フィジカルで相手を圧倒!トム・ウィルソン💪
ワシントン・キャピタルズのトム・ウィルソン(31歳)は、身長6フィート4インチ(約193cm)、体重225ポンド(約102kg)という恵まれた体格を持つ選手です。彼の魅力は、その強靭な体格を活かしたフィジカルなプレーと、スタミナを兼ね備えていること。今シーズンはキャピタルズで1試合平均ほぼ1ポイントという高いペースで得点も量産しています。
トロント出身の彼は、フォアチェックでのボード際の強さや、パワープレーで相手ゴール前に陣取り、スクリーンプレーを通じて混乱を生み出す場面で、最も効果を発揮する選手です。2018年にはワシントンでスタンレーカップ制覇も経験しています。
史上屈指の実績を持つ守備の要、ドリュー・ドーティ🛡️
ここからは、ゴールを守るディフェンス陣の紹介です。まずは、カナダ史上でもトップクラスの実績を誇る、36歳のドリュー・ドーティです。
ロサンゼルス・キングスのディフェンスとして、2度のオリンピック金メダル(2010年、2014年)、世界ジュニアでの金メダル(2008年)、さらに2度(2012年、2014年)のスタンレーカップ制覇、2016年ワールドカップ・オブ・ホッケー、そして「4 Nations Face-Off」と、あらゆる主要大会で結果を残してきました。
オンタリオ州ロンドン出身の彼は、まさにカナダの守りの伝統を象徴する選手と言えますね。
二重国籍の期待の若手、トーマス・ハーリー✨
24歳のトーマス・ハーリーは、ダラス・スターズで活躍する注目の若手です。ニューヨーク州シラキュースでカナダ人の両親のもとに生まれ、カナダとアメリカの二重国籍6を持っていますが、代表としては一貫してカナダを選んできました。2019年のU-18世界選手権、2021年の世界ジュニアで銀メダルを獲得し、「4 Nations Face-Off」にも出場するなど、着実にステップアップしています。
NHL最高のディフェンスマン!ケイル・マカー💎
コロラド・アバランチに所属する27歳のケイル・マカーは、今のホッケー界で「最高のディフェンスマン」との呼び声が高いスターです。カルガリー出身の彼は、今回のオリンピック代表として最初に選出が発表された、まさにチームの顔ともいえる6人のうちの1人なんですよ。
彼の経歴は本当にキラキラしています!NHL最高のディフェンスマンに贈られるノリス・トロフィーを2度(2022年、2025年)受賞し、2020年には最優秀新人としてカルダー・トロフィーも獲得しています。2022年にはアバランチでスタンレーカップを制覇。
国際大会でも、2018年の世界ジュニア選手権や「4 Nations Face-Off」で優勝を経験しており、攻守にわたって異次元のプレーを見せてくれること間違いなしです。
代表経験たっぷり!ジョシュ・モリッシー🧱
ウィニペグ・ジェッツで活躍する30歳のジョシュ・モリッシーも、カルガリーの出身です。彼はとにかく、若い頃からずっとカナダ代表として戦い続けてきた「代表の常連さん」なんです。
2012年のイワン・フリンカ記念大会、U-18世界選手権に2度(2012年、2013年)、世界ジュニア選手権にも2度出場(2014年、2015年)。さらに2017年の世界選手権では銀メダル獲得に貢献し、「4 Nations Face-Off」にも出場しています。長年の経験に裏打ちされた安定感のある守備は、チームにとって大きな安心感になりますね。
3度の世界選手権を戦ったタフガイ、コルトン・パラヤーコ🏔️
セントルイス・ブルースのコルトン・パラヤーコ(32歳)は、アルバータ州セント・アルバート出身の頼れるディフェンスです。彼はこれまでに世界選手権に3度(2017年、2018年、2024年)も出場しており、また、2016年のワールドカップ・オブ・ホッケーではチーム・ノースアメリカ7の一員としてプレーし、国際舞台の独特な雰囲気にも慣れています。
2019年にはブルースでスタンレーカップ優勝も経験しており、大きな試合での戦い方を熟知している選手です。2025年の「4 Nations Face-Off」でもカナダ代表として勝利に貢献しました。
