18歳ディフェンスマンシェイファー、NHL挑戦スタート戦

現役スター選手紹介

はじめに

 NHLドラフト全体1位のマシュー・シェイファーが、ついにニューヨーク・アイランダーズでNHLデビュー!18歳ながら高いスケーティング能力とパック運びのスキルを持つ彼は、プレシーズンでベテランと共に経験を積み、開幕戦で実力を証明する準備万端。

 困難を乗り越えて掴んだ舞台で、若きディフェンスマンの活躍に注目です🔥

🌟若きスターたちが続々デビュー!2025年NHLドラフト組に注目!

参照記事:Daily Faceoff「Five 2025 NHL Draft picks set to make NHL season debuts

 NHLの世界では、ドラフトで指名された選手がトップリーグでデビューを果たす瞬間は、いつも大きな話題になります✨

 2024年のNHLドラフトで1巡目指名を受けた選手のうち、昨シーズン、レギュラーシーズンの試合に出場したのはわずか5人1でした。その中で開幕ロスター入りを果たしたのは、サンノゼ・シャークスのマックリン・セレブリーニと、フィラデルフィア・フライヤーズのジェット・ルチャンコの2人だけでした🏒。

 ジュニアや大学からすぐにNHLの舞台へ上がるのはとても難しく、それだけに成功する選手はごくわずかです。だからこそ、そうしたニュースはいつもファンの注目を集めます😊。

 でも、今年はその流れが変わりそうです😊。なんと、2025年ドラフト組から5人もの選手が今週ついにデビューを果たす予定なんです😲しかも、その中には上位2人の指名選手も含まれています。

 しかも、多くの人が「今年のドラフトは全体的に平凡な年」2と言っていたのに、この人数はかなり多く、まさにサプライズ。トップ層の実力がもともと光っていたとはいえ、上位5位以外からも指名された2人が名を連ねるのは珍しいことです。

 この中で、今シーズンを通してNHLに定着しそうなのは、マシュー・シェイファー(ニューヨーク・アイランダーズ)とマイケル・ミサ(サンノゼ・シャークス)の2人と見られています。とはいえ、ドラフトからわずか4か月でプロの舞台に立てるのは、それだけで大きな名誉です。

 ここでは、今週デビュー予定の注目選手たちを紹介します。

🥅マシュー・シェイファー(LHD/ニューヨーク・アイランダーズ)

※LHD=左利きのディフェンスマン。

デビュー戦:10月9日(木) vs ピッツバーグ・ペンギンズ

 シェイファーは6月のドラフトで全体1位に選ばれた大型ディフェンスマンです🥅。チームから寄せられる期待はとても大きいですが、あまりプレッシャーをかけすぎないほうがいいかもしれません。

 彼はOHL(オンタリオ・ホッケーリーグ)のエリー・オッターズですでにやるべきことをやり尽くし3、AHLでのプレーは選択肢に入らなかったそうです。

 大学進学という道もありましたが、アイランダーズは彼を「すぐに実戦で鍛える」方針に決めたようです💪

 とはいえ、シェイファーにはNHLのシーズンを戦い抜くだけの実力があります。NHLのスピードやフィジカルの強さに慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、彼にはミスを恐れず挑戦できる環境があります。失敗から学びながら成長できる立場にあります。

 アイランダーズは今シーズン、優勝を狙える立場ではないものの、しかしシェイファーは、NHLのスピードと激しさに慣れてくれば、その存在は間違いなく“見逃せない選手”になるでしょう。これまで彼はどんな困難にも順応してきました。

 きっと初のNHLシーズンでも、その適応力が変わることはないはずです😊🔥

🦈マイケル・ミサ(C/サンノゼ・シャークス)

※C=センター。

デビュー予定:10月9日(木) vs ベガス・ゴールデンナイツ

 マイケル・ミサは、6月のドラフトで全体2位に指名された注目のセンターです。ジュニア時代から圧倒的な存在感4を放っており、もし年齢制限がなければ、17歳の時点でNHLでも通用しただろうと言われるほどの逸材です✨

 彼の魅力は、なんといってもバランスの良さ😊。彼は頭が良く、スピードもあり、頭の回転も速く、シュートでもパスでも同じように危険なプレーヤーです。

 サンノゼでは、開幕から第2センター(第2ラインのセンター)として出場する見込みで、マックリン・セレブリーニやウィル・スミスといった若手のスター候補たちと一緒に成長するチャンスを得て、経験を積むことになります🦈。

