期待のデミドフ&ハイネマンが得点!カナディアンズの今後を占う!

NHLチーム紹介

はじめに

 2025年1月3日と4日のシカゴ戦、コロラド戦で、カナディアンズの若手選手エミール・ハイネマンとアイヴァン・デミドフが素晴らしいゴールを決め、ファンに希望を与えました。低迷するチームの中でも、彼らの成長が明るい兆しとなっています。

 シーズン折り返しを迎え、GMケント・ヒューズはトレードや若手選手の成長に注力し、今後の方針を決定する重要な時期です。また、トロント・メープルリーフスは、2025年のトレードデッドラインで、カナディアンズのジェイク・エヴァンズを補強候補に挙げています。

 エヴァンズはコスト効率の良い2ウェイフォワードとして、メープルリーフスのプレイオフ進出に貢献できる可能性があります。

讃岐猫
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引用元:awinninghabit.com(A Winning Habit1)「Ivan Demidov and Emil Heineman score similar tallies

ハイネマンとデミドフがカナディアンズの未来を照らす

 1月3日・金曜日、モントリオール・カナディアンズのファンにとって嬉しい日でした。若手選手2人がハイライトに残るゴールを決めたからです。

 低迷しているシカゴ・ブラックホークスとの試合で、ルーキーのエミール・ハイネマン(左ウィング、23歳)が見事な忍耐力を発揮し、(シカゴの)アーヴィッド・ソダーブロム(ゴールテンダー、25歳)が守るゴールネットを越えて高く飛んだシュートの後、ガラスから跳ね返ったパックが戻ってくるのを、ハイネマンはじっと待ちました。

 そのパックはゴール前に戻り、彼は素晴らしいハンドアイ(目で見たものを手で正確に操作する能力)を活かしてゴールに押し込んだのです。ハイネマンはカナディアンズにとって歓迎すべき驚きの存在です。彼はトレーニングキャンプで印象的なプレーを見せ、チームに名を連ねることになりました。

 ハイネマンは今シーズン、ルーキーで10ゴール以上を記録している、たった3人の選手の1人であり(あと2人は、マックリン・セレブリーニとマトヴェイ・ミチコフ)、これはカナディアンズのルーキーにとって非常に名誉なことであり、両選手とともにチームの礎となる存在として評価されています。

 1月4日・土曜日にはコロラド・アバランチとの試合があり、カナディアンズには金曜日のシカゴ戦での敗北を挽回するチャンスがあります(試合結果は後述)。ハイネマンにも、さらにゴールを追加するチャンスがあります。特に彼が4thラインでプレーしていることを考えると、スウェーデン出身のハイネマンの活躍は見事です。

 また、カナディアンズのトッププロスペクトであるイヴァン・デミドフ(右ウィング、19歳。2024年ドラフト全体5位。現在、KHLのSKAサンクトペテルブルク所属)も、この日最も美しいゴールを決めてその名を挙げました(1月3日、CSKAモスクワ戦。6-3でサンクトペテルブルクが勝利)。

 さらに彼はもう1つゴールが必要だと考え、今度は空中からパックを打ち、ゴールの背後に入れています。これはデミドフにとってこの晩の2ゴール目であり、3ポイントを記録したうちの2ポイント目となりました。

SKAサンクトペテルブルクvs.CSKAモスクワのハイライト映像です。

 今回の敗北は悔しいものでしたが、デミドフやハイネマンのようなゴールを見ることができるのは本当に嬉しいことです。チームは成長の途中にあり、痛みを伴いながらも、今後どのように立ち直るかが注目されます。カナディアンズのプロスペクトたちは引き続き強いプレーを見せており、デミドフとハイネマンは現在と将来に対する期待を膨らませる存在です。

ラヴァルの若手選手たちにも注目!ベックとヘイジの活躍

 しかし、彼らだけがケント・ヒューズ(カナディアンズGM)の顔に笑顔をもたらしているわけではありません。ラヴァルでは多くの理由で興奮が高まっていて、その中でも特に目立っている選手はオーウェン・ベック(センター、20歳。現在、ラヴァル・ロケット=カナディアンズの下部組織所属。2022年ドラフト全体33位)です。

 ベックは素晴らしい2ウェイのプレーと強力なフェイスオフを見せていますが、これは彼に期待されていたことです。それでも、決して見過ごしてはいけません。さらに攻撃的なプレーも目立つようになっています。

 彼には間違いなく(相手にとって)致命的なシュートがあり、スピードのあるスケーターですが、これまではどちらかというと守備を重視したフォワードとして見られていました。もしかしたら、さらに何かが隠れているのかもしれません。

