はじめに
テキサスの巨大スタジアムが、ついに氷上の舞台に変わる❄️2027年、ダラス・スターズがAT&TスタジアムでNHLスタジアムシリーズに登場します。80,000人超を収容するこの会場で、テキサスのホッケー文化が世界に発信される夜。
スターズが再び脚光を浴び、NHLが新しい時代を切り拓く瞬間を見逃せません✨
参照記事:The Dallas Morning News1「NHL announces Dallas Stars will host outdoor game at AT&T Stadium in 2027」
🏒ダラスに再び大舞台が!NHLがAT&Tスタジアムで屋外試合を発表✨
2020年、NHLがテキサス州ダラスのコットンボウル2で「ウィンター・クラシック3🏒」を開催したとき、関係者たちは内心ドキドキしていました。「本当に成功するのか?」という不安があったのです。
当初、フットボールスタジアムでの観客数は7万人を想定し、ダラスの街がその座席を埋めてくれることを願っていたのです。チケットの販売が始まると予想を大きく上回る勢いに😊!
関係者は席数を増やす方法を探し、視界が一部遮られる席まで開放し、エンドゾーンにも追加で列を設けるほどの人気ぶりでした😊。そして迎えた2020年1月1日。85,630人の観客が詰めかけ、NHL屋外試合史上3番目に多い動員数を記録しました。
まさに、ダラスのホッケーファンがひとつになった歴史的な一日でした🏆NHLイベント部門のスティーブ・メイヤー氏は、先週『ダラス・モーニング・ニュース』4の独占インタビューで語り、こう振り返っています。
「観客の反応が本当に素晴らしかった。あの日を見た瞬間、”次はいつやろうか?”とみんなが思いました」。その「次」はついに現実となりました😊。
🌟2027年、AT&Tスタジアムが夢舞台に!
11月3日・月曜日、NHLは2027年2月20日(土)に、ダラス・スターズがAT&Tスタジアムで屋外試合を開催すると正式に発表しました🎉この試合は、リーグの特別イベント「スタジアムシリーズ5🏒✨」の一環として行われます。
発表はアーリントンで行われ、ダラス・スターズとNFLダラス・カウボーイズが合同で発表会を開催。発表の舞台は、まさにその夜に行われたカウボーイズ対アリゾナ・カーディナルス戦(マンデーナイト・フットボール)の直前でした。
スターズの社長兼CEO、ブラッド・アルバーツ氏はこう話します。「全国の舞台でチームを紹介できる、非常にエキサイティングな機会です❄️🔥。世界でも最も象徴的なフットボール会場で、またスターズの魅力を見せられるなんて、本当に誇らしいことです。このフランチャイズを再び輝かせるチャンスになるでしょう🎉」。
試合は夜7時に開始予定で、ABCテレビで放送されます📺対戦相手はまだ発表されていませんが、AT&Tスタジアムで初めてのホッケー試合が行われることになります🌟。
🏟️AT&Tスタジアムという特別な舞台
AT&Tスタジアムは、世界でも屈指の規模を誇る多目的アリーナです。天井は開閉式で、超大型スクリーンが中央に吊り下げられているのが特徴。
このスタジアムといえば、NFLの名門チーム「ダラス・カウボーイズ」の本拠地として知られています。約8万人を収容できる巨大なドーム球場で、その迫力と設備はまさに世界トップクラス。立ち見席を活用すれば10万人以上の観客を収容することも可能です。
今回の試合では、そのスケールの大きさを活かし、氷上でも“テキサスサイズ”のイベントを見せてくれそうですそのため、コットンボウルでのウィンター・クラシックを超える動員を記録する可能性もあります。さらに、フィールド上に臨時席を設ける場合、NHL史上最多の観客数6を記録することもあり得ます😊。
記者会見からの一コマ。これくらい大きいスクリーンじゃないと、パックが見えないよね^^;。
⏰開催までの課題と「夢の実現」
実はNHLは以前から、このAT&Tスタジアムを開催候補地として注目してきました。しかし、元日開催のウィンター・クラシックを“ジェリーワールド7”(AT&Tスタジアムの愛称)で行うことは不可能でした。