セントルイスから選ばれた2人、パラヤーコ(向かって左)とビニングトンへのインタビュー映像。このインタビューの後、アバランチと対戦。マキノンへの賛辞を語っています。
どこでも守れる万能ディフェンス、トラビス・サンハイム🔄
マニトバ州エルクホーン出身、フィラデルフィア・フライヤーズのトラビス・サンハイム(29歳)も、年代別の代表からシニアまで幅広くカナダを支えてきた選手です。2014年のU-18世界選手権、2016年の世界ジュニア選手権に加え、世界選手権には2度(2022年、2025年)出場しています。さらに「4 Nations Face-Off」のメンバーでもあり、国際舞台での経験値はマックスです。
怪我を乗り越えて戻ってきた!シェイ・セオドア⚡
ブリティッシュコロンビア州アルダグローブ出身、ベガス・ゴールデンナイツのシェイ・セオドア(30歳)は、2023年にチームをスタンレーカップ初優勝へ導いた立役者の一人です。彼はジュニア時代からカナダ代表として黄金の道を歩んできました。2012年のイワン・フリンカ記念大会、2013年のU-18世界選手権、2015年の世界ジュニア選手権など、出場した多くの大会で金メダルを獲得しているんです。
2019年の世界選手権では銀メダルを獲得し、2025年の「4 Nations Face-Off」では残念ながら初戦で負傷し、その後は欠場となってしまいましたが、今回のオリンピックで見事な復活劇を見せてくれるのが楽しみですね。
代表デビューから一気に頂点へ!デボン・トゥーズ🏔️
ブリティッシュコロンビア州アボッツフォード出身、コロラド・アバランチのデボン・トゥーズ(31歳)は、少し変わった経歴の持ち主です。実は、2025年の「4 Nations Face-Off」が、彼にとってどの年代を通じても初めてのカナダ代表経験だったんです。
しかし、NHLでの実力は本物!2022年にはアバランチでスタンレーカップ優勝を果たしており、遅咲きのヒーローとしてオリンピックの舞台でも大暴れしてくれるはずです。
カナダのゴールを守る!最後の砦(ゴーリー)たち🥅
最後に、チームの勝敗を左右するゴールテンダー(ゴーリー)の3人をご紹介します!
ジョーダン・ビニングトン(セントルイス・ブルース)
オンタリオ州リッチモンドヒル出身、32歳のビニングトンは、「4 Nations Face-Off」で全試合に先発出場し、カナダを優勝に導いた立役者です。これまでに、IIHF世界選手権には2度(2024年、2025年)、世界ジュニア選手権には2013年大会で出場しています。2019年にブルースをスタンレーカップ初優勝に導いた時のように、オリンピックでも神がかり的なセーブを見せてくれるでしょう。
ダーシー・クエンパー(ロサンゼルス・キングス)
サスカチュワン州サスカトゥーン出身、35歳のベテラン、クエンパーは、昨シーズンの最優秀ゴーリー(ヴェジーナ・トロフィー)の最終候補に選ばれるほどの実力の持ち主です。2021年の世界選手権で金メダルを獲得し(2018年大会にも出場)、2022年にはアバランチでスタンレーカップを制覇するなど、まさに「勝てるゴーリー」です。
ローガン・トンプソン(ワシントン・キャピタルズ)
28歳のトンプソンは、2022年の世界選手権で銀メダルを獲得し、2023年にはベガスでスタンレーカップ優勝を経験しています。現在はキャピタルズで2シーズン目を迎えており、勢いのある若手守護神です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
こうして見ると、今回のカナダ代表はどこを切り取ってもスターばかり、まさに「銀河系軍団」ですね!🇨🇦2026年のミラノ・コルティナ五輪で、彼らがどんな熱い戦いを見せてくれるのか、今から本当に待ちきれません。みんなでカナダ代表の活躍に注目しましょう!

ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね!