カナディアンズの再建に期待される新たなヒーローたち

 もう一人注目すべき選手はマイケル・ヘイジ(センター、18歳。2024年ドラフト全体21位)です。これは当然のことでしょう、なぜなら、彼はフレッシュマンシーズン2で素晴らしいプレーを見せているからです。

 ミシガン・ウルヴァリンズ(ミシガン大アイスホッケー部)出身のヘイジは15試合のカレッジホッケーで素晴らしいプレーを見せ、攻撃ゾーンに入り、こちらがうっかり目を閉じてしまうと、彼の素早い足の動きや印象的なスティックハンドリングを見逃してしまいます。

 ヘイジは常に頭を上げており、相手を攻撃したり、ルーズパックを追いかけたりする際にためらうことはありません。ヘイジはエレクトリックな(ダイナミックで、エネルギッシュな)選手で、チャンスを得ると最大限に活かす姿勢がファンの関心を集めています。

 カナディアンズは今後、これらの若手選手の成長に期待を寄せており、将来のチームを支えるための礎を築いています。

引用元:montrealgazette.com(Montreal Gazette3)「Habs Mailbag: Should Canadiens be buyers at trade deadline?

ケント・ヒューズの重要な決断:トレードデッドラインと若手選手の将来

 モントリオール・カナディアンズのGMケント・ヒューズは、20歳の選手4に対して8年総額6080万ドル(約96億円)の契約を結び、来シーズンからその契約が発効します。しかし、今シーズンのパフォーマンスはこの契約が妥当かどうか疑問を生じさせています。

 もしカナディアンズがワイルドカード争いをしているのであれば、トレードデッドラインで買い手になるべきか、それともフリーエージェント選手をトレードし、将来に向けてプロスペクトや若手選手を獲得するべきでしょうか?

 ヒューズは、もしカナディアンズがプレイオフ争いに絡んでいる場合、トレードデッドライン(3月7日)で買い手にも売り手にもなり得ると考えています。

 特に、ジェイク・エヴァンズ(センター、28歳)、クリスチャン・ドヴォラク(センター、28歳)、ジョエル・アルミア(右ウィング、31歳)、デヴィッド・サヴァール(ディフェンス、34歳)などが7月1日に制限なしフリーエージェントになるため、これらの選手に対するトレードオファーを受ける可能性が高いです。

 エヴァンズは、ヒューズが3月7日までにこの28歳のセンターと再契約しなければ、最も高いトレード価値を持つと見られ、他の3選手へのオファーがあまりにも小規模であり、彼らがプレイオフ争いに貢献できるとヒューズが判断すれば、彼らを保持する決断をするかもしれません。

カナディアンズの転機:守備とゴールキーパー陣の改善

カナディアンズは転機を迎えたと思いますか?

 12月12日(木)、モントリオール・ベルセンターでピッツバーグ・ペンギンズに9-2で敗れた後(第3ピリオドに6ゴール!)、シーズンが崩壊するかと思われましたが、6日後にナッシュビル・プレデターズからアレクサンドル・キャリア(ディフェンス、28歳)を獲得したことで(ジャスティン・バロンとのトレード)、ディフェンスラインが落ち着き(3つのペアリングが確定)、チームの守備が改善されました。

 さらに、12月28日のフロリダ・パンサーズ戦で、AHLラヴァル・ロケットから昇格したばかりのヤクブ・ドベス(ゴールテンダー、23歳)がシャットアウトを達成し(4-0で勝利)、ゴールキーパー陣に自信を与えています。

昨シーズンのチャンピオンチームに対して、盤石の勝利。再建が着々と進んでいる証拠か。

 年末(12月31日)のラスベガス戦で2-0とリードされた時、カナディアンズが敗北すると思いましたが、NHLで最も強いチームの一つに対して、印象的なカムバックを見せて3-2で勝利したことが(前述、ハイネマンが第3ピリオドに同点ゴール)、このチームが本当に転機を迎えた最大の証拠でした。

 1月4日・土曜日の夜にコロラド・アバランチとのシュートアウト戦で2-1で勝利し、ドベスが2試合目のNHL先発を果たしたことも、もう一つの兆しです。

シーズンの折り返し地点で、カナディアンズにどのような総合評価を与えますか?また、もし該当する場合、四半期ごとの評価からどのように改善されましたか?

