NHLとNFLが合体!?NFLジェッツが「マイティ・ダックス」を称賛! 

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はじめに 

 最近、NHLやNBAだけじゃなく、アメフトのNFLにも興味が出てきました。アメフトのルールは複雑で覚えづらく、しかも、ちょっとプレーしたらピー、ちょっとプレーしたらピー、とホイッスルが鳴って、試合止まりまくるのが何ともまどろっこしかったのです。 

しかし、DAZNがぐんぐん値上がりするもんだから、「くそー、値上がり分、野球やサッカー以外のスポーツも見なきゃ元が取れん!」と思い立ち、目を付けたのがアメフトNFLでした。 

 ネットでルールの概略を読んでから、いざ試合を見ると、これが意外と面白い。ラグビー好きでもある自分なら、少々のルールの違いも何とかこなせると実感。それ以来、何試合か見るようになりました。 

 そんな自分の中で伸び盛り(?)のNFLとNHLが、公式コラボとは言えないものの、接点を持ったという記事がNHL公式サイトにアップされました。NFLニューヨーク・ジェッツのスター選手達が、NHLアナハイム・ダックスにオマージュ?を捧げたようです。  

讃岐猫
讃岐猫

日本のアイスホッケー・リーグも、

アメフト・リーグ=Xリーグも、

昔は地上波でも放送してたんだけどにゃ。

引用元:NHL.com「NFL’s Jets honor ‘Mighty Ducks’ upon arrival in Minnesota」。 

映画「マイティ・ダックス」シリーズを知ってるか? 

 マイク・ホワイトは、明らかにホッケーに飽き足らない様子です。 

 今週、ジェッツのクォーターバックは、ポッドキャスト「NHLファンタジー・オン・アイス」にゲストとして出演し、日曜日には数人のチームメイトと共に、ミネソタ・バイキングスの試合のために、映画「マイティ・ダックス」シリーズに触発されたジャージを着て到着しました。 

※マイク・ホワイト=2020年シーズンまではパッとしなかったが、昨シーズンから頭角を現し始め、今シーズンも貴重な控え選手としてベンチ入りしている。ポジションであるクォーターバックは、オフェンス面での司令塔的役割。 

※ニューヨーク・ジェッツ=ニュージャージー州イーストラザフォードが本拠地。AFC東地区所属(現在地区3位、プレーオフに出られるかな?)。チーム名に「ニューヨーク」とあるが、1984年以降、マンハッタンから十数キロ離れた現在地にあるスタジアム(メットライフ・スタジアム)を本拠地としている。 

※ポッドキャスト「NHLファンタジー・オン・アイス」=マイク・ホワイトが出演した回は、「https://www.nhl.com/multimedia/podcasts-nhl-fantasy-on-ice」内にある「Guest:New York Jets quarterback Mike White」で聴くことができます(全編英語)。 

※映画「マイティ・ダックス」=1993年、日本では「飛べないアヒル」のタイトルで公開されたディズニー映画(アメリカでは1992年公開)。弱小の少年アイス・ホッケーチームのコーチとなった、若い弁護士ゴードンが主人公。 

 いわゆるアメリカ版スポ根で、アメリカでは大ウケ、日本では大コケ(^^;。ゴードンがだんだんアイスホッケーにのめり込んでいく様子に、なぜか共感を覚えています。

 では、この映画の日本版予告編をどうぞ。

※ミネソタ・バイキングス=ミネソタ州ミネアポリスが本拠地。NFC北地区所属(現在地区トップ!今の調子ならプレーオフは確実)。ホームスタジアムはUSバンク・スタジアム。 

みんな、「マイティ・ダックス」大好き! 

 映画シリーズ第3弾でチームの着用していたダックスのジャージを、ホワイトは着ています。彼はキャプテンを意味する「C」を付けています。 

 チームメイトのセンター、コナー・マクガバンとガードのダン・フィーニーは、1992年のオリジナル版でダックスの着用していたジャージを着ており、レシーバーのブラクストン・ベリオスは、ダックスの宿敵を表すホークスのジャージを着ています。 

※映画シリーズ第3弾=1996年、アメリカ公開『D3 マイティ・ダックス 飛べないアヒル3』のこと、原題は『D3: The Mighty Ducks』。前2作はゴードンに重きを置いているが、本作は子供が主体の話。 

※コナー・マクガバン=かなり裕福な家庭に育ち、父親は社長。 

 チーム一のパワフルさを誇る半面、非常に足も速く、ステップも軽やか。センターは攻撃ラインの中心であり、センターが他の選手(主にクォーターバック)にパスすること(スナップ)により、一連のプレーが開始される。 

※ダン・フィーニー=ルーキー・イヤーの2017年から負傷した選手に代わり、主に左ガードで出場。その活躍が認められ、数々の受賞を経て、翌年から先発メンバーに定着する。 

 ガードはセンターの両隣りに位置し、味方がパスを展開している時、侵入してくる相手守備陣をブロックし、クォーターバックを守る。また、ボールを持っている選手が走るルートを作る役割も担う。例外を除いて、ボールに触れることはできない。 