というのも、リンクの建設には最低でも2週間が必要で、その間はホームチーム(ダラス・カウボーイズ)を完全に退避させる必要があります。
しかし、その時期はちょうどNFLプレーオフの真っ最中。さらに、数年前から予定を確定させる必要もありました。それでも、メイヤー氏によると、カウボーイズ側はずっとNHLとの連絡を保ち、いつかホッケーをAT&Tスタジアムに呼び込みたいと考えていたそうです。
「彼らはその夢を絶やすことはなかったんです」とメイヤー氏は語ります。
さらに、2026年の夏にはFIFAワールドカップの9試合がこのスタジアムで行われる予定で、グループステージから準決勝までが組み込まれています。ダラス・カウボーイズのオーナー兼社長であるジェリー・ジョーンズ氏はこう語ります。
「この試合は、私たちにとってもう一つの誇るべき瞬間になります。ダラス・スターズと共にNHLスタジアムシリーズを開催することは、AT&Tスタジアムが“フットボール以外の舞台”として持つ可能性を示す、またとない好例です😊」。

「2026年」じゃなくて「2027年」なんだから、日数はある。それまでに日本でNHLがDAZN以外でも見られるようになっていればいいんだけどにゃ。日本の自動車会社がスポンサーとして付いている訳だし、1試合でもいいから、地上波が放映権を取って放送できないのかね。ミラノ冬季五輪のアイスホッケー中継に期待してるけど、うーん、難しいかな^^;。
🌌「屋外試合」へのこだわりと演出
NHLのメイヤー氏によると、リーグはカウボーイズ側と協議を重ね、試合当日にAT&Tスタジアムの屋根を開けられるか確認を進めているとのことです。実際、カウボーイズがホーム試合で屋根を開けるのは非常にまれ8で、今シーズンも9月28日のパッカーズ戦で一度だけでした。
昨年、ヒューストンとのマンデーナイトゲーム前に屋根を開けようとした際、金属板の一部が落下し、エンドゾーン付近に落ちたことで、急きょ屋根を閉じる判断をしたという出来事もありました。そのため、屋根が開くのは2022年以来ほとんどないことです。
「これは“アウトドアシリーズ”です。私たちは本物の屋外試合として開催するつもりです」とメイヤー氏。幸い、今回の試合はナイトゲーム❄️として行われるため、カーテンや西日による視界の問題はありません。
また、建設期間中の気温管理にも役立つとして、可動式屋根の柔軟性はリンク製作の理想的な環境づくりに貢献するといいます。
🎟️柔軟なスタジアム設計とファン体験
AT&Tスタジアムの広さと可変性も、NHLがこの会場を選んだ理由の一つです。メイヤー氏によれば、立ち見席チケットの販売数は需要次第で決定される予定ですが、伝統的な立ち見セクションに加えて、フィールド上の特設席も検討しているそうです。
ファンがどのような演出を体験できるかについて、メイヤー氏は詳細を明かしませんでしたが、「コットンボウルのときよりもさらに良い雰囲気を作りたい」と話しました。
2020年のウィンター・クラシックでは、まさに“テキサスらしさ満点”の演出が行われました。 スターズの選手たちは、ブーツやカウボーイハット、デニムやレザー、ボロタイ姿9でバスから登場。フィールドの反対側にはメカニカルブル(電動ブル)10が置かれ、国家斉唱では馬に乗った演出も登場しました。
さらに、試合中のテレビタイム中にはロープ投げ、羊や豚のレースが行われ、スターズの選手名にちなんだ名前も付けられていました。たとえば「タイラー・“スワイン”」(Tyler “Swine”in)、「ジョー・“ポーク”ヴァレスキー」(Joe “Pork”valeski)、「アンドリュー・“ホグ”リアーノ」(Andrew “Hog”liano)といった具合です🐷
アルバーツ氏は「私たちは、ホッケーの世界で常に新しい道を切り開いていきたい」と語り、テキサスのファンにとって特別な一夜になることを約束しました。