 さらに、ベテランのタイラー・トフォリやウィリアム・エークランドとラインを組むチャンスもありそうです。経験豊富な選手たちとプレーすることで、NHLのスピードに早く慣れることができそうですね。

 ミサはこれまでずっと「次のスター候補」として注目の的であり続けましたが、今はようやくプレッシャーから解放されたようにも見えます。彼は静かに燃えるタイプ。注目の中でも自分のペースを崩さず、確実に結果を残していくでしょう🔥

 果たして彼はその才能を発揮できるのか?――今年のシーズンで証明してくれるはずです。

🐍ブレイディ・マーティン(C/ナッシュビル・プレデターズ)

デビュー予定:10月9日(木) vs コロンバス・ブルージャケッツ

 ブレイディ・マーティンは、ドラフト全体5位で指名された、ナッシュビル・プレデターズの期待の若手センターです。これはマーティン本人にとっても、プレデターズにとっても素晴らしい選択だと思います😊。

 彼が指名された当時、世間ではあまり評判が高くありませんでした5が、多くのスカウトたちは彼の才能に太鼓判を押していました💡

 マーティンはOHLのスー・セントマリー・グレイハウンズの中心選手として活躍し、1試合平均1ポイント以上という驚異的な成績を残して、チームの若手スターとして活躍しました。

 さらに、ヒリンカ・グレツキー・カップ6やU-18世界選手権でもチームをけん引するプレーを見せており、トップクラスの選手としての実力は折り紙付きです😊。

 パックを持っていない時も、彼は視界に入る相手すべてに体当たりを仕掛け、常にパックを奪い合う激しい競り合いを見せてくれます。もちろん得点力もあり、得点チャンスを自ら作り出せる選手です⚡

 シーズン途中で再びOHLに戻る可能性はありますが、プレデターズが早い段階から大きなチャンスを与えているのは、彼の成長を期待してのこと😊。今後の活躍が楽しみな選手です🐍。

ベンジャミン・キンデル(C/ピッツバーグ・ペンギンズ)

デビュー予定:10月7日(火) vs ニューヨーク・レンジャーズ

 キンデルは、ペンギンズからドラフト全体11位で指名されました。彼は昨シーズン、WHLで最も注目された若手有望株の一人🐧。ペンギンズはその潜在能力に大きく賭けています✨

キンデルについては、こちらの記事もどうぞ。

 彼の強みはシュートとプレーメイク、どちらも高いレベルでこなせること😊。カルガリー時代には攻撃の中心7としてチームをけん引してきました。スペースを見つけて有効活用するのが非常に上手く、どこからでも鋭い強力なショットを放つことができます。

 もちろん、スケーティングは平均よりやや下で、フィジカル面の強さにも課題がありますが、今の段階での弱点はプレーの妨げにはならず、彼の価値を大きく下げることはありません。実際、プレシーズンでもその実力はしっかり発揮されており、ついに今週、待望のNHLデビューを迎える準備が整いました🎉

本日終了のペンギンズvs.レンジャーズ戦のハイライト映像。キンデルは得点に絡んでいないが、アイスタイムもチーム内で長い方だったし、まずは無難なデビュー戦か。

🐋ブレイデン・クーツ(C/バンクーバー・カナックス)

デビュー予定:10月9日(木) vs カルガリー・フレームス

 毎年、前回のNHLドラフトで中位指名された選手の中から、トレーニングキャンプを経てNHLに残る選手が必ず一人は現れます。クーツ(全体15位指名)はまさにそのタイプで、キャンプを通じてバンクーバーの中でも最も印象的なフォワードの一人として頭角を現しました😊。

 彼は年齢の割に成熟したプレー判断力とスマートさを兼ね備えており、そのスキルの高さは同世代の選手たちを上回っています😊。特に際立っているのは、「パックを持ちたい」という強い意志です🐋。

 どんな状況でもパックを奪いにいく姿勢を見せ、プレーメイクでも仲間の位置を的確に見つけて、スペースを見つけてパスを通す能力があります✨。

 数字以上の価値をチームにもたらすセンターであり、それこそが求められる資質で、今後の成長も非常に楽しみです💡。

 今後、WHL(アボッツフォード・カナックス)でさらに経験を積むことが彼にとってプラスになるとは思いますが、ここ数週間で見せた成長ぶりは本当に目を見張るものがあり、すでに大きな期待に応えられることを示しています🔥

🌟マシュー・シェイファー、NHLデビューへ!

