レッドウィングスが13位指名権で大型トレードを狙う可能性も?

NHLチーム紹介

はじめに

 トレード市場が活発化する中、デトロイト・レッドウィングスの動向に注目が集まっています。即戦力の補強か?若手中心の育成か?13位指名権とキャップスペースをどう使うのかがカギです。また、派手なトレード報道の裏では、地味にチームを渡り歩くジャーニーマンの姿も…。

 NHLのトレードはここからが本番!ファン必見の動きが目白押しです👀🔥

参照記事:MLive.com1 If Red Wings’ Yzerman makes big trade, this would be the week

🏒ドラフト直前!GMたちが動き出すトレード戦線

 今週、ロサンゼルスに全米のゼネラルマネージャーたちが集結し、6月27日・金曜日と28日・土曜日に開催されるNHLドラフトに向けて準備を進めています。このタイミングは、毎年恒例の“トレード祭り”が加速する瞬間でもあります🔥

【追記・NHLドラフト】

🏒 基本情報
開催日:2025年6月27日(金)〜28日(土)
会場:アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスのピーコックシアター(Peacock Theater) (en.wikipedia.org)
主催:第63回 NHLエントリードラフト
ノミネート:「上位全体1位」指名権はニューヨーク・アイランダースが保有

🎲 ドラフト方式の変更
分散式ドラフト(decentralized draft)導入
チーム側は各自の施設から選手を指名、コミッショナーのゲーリー・ベットマンが会場から発表。
選抜される選手のみが現地に集まる方式へと変わる。

🎯 応募資格
対象年齢:2005年1月1日〜2007年9月15日生まれの選手

その他:
2004年生まれの未契約非北米選手
2023年ドラフト指名されたが契約未締結の2005年6月30日以降生まれ選手

🧠 中央スカウティングによる注目候補
北米スケーター(スケーター=SK)ランキング(2025年4月15日発表)
Matthew Schaefer(D・Erie Otters)
Michael Misa(C・Saginaw Spirit)
James Hagens(C・Boston College)
Jake O’Brien(C)
Radim Mrtka(D)
欧州スケーター:Anton Frondell、Victor Eklund など (en.wikipedia.org)
ゴールテンディング:Joshua Ravensbergen(北米)、Pyotr Andreyanov(欧州)が上位 (en.wikipedia.org)

🌟 有力トップ候補選手
🔹 Matthew Schaefer(D)
OHL・Erieで17試合に出場し22ポイント獲得。骨折や病気からの復帰後、全北米選手中トップ評価を獲得 。TSN調査では「たとえ今季残り出場しなくても1位」であり、スケーティングやゲームコントロールが強調されている 。
🔹 Michael Misa(C)
OHL・Saginawで65試合134ポイントを記録し、得点力とリンクアイQで注目 。NHLスカウティング・中央からは「スコアリングと責任感に優れる200フィートプレーヤー」と高評価 。
🔹 James Hagens(C)
NCAA・Boston College所属、ハイレベルな視野と思考力を評価され、1〜3位圏に名前上がる 。


🎲 ドラフトくじと指名順
ドラフトくじ(ロッタリー):5月5日に実施
アイランダースが3.5%の確率を超えて全体1位を獲得(同フランチャイズでは2009年以来、通算5回目) (reuters.com)。
2位にはサンノゼ・シャークス、4位にはユタHCがくじ当選による繰り上げ 。

📝 注記事項
条件付き指名権未確定事項:
オタワ・セネターズはEvgenii Dadonovトレード問題の影響で、2025年または2026年の1巡目指名権を剥奪💡

 すでにクリス・クライダー(レンジャーズ→アナハイム)、メイソン・マーシュメント(ダラス→シアトル)、トレバー・ゼグラス(アナハイム→フィラデルフィア)など、大きな移籍が動いています。そして、今週中にさらに多くの選手が新しいユニフォームに袖を通すことになるでしょう。

 特に注目なのは、ミッチ・マーナー(メープルリーフス)、サム・ベネット(パンサーズ)、アーロン・エクブラッド(同)、ブラッド・マーシャンド(同)、ニコライ・イーラーズ(ウィニペグ・ジェッツ)、ブロック・ボーザー(バンクーバー・カナックス)といった無制限フリーエージェント(UFA)の有力選手を獲得する見込みのないクラブは、トレードによる戦力強化を目指します。

 マーナーやマーシャンドのような大物が対象外となれば、別ルートでの補強が必要になりますね💡

🚨デトロイト・レッドウィングスの動きは?