🏈イベントの聖地・AT&Tスタジアム
NHLが調整しなければならなかったのは、カウボーイズのスケジュールだけではありません。 AT&Tスタジアムはテキサスで最も忙しい施設のひとつであり、これまでに数々の大イベント11が開催されてきました。
その中には、スーパーボウル、カレッジフットボール・プレーオフ全国選手権、NFLドラフト、ビッグ12カンファレンス選手権、グッドイヤー・コットンボウル、NBAオールスターゲーム、NCAA男子ファイナルフォー、そしてレッスルマニアまで含まれています。
🌐過去の屋外試合との違い
NHLはこれまでにも、いくつかのNFLスタジアムで屋外試合を行ってきました。
これまでのスタジアムシリーズ🏟️では、例えば、ニュージャージー州イーストラザフォードのメットライフ・スタジアム、ナッシュビルのニッサン・スタジアム、フィラデルフィアのリンカーン・フィナンシャル・フィールド、そしてピッツバーグのハインツ・フィールドなどです。
また、2026年2月1日には、ボストン・ブルーインズとタンパベイ・ライトニングがタンパベイ・バッカニアーズ(NFL)の本拠地であるレイモンド・ジェームス・スタジアム12でスタジアムシリーズを戦う予定です。
2020年には、ダラスがコットンボウルでナッシュビル・プレデターズと対戦し、大成功を収めたのを覚えている人も多いでしょう🙌しかし、今回のAT&Tスタジアムでの開催は、あの時とはまったく違う体験になると関係者は語ります。
イベント担当副社長のダン・メイヤー氏は、「私たちは“より特別で、より良いもの”を作ることに誇りを持っています。観客がこのスタジアムに入った瞬間、コットンボウルとはまったく違う感覚を味わうことになるでしょう🌠」と話しています。✨
⭐スターズが再び脚光を浴びる理由
ダラス・スターズ🏒はここ数年で、NHLの中でも確かな存在感を示してきました💨。2020年にはスタンレーカップ・ファイナルに進出し😊、さらに3年連続でウェスタン・カンファレンス決勝へ進出。
その実績により、2027年のスタジアムシリーズは、スターズがわずか3年の間に再びリーグの特別試合の主役を務める機会につながっています🔥
スターズは2024年11月、フィンランド・タンペレで行われたNHLグローバルシリーズ13で、フロリダ・パンサーズと2試合を戦いました。これは、スターズが北米以外で試合を行った初めての経験でもありました。そして今度は、NHLが再びテキサス・ホッケーを世界に示す舞台を整えたのです。
スターズのアルバーツ代表はこう語ります。「私たちは、このリーグで“ただの1チーム”ではなく、“特別なチーム”でありたいと考えてきました。今のスターズはそのレベルに達していると思います。この発表は、ダラス・スターズが世界のNHLファンに影響を与える存在であり、リーグにとって非常に重要なフランチャイズだという証なんです」。
日本時間で11月5日に行われたスターズvs.オイラーズ戦。スターズと同じディビジョンにいるアバランチ、ジェッツ、マンモスがなかなか負けないため、順調なのにワイルド・カード争いに回っている…。
🌍NHLが広げる“新しいホッケー地図”🌍
今回の開催は、NHLが“ホッケー=北のスポーツ”というイメージを超えていこうとする流れの一部でもあります。近年、フロリダやラスベガスなど“非伝統的”な地域のチームが台頭し、ファン層もどんどん拡大中🏒🌴
2026年のスタジアムシリーズがタンパベイで開催されるのに続き、同年のウィンター・クラシックでは、ニューヨーク・レンジャーズ対フロリダ・パンサーズの試合が、マイアミ・マーリンズの本拠地ローンデポ・パーク14で行われます。
そして翌2027年、テキサス・ホッケーが再び世界の注目を集めるのです。スターズ、カウボーイズ、そしてNHLは、5年前のコットンボウルのように、再び熱気あふれる観客で満員の夜を期待しています。
🤠「テキサスは今やホッケータウン」