 シーズンの折り返し地点で、カナディアンズの総合評価はBマイナスです。四半期ごとの評価では、プレイオフ争いに絡むことを目指していたものの、当初は8勝11敗3延長負けで全体29位だったため、F評価を与えていました。

 しかし、土曜日のコロラドでの勝利後、現在はイースタン・カンファレンスで最後のワイルドカード枠までわずか1ポイント差で、成績が向上しています。

キャリー・プライスはLTIR(長期負傷者リスト)に載っていることでゴーリーコーチやカナディアンズをサポートすることに制限がありますか?それともポール・バイロンのように、引退を正式に発表するまで待たなければならないのでしょうか?

 キャリー・プライス(ゴールテンダー、37歳)はLTIRに登録5されており、公式にゴールテンダーコーチなどとしてチームをサポートすることは制限されていますが、プライスがもし望むのであれば、このシーズンの終了までカナディアンズのゴーリー陣と「非公式に」働くことができるとのことです。

 引退発表後には公式な形でチームに加わることができます。例えば、ポール・バイロン6は2023年に選手として引退し、その後コンサルタントとしてカナディアンズに雇われました。

残り半分のシーズンで、ヤクブ・ドベスは何試合出場すると予想しますか?サミュエル・モントンボー(ゴールテンダー、28歳)が現在の調子を維持した場合を前提に。

 カナディアンズの残りのスケジュールにおいて、8回のバック・トゥ・バック(2日連続で試合を行うスケジュールのこと)の試合があるため、ヤクブ・ドベスは少なくとも8試合の先発出場が予想されます。

 もし彼が引き続き良いプレーを続けるなら、バック・トゥ・バックの試合に加えて、さらに5〜6試合先発する可能性もあり、ドベスがさらに素晴らしいパフォーマンスを続ければ、モントンボーとナンバー1ゴールキーパーの座を争うこともあり得ます。

残りシーズンで注目すべき若手選手たちとその役割

来シーズンの守備はどうなりますか?

 来シーズンの守備ラインに大きな変動はなく、マイク・マセソン(ディフェンス、30歳)がトレードされるとは考えにくいです。

 ただし、サヴァールは移籍する可能性があり、その場合、トレーニングキャンプで、ジェイデン・ストゥルーブル(23歳)、ローガン・マイユ(21歳。現在、ラヴァル・ロケット所属。2021年ドラフト全体31位)、そして膝の怪我から回復すれば、デヴィッド・ラインバッハー(20歳。現在、ラヴァル・ロケット所属。2023年ドラフト全体5位)が6番目のディフェンススポットを争うことになるでしょう。

パトリック・レイン(右ウィング、26歳)とコール・カウフィールド(右ウィング、23歳)、どちらの方がシュートが良いと思いますか?(シュートの定義はご自由にどうぞ)

 エリートレベルのシュートを持っているパトリック・レインとコール・カウフィールドのシュート力については、レインの方が体格が大きいため(身長6フィート4インチ=193センチ、体重208ポンド=94.8キロ)強さで優位に立つと評価されています。

 しかし、カウフィールドのシュートの強烈さも非常に注目されており、特に小柄な体格(身長5フィート8インチ=173センチ、体重175ポンド=79.4キロ)でも驚異的なシュートを放つ点が高く評価されています。

 また、カウフィールドの成功は、身長5フィート9インチ(175センチ)、体重162ポンド(73.5キロ)のレーン・ハットソン(ディフェンス、20歳)が、NHLキャリアを重ねるごとにシュート力を向上させ、さらに強くなれるという自信を与えてくれます。

 もしそれが実現すれば、ハットソンは現在の視野や攻撃力に加えて、パワープレーでさらに脅威となるでしょう。ハットソンは2024年12月にNHLのルーキー・オブ・ザ・マンスに選ばれ、成績を残しています(14試合で2ゴール・11アシスト、13ポイント)。

なぜジェイク・エヴァンズのラインは「4thライン」と呼ばれるのでしょうか?実際、アイス・タイムを見ると、もっと2ndラインに近いように思えます。

 カナディアンズは毎試合前にXで先発ラインアップを発表しており、エヴァンズ、ジョエル・アルミア、エミール・ハイネマンのラインは「4thライン」として記載されています。

 ジェイク・エヴァンズのラインが「4thライン」と呼ばれる理由については、彼とジョエル・アルミアがペナルティキルを担当しているため、アイス・タイムが長くなり、その影響で4thラインとして記載されています。

 NHLのすべてのフォワードの中で、エヴァンズはペナルティキルでのアイス・タイムが最も長く(1試合平均15分39秒)、アルミアも上位に位置しています(7位、14分38秒)。一方、エミール・ハイネマンは4thラインとして平均アイス・タイムが短いです(11分)。

ジョシュア・ロイ(右ウィング、21歳。現在、ラヴァル・ロケット所属。2021年ドラフト全体150位)、ローガン・マイユ(前出)、アダム・エングストロム(ディフェンス、21歳。現在、ラヴァル・ロケット所属。2022年ドラフト全体92位)、はこのチームにどのようにフィットするのでしょうか?カナディアンズの成功が続く場合、彼らはラヴァルに留めておくのでしょうか?