 このオフシーズンに、デトロイト・レッドウィングスのGMスティーブ・アイザーマン2もいくつか動きを見せそうです。彼がこのオフシーズンで何か大きなことをやるなら、まさに“今週”がそのタイミング

 とはいえ、チームの保有資産には限りがあります。他チームに狙われそうな魅力的な選手たちは、アイザーマンからすれば基本的に“非売品”のような存在。

 たとえば、キャプテンのディラン・ラーキン(完全な移籍拒否条項付き3)や、若きホープのモリッツ・サイダー、ルーカス・レイモンド、アレックス・デブリンカット、サイモン・エドヴィンソン、マルコ・カスパー、アクセル・サンディン・ペリッカらは、基本的に放出対象にはなっていません。

 その代わりに注目されているデトロイトにとって最も価値のあるトレードチップは、金曜日のドラフト1巡目13位指名権🎯 これを活用して、大物選手とのトレードに踏み切る可能性も。また、約2,100万ドル(約30億5,300万円)のキャップスペースを活かして、選手との高額契約を嫌がる他チームとの“お得な取引”を狙うこともできそうです😊。

 レッドウィングスが狙っているのは、トップ6フォワードとディフェンスのトップ4の補強。長期的な再建と同時に、今すぐの勝利も目指す姿勢が見え隠れしています✨

🔄今オフ注目のトレード候補たち

 レッドウィングスが狙いを定めているであろう選手たちを見ていきましょう👀 ここでは、実際に名前が挙がっている選手の一部をご紹介します。

🛡️ラスムス・アンデション(カルガリー・フレームス、ディフェンス、28歳、契約残り1年、年俸455万ドル)

 右利きのディフェンスとしては依然としてお買い得。ただし過去3シーズンは成績が徐々に下降しており、2024–25シーズンは11ゴール・31ポイント。この選手を狙うチームは、重要なトレードアセット(選手、ドラフト指名権、金銭等)と引き換えて獲得する前に、契約延長で合意しておく必要4があります。それなら、魅力的な補強対象になりそうです💰

💥ボーエン・バイラム(バッファロー、ディフェンス、24歳、制限付きフリーエージェント)

 2019年のドラフトで、(デトロイトにいる)モリッツ・サイダーよりも2つ上の順位で指名された左利きディフェンス。度重なるケガと成長の遅れがキャリアを妨げてきましたが、ついに昨季は82試合出場・38ポイントと“本気モード”に突入! まだ若く、これからが楽しみな存在です🧊

🔁ノア・ドブソン(N.Y.アイランダーズ、ディフェンス、25歳、制限付きフリーエージェント)

 Sportsnet5のエリオット・フリードマンによると、アイランダーズは彼の放出を検討中で、レッドウィングスも興味を示しているチームのひとつだと報じられています。

 ただし、成績が70ポイントから39ポイントに落ちた彼に対して、全体1位でディフェンスのマシュー・シェイファーを指名すると見られるアイランダーズが、噂される年俸1,000万ドル以上の契約を提示するのかどうか…判断が分かれそうです🤔

📏ニコラス・ヘイグ(ベガス・ゴールデンナイツ、ディフェンス、26歳、制限付きフリーエージェント)

 身長6フィート6インチ(約198センチ)の大柄な左利きディフェンス。コストもそれほど高くなく、チームの守備力を地味に底上げしてくれそうなタイプです😊。TheFourthPeriod.com6によると、デトロイトも関心を持っているとの報道あり📉

🔥エヴァンダー・ケイン(エドモントン・オイラーズ、左ウィング、33歳、契約残り1年、年俸512.5万ドル)

 ヘルニアと膝の手術のため今季のレギュラーシーズンを棒に振りましたが、プレーオフで復帰。相手にとって厄介なプレースタイルの選手で、まさにレッドウィングスが必要としているタイプですが、年齢的なリスク(33歳)を考えると、大きな代償を払って獲得する可能性は低そうです⚠️

🎯“お買い得”が狙える?他の注目選手たち

🏹ジョナサン・マーシャソー(ナッシュビル・プレデターズ、右ウィング、34歳、契約4年残り、平均年俸550万ドル)

 小柄ながら(身長5フィート9インチ、体重185ポンド)、30ゴールを狙えるスコアラー。昨夏ナッシュビルと契約したものの、その前にレッドウィングスも関心を示していました。現在ナッシュビルはリビルド中。そのため、意外と安く手に入るチャンスがあるかもしれません🤏✨

