🏒はじめに～カルガリー・フレームズの挑戦🔥
シーズン前は期待されていなかったカルガリー・フレームズ。しかし、彼らはプレーオフ進出を狙える位置にいる！今回は、その立役者の一人である若きゴーリー、ダスティン・ウルフを中心に、フレームズの奮闘を紹介します💪
参照記事：NHL公式サイト「Wolf talks Flames playoff expectations, Calder Trophy possibility in Q&A with NHL.com」
🏆「誰も期待していなかった」—フレームズの逆襲
シーズンが始まる前、多くの人（ロッカールームやフロントオフィスさえも）が「フレームズはプレーオフ争いに絡めない」と考えていました。選手たちはその低い評価をバネにし、想像以上の健闘を見せています🔥
現在、フレームズはウェスタン・カンファレンスのプレーオフ争い1で、セントルイス・ブルースと僅差（2ポイント差、残り試合は2試合多い）の位置に！特に直近の4試合のロードトリップでは3連勝を記録し、勢いに乗っています🚀その中には、3月22日・土曜日にニューヨーク・アイランダーズ相手に4-3のオーバータイム勝利も含まれていて、チームは決して諦めていません。
ウルフはこの状況について、次のように語っています。
🗣️「みんなに馬鹿にされて、誰も僕たちがここにいるなんて思ってなかった。でも、それが僕たちのモチベーションになっているんだ」。
彼らの快進撃はどこまで続くのか？次の試合も目が離せません👀🔥
「期待が低い状態で入ってきて、思い切りぶつかっていくと、人々を驚かせることができるんだ」とウルフは3月19日・水曜日にリーグオフィスを訪れた際にNHL.comに語りました。「それがまさに僕たちのチームが最初からやってきたことで、今も戦い続けている」。
🥅守護神ダスティン・ウルフの挑戦🔥
フレームズの快進撃の中心にいるのが、23歳の若きゴーリー、ダスティン・ウルフです！
彼は2019年のNHLドラフトで7巡目（全体214位）という下位指名ながら、今やチームにとって欠かせない存在に✨
また、スティーブ・メイソン2（2009年、コロンバス・ブルージャケッツ）以来、NHLのルーキー・オブ・ザ・イヤー（カルダー・トロフィー）を受賞するゴーリーになる可能性もあります。
🦸♂️【今季のウルフの成績】
✅ 42試合出場 ✅ 23勝14敗5分
✅ セーブ率.911✅ 失点平均2.63 ※1年目のゴーリー（最低15試合）としてトップ。
特に、危険なシュートをどれだけ防げるかを示す「ハイ・デンジャー・セーブ率3」では、.840という驚異の数値を記録し、NHL EDGE4によれば、NHL全体で4位にランクイン💥
ウルフは「一試合ずつ戦っていくことが大切。どの試合も絶対に勝たなければならない」と語り、プレーオフ進出への強い決意を示しています🔥
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🎯「オベチキンのゴールリストに名を刻んだ男」
ウルフはまた、ワシントン・キャピタルズのスーパースター、アレックス・オベチキンのゴールを許した182人のゴーリーのリストにも名を連ねています💡（現時点で、ウェイン・グレツキーの記録を抜くため、オベチキンは残り12試合でゴール数を7点追加する必要がある）
🗓️2024年3月28日、スコシアバンク・サドルドーム（カナダのカルガリーにある屋内競技場）で行われたフレームズ対キャピタルズ戦で、ウルフはオベチキンに2ゴールを許し、チームは5-2で敗戦。 しかし、それは彼にとっても貴重な経験だったようです。
🗣️「彼のシュートは僕が見た中で最高だよ。去年も2点決められたけど、それは[くそっ]って感じだけど、彼にゴールを決められたゴーリーのリストに加わったのは、ある意味ではちょっと面白いことだね。それもまた経験の一つさ」。
ウルフが「貴重な経験」と語ったオベチキンのゴール。
今シーズンはキャピタルズ相手に20セーブを記録し、リベンジを果たした試合（1月28日・火曜のホームゲーム、チームは1-3で敗戦。オベチキンには4本のシュートを打たれているが、無得点に抑えた）もありました🏒💪