※ブラクストン・ベリオス=2019年、ニューイングランド・ペイトリオッツからジェッツに移籍して、才能が開花。昨シーズンまで、全試合出場を続けたスター選手。 

 175センチと上背はそれほどでもないが、抜群の身体能力でチームをけん引する。モデルでありインフルエンサーでもあるソフィア・カルポと交際中。

 では、ベリオスのスーパープレイをてんこ盛りで。背番号10の選手です。

 彼のポジションであるレシーバーとは、プレー開始時、チームの中心から離れたサイドライン際にポジションを取る。 

 クォーターバックからのパスをキャッチすることが主な役割であり、落球は許されないため、パスキャッチの最も秀でた選手が担当する。ワイドレシーバーとも。 

※ホークス=「マイティ・ダックス」の主人公・ゴードンが、ダックスのコーチを引き受けた理由がホークスにある。ゴードンは幼少期ホッケーの名選手であり、その頃、コーチからの叱責で傷ついた経験を持つ。 

 そのホークスのコーチが子供の頃のコーチ、ラリーであることを知り、急きょダックスのコーチを引き受けるのである。 

讃岐猫
讃岐猫

ホークスのジャージは、

敵役がいつも着る「黒色」なんだにゃ。

ダックスと一緒に飛ぼう! 

 彼らがカメラの前を通り過ぎる際、タイトエンドのC.J.ウゾマは「ジェッツは一緒に飛ぶ」と言いますが、これはダックスの「ダックスは一緒に飛ぶ」というスローガンにちなんだものだそうです。 

 試合は27-22でジェッツが敗れました。 

※彼らがカメラ~=上記引用元・NHL.comのページでジェッツの公式Twitterが見られるようになっていて、そこで、この記事に出てくるジェッツの選手達が思い思いの「ダックス・スタイル」に身を包み、試合会場入りしている様子が見られます。 

 NHL.comのページには写真もアップされています。 

※C.J.ウゾマ=昨シーズンのベンガルズの快進撃を支え、プレーオフでも大活躍。リーダーシップとムードメイカーを兼ね備えた選手でもあり、ベンガルズが手放すとは思われなかったが、フリーエージェントでジェッツが3年契約で獲得。 

 彼のポジション=タイトエンドはブロックもパスプレーも両方こなさないといけない難しいポジションで、ジェッツはこのポジションの人材を欠いていたため、まさに最高の補強となったのである。 

※ダックスは一緒に飛ぶ=「Ducks fly together」については、こちらのYouTube動画を見ていただいた方が早いでしょう。映画の中で、ダックスのメンバーの気持ちが一つになる時、このフレーズが連呼されるのです。

ダックスじゃなくて、パンサーズ? 

 本物のマイティ・ダックス、つまり、現在のダックスはアナハイムでNHLの試合をプレイしていますが、映画シリーズのダックスはミネソタを本拠地としていました。 

 「NHLファンタジー・オン・アイス」で語られているように、ホワイトはフロリダ・パンサーズの大ファンで、今シーズン初めてファンタジーホッケーをプレイしています。 

※本物のマイティ・ダックス=そもそもアナハイムは、1992年、ウォルト・ディズニー・カンパニーによって設立されたチームであり、上記の映画タイトルにちなんで命名されたのである。 

 2005年まではマイティダックス・オブ・アナハイム(あるいはアナハイム・マイティダックス)名でリーグに参戦していたが、通信インフラ向けの製品等を作るブロードコム社がチームを買収して以降、現在のアナハイム・ダックスと名乗るようになったのである。 

 ディズニー社はアヒル達を主役とする『マイティ・ダックス』と呼ばれるテレビアニメシリーズを製作し、そのアヒル達のチーム「マイティダックス・オブ・アナハイム」を登場させている。同社のチームに対する熱量の大きさがうかがい知れるであろう。 

※ファンタジーホッケー=ゲーム・プレイヤーは実在するアイスホッケー選手を選び、自分だけのオリジナルチームを作成。その選手の公式戦における実際の活躍に応じて得点が付与され、その得点の多い・少ないを競い合うゲーム。 

 シーズン終了時に上位入賞者には豪華賞品が贈呈される。 

讃岐猫
讃岐猫

本物のダックスは、調子がイマイチなんだにゃ。

今後、飛びたてるか!

まとめ 

 ディズニーがそのままダックスを続けていたら、どうなっていたでしょう。もっと強くなっていたと予想できますが、あんまり強すぎると、マイティ・ダックスのように「スポ根物語」にならなかったかも。 

 日本ではあまり話題にならなかったマイティ・ダックス、当時5~6歳だった子供達が大人になり、NFLのスター選手になっても忘れていなかったのですから、上映当時の子供世代に相当インパクトを与えたことがよく分かります。 

 でも、ポッドキャストの主役・ホワイトはパンサーズ・ファンな訳で、実際のNHLとディズニー世界とは別物のようです。 

 ファンタジーホッケーはやってみたいんですけどね。日本語サイトもあるようですが、運営されてるのかどうか、イマイチ分からなくて…。それにまだまだNHLの選手全てを覚えている訳ではなく、データの見方もおぼつかない状態。 

 戦力分析ができないと、このゲームは面白くはなさそうです。今シーズンはしっかり勉強しておいて、来シーズンからやってみるのが妥当かなと思ってます。 

讃岐猫
讃岐猫

ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね!

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