 今後、ロイ、マイユ、エングストロムの成長が期待され、これらの選手はラヴァルでプレイを続け、怪我がなければ成長に影響を与えることはありません。トレードデッドライン後に、ヒューズがどのような行動を取るかによって、彼らの昇格やトレードの可能性が変わるでしょう。

 総じて、カナディアンズは今後のプレイオフ争いに向けて戦力を強化し、若手選手の成長にも注力しています。シーズン後半の展開が非常に楽しみです。

讃岐猫
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引用元:thehockeywriters.com「Maple Leafs Should Target Canadiens’ Jake Evans to Bolster Centre Depth

ジェイク・エヴァンズのコスト効率とメープルリーフスへの適応

 トロント・メープルリーフスは、2025年のトレードデッドライン前後でセンターの補強を目指しています。契約に残り期間があるセンターを獲得したいという報道もありますが、プレイオフに向けて価値を提供できるレンタル選手として、モントリオール・カナディアンズのセンター、ジェイク・エヴァンズが候補に挙がっています。

 エヴァンズは現在の契約が1シーズン残っており、年俸は170万ドル(約2億7千万円)です。幸いなことに、メープルリーフスにとって、エヴァンズの契約は、トレードデッドラインで大きな人員移動をせずにチームのロースターに収めることができる契約です。

 怪我人リストからの資金を利用し続けている間(怪我人リストにいる選手は、その間のみ、サラリーキャップ対象外)、カナディアンズが一部のサラリーを保持することに同意すれば(つまり、エヴァンズのサラリーの何割かを、カナディアンズが支払う)、大きな金額を動かさずにトレードを成立させることが可能かもしれません。

 現在、カナディアンズはアトランティック・ディビジョンで6位に位置しており、17勝17敗3延長負けで37ポイントを獲得していますが、再びプレイオフを逃す可能性が高い状況です。未契約のフリーエージェント選手をトレードに出し、ドラフトピックや将来の資産を獲得することを考慮するかもしれません。

トロント・メープルリーフスの補強戦略:エヴァンズ獲得のメリット

 エヴァンズは28歳で、今シーズンは37試合で10ゴール・13アシストの23ポイントを記録しており、キャリア全体では305試合で115ポイント(37ゴール・78アシスト)を挙げる強力な2ウェイフォワードとして評価されています(平均0.38ポイント/ゲーム)。

 ジョン・タバレス(センター、34歳)をウィングに移すことを、メープルリーフスがシーズン初めに検討していたという報道がありましたが、メープルリーフスがエヴァンズを獲得すれば、タバレスをウィングに移してトップ6のフォワードグループを強化することができますし、彼も競争力のあるチームのボトム6センターとして力を発揮できるでしょう。

 タバレスは34歳で、今シーズンは38試合で19ゴール・19アシストの38ポイントを記録し、ポイント・パー・ゲームのペースを維持しています。エヴァンズは2025年のトレードデッドラインで、リーフスにとってコスト効率の良い選択肢の1つになる可能性があります。

 メープルリーフスは、必ずしも必要ではないものの、お金を動かすことを試みるべきです。トレードの形としては、リーフスがライアン・リーブス(右ウィング、37歳)の135万ドル(約2億1千万円)の契約を処理7できれば、カナディアンズにサラリーを保持してもらうことなくエヴァンズを獲得できるため、トレード要求価格を下げることができます。

1年前、リーフスから得点を奪った男が、「青いユニ」を身にまとうのでしょうか…。

トレード交渉の可能性:サラリーキャップとピック交換のシナリオ

 その場合、2025年の2巡目ピックと5巡目ピックを支払うことで、エヴァンズを迎えることができるかもしれません。それに加えて、リーフスがエヴァンズとの契約延長に興味があれば、エヴァンズがチームでしっかりとした役割を与えられた場合、契約延長時に過大なサラリーを要求しない可能性もあり、コスト効率の良い選択肢となるでしょう。

 いずれにせよ、メープルリーフスがセンターを獲得するために動くのは「いつ」か「もし」かではなく、「いつ」かの問題のようです。最終的には、1967年以来のスタンレーカップを狙ってプレイオフで勝ち進んでいくためには、何らかの補強を行う必要があるでしょう。