🧱ケイアンドレ・ミラー(N.Y.レンジャーズ、ディフェンス、25歳、制限付きフリーエージェント)

 滑らかなスケーティングと6フィート5インチ・210ポンド(約95.3キロ)のサイズを兼ね備えた、パワフルな左利きディフェンスマン。レンジャーズはサラリーキャップに余裕がなく、ミラーとの契約更新に苦労している模様。もし獲得できれば、レッドウィングスの守備陣にとって大きな補強になります🛡️

🚀JJペテルカ(バッファロー・セイバーズ、左ウィング、23歳、制限付きフリーエージェント)

 過去2シーズン連続で27ゴール・28ゴールと、若干23歳ながら安定したスコアリング力を見せ、将来性のある若きスコアラーとして多くのチームが注目しています😊。低迷するセイバーズは、同地区内でのトレードに消極的ではない7ことを示してきました(例:ディラン・コーゼンズの移籍)。とはいえ、見返りとして良質な若手選手を求めることが予想されます🎯

レッドウィングスに来るとしたら、彼ではないかと予想。13位指名権と引き換えでも、まあ、よろしいんじゃないでしょうか。

🎭エリアス・ペターソン(バンクーバー・カナックス、センター、26歳、契約残り3年、平均年俸1160万ドル)

 2022–23シーズンに102ポイントを記録したスター選手ですが、今シーズンは64試合で15ゴール・45ポイントと大きく失速。彼の“本当の姿”がどちらなのかは謎ですが、依然としてトレードの噂が絶えず、どのチームも無視はできません🔍

🌟ジェイソン・ロバートソン(ダラス・スターズ、左ウィング、25歳、契約残り1年、年俸775万ドル)

 デトロイトにとっては夢物語のような話に聞こえますが💭、2度の40ゴール超えを記録した超優秀なスコアラーの名前は、シーズン終了後にトレードの噂として浮上しました。ただし、来季終了後には制限付きフリーエージェントになる予定のため、ダラス側に放出の急務はありません。

💡マルコ・ロッシ(ミネソタ・ワイルド、センター、23歳、制限付きフリーエージェント)

 23歳で、今シーズンは自己ベストの24ゴール・60ポイント。コストパフォーマンスが良く、再建中のチームが欲しがる“将来の中心選手”にピッタリです🌱ミネソタは、過剰な支出を避けるために有望な若手選手を放出する用意があるようです。

讃岐猫
讃岐猫

参照記事:MLive.com「Ex-Red Wings first-round pick traded for second time in 2025

🔄ヴェレノ、また移籍!今度はシアトルへ

 ジョー・ヴェレノのシカゴでの時間は長く続かず、彼のNHLでの旅はまだまだ続きそうです🧳

 2025年3月7日のトレード期限日に、デトロイト・レッドウィングスからシカゴ・ブラックホークスへ移籍したヴェレノでしたが(ゴールテンダーのペトル・ムラゼクと右ウィングのクレイグ・スミスとの交換)、6月21日・土曜日に再びトレードが成立。今度はシアトル・クラーケンへの移籍となりました🌊

 ブラックホークスはヴェレノと引き換えに、実績あるフォワード、アンドレ・ブラコフスキーを獲得。このスワップは“若手と実績あるベテラン”の交換という構図になりました。

 ヴェレノはシカゴでわずか18試合に出場し、3ゴール・4アシストを記録。シーズン全体では74試合で8ゴール・9アシストと控えめな成績に📉

 シカゴは5月22日に元レッドウィングス監督、ジェフ・ブラッシュル8を新たに新監督として迎えていたため、ヴェレノが旧知のコーチと“再会”することに注目が集まりましたが、すぐに別れが来てしまいました😢

シカゴで輝きを取り戻せなかったヴェレノ、一からやり直すには新興チーム・シアトルはうってつけだと思う。ジャーニーマンから卒業しよう!