【註釈】
- メディアの反応にはロスターの「予想外の選択」についての議論も多く見られる。例えば、カロライナ・ハリケーンズのセス・ジャービスや、エドモントン・オイラーズのコナー・ベダードのような若手有望株が選出されなかったことに対するファンや専門家の驚きの声が上がっており、特にベダードに関してはネット上で「選ばれるべきだった」という強い反応が出ている。保守的な選考を支持する意見と、もっと若手を起用すべきだという意見が混在している状況。
逆に、今回のロスターに含まれた選手については、選出理由の肯定的な評価も多い。例えばニューヨーク・アイランダーズのボー・ホーヴァットは、オリンピック出場が初めてとなるものの、NHLシーズンで高いゴール数を記録していることから代表入りが評価されていると報じられている。
また、タンパベイ・ライトニングからは複数選手(ブレイデン・ポイント、ブランドン・ヘーゲル、アンソニー・シレリなど)が選ばれており、メディアは彼らの存在を「多彩な役割を果たせるチームバランスの要」として好意的に取り上げている。
一方、ゴーリーについては意見が分かれる点もある。ジャーナリストやファンの間では、スタンレーカップや4 Nations Face-Offでは結果を出しているものの、代表レベルの国際大会で安定感のある他の候補と比べて評価が分かれるという声もある。これは、現時点でのNHLシーズン成績や代表経験の差が影響しているとされている。
↩︎ - クロスビーは2005-06シーズンのNHLデビューからすぐに結果を出し、2年目の2006-07シーズンに19歳で120ポイントに到達。この時点で彼は10代にして得点王に輝き、史上最年少でシーズン得点王に立った選手としての記録も保持。クロスビーは10代で通算200ポイントに到達した最年少選手でもあり、19歳207日という年齢でこの大台を越えた記録は、ギネス世界記録としても紹介されている。
↩︎ - Triple Gold Clubとは、世界でも最も名誉ある非公式の称号のひとつで、一人の選手が「オリンピック金メダル」「IIHF世界選手権金メダル」「スタンレーカップの優勝」をすべて制覇した場合にその名が語られる。世界中で数多くの選手がNHLの頂点や国際大会の栄冠を目指して競い合ってきたが、これら3つすべてを達成するのは極めて難しく、1920年ごろから現代まででわずか30人ほどしか成し遂げていない。このクラブは、国際アイスホッケー連盟(IIHF)が認定するもので、その希少性と名誉から「ホッケー界の三冠王」とも呼べる存在。
この称号に含まれる3つの栄誉は、それぞれ性質が異なる。まずオリンピック金メダルは、4年ごとに開催される冬季オリンピックで自国代表として優勝することで得られ、国を背負って戦う国際大会の最高峰とされている。次にIIHF世界選手権の金メダルは、毎年世界各国のナショナルチームが競い合う大会で、プロ選手も多く参加するがNHLのプレーオフと日程が重なるため、出場できる選手が限定されることもあり、戦略眼が問われる大会。
そして最後にスタンレーカップ優勝は、NHLの長いレギュラーシーズンと激しいポストシーズンを勝ち抜いたチームに与えられる、プロクラブとしての最高栄誉。これら三つをすべて手にした選手は、国際舞台とクラブシーンでの成果を両立させた最も完成度の高いプレーヤーとして歴史に名を残している。
このTriple Gold Clubはとても入り口が狭く、IIHFによるとこれまでに約15,000人以上が世界選手権で金を目指し、約9,000人以上がスタンレーカップ獲得に挑戦し、約4,000人以上がオリンピック金メダル獲得に挑んだにもかかわらず、たった30人しか三冠を達成していない。そのため、クラブメンバーになること自体が大変な偉業であり、国際的・プロクラブ両方のトップレベルで成功を収めた証として高く評価されている。
この記録にはさらに面白い特徴もある。たとえば、同じ3つの栄誉を複数回達成した選手も歴史上存在。スウェーデンのピーター・フォースバーグやロシアのヴィャチェスラフ・フェティソフ、イゴール・ラリオノフらは、それぞれ複数のオリンピック金メダルや複数の世界選手権金メダル、複数のスタンレーカップを制覇。これはTriple Gold Clubの中でもさらに特別な偉業であり、歴史上のレジェンドとして語られる。