参照記事:NHL公式サイト「Schaefer, No. 1 pick in 2025 NHL Draft, makes Islanders roster

 2025年NHLドラフト全体1位のマシュー・シェイファーが、月曜日に正式にニューヨーク・アイランダーズのロスター入りを果たしました✨

 6月のドラフト以来の期待に応え、注目を集めてきた18歳のディフェンスマンが、プロの舞台でどんなプレーを見せてくれるのか、ファンもワクワクしています😊。

 シェイファーは、アイランダーズの開幕戦となる10月9日(木)、ピッツバーグ・ペンギンズ戦でNHLデビューを迎えます(PPGペインツアリーナ8、午後7時ET=日本時間、10月10日(金)、午前9時)🏒。

 火曜日に本人も「すごく楽しみ。プレシーズンでNHLの選手たちと対戦してきたけど、本番の氷上に立つときは、相手のことはあまり考えずに集中するしかないんだ。もちろん相手のプレースタイルは把握しておかないといけないが、まずは自分のプレーに集中して、しっかり取り組むことが大事だと思っている。

 自分の力を最大限発揮できるようプレーしたい。その方法はいろいろある、初戦が楽しみで仕方ないよ」と語っています😊。

🥅怪我を乗り越えて掴んだチャンス

 昨シーズン、シェイファーはオンタリオ・ホッケーリーグ(OHL)のエリーでプレーしていましたが、2025年IIHF世界ジュニア選手権でカナダ代表として出場中に鎖骨を骨折9し、12月27日以降の出場は17試合にとどまりました。

 それでも7ゴール、15アシストと高い成績を残しています。前シーズンは56試合で17ポイント(3ゴール、14アシスト)を記録。

 9月5日にまだ18歳になったばかりですが、ニューヨークのブルーラインにおいて、優れたスケーティングとパック運びのスキルを持つシェイファーは、ニューヨークのブルーラインで大きな期待を背負うエリート2ウェイ・ディフェンスマン10です💪

シェイファーのバック・チェック、2シーン。さあ、レギュラー・シーズンでどれだけやってくれるか。

🌟ベテランと組んで学ぶNHLの舞台

 シェイファーはプレシーズンの多くを、ベテラン・ディフェンスマンのスコット・メイフィールドと組んでプレーし、NHLへの移行を学んできました🏒

 アイランダーズのパトリック・ロイ監督も「彼が経験することはどれほど特別です😊。僕にはよくわかります。自分のキャリア初戦11もピッツバーグだったので、彼と同じ状況ですね。本当に嬉しい。彼は努力を惜しまず練習も全力でやってきました。これは新しい旅の始まりです🌟」と火曜日にコメントしています。

💪困難を乗り越えた18歳

 シェイファーはNHL入りまでの間に、母親とビレットママ12の両方を亡くすという困難を経験しました。それでも氷上でもオフアイスでも冷静さと強い意志を持ち続け、チーム関係者を感心させ続けています✨

 2000年以降、全体1位で指名されたディフェンスマンは5人目。前回は2021年のオーウェン・パワー(バッファロー・セイバーズ)で、他にはラスムス・ダーリン(セイバーズ、2018)、アーロン・エクブラッド(フロリダ・パンサーズ、2014)、エリック・ジョンソン13(セントルイス・ブルース、2006。2024-25シーズンをもって引退)がいます。

 こうした歴史に名を刻む可能性も、シェイファーにはあります😊。

讃岐猫
讃岐猫

🌟チームも太鼓判!信頼のNHLデビュー

 アイランダーズのゼネラルマネージャー、マシュー・ダルシェはこう語っています。「ニューヨークのような市場で18歳でプロとしてプレーすることは簡単ではありません。しかし彼の成熟度を見れば、全く問題ないと確信できます。彼は準備万端です。開幕戦でのプレーも楽しみです😊。彼はラインナップに入るに値する実力を証明してくれるでしょう🔥」。

 さらにダルシェは「彼のプレースタイルがチームの戦略を決めることもあるでしょう。完全にロスター入りに値する選手です。10月9日にはラインナップに入り、あとは試合を重ねながら見ていきます。本当に素晴らしい印象を与えてくれています💡」とコメント。

まとめ

 シェイファーはわずか18歳でNHLの舞台に立つことになりましたが、その成熟した判断力と努力はチーム内でも高く評価されています。母親やビレットママを失う困難を乗り越えた彼の強さは、氷上での冷静なプレーにも表れています。