 実際には、シカゴはヴェレノを放出し、ワシントンとコロラドでスタンレーカップを獲得した実績のあるブラコフスキーを手にすることに。30歳のブラコフスキーは、ヴェレノより5歳年上で、年平均550万ドルの契約があと2年残っています。

🧩クラーケンの狙いとヴェレノのこれから

 今回シアトルが獲得したヴェレノは、2018年のドラフトでデトロイトに全体30位で指名された選手。この一巡目・30位指名権は、トマシュ・タタール(現在、スイス・ナショナルリーグのEVツークに所属)とのトレードでベガス・ゴールデンナイツから獲得したものです。

 昨夏にサインした契約(年平均227.5万ドル)は今季で最終年を迎えており、来オフには制限付きフリーエージェント(RFA)になります📄

 デトロイトでは安定したポジションを得られず、センターとウィングのポジションを頻繁に行き来しながらの5シーズンで、288試合出場・35ゴール・39アシストという成績にとどまりました。

 シアトルのGMジェイソン・ボッテリル9は、「ブラコフスキーには感謝している。この3年間、我々の組織にとって貴重な存在だった。彼とその家族がシカゴで幸運に恵まれることを願っている。代わりに、我々は経験を持つ若手選手を獲得し、今後のサラリーキャップの柔軟性を高めることにも成功した」とコメント🗣️

 チャンスをもらうには、新天地でのアピールが必要不可欠。まだ24歳のヴェレノが、シアトルで飛躍のきっかけをつかめるか注目です✨

🧠まとめ:この1週間がカギを握る!

 シアトルへの移籍で新たなスタートを切るジョー・ヴェレノ。一方、以前所属していたレッドウィングスにとっても今週は大きな分岐点。13位指名権をどう活かすのか、育成路線を続けるのか——📝。GMアイザーマンの次の一手に注目です👀🔥

讃岐猫
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【註釈】

  1. アメリカのミシガン州に特化した主要なニュース・情報ウェブサイト。州内のニュース、スポーツ、ビジネス、エンターテイメントなど、幅広い情報を発信している。グランドラピッズ・プレスやアンアーバー・ニュースなど、複数の地元紙のコンテンツを統合し、地域に根ざした詳細な報道が強み。

     米国最大級のメディアグループである「Advance Local」に属しており、豊富なリソースを活用している。
    ↩︎
  2. カナダ・ブリティッシュコロンビア州出身、現在はデトロイト・レッドウィングスにてGMおよび副社長を務めている。選手時代は、1983年のNHLドラフトで全体4位指名を受けてレッドウィングスに入団し、その後22シーズンにわたって一貫して同チームでプレー。

     1986年にはわずか21歳でキャプテンに任命されて以降、引退までの19年間キャプテン職を務め続け、これはNHL史上最長の記録として知られる。スタンレーカップを3度(1997年、1998年、2002年)、キャプテンとして獲得し、通算で1,514試合に出場。得点・アシスト・ポイントのいずれにおいてもリーグ上位にランクされる成績を残している。

     また、1989年にはNHL最優秀選手賞にあたるルースター・ペアソン賞を受賞し、1998年のプレーオフではMVPとなるコーン・スマイス・トロフィーを獲得。攻守両面で優れた選手として、2000年には最優秀守備フォワードに与えられるセルケ・トロフィーも受賞している。

     カナダ代表としての活躍も長く、1984年のカナダカップ優勝をはじめ、世界選手権やオリンピックなど国際大会にも多数出場。特に2002年のソルトレイクシティ冬季五輪では金メダルを獲得。

     2006年に現役を引退した後は、レッドウィングスのフロント入りし、副社長職を経て2010年にタンパベイ・ライトニングのGMに就任。ここではチーム再建を成功させ、リーグ屈指の強豪に育て上げた。2019年からは古巣デトロイトにGMとして復帰し、チームの再生を指揮している。

     また、カナダ代表GMとしても2010年バンクーバー五輪、2014年ソチ五輪で金メダルをもたらすなど、フロントマンとしての手腕も高く評価されている。背番号「19」はデトロイト・レッドウィングスで永久欠番となっており、2009年にはホッケーの殿堂入りも果たした。
    ↩︎
  3. 完全な移籍拒否条項(Complete No-Trade Clause, NTC)とは、チームがその選手を他のチームにトレードする際に、必ず選手の同意を得なければならないというもの。NTCを持つ選手は、トレードの打診があった場合、そのトレードを拒否する完全な権利を持っている。

     この条項はあくまで「トレード」にのみ適用され、チームが契約を買い取ったり、ウェイバーにかけたり、下部リーグに送ったりすることは防げない(ただし、「ノー・ムーブメント条項」はこれらの移動も制限する)。

     完全なNTCは、特定のチームリストへの拒否権に限定される「修正版移籍拒否条項」とは異なり、あらゆるトレードに対して選手が拒否権を行使できる。NTCは、選手自身のキャリアにおいて、どこでプレーするかをコントロールできる重要な手段であり、チームはトレードの際に選手の意向を尊重する必要が出てくる。
    ↩︎
  4. トレード先のチームが、その選手を短期的なレンタルではなく、長期的なチームの柱として獲得したいと考えている場合に特に重要になる。