メイヤー氏は最後にこう語りました、「この街は、今や立派なホッケータウンです。そして、そのことをもっと多くの人に知ってもらうべきです」。
「このチームは、大舞台にふさわしい組織ですし、NHLの重要な一部として紹介される価値があります。私たちはダラス・スターズをフィーチャーすることが大好きなんです。彼らこそ、NHLの象徴です✨🎉」。
スターズ、そしてテキサスのファンにとって、2027年のスタジアムシリーズはただの試合ではありません。それは“テキサスのホッケー文化が世界に証明される夜”になるでしょう✨🌟
まとめ
2027年のスタジアムシリーズは、ダラス・スターズにとって新たな挑戦であり、テキサスが“ホッケータウン”として認められる大きな一歩になります🏒✨リーグの中でも存在感を増すスターズは、再び世界の注目を集めることになるでしょう。
観客、選手、そして街全体が一体となるあの熱狂が、AT&Tスタジアムで再び蘇ります🔥

ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね!
【註釈】
- 運営ウェブサイト:dallasnews.com。このサイトは、1885年にテキサス州ダラスで創刊された地域最大級の日刊英字紙を母体とするメディアで、北テキサス地域のニュース、スポーツ、文化、社会問題を幅広く扱う信頼ある情報源。
そのウェブ版「dallasnews.com」では速報、分析、意見記事をデジタルで提供し、報道と地域社会との密接な関係を維持している。
↩︎ - テキサス州ダラスのフェア・パーク内にあるCotton Bowl Stadiumは、1930年に「フェア・パーク・スタジアム」として建設が始まり、同年10月に高校の試合で初めて使用された。 当初の収容人数は約4万6千席だったが、1940年代には増築を重ね、東西両サイドに2階席を設けて7万人以上にまで拡張されている。
このスタジアムは、1937年から2009年まで毎年1月1日に行われた大学フットボールの名物ゲーム、Cotton Bowl Classicの舞台でもあり、また1960年代にはDallas Cowboysの本拠地としても使用された。 最新の改修により、現在では9万1千席を超える収容能力を持つスタジアムのひとつとなっている。
2024-25シーズンには1億4000万ドル規模の大規模な改装プロジェクトが始まり、14基のエスカレーターやテラス席、クラブフロアの新設など観客体験の向上が図られている。
↩︎ - 2020年元日にダラスのCotton Bowl Stadiumで行われた「NHLウィンター・クラシック」は、ダラス・スターズ対ナッシュビル・プレデターズの対戦で、スターズが4–2で逆転勝ちを収めた一戦のこと。試合は85,630人の満員札止めで開催され、両チームにとって初の屋外ゲームとなった。
イベントは単なる屋外ゲームを超え、カウボーイハットや馬の登場、メカニカルブルや羊・豚のレースといった“テキサス風”の演出で大いに盛り上がり、視覚的にも話題に。こうした演出と大観衆は、NHLが非伝統的市場での興行力を示す好例となっている。
↩︎ - The Dallas Morning Newsは、1885年10月1日にAlfred Horatio Beloによって設立されたテキサス州ダラスを中心に発行される英字日刊紙で、テキサス州北部およびダラス・フォートワース地域を主な報道圏としている。 本社はダウンタウン・ダラスに所在し、かつては「Rock of Truth(真実の岩)」の刻印が掲げられた建物に本拠を置いていた。
同紙はジャーナリズムの評価も高く、1990年代から2010年時点にかけて複数のピューリッツァー賞を受賞。 また、地元紙として地域の政策、社会問題、スポーツを広くカバーし、デジタル版も展開している。
近年では、2025年にメディア大手 Hearst Corporation が同紙の親会社を買収する契約を発表しており、140年以上にわたるローカル所有からの変遷が注目されている。