「今年はシンプルに行こうとしたんだ。彼のシュートはエリートだから、正しい位置にいても、まだかなり高い確率で抜かれてしまう。彼のシュートは、ゴルフボールを流すような感じだよ。本当にフラットで完璧で、確実にみんなを騙してくるんだ。
彼と何度も対戦できて、本当に素晴らしかったし、シーズンの終わりには彼が8ゴール決めるだろうと確信している」。
質問：カルダー・トロフィーのチャンスを得た今、自分がどれほど早く成長したかを少しでも振り返る時間を持つことはありますか？
「もちろん、クールだね。僕はいつも言っているんだけど、自分のプレーやチームの勝利、できるだけ多くの試合を勝ち取ってプレーオフに進出させることを気にしていれば、個人のことは自然にうまくいくんだ。チームを勝たせていれば、誰かがそれに気づいてくれるからね」。
ウルフが自身のプレーを見ながら解説しています。好セーブ連発！
🤝ベテランとの信頼関係が支える成長
ウルフの活躍の裏には、もう一人のゴーリー、ダン・ヴラダールの存在があります。
質問：あなたの成功のもう一つ大きな要因は、ダン・ヴラダールと負担を分け合い、彼から学んでいることです。二人の関係はどうだったのでしょうか？そして、オフェンスが重要な状況で、プレーオフ進出がゴールテンダーにかかっている部分はどれくらいあるのでしょうか？
🗣️「シーズンが始まってから、僕たちの関係は本当に素晴らしかった。キャンプに入ったときから、お互いに切磋琢磨しながらも、支え合ってきたんだ。彼は確実に、僕が快適に感じるための重要な人物であり、本当にいい人なんだ。
彼はリンクに笑顔を持ち込んでムードを明るくしてくれるし、もし僕が悪い内容の試合をしたときでも、いつも励ましてくれる。そういう仲間が欲しいし、そしてまさに彼はその通りの人だから、一緒にパートナーを組むのは本当に楽しいことだ。プレーオフに進出するためには、僕たち二人が必要なはずだよ」。
ヴラダールは、ウルフにとって良きライバルであり、精神的な支えにもなっています。
特に、厳しい試合が続くプレーオフ争いの中で、こうした信頼できるチームメイトの存在は欠かせません💡
プレーオフを目指す中で、フレームズはウルフとヴラダールの2人体制で戦い抜く必要があるのです！
🎯「見返してやる！」チーム全体のメンタリティ
ウルフをはじめ、フレームズの選手たちはシーズン前の予想を覆し続けています。
📢「僕たちを見くびるな！」
このメンタリティは、シーズン最初の試合から表れていました。
2024年10月9日のバンクーバー・カナックス戦では、4-1のビハインドから逆転し、6-5でオーバータイム勝利！
ウルフはこの試合について、こう語っています。 🗣️「多分、何よりもまず『人々を見返すこと』が一番かな。これは毎日の出来事だよ。毎日リンクに行くと、みんなが僕たちを『切り捨てるべきチーム』として見て、強いチーム相手には毎晩負けるだろうと思っている。
それなのに、僕たちが出てきて、続けて人々を見返していくことがすごく素晴らしいんだ。特に印象に残っている試合は、今季最初の試合でバンクーバー（10月9日）と対戦した時だね。あの試合はシーズンの雰囲気を決定づけたと思う。
僕たちは負けているかもしれないけど、決して諦めない。もし（他のチームが）僕たちを軽く見ているなら、（フレームズが）たくさんの試合で勝つことができると思っているよ」。
この「見返してやる」精神こそが、フレームズの快進撃を支えているのです🔥
フレームズの選手たちの「見返してやる」という心意気、まさにスポーツの醍醐味を感じるにゃ🔥ウルフが語るように、どんなに厳しい状況でも諦めずに戦い続ける姿勢は、見ている人たちに勇気を与える！💪どんな強敵にも負けないフレームズの快進撃、これからも楽しみ！🚀
🏆チームを支えるキープレイヤーたち
ウルフの成長を支えているのは、ゴーリー仲間のヴラダールだけではありません。
チームには、プレーオフ争いを経験してきた頼れるベテランが多数揃っています💪
📌影響力の大きい選手たち
🔹ミカエル・バックランド（キャプテン）
👉終盤の大事な場面で頼れる存在。「勝負所では彼に託せば大丈夫」とウルフも信頼を寄せる。
🔹ナゼム・カドリ（フォワード）
👉2022年にコロラド・アバランチでスタンレー・カップを制覇した経験あり！ロッカールームの精神的支柱。