そして、シドニー・クロスビーはこのTriple Gold Clubの中でも特別な存在。彼は2010年と2014年のオリンピックで金メダルを獲得し、2015年世界選手権でも優勝、さらに2009年・2016年・2017年とスタンレーカップも手にしている。これらすべてをキャプテンとして達成した唯一の選手であり、国際大会・プロリーグの両面でチームの中心として勝利に導いた稀有な選手でもある。
↩︎ - こうした早いタイミングでの乱闘は非常に珍しく、アイスホッケーの公式戦でも最初の数秒で戦闘状態になるのは異例。この戦いの背景には、両チームの間で高まっていた緊張感がある。試合前には観客席でアメリカ国歌へのブーイングが起こるなど、会場全体がヒートアップ。その雰囲気が選手たちの対戦意識にも反映され、開始早々から肉体的なぶつかり合いに発展したと複数のメディアが伝えている。
また、この乱闘は単に偶発的に起きたものではなく、アメリカ側の選手たちが試合序盤から“強烈なメッセージを送る”狙いで仕掛けた側面もあると報じられた。特にカチャックは、試合後のコメントで「この試合はモントリオールで、ここにいる俺たちの時間だ」と語っており、物理的な挑発によって試合全体の流れを作ろうとした意図があったことも伝えられている。
↩︎ - 若手選手の国際舞台での力量をはかるための重要な大会がいくつかあるが、その中でも特に注目されているのがU-18(18歳以下)カテゴリーの「イワン・フリンカ記念大会」、現在は公式名称を「Hlinka Gretzky Cup(リンクァ・グレツキー・カップ)」と呼ぶ国際大会。この大会は、毎年夏に開催されるU-18年代の親善国際大会であり、将来のNHLドラフト候補となる有望な青年選手たちが世界から集まる、いわば「若きスター候補の祭典」としての位置づけが定着。
大会にはカナダ、アメリカ、スウェーデン、フィンランド、チェコ、スロバキア、スイス、ドイツなど、アイスホッケーの強豪国がそろい、各国のU-18ナショナルチームが代表として戦う。この大会はIIHF(国際アイスホッケー連盟)の公式世界選手権とは別枠だが、世界中のスカウトが注目する「ベスト・オン・ベスト」の競争の場となっており、出場する選手の多くがその年のNHLドラフト候補として評価されている。(Hlinka Gretzky Cup)
歴史を振り返ると、この大会は1991年に「Phoenix Cup(フェニックス・カップ)」として日本で開催されたのが始まりで、その後名称を何度も変えながら発展。
1997年にはチェコとスロバキアが共催して「Nations Cup」と呼ばれ、2003年には「U18ジュニアワールドカップ」、2007年にはチェコのホッケーレジェンドであるイワン・フリンカにちなんだ「イワン・フリンカ記念大会」となり、2018年にはホッケーの象徴的存在であるウェイン・グレツキーの名前も冠して「Hlinka Gretzky Cup」として現在の名称が確立。(IIHF International Ice Hockey Federation)
この大会が他のU-18大会と大きく異なる点は、開催時期と選手の出場可否にある。多くのU-18国際大会は春に開催されるが、同じ時期にはカナダやアメリカの国内リーグ(特にカナディアン・ホッケーリーグ:CHL)のプレーオフと重なることがあり、すべての有望選手を揃えられないケースが少なくない。
その点、Hlinka Gretzky Cupは夏(8月)に開催されるため、各国が最高レベルのU-18選手を招集できる「ベストラインナップで戦える唯一のU-18国際大会」として評価。このため、NHLドラフト前に若手の実力を国際比較できる貴重な機会となっている。
競技の形式は、通常8カ国が2つのグループに分かれて総当たり戦を行い、上位2チームが準決勝に進出、決勝と3位決定戦で順位を決める伝統的な大会方式。大会は例年チェコ共和国とスロバキアで共催されるか、あるいはカナダ国内でも開催され、国際的な注目度の高いイベントとして毎年多くのファンを集めている。
カナダはこの大会で圧倒的な成績を誇っており、歴史的データを見ると1991年以降の大会で参加した回数のうち20回以上で金メダルを獲得しており、このU-18大会がカナダの育成システムの強さを物語っている。Hlinka Gretzky Cupは、単なる国際大会以上に、次世代のトッププロ選手を見極める重要な指標として北米を中心に評価されている。