↩︎ - NHL Stadium Seriesは、米国のフットボール/カレッジフットボールスタジアムで通常のレギュラーシーズン中に開催される“屋外ホッケー”の特別試合シリーズで、2014年に始まった。 その目的は、従来のホッケー市場を超えて幅広い観客を取り込み、リングを屋外に移すことで非日常・祭典感を演出することにある。
ゲームは通常2月か3月に実施され、NFLや大学フットボールのオフシーズンを活用することで、スタジアムの各種設備(可動屋根、巨大観客席、音楽ステージなど)を活用した大規模演出が可能になっている。
また、シリーズ初年度の2014年には4試合が3会場で行われ、その後2015年以降は年1~2試合という開催数の調整がなされながら、現在に至るまで続いている。
↩︎ - 屋外試合において、NHL史上最多の観客を集めたのは、2014年1月1日に米ミシガン州アン アーバーのMichigan Stadiumで開催された、Toronto Maple Leafs対Detroit Red Wingsの「ウィンター・クラシック」で、動員数は 105,491 人。
↩︎ - AT&T スタジアム(英語名称: AT&T Stadium)が「ジェリー・ワールド(Jerry World)」と呼ばれる理由は、長年にわたって本拠地を持つ ダラス・カウボーイズ のオーナー ジェリー・ジョーンズ 氏の強い個性とビジョンがスタジアムの設計・運営に色濃く反映されているため。
建設費約13億ドル、屋根の開閉機構や1万人以上を収容できる超大型ビデオボードなど、他に類を見ないスケールを誇るこの施設は、ジョーンズ氏自身が「巨大なスポーツ/エンターテインメント会場」として構想し実現した舞台。
そのためスタジアムは「Jerry World」という愛称で親しまれ、ファンや報道機関からは「ジェリーが作った世界」という意味を込めて呼ばれている。
↩︎ - AT&T Stadium(通称 “Jerry World”)でDallas Cowboysがホームゲームで屋根をほとんど開けない理由には複数の実情がある。まず第一に、開閉式屋根を開けた状態では強風や日差しの影響を受けやすく、実際に過去には屋根を開ける準備をしていた際に金属部材が落下する事故が発生し、安全性への懸念が増している。
また、ファンの快適さも考慮されている。スタジアムを設計した際のコンセプトは「屋外の開放感を持ちながら、快適に観戦できる環境」であり、屋根を閉じた状態で空調の効いた室内空間として使用することは観客の暑さや日差しを軽減するうえで優位とされている。
↩︎ - Bolo Tieは、細い紐や編んだ革ひもを首に巻き、装飾的な金属製のスライドや留め具(クラスプ)で固定するアメリカ西部発祥のネクタイ風アクセサリー。このスタイルは、主に南西部のアメリカ先住民族(Navajo、Hopi、Zuni)の銀細工職人たちによって、銀のスライドとターコイズなどの半貴石があしらわれたクラフトとして発展した。
また、1940〜50年代にはカウボーイ文化の装いとして定着し、アリゾナ州では1971年、テキサス州では2007年に公式ネクタイとして認定されている。
↩︎ - Mechanical bullは、実際にロデオで使われる「暴れ牛」にまたがって耐えるような動きを模した機械装置で、主に娯楽用としてバーやイベント会場で2020年以降も人気がある。
この装置には可変速度の電動モーターが内蔵され、操作員がライダーの技量に応じてゆっくりから高速までの動きを設定可能。枕状のクッションで囲まれた安全仕様とされ、落下による怪我のリスク軽減が意図されている。
元は1930年代にロデオ選手の練習用として導入され、その後、1980年公開の映画「Urban Cowboy」により一般の娯楽としても広く認知されるようになった。
↩︎ - 以下、それぞれの大会・イベント(日本であまり知られていないもの・笑)についての要約文です。
Big 12 Conference Championship
