところ
新ジャージを発表してるのかな?ユタは24-25シーズン限定だし、
かなりプレミア付くつくんじゃないの?
引用元:Total Pro Sports.com「The Absolute Worst Uniform In History For All 32 NHL Teams」
ファルコンズ…、NFLのチームじゃありません
デトロイト・レッドウィングス:デトロイト・ファルコンズのジャージ
「別の」オリジナル6チームである1レッドウィングスは、もともとクーガーズという名前でリーグに参入しています。赤と白は常にチーム・カラーでしたが、1932年までレッドウィングスではありませんでした。
彼らは1926〜1930年までクーガーズであり、その後1930〜1932年までファルコンズとなっています。ありがたいことに、それらのジャージは醜かったので、それほど長い間ファルコンズではありませんでした。
主に白で、腕のロゴの上下に赤いストライプがあり、これが見当違いで一貫性がないため、このジャージはひどく見づらいのです。ロゴと数字に使用されている醜い金色は、そのデザインを和らげるには何の役にも立たず、全体として悪夢のようなジャージでした。
ありがたいことに、彼らはわずか2年後にレッドウィングスになった後、これを処分しました。
※残念ながらこのジャージの映像は残っていませんが、デザインは以下のサイトで分かります↓。
胸のロゴは何だか分からない…
エドモントン・オイラーズ:ティアドロップジャージ
オイラーズはNHLの歴史の中で最も歴史のあるクラブの1つであり、残念ながらその歴史の一部に非常に悪いジャージがあります。アルバータ州から移転した後、21973年に設立されたエドモントンは、ウェイン・グレツキーが最高のホッケーをプレーした場所でした。
しかし、スタンレーカップで5回優勝しても、エドモントンが2001年に史上最悪のユニフォームをデビューさせるのを止めることはできませんでした。
ティアドロップジャージの愛称で呼ばれるこの怪物は、当たり障りのないネイビーブルーで、ジャージの袖と下の部分に白いラインが入っています。デザインは退屈でつまらなかったけど、最悪だったのはロゴなのです。
オイルギア(歯車のような形だから?)が涙の雫のような形をしていて、ジャージを横切って転がっているように見えます。ギアには、エドモントンが獲得した5つの優勝カップを象徴する5つのリベット(締め釘状の模様?)があります。
背面の数字は大きくて太字であり、古風なフォントを使い、やりすぎのように感じられます。残念ながら、彼らは2007年までこのジャージを廃止しませんでした。
ヤシの木が「フロリダ」を意識し過ぎでは?
フロリダ・パンサーズ:2022年リバースレトロジャージ
パンサーズはいつもがっかりさせる方法を見つけてきます。リバースレトロ・トレンドは、より多くのジャージを販売するためにアディダスによって実施されたマーケティング計画であり、大ヒットしました。
彼らは2022年にそれに続けて、いくつかの素晴らしいジャージを公開しています。残念ながら、フロリダはそのうちの1つではありませんでした。吐き気を催すような青の色合いは、このジャージの特徴である赤と黄色のくすんだ色合いによってまったく引き立てられていません。
ホッケースティック付きのヤシの木のセカンド・ロゴ(両肩に付いている。これ以前のジャージも同様)が(ジャージの胸に付く)プライマリ・ロゴになりましたが、(肩と胸とで)あまりにも多すぎました。
街に敬意を払おうとしたのはいいことですが、結果的にはうまくいきませんでした。
「王様」ロゴが子供っぽいかも
ロサンゼルス・キングス:バーガーキングのジャージ
最初(1967年)のリーグ拡張で生まれた6チームのジャージの内、キングスは何年もの間、何度かユニフォームを変えています。彼らは、90年代を通して使用された黒と白のユニフォームや今日使用しているものなど、いくつかの象徴的なジャージを持っていました。
また、2020年のスタジアムシリーズのジャージなど、悪臭を放つものもありました(これは良い考えではありませんでした)。しかし、彼らが持っていたものの中には、史上最悪のジャージ競争で他を徹底的に打ち負かし、それはバーガーキングという名前を与えられるものがあります。