 アイランダーズでの初シーズンは、新たな挑戦の始まり。これからの成長と活躍から目が離せません🔥

讃岐猫
讃岐猫

【註釈】

  1. 記事の2人以外では、全体2位指名のアルチョム・レフシュノフ(ディフェンス、シカゴ・ブラックホークス)、全体5位指名のイワン・デミドフ(右ウィング、モントリオール・カナディアンズ)、全体9位指名のゼイン・パレック(ディフェンス、カルガリー・フレームス)。
    ↩︎
  2. 多くのスカウトや評論家が2025年ドラフトを「平凡」と評した主な理由は、上位層の魅力は確かにあったものの、その下(特に10〜32位あたり)で期待できる“確実な素材”が少なく、クラス全体の厚みや深さに疑問符が付いたため。

     専門メディアの総評では「トップ10〜12名は評価がまとまりやすいが、それ以降は順位の変動が大きく不確実性が高い」という見方が目立ち、全体の層が薄く感じられたことが指摘されている。

     データ分析に基づく見方でも、得点力やポジション別のバランスに偏りがあり、特にディフェンスやゴールキーパーに“安心できる”上位候補が少ないという評価が出ている。チーム寄りのドラフト評でも「有望株はいるが、チームが即戦力として頼れる幅が狭い」との声があり、結果として“逸材の上限は高いが総合力は控えめ”という結論になった。
    ↩︎
  3. OHLの2023-24シーズンには56試合に出場し、3ゴール14アシスト、計17ポイントを記録。これにより、OHLの「First All-Rookie Team」に選出された。

     翌2024-25シーズンはケガなどの影響で出場試合数が制限され、17試合の出場にとどまったが、その中で7ゴール・15アシスト、22ポイントをマーク。プラスマイナス方式でも+21という非常に優れた値を示し、限られた出場機会の中でも攻守両面で強いインパクトを残した。

     その成績やプレースタイル(視野・スケーティング・ゲーム読みの鋭さなど)が評価され、2025年NHLドラフトでは「トップのノースアメリカ有望株」に位置づけられ、アイランダーズに全体1位で選ばれた。
    ↩︎
  4. ミサは、OHLのサギノー・スピリットで圧巻の成績を残した若手フォワード。2024-25シーズンには65試合に出場し、62ゴール・72アシストで合計134ポイントを記録し、OHL得点王に輝いたほか、リーグの最優秀選手賞(Red Tilson Award)を受賞した。

     また、彼は若干15歳で“Exceptional Status(例外認定)”を得てOHL入りを果たしており、それにより他の選手よりも早くジュニアリーグでの経験を積む機会を得ている。

     17歳前後の時期にも卓越した攻撃力を発揮。Yahoo Sportsなどの報道によれば、17歳時点では48試合で46ゴールを記録し、102ポイントという驚異的な成績を残していた。
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  5. マーティンはOHL時代に高い得点力とフィジカルさで評価を得ていたが、ドラフト前には懸念材料も指摘されていた。スカウト・分析記事では、彼はプレーメーク視野(パスや攻撃の組み立て力)にやや粗さがあり、攻撃面の引き出しの多様さで他の才能と比べられると一歩見劣りする、という意見が散見される。

     また、スピードに関しては“飛び抜けた加速力”というより、勢いがついてからの速さを武器とする側面が強く、トップクラスのスケーターと比べるとやや差がある、という評価も。さらに、体格面(特に筋肉量・耐久性)でも“さらなる強化が必要”とされ、NHLの激しい戦いの中で継続的に通用するかは疑問視する見方をする人もいた。
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  6. 毎年行われる国際的なU-18アイスホッケー大会で、カナダ、チェコ、スロバキアなどが主催。1991年に創設され、近年は「Hlinka Gretzky Cup」という名称で親しまれており、IIHF(国際アイスホッケー連盟)の正式大会ではないが、NHL候補選手の登竜門として非常に注目されている。

     選手たちにとっては、プロチームのスカウトにアピールできる大会で、過去にはカナダ代表の優勝者から多くの一巡指名が輩出されている。大会は8チームで構成され、過去には日本やメキシコでの開催実績もある。開催地は例年、チェコ/スロバキアとカナダを交互に行き来しており、近年はアルバータ州(エドモントン・レッドディア)とチェコ/スロバキア(ブレチラフ/ピエシュチャニ)が交互ホストになっている。
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  7. 2024-25シーズン、WHLのカルガリー・ヒットメンで65試合に出場し、35ゴール・64アシスト、合計99ポイントという抜群の成績を残した。これはドラフト対象となる選手の中で最多得点であり、チーム内でも得点およびアシストランキングの上位に位置した。