🔹ジョナサン・フーバーデュー（フォワード）
👉攻撃の要。得点力とプレーメイクでチームを引っ張る。
🔹ライアン・ロンバーグ（フォワード）
👉昨シーズン、フロリダ・パンサーズでスタンレー・カップ優勝。プレーオフの戦い方を熟知している。
「ナズ（ナゼム・カドリの愛称）は2022年にコロラド・アバランチでスタンレー・カップを獲った実績がある。僕たちにはライアン・ロンバーグみたいに、昨シーズン、フロリダ・パンサーズでカップを獲った経験を持つ選手もいる。そういう選手たちは、プレーオフの厳しい局面でどうすべきか知っているし、ロッカールームでもしっかり声を出して、『プレーオフ進出に向けて全力で働くんだ』と言っているよ」。
また、若手のマット・コロナートやコナー・ザリーも、チームに勢いを与える存在として活躍✨彼らの明るい性格が、プレッシャーのかかる終盤戦でもチームを良い雰囲気に保っています🎶
🏒ヘッドコーチの手腕が光る！
フレームズの指揮を執るのは、ライアン・ハスカ監督。
彼は5年間アシスタントコーチを務めた後、昨シーズンから正式にヘッドコーチに就任しました。
ハスカ監督のスタイルは、「僕たちのチームを、どこでどのようにプレーすべきかをしっかりと教えてくれた。豪華なスター選手はいなくても、粘り強く戦い、チームの強みを活かす」というもの。
🗣️「僕たちは1試合3～5点を取る派手なチームじゃない。でも、2-1や1-0の勝利を積み重ねることができるチームだ。僕たちはシーズンを通してプレーオフに向けたホッケーをしてきたから、もしプレーオフに進出できれば、そのために必要な準備は整っていると思っている」。
この戦略こそが、プレーオフ争いの中でフレームズが生き残るための鍵となっています🔑
✨まとめ：フレームズは「挑戦者」から「ダークホース」へ！
シーズン前は「プレーオフ争いに絡むチームではない」と思われていたフレームズ。
しかし、今やプレーオフ進出を狙える位置につけています📈
✅ ダスティン・ウルフの活躍
✅ 頼れるベテランと勢いのある若手
✅ ハスカ監督のチーム戦術
これらがすべて噛み合えば、フレームズはプレーオフで大番狂わせを起こす可能性大！👀✨
果たして、彼らは予想を覆し、プレーオフの舞台へと駆け上がることができるのか？
ファンの期待が高まる中、フレームズの戦いはまだまだ続きます！🔥
ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね！
【註釈】
- フレームズは、2022年のウェスタン・カンファレンスのプレーオフ、セカンドラウンドでエドモントン・オイラーズに5試合で敗れて以来、プレーオフに戻ることを目指している。2022年の後は、パシフィック・ディビジョンで2年連続して5位。
↩︎ - メイソンは2008-09シーズン前に膝手術を受け、AHLでのプレーを欠場。しかし、ブルージャケッツに招集されると、NHLデビュー戦で勝利を収め、初の完封も記録した。11月と12月に月間最優秀新人選手に選ばれ、好成績を収める。
1月には単核球症により数試合欠場するが、復帰後も活躍を続け、シーズンを33勝20敗7引き分けで終え、カルダー記念新人王を受賞。さらに、ヴェジーナ賞にもノミネートされた。しかし、その後の3シーズンは期待外れで、再びプレーオフ進出を果たせなかった。
↩︎ - High-Danger Save Percentage（HD SV%）は、ゴールテンダーが高リスクなシュートに対してどれだけセーブを成功させたかを示す指標である。
高リスクシュートとは、ゴール前での決定的なチャンスから打たれるシュートを指し、これに対するセーブ成功率を評価する。HD SV%は、ゴールテンダーの難しい状況でのパフォーマンスを評価するため、セーブ率全体よりも詳細な評価を可能にする指標である。
↩︎ - NHLが提供する高度なデータ分析ツールで、選手やチームのパフォーマンスを詳細に解析できるプラットフォームである。これにより、シュート位置、スケート速度、パス成功率などのデータを分析可能で、試合中の選手の動きや戦術的な要素を深く理解できる。
リアルタイムでのデータ更新により、試合の進行に合わせて選手やチームのパフォーマンスを即座に評価できる。 ↩︎