※2020年のスタジアムシリーズのジャージなど、…=詳細はこちら↓。
紫をユニフォームに戻すために(チーム創設時のカラーは紫と黄)、キングスは1995-96シーズンにセカンド・ジャージを導入しました。主に白で、肩から中央にかけてグレーのストライプがあり、ジャージの下部と袖にもそれぞれ1つストライプがあります。
首の周りは紫色の縁取りが施され、紫色の文字と、バーガーキングに似た紫色の髭を生やした王様をモチーフにしたロゴが付けられました。それが名前の由来となっています。配色は必ずしも衝突するわけではありませんが、色の配置は確かに衝突しています。
ロゴはユーモラスすぎてまともに受け取れませんし、全体的にこのジャージは笑いものという評価に値します。これは1シーズンしか続きませんでした。
「ミネソタ」=「緑」のイメージ強いからなぁ
ミネソタ・ワイルド:2007-2017ホームジャージ
ノーススターズがダラスに移転した後、NHLがミネソタ市場に再び参入しようと試みたことにより、生まれたのがワイルドでした。彼らは2000年に誕生し、絶大な宣伝効果と人気を得ましたが、しばらくの間、チームは最高の結果を残したとは言えませんでした。
緑と赤の配色と、ミネソタ州内の広大な森林(荒野を意味するwildernessから)に敬意を表した名前とロゴを採用したワイルドは、ほとんどの場合、自分たちで優れたブランドを構築しました。
唯一のブラック・アイ(良くないものを表すスラング)は、2007〜2017年までのホームジャージでしょう。
もともと2003年にセカンド・ジャージとしてデザインされたこのジャージは、この年にホームジャージとなり、当初のグリーンを基調としたジャージに取って代わりました。これは、マルーンレッド(紫がかった赤)がメインカラーとしての位置を占め、肩に緑が入っています。
2003〜2007年のジャージはこちら↓。
2007〜2009年のジャージはこちら↓。
それがホームジャージになったとき、彼らはまた、ジャージの下部から緑を取り除き、赤に置き換えました。緑がないので、このジャージはかなり当たり障りのない退屈なものになっており、おまけにロードジャージ(白を基調としたもの)とまったくマッチしていませんでした。
ありがたいことに、ミネソタは2017年にこれを修正しました。
まとめ
ワイルドのジャージ、そんなにヒドくもないと思うのですが…。記事・小見出しにも書きましたが、ワイルドのイメージ・カラーとかけ離れているのがよくなかったのかもしれません。チームで意見が分かれたのでしょう、約10年間、このジャージを使用していた訳ですし。
レッドウィングスのあまりにもオールドタイミーなジャージはさておき、今回取り上げた他のチームのはどれも疑問符をつけざるを得ません。あえて言えば、キングスのは子供のお絵かきみたいな王様ロゴさえ無ければ、そんなにひどくはない気もします(着てる人、多いから)。
とか言いながら、特別な試合(クラシックとかヨーロッパ・シリーズ)で、レッドウィングスはあのジャージみたいなのを復活させるかもしれません。2024年・元日の試合でシアトル・クラーケンが大昔の前身チーム・ジャージを復活させたように(権利関係の揉め事はどうなった?)。
ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね!
【註釈】
- そもそもNHLのオリジナル・チームは、モントリオール・カナディアンズとトロント・メープルリーフスのカナダ2チームであり、ボストン・ブルーインズは1924年、レッドウィングスを含む残り3チームは1926年加盟である。
↩︎ - 1972年、チーム設立の際、カルガリー・ブロンコスと合併してWHAに参戦するアルバータ州のチームになることを意図していた。
しかし、WHAの最初のシーズン開幕前、ブロンコスが移転してクリーブランド・クルセイダーズになったため、チームはアルバータ・オイラーズと名乗ることとなった。翌年に現在のエドモントン・オイラーズと改名し、1979年のNHL-WHAの合併によって、NHL参加となる。 ↩︎