 特にシーズン開始からの怪我人の問題、オースティン・マシューズ(センター、27歳)が持ち続けている慢性的な怪我が続く中では、より重要になります。

まとめ

 カナディアンズの未来は若手選手たちの成長にかかっています。エミール・ハイネマンとアイヴァン・デミドフのゴールに加え、ラヴァルのオーウェン・ベックやマイケル・ヘイジの活躍が注目されており、これらの選手がチームの再建を支える中心となるでしょう。

 シーズン後半に向けて、若手選手や新加入選手のインパクトがカナディアンズに希望をもたらし、ケント・ヒューズGMのトレードや契約延長が今後の成長に影響を与えると予想されます。また、ジェイク・エヴァンズはコスト効率の良い即戦力としてトロント・メープルリーフスにとって魅力的な選手です。

 プレイオフ争いから脱落しつつあるカナディアンズがエヴァンズをトレードに出せば、メープルリーフスはセンター陣強化とともにバランスを整え、プレイオフ進出に向けた大きな助けとなるでしょう。

讃岐猫
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【註釈】

  1. モントリオール・カナディアンズに特化したアイスホッケー情報サイトで、最新の試合結果や選手のパフォーマンス分析、トレードや契約動向などを提供する。特にカナディアンズに関連する深い分析が特徴で、ファン向けに試合のプレビューやレビューも掲載。

     若手選手の成長やチーム戦略についても詳細に扱い、ファン同士のインタラクティブなディスカッションを促進するコンテンツが豊富。
    ↩︎
  2. 新しいシーズンが始まる前に、ルーキーが参加する「ルーキーキャンプ」や「トレーニングキャンプ」のこと。ルーキーの参加は一般的である。これらのキャンプでは、選手たちは基本的なスキルの向上や、チーム戦術への理解を深めるとともに、コーチやスタッフとの信頼関係を築くことが求められる。
    ↩︎
  3. カナダ・モントリオールの英字新聞で、アイスホッケーに関する情報も豊富。特にモントリオール・カナディアンズの試合結果、選手インタビュー、分析記事が多く、地元ファンにとって重要な情報源である。

     また、NHL全体のニュースやプレーオフの進展、コラムも掲載。最新の試合速報や戦術分析、ファン向けイベントなども扱っている。
    ↩︎
  4. 2022年ドラフト全体1位のユライ・スラフコフスキー(左ウィング)のこと。NHL史上最も高順位でドラフトされたスロバキア人選手として話題になったが、それに見合うだけの能力を有していないのでは、との意見もある。

     今シーズン、1月6日現在、37試合出場、4ゴール・18アシストと物足りない上に、プラス/マイナス評価-11があまりにもいただけない数値となっている。
    ↩︎
  5. 2022年8月18日、GMケント・ヒューズは、ケアリー・プライスが2022-23シーズン中にプレーする可能性は低いと発表し、復帰には追加の手術が必要になる可能性が高いと述べた。

     プライスは後に、検討中の手術は骨軟骨自家移植であり、成功の可能性が低く、成功しなかった場合の日常生活への影響を懸念し、それを追求する可能性は低いと語っている。2023年4月、プライスの妻は引退を示唆し、9月にはプライスが再びプロホッケーをプレーすることはないと報じられた。
    ↩︎
  6. 2014-15シーズン後、バイロンは制限付きフリーエージェントとなり、カルガリー・フレームスからモントリオール・カナディアンズに移籍。2016年に3年契約を結び、2016-17シーズンではキャリア最高の43ポイントを記録した。

     2018年には4年間1360万ドルで契約延長し、副キャプテンに任命(ポジションは左ウィング)。股関節の痛みを抱えながらプレーし、2020-21シーズンには9試合欠場。スタンレーカッププレーオフではトロント戦で決勝ゴールを決め、カナディアンズのファイナル進出に貢献。

     その後手術を受け、2021-22シーズンの前半を欠場し、2022年にはNHL500試合目を達成。

     股関節の問題が続き、2022-23シーズンはプレーできず、長期負傷者リストに登録。2023年9月、バイロンは引退発表後、カナディアンズのフロントで選手育成に従事することが決定。
    ↩︎
  7. リーブスは、NHLでエンフォーサー、つまり相手チームを威圧する選手として知られている。これまでのキャリアで再三出場停止を食らっており、今シーズンも、2024年11月16日、エドモントン・オイラーズとリーフスの試合中に、エドモントン・オイラーズのディフェンス、ダーネル・ナースの頭部への違法なチェックにより5試合の出場停止となっている。

     このため、戦力としてなかなか計算できない面を持ち、かつチームの和を乱す行動もあり、年齢的な衰えも相まって放出候補とされている。 ↩︎
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