アメリカ大学体育協会の「Big 12 Conference」において、レギュラーシーズンを終えた上位校同士が対戦してカンファレンス優勝を決める公式大会。1996年の創設以来継続され、2017年に再開されて以降も年末のひとつのハイライトとして位置付けられている。
Goodyear Cotton Bowl Classic
1937年に始まったアメリカ大学フットボールのポストシーズン・ボウルゲームで、長年にわたりテキサス州アーリントン/ダラス地域で開催されてきた。「cotton」=綿花の名を冠し、大学スポーツの伝統ある一戦として知られている。
NCAA Men’s Final Four
「March Madness」とも呼ばれる男子大学バスケットボール全国選手権トーナメントの最終段階。68チームが参加するトーナメントの最後の4チームが集う「ファイナルフォー」では出場校の誰にも勝つ可能性が残されており、独特の興奮とドラマ性を伴う。
WrestleMania
アメリカのプロレス団体WWEが1985年から毎年開催する年次最大イベントで、「スポーツエンターテインメントの祭典」として世界中のファンを魅了。ライブ会場動員も大きく、エンタメ興行としてのスケール感が際立っている。
↩︎ - Raymond James Stadium(通称「レイ・ジェイ」)は、フロリダ州タンパ・ベイを拠点とする多目的スタジアムで、1998年9月20日に開場し、通常65,000席(特定イベント時には約75,000席まで拡張可能)を収容する施設。
同スタジアムは、NFLのTampa Bay Buccaneersが本拠地とし、2017年カレッジ・フットボール全国選手権(第1回南東部開催)を含む数々の大規模スポーツ&エンタメを開催してきた。 特に、北端ゾーンに設置された長さ103フィート、重さ43トンの海賊船レプリカが象徴的な演出装置となっており、ブカニアーズが得点するたびに砲撃音を伴う演出が行われ、観客体験を劇的に高めている。
近年では技術面の大規模改修が進められ、HD大型ビデオボードや拡張ラウンジ、豪華スイートなどを備え、「NFL随一のファン体験を提供する施設」としても評価されている。
↩︎ - NHL Global Seriesは、北米外の都市(主にヨーロッパ)で NHL のレギュラーシーズン公式戦を実施する国際的拡張イベント。2017年以降、「海外でも NHL を体感できる場」として定着しつつあり、スウェーデン、フィンランド、チェコなどで試合が行われている。
このシリーズの目的は、伝統的な北米市場を超えたファン層への普及と、グローバルなホッケー文化の促進にあります。リーグ側も「欧州や北米外へのゲーム展開を戦略的に進めている」と語っています。
↩︎ - LoanDepot Park(旧名 Marlins Park)は、アメリカ・フロリダ州マイアミの「リトルハバナ」地区、ダウンタウン西約3㎞に位置する多目的 Retractable(可動式)屋根付き球場。2012年4月にMLBの Miami Marlinsの本拠地として開場し、その設計は都市マイアミの文化や気候に合わせて“大胆でモダン”な建築様式を採用している。
このスタジアムの特長の一つは、3パネル構成の鉄骨屋根と大きなガラス壁面。屋根は開閉が約13分で完了し、マイアミ特有の降雨や強風に備えて設計されており、緑化性能を備えた LEED 認証施設でもある。
当初の収容人数は約37,442席(立ち見含む)で、MLBでは比較的コンパクトな規模ですが、屋根や立地、演出力により「南部の魅力×スポーツ体験」を具現化したスタジアムとして評価されている。
さらに、LoanDepot Park はベースボールの試合以外にも国際野球大会(例: World Baseball Classic の予選・決勝)、大学フットボール、コンサートなど多目的イベントを多数開催してきたため、屋外ホッケーや他スポーツの開催候補地としても「設備・体験のポテンシャルが高い」場所とみなされている。 ↩︎