     彼は2024年11月~2025年1月にかけて23試合連続ポイントを記録し、ヒットメンの最長連続ポイント記録を更新。この連続記録中だけで15ゴール・30アシストを挙げ、その間「試合の勝負所」に立つ選手として何度も決定的な役割を果たしたと複数の報道で評価されている。
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  8. アメリカ・ペンシルベニア州ピッツバーグに位置する多目的屋内アリーナで、ペンギンズの本拠地。2010年8月18日に開場し、同年のNHLシーズン開幕に間に合わせて完成。それ以前は、1961年に建設されたシビック・アリーナ(旧メロン・アリーナ)が使用されていた。

     このアリーナは、LEEDゴールド認証を受けた初のNHLおよびAFLのアリーナとしても注目されている。また、開場当初から高い評価を受け、Pollstarコンサート業界賞で「ベスト・ニュー・メジャー・コンサート・ヴェニュー」に、Sports Business Journalの読者投票では「ベスト・NHL・アリーナ」にそれぞれ選ばれた。

     アイスホッケーの試合だけでなく、バスケットボールやコンサートなどのイベントにも対応。バスケットボールの試合では、ピッツバーグ大学とデュケイン大学の専用ロッカールームが設けられており、2010年12月1日に開催されたシティ・ゲームが初めてのバスケットボールの試合となった。また、2010年にはSEC/Big East Invitationalも開催され、全米にテレビ中継されるなど、地域のスポーツイベントの拠点としても利用されている。
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  9. シェイファーは、2025年12月27日に行われたIIHF世界ジュニア選手権のカナダ対ラトビア戦で、相手ゴールポストに左肩を強打し、鎖骨を骨折。この負傷により、シェイファーは大会の残り試合を欠場することとなり、手術を受けた。その後、2025年5月1日に接触プレーが許可され、順調に回復している。
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  10. 攻守両面で高い能力を発揮できるディフェンス選手。守備では相手の攻撃を阻止したり、パックを奪ったりして自チームのゴールを守る役割を果たす一方、攻撃ではパックを前線に運び、積極的に得点チャンスを創出したり、シュートやアシストでチームの得点に貢献する。

     単に守備に徹するのではなく、試合状況に応じて攻撃参加と守備を柔軟に切り替えられる点が特徴。このため、2ウェイ・ディフェンスマンはチーム戦術において重要な存在となり、特にトップクラスの選手はパワープレイやシチュエーションプレイでも中心的役割を担う。
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  11. 1985年2月23日、パトリック・ロイはモントリオール・カナディアンズのゴールテンダーとして、ピッツバーグ・ペンギンズとの試合でキャリア初のNHL出場を果たした。この試合では、先発ゴーリーのダグ・ソエタートの後を受けて第3ピリオドから出場し、20分間で27本中24本のシュートをセーブし、5-3での勝利に貢献。

     ロイはその後、AHLのシャーブルック・カナディアンズに行ったが、この活躍により、NHLでの将来を確実なものとした。
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  12. アイスホッケーやジュニアスポーツにおいて、選手が遠方でプレーする際にホームステイを提供してくれる家庭の母親役のこと。多くのジュニアリーグでは、選手が自宅から離れた都市でプレーするため、地元の家庭に預けられる制度があり、ビレットママはその家庭の中心的存在として選手の生活全般をサポートする。

     食事の準備や洗濯、日常生活のサポートだけでなく、精神的な支えとしても重要な役割を果たし、選手が安心して競技に集中できる環境を提供。この制度は、選手の成長や独立心の形成にも寄与するため、ジュニアアイスホッケーにおいて欠かせない存在である。
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  13. アメリカ・ミネソタ州ブルーミントン出身、2006年のNHLドラフトでセントルイス・ブルースから全体1位指名を受けてキャリアをスタート。

     ジョンソンは、2007年にセントルイス・ブルースでNHLデビューを果たし、その後、コロラド・アバランチ、バッファロー・セイバーズ、フィラデルフィア・フライヤーズといったチームでプレー。特にコロラド・アバランチでは長期間にわたり活躍し、2022年にはスタンレーカップを制覇した。

     2025年10月1日、ジョンソンは17シーズンにわたるNHLキャリアを終え、現役引退を発表。通算1,023試合に出場し、95ゴール、253アシスト、348ポイントを記録した。また、ブロックショット1,373回、ヒット1,288回といった堅実な守備でも知られ、コロラド・アバランチではディフェンス部門で多くのフランチャイズ記録を保持している。

     国際舞台でも活躍し、2010年バンクーバーオリンピックではアメリカ代表として銀メダルを獲得。また、2016年のワールドカップ・オブ・ホッケーにも出場。
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