     契約がまもなく切れる選手は、シーズン終了後に無制限フリーエージェント(UFA)となり、どのチームとも自由に契約できるようになる。トレードで獲得してもすぐにチームを去るリスクがあるため、貴重なトレードアセットを放出する前に、選手側と新しい長期契約を結ぶことについて非公式に合意を取り付けておくことで、投資が無駄になるリスクを回避できる。

     制限付きフリーエージェント(RFA)の場合、元のチームが一定の権利を持つが、それでも新しい契約を結ぶ必要がある。トレードで獲得した場合も、将来的な不確実性を減らすために、トレード前に契約延長の方向性について合意しておくことがある。アンデションはこれに該当する。
    ↩︎
  5. カナダを代表する英語のスポーツ専門メディア。1998年に設立。

    NHL: カナダにおける主要な全国放送権を持ち、多くの試合、プレーオフ、ドラフトなどを放送。
    MLB: トロント・ブルージェイズの全試合を含む、MLBの全国放送権を保有。
    NBA: トロント・ラプターズの試合などを放送。
    その他、UFC、NFL、サッカー、カーリング、WWEなど、多岐にわたるスポーツイベントをカバー。
    テレビチャンネル: 全国チャンネル(Sportsnet ONE, 360, World)と地域チャンネルを展開。
    ストリーミング: 「Sportsnet+」でライブスポーツを提供。
    ラジオ、オンライン(ウェブサイト・アプリ)、ポッドキャスト: ニュース、スコア、ハイライト、分析などを提供し、あらゆるデバイスでコンテンツを楽しめる。
    ↩︎
  6. 主にNHLに特化した、移籍の噂、トレード、契約に関するニュースや分析を提供するウェブサイト。選手個々の契約状況(ノー・トレード条項、サラリーなど)や、チームのサラリーキャップの状況に関する詳細な情報を提供している。

     「Rumours(噂)」のセクションが充実しており、夏期のトレードウォッチリスト、トップFA選手リスト、各チームのサラリー情報なども掲載。その他、パワーランキングやシーズンの予想なども提供している。
    ↩︎
  7. セイバーズは長年プレーオフ進出を逃しており、将来のための再建を優先している。そのため、目先のライバル関係よりも、有望なドラフト指名権や若手プロスペクトを獲得できるのであれば、相手が同地区チームであってもトレードに応じる傾向がある。

     実際に、セイバーズは近年、アトランティック地区のライバルであるオタワ・セネターズ(記事中のディラン・コーゼンズの場合)や、同じイースタンカンファレンスのニューヨーク・レンジャーズといったチームとトレードを行っている。

     チームが再建を進める上で、放出する選手に対して最も良いトレードアセットを提示したチームと取引するのは合理的な判断であり、それが同地区のチームであっても、将来的なチーム強化に繋がるのであれば、その機会を逃さないという方針を立てていると考えられる。
    ↩︎
  8. アメリカ出身、大学からプロリーグまで幅広いレベルで指導し、特に選手の育成手腕で知られている。2015〜2022年までデトロイト・レッドウィングスのヘッドコーチを務めており、この期間、チームは再建期だったが、彼は若手選手の指導に尽力。

     レッドウィングス以前は、デトロイトのAHL傘下チームであるグランドラピッズ・グリフィンズを率い、2012-13シーズンにはカルダーカップ優勝に導き、AHL最優秀コーチ賞も受賞している。

     レッドウィングス退任後は、タンパベイ・ライトニングのアシスタントコーチとして3シーズンを過ごした。そして、2025年5月22日には、シカゴ・ブラックホークスの新たなヘッドコーチに就任することが発表された。また、アメリカ代表のコーチとしても活躍し、世界選手権でメダル獲得に貢献した経験も持ち合わせている。
    ↩︎
  9. 元NHL選手として、カナダ代表で世界ジュニア選手権3連覇という唯一の記録を保持。引退後はビジネスの知識を深め、ピッツバーグ・ペンギンズのフロントオフィスで約10年間を過ごし、その間にチームは3度のスタンレーカップ優勝を果たした。

     その後、バッファロー・セイバーズのGMを務め、ラズムス・ダーリンなどの若手有望株を指名したが、チームの成績は振るわなかった。

     2021年にはクラーケンのアシスタントGMに就任し、2025年4月22日には正式にクラーケンのGMに昇格。 ↩︎
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