↩︎ - アイスホッケーの国際大会で選手がどの国の代表として出場できるかは、国際アイスホッケー連盟(IIHF)の資格ルールによって決まる。基本的には、IIHFが主催する五輪や世界選手権などの大会でプレーするには、その国の国籍(市民権)を持っていることが絶対条件。
たとえ両親の国籍を引き継いで二重国籍を持っていても、IIHFは選手が代表として出場する国のパスポートを所持しているかどうかを重要視する。二重国籍の選手は、理論上どちらの国の代表としても出場できる資格を持つが、それでも代表を選ぶ際にはいくつかのルールが適用される。
まず、一度も国際大会で代表として出たことがない二重国籍選手は、国籍さえ持っていればその国の代表として出場する資格を持つ。ただし、IIHF大会への参加申請は所属する国のホッケー協会を通して行う必要がある。これにより、国際転籍カード(ITC)が発行され、IIHFが正式な資格を認めた上でプレー可能。
一方で、もし選手がすでに別の国の代表としてIIHF大会に出場した経験がある場合には、代表国の変更はさらに厳しい条件が課される。こうした変更は「生涯一度だけ」という原則があり、選手が新しい国の代表として出場するためには、その新しい国で一定期間リーグ戦に参加していることや、過去の代表から一定期間離れていることなど、追加の条件を満たす必要がある。たとえば、以前の代表国でプレーした場合、4年間継続して新しい国の国内リーグでプレーし続けることが求められるケースもある。
このように、単にパスポートを持っているだけではなく、IIHFが定める資格条件をすべて満たすことが必要。二重国籍の選手がどちらの国を選ぶかは本人やその国の協会の判断によるが、一度代表として公式戦に出場すると、その後の変更には厳しい制限があるため、選択は慎重に行われる。
たとえば、デュアルナショナル(複数国籍)を持つ選手がどちらの国を選ぶかという問題は、サッカーでもよく議論されるが、IIHFの場合はサッカーよりも代表資格の変更が厳格な傾向がある。サッカーでは血縁や出生地だけでeligibilityが認められることもあるが、ホッケーではIIHFが定めた居住やプレー歴まで求められる場合があり、スポーツごとにルールが異なることが知識として重要。
↩︎ - 2016年に開催されたワールドカップ・オブ・ホッケーでは、従来の「国別代表チーム」とは異なるユニークなチームとして、「チーム・ノースアメリカ」という特別チームが組まれた。このチームは、カナダとアメリカの23歳以下(大会開催時点)の若手選手で構成された合同チームで、若い世代のエネルギーと才能を国際舞台でアピールすることを目的に結成。
伝統的な各国代表と違い、年齢制限が設けられることで、既に代表経験のあるベテランではなく、将来のスター候補が中心となった“次世代オールスター”的な存在として大会に参加したのである。
このチームは、2016年10月1日時点で23歳以下の選手が対象となり、カナダとアメリカから合計23人の選手が選ばれた。選手選出はエドモントン・オイラーズやシカゴ・ブラックホークスのGM経験者らによって行われ、選手のNHLでの活躍やポテンシャルを基準に構成。チームには、エドモントン・オイラーズのコナー・マクデイビッドやトロント・メープルリーフスのオーストン・マシューズといった当時将来有望とされた若手スターが名を連ね、試合ではそのスピードと攻撃力を武器にファンを魅了した。
大会では、チーム・ノースアメリカはフィンランド、ロシア、スウェーデンと対戦し、4-1でフィンランドに勝利、4-3でロシアに敗れたものの、スウェーデンには4-3の延長勝利を収めた。最終的にはグループステージで敗退したものの、その若さあふれるプレースタイルと国際舞台での競争力は高く評価され、後のNHLシーズンで活躍する選手たちの成長の足跡として注目されている。
このユニークなチームの存在は、その後の国際大会で再現されることはなかったが、当時のファンやメディアにとっては「伝統的な国対国の戦いとは一味違う、次世代の才能が詰まった夢のチーム」として記憶されている。こうした形式は、国際アイスホッケーにおける新しい見せ方として語られることもあり、若手選手にとって大きなステップとなった大会。 ↩︎


