はじめに
先日、『アメトーク!』の「NBA大好き芸人」(さすがに「NHL大好き芸人」は大勢いないと思う…)を見ていたら、ステフィン・カリーがファンの女の子の目線に立って話しかけ、彼女の持っていたカードにサインをしたり、一緒に写真撮影をしているシーンが流れました。
嬉しさのあまり、号泣する女の子を見ていて、こちらもグッと来てしまったのです(最近、涙腺弱いね)。
NHLも、当然ファン・サービスや慈善活動に熱心に取り組んでいます。今回はナッシュビル・プレデターズの取り組みについて。ハロウィンの季節ですから、それにちなんだ活動内容になっていて、NHLやチーム公式HPにその様子がアップされていますので、興味のある方は下記引用元をクリックしてください。
オイラもできることからコツコツやらないとニャ。
引用元:NHL.com「Preds Get in the Halloween Spirit with Annual Hospital Visit」。
小児病院へのお見舞い
プレデターズのメンバーは、ホームゲームの合間を縫って、金曜日の朝の練習後、セーターやスケート靴を、膨らませた亀の甲羅や付けヒゲと交換しました。
(テネシー州ナッシュビル市)ヴァンダービルト大学・モンローカレル・ジュニア小児病院で患者を見舞って笑顔を広げるという、プレデターズがパンデミック前に行っていたハロウィーンの伝統を、2019年以来、再開することができました。
奇妙に聞こえるかもしれませんが、その光景を見た時、まさに目から鱗が落ちる思いでした。
「いつも楽しいです」と、過去数年間にもイベントに参加したフィリップ・フォースバーグ(副キャプテン、左ウィング、28歳)は言いました。「(患者さんを見てると、)ここにいなくてもいいのではないかと思ってしまいいます。
もちろん、この子たち全員が健康であればいいのですが、僕たちは彼らを元気づけるために何かできることをとても嬉しく思っています。そして、それをしている間、僕たちも盛り上がっています」。
プレデターズの愉快な仲間たち
フォースバーグは、チームメイトのダンテ・ファブロ(ディフェンス、24歳)、コルトン・シソンズ(センター、28歳)、コーディ・グラス(センター、23歳)らと共に病院を訪問しました。
4人のプレイヤーは、1時間以上かけて病院内のシークレスト・スタジオ(2010年以来、米国全土の小児病院に建設された放送メディア センター)でBINGOをプレイしたり、サインをしたり、患者やその家族に会ったり、ハロウィンの思い出を語り合ったりして、1時間以上過ごしました。
そして、この休日の精神に則り、任天堂のマリオカートのキャラクターに扮して、すべての行事に取り組みました。
「飛行機の中でマリオカートをプレイする人はたくさんいるので、(グラスと)私はそのグループを代表しているのです」と、有名なマリオ自身に扮した笑顔のフォースバーグは言いました。「(ファブロとシソンズは)今日の名誉ゲストです!」。
「任天堂」の名前が出ると、オイラも鼻が高いにゃ!
楽しい BINGOのライブゲーム
BINGOのライブゲームは、すべての患者さんが参加できるように、クローズド・サーキット・テレビジョン(閉回路テレビ。特定の建物や施設内での有線のテレビ)で病室に放送されました。
患者さんは自分のBINGOカードを持っていて、当選者は病院の電話からスタジオに電話をかけるか、直接(スタジオに)来て選手に会い、ハロウィンをテーマにした賞品を受け取ることができました。
4人のプレイヤーは交代でBINGOナンバーを読み上げましたが、その中には、ヒキガエルの格好をしたシソンズによる、最後のライトニング・ラウンドも含まれていました(おそらく米国のゲーム「Slingo Lightning」〈スロットとビンゴを合わせたゲーム〉のこと?)。
シソンズは引退後もオークション業者としての将来があるかもしれません(ゲームの進行が上手かった、ということか)。フォースバーグが祝杯のカウベルを力強く鳴らしながら、すべての当選者のために、プレデターズのメンバーは歓声を上げていました。
「子供たちとボウリングをしたり、一緒にスケートをしたり、今日のようなことをしたりと、いつも本当に楽しんでやっています」とフォースバーグは語りました。「チーム全員で参加する場合でも、(今日のように少人数の)自分たちだけが参加する場合でも、間違いなくやり続けていきたいことです」。
病院訪問の主旨
この病院訪問は、テネシー州のブルークロスブルーシールド協会(米国で1億600万人以上に健康保険を提供している、35の別々の米国健康保険会社の連合体)から発表されたプレデターズ・第15回コミュニティ関係週間の一環(毎年開催)でした。
チーム登録選手23人全員がこの週のイベントに参加し、ミドルテネシーコミュニティの8つの異なる組織への訪問、プレデターズ財団により毎年行われるマイク・フィッシャー(元プレデターズのレジェンド)によるクレイ射撃普及活動への参加、10月27日、ホームゲームでのセントルイス・ブルース戦などが行われました。
プレデターズのコミュニティ・リレーションズ担当副社長、レベッカ・キングは、「コミュニティへの働きかけと支援は、組織としてのDNAの一部であり、私たちの運営方法の中核的な柱です」と述べました。「この重要な1週間のお祝い会を主催できることにワクワクしています。この行事は、私たちスタッフと選手が毎年楽しみにしていることなのです」 。
日本のプロ・スポーツもいろんな社会活動を行ってるけど、
広く世間に認知されてない気がするにゃ。
プロ・スポーツ・チーム中心の活動に、
みんなが気軽に参加できるようになるといいにゃ。
まとめ
NHLのシーズン中、しかも始まったばかりにもかかわらず、このような社会活動に取り組んでいるとは、ただただ感心するばかりです。日本だと、オフシーズンになって、そろそろやりますか…という感じするのですが。私の勘違いでしょうか。
ハロウィンと言えば、韓国でいたましい事故がありました。ハロウィンを楽しむ気持ちはいいのですが、それ以上にマナーを大切にすべきだと思います。マナーが守られていないと、本来、楽しいものの価値が半減するんじゃないでしょうか。それって、皆さんの望んでることですか?
ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね!