はじめに
オリンピック男子ホッケー、ついにメダルをかけた運命の準決勝へ!🏒今大会、圧倒的な選手層を誇る「絶対王者カナダ」と、粘り強い守備で番狂わせを狙う「北欧の雄フィンランド」が激突。さらに、快進撃を続ける「スロバキア」は、最強の攻撃陣を擁する「アメリカ」を止められるのか?✨
エースの負傷や守護神の好不調など、勝敗を分ける「Xファクター」も徹底解説。各チームが決勝へ進むためのシナリオとは?氷上の熱いドラマを120%楽しむための注目ポイントをまとめました!🔥
参照記事:The Athletic「Olympic men’s hockey semifinal breakdown: Odds, X-factors and how each team can win」
🏒オリンピック男子ホッケー準決勝!注目のマッチアップを徹底分析
アイスホッケーを好きすぎて寝不足気味の皆さん、こんにちは!オリンピックの男子ホッケーがいよいよ盛り上がってきましたね。手に汗握るエキサイティングな準々決勝が終わり、ついに素晴らしい舞台となる準決勝の組み合わせが決定しました。
今回の準決勝は、カナダ対フィンランド、そしてアメリカ対スロバキアという、まさに目が離せないカードとなっています。
まさに目が離せないカード
ミラノ・コルティナ2026男子アイスホッケー準決勝のカード、カナダ対フィンランドおよびアメリカ対スロバキアは、国際メディアや専門家の多くが試合前にある程度予想していた顔合わせでもある。
伝統的にカナダとアメリカはオリンピックにおける有力候補と見なされており、特にNHL選手が久々に復帰した今大会では、両国が四強入りするという見立てが大会前から多くの専門メディアに共有されていた。
実際、各種予想ではカナダとアメリカの金メダル争いシナリオが示されており、その「夢の決勝」もまだ可能性として語られている。カナダとアメリカが勝ち上がること自体は、実力と実績に応じた順当な結果だという評価である。(Lighthouse Hockey)
一方、準決勝で対戦するフィンランドとスロバキアについては、メディアの評価や予想がやや異なる。フィンランドは前回大会の金メダリストであり、国際大会でも堅実な戦いぶりから上位進出は予想されていたが、メインの中心戦力からのリターンが限定的であることから、完全な優勝候補と断じられるほどではないと評価される面もある。
加えて、フィンランドは守備力の高さやパスワークを評価されつつも、攻撃力における爆発力ではカナダやアメリカに一歩譲るという見方もある。(SB Nation)
一方、スロバキアの準決勝進出については、ほとんどの専門家やメディアにとってやや「番狂わせ」と受け止められている側面が強い。戦前の評価では、スロバキアは強豪スウェーデンやフィンランドと同じグループに組み込まれ、しかも競技力低下が指摘されていたことから、大きな戦力差があるとの見方をされていた。
しかし本大会では予選リーグを突破し、続くノックアウトステージでも順当に勝利して準決勝に進出しており、過去の低迷を払拭する躍進として注目されている。専門的分析では、スロバキアの選手が高いxG(期待得点値)から効率的に得点を挙げている点や、ゴールテンダーの好守が勝利の原動力になっていると言われている。
この4チームが、日曜日の決勝戦で輝く金メダルをかけて激突することになります。どの試合にも「こっちが勝つだろう」と言われている本命のチームは確かに存在しますが、一発勝負のトーナメントでは何が起こるか本当に分かりません。
負けたら終わりのプレッシャーの中で、番狂わせが起きる可能性も十分にあるんです。
そこで今回は、各チームが勝利を掴む確率がどれくらいあるのか、お互いの強みや弱みをどう比較できるのか、そして決勝へ進むための具体的な道筋について、詳しくお話ししていこうと思います。それぞれの試合で、一体どんなドラマが待っているのか、見ていきましょう!
🇨🇦カナダvsフィンランド:絶対王者は逃げ切れる?
まずは、ホッケーの母国カナダと強豪フィンランドの一戦から見ていきましょう。準々決勝の戦いぶりを振り返ると、どの試合も決して楽な展開ではなかったことが分かりますよね。カナダはどんな相手でも圧倒して勝ち進むだろうと思っていたファンも多かったかもしれませんが、実際にはチェコ共和国を相手に、冷や汗をかくような厳しい場面がありました。
これがチェコの「6人攻撃」。攻守の切り替えが尋常じゃなく速かったから、審判も見逃した?それはないな。
冷や汗をかくような厳しい場面
ミラノ・コルティナ2026冬季五輪の男子アイスホッケー準々決勝でのカナダ対チェコ戦は、序盤から緊張感に満ちた激戦となり、終盤まで勝敗が分からない展開となった。メディアはこの試合を「ただの勝利ではなく、カナダが真の挑戦に直面した試合」として解説している。
チェコは試合を通して力強い戦いぶりを見せ、3‑2でリードする場面もあり、伝統的な強豪国であるカナダを本気で追い詰めた。特にチェコは、試合終盤にオンドレイ・パラートが決めたゴールでカナダを突き放す瞬間もあり、一時はカナダの金メダル候補としての立場を揺るがす勢いとなっていた。
ところが、その得点について後に「アイス上に選手が多すぎる」という論争が起き、審判の判定が注目されることになったほど。
最終的にはニック・スズキの同点弾とミッチ・マーナーの延長勝ち越しゴールでカナダが劇的に逆転勝利を収めたが、多くの報道は「チェコが本気で番狂わせを狙った試合であり、カナダはほんのわずかなプレーの差で勝利をもぎ取った」と評している。
またカナダのキャプテンであるシドニー・クロスビーが試合中に負傷退場したことも含め、チームとして簡単に勝てる相手ではなかったという指摘が各メディアでされており、準々決勝はカナダにとって真の試練になったという見方が広まっている。(reuters.com)
最終的にはニック・スズキやミッチ・マーナー、そしてゴールキーパーのジョーダン・ビニントンの終盤の素晴らしい活躍によって、なんとか勝利を掴み取ることができたんです。一方のフィンランドも、スイスを相手に似たような苦しい展開を乗り越えてきました。
そして今回、フィンランドにとってカナダという壁は、さらに高く険しい挑戦になることは間違いありません。
ここで皆さんに注目してほしいのは、カナダが「絶対に勝つ」と断言できるほどの圧倒的な差はないということです。オリンピックのハイレベルな基準で見ると、この試合はかなりの接戦になると予想されています。データ上の点差もわずか1.2ゴール分しかなく、本当に紙一重の勝負なんです。
この試合はかなりの接戦になると予想
オリンピック準決勝のカナダ対フィンランド戦が「接戦になる」と予想されている背景には、国際的なスポーツメディアやオッズ市場が両チームの力量差をあまり大きく見積もっていないことが挙げられる。
例えば、主要な米国内オッズサイトによると、このカードでカナダは確かに優勢だが、フィンランドにも勝機があるとオッズが示しており(カナダ勝利のオッズが‑430、フィンランド勝利が+330と比較的大きな開きはない)、このことが専門家の間で「大差になるとは予想されない」と評価される一因になっている。(CBS Sports)
また、別の予想モデルでも、オンライン予測プラットフォームがカナダ勝利確率を約70%程度、フィンランド約30%と算出しており、勝敗はカナダ優勢ながらも一発の差で覆る可能性があるという分析が見られる。
こうした確率予想は、統計的・確率的な評価に基づいて両チームの力量差を測ったもので、取り上げられた“わずか1.2ゴールの差”という表現には直接の一致する数値が見られないものの、一般的な専門家予想では「両者の実力差が大きくない」ことを示すオッズや勝率として解釈できる形で示されている。(Scores24)
これらのデータや市場予想を踏まえると、スポーツアナリストの間では、カナダがトーナメント全体としては優勝候補の筆頭であるものの、フィンランドも決して一方的に敗れる相手ではなく、ゴール差が小さく接戦になる可能性が高いという評価が一般的である。
もちろん、カナダが優勝候補の筆頭であり、チームとしての完成度が高いのは事実です。でも、ホッケーというスポーツは、実力差がこれほどわずかな場合、一瞬の隙で結果がひっくり返ってしまうもの。フィンランドは、カナダにとっても相当に手強い相手になるはずですよ。
🍁カナダが勝利を掴むための秘策とは?
では、カナダがこの強敵フィンランドを倒して決勝に進むには、何が必要なのでしょうか。まず大きなポイントとなるのが、カナダが誇る圧倒的な「スター選手たちの力」です。これはどのチームと対戦しても、カナダの最大の強みになります。
コナー・マクデビッド、ネイサン・マッキノン、そして若手のマックリン・セレブリーニといったスター軍団が100%の力を出し切ってプレーしている限り、カナダには他を寄せ付けない圧倒的なアドバンテージがあります。彼らの爆発力こそが、勝利への一番の近道と言えるでしょう。
また、カナダが最も本領を発揮できるのは、第1ラインから第4ラインまで、すべての選手が絶え間なく相手に圧力をかけ続けるスタイルです。実は、チェコ戦では下位の2ライン(ボトム6)があまり調子が良くありませんでした。フィンランドはチーム全体にNHLで活躍する実力者が揃っているので、今回ばかりは控えの選手たちももっと良いプレーを見せないと厳しくなるかもしれません。
下位の2ライン(ボトム6)があまり調子が良くありませんでした
カナダがチェコ共和国との準々決勝で苦戦した要因として、専門家やメディアは「下位の2ライン(通称“ボトム6”)」の貢献不足を指摘している。試合中、上位の中心選手たちはそれなりの仕事をしたものの、3~4番手の攻撃や守備のリズムがうまく噛み合わず、チェコの圧力に対して押し込まれる時間帯が目立った。
この点を象徴するのが、チェコが終盤に劇的なリードを奪ったシーンで、カナダの下位ユニットがピリオド終盤の守備で対応しきれなかったのである。チェコはこの試合で複数のチャンスを作り出し、特に中盤以降は上位ラインと同等にプレッシャーをかけ続け、カナダのバランスを崩した。
そうした局面で「ボトム6」の選手たちが本来期待される攻撃面でのプレーや、守備での細かなインターセプトやチェックが十分ではなく、試合を通じてカナダ全体の流れを一度失う要因になったと言われている。
これについて、専門誌・スポーツサイトでは「上位3ラインのスター選手と比較すると、下位2ラインが決定的な仕事をできず、カナダが本来の圧力を継続できなかった」といった分析が見られ、特に終盤の守備やチェコの速攻対応面で「戦力の厚みの差」が響いたとされている。
こうした評価は、同試合がスコア的に4‑3で接戦になった背景の一つとして、カナダの攻撃力の偏りとライン間の噛み合いの差を挙げる声が多いことからも裏付けられている。
さらに、守備が非常に堅いフィンランドを崩すには「忍耐強さ」が欠かせません。カナダはチェコ戦で素早い攻撃(速攻)を仕掛けるのに苦労していましたが、フィンランドはその速攻を封じるのがさらに得意なチームです。鉄壁のゾーンディフェンスを前に、カナダの強力な攻撃も簡単には通用しない可能性があります。
そのため、主力以外の「下位9人」の選手たちがしっかりと役割を果たし、フィンランドの体力を削り取っていくことが重要になります。そして最後は、やはり守護神ジョーダン・ビニントンのパフォーマンスにかかっています。
彼は(グループリーグの)チェコ戦で完封勝利を収めるなど良いスタートを切り、準々決勝の終盤も強さを見せましたが、試合によっては少し波があるのが気になるところです。
彼はリバウンド(止めた後のパック)を相手に許してしまう傾向があるので、そこをカナダの守備陣がいかにカバーし、2回目のシュートチャンスを与えないようにするかが、試合を楽に進めるための鍵になるでしょう。
守護神ジョーダン・ビニントンのパフォーマンス
ビニントンは今大会のカナダ代表ゴールテンダーとして、専門家やメディアからさまざまな評価を受けている。まず開幕戦のチェコとの初戦では、試合前にカナダ国内でも「起用に疑問符が付いていた」という議論があった。
これは、ビニントンの直近のNHLシーズン成績が安定感に欠けるものだったためで、同じく代表候補のローガン・トンプソンやダーシー・クエンパーと比較した際にもスタッツ面では物足りないという批評があった。
監督のジョン・クーパーが「過去1年近く前からビニントンを先発に決めていた」と述べたにもかかわらず、メディアは当初、五輪メンバーとしてのゴールテンダー起用が大胆な選択だと報じていた。(RMNB)
しかし、実際にオープニングゲームでビニントンは26本のセーブで完封勝利を収めると、現地メディアやファンの反応は一転。専門サイトでは「カナダの勝利を支えた立役者」と評価され、海外記者からは「大舞台での実力を証明した」といった肯定的な論評が多く出ている。
一部ではインターネット上のファンやアナリストが、ビニントンのプレーを「本番に強い選手」「チームを救う瞬間に強さを見せた」とコメントするなど、批判的な見方から評価を覆す声も見られる。
ただし、メディアは同時に「完璧な安定感とはいかない」とも指摘している。大会通してビニントンは時折リバウンドを許す場面やミスもあり、その不安定さがチーム全体に二次チャンスを与えるリスクになっているという専門的な分析が見受けられる。
また、完封したとはいえ、NHLの通常シーズンでの成績が低調だったことも併せて言及され、「五輪という“大舞台効果”で持ち直している可能性」についても論評されている点は読み解くべきポイント。(Heavy Sports)
このように五輪でのビニントンの評価は二面性を持っており、「序盤戦では最高のパフォーマンスを見せたものの、波がある」という見方がメディアの全体的な論調になっている。試合中やセーブシーンの質、セーブ率、守備組織との連携不足などについても専門分析で触れられており、これが「試合を快適に進めるためには守備陣のカバーが不可欠」という評価にもつながっている。

カナダ勝利と予想するが、激しい乱打戦になりそうだにゃ!疲れが見える中、フィンランドの堅守もカナダの圧倒的な個の力なら打開できるはず。懸念はやはり、リバウンドに不安を残す守護神ビニントン。クーパー監督がどこまで彼を信じ、ベンチが我慢できるかが勝負を分ける。展開次第では、まさかの途中でGK交代劇もあるかも!
果たしてクロスビーの出場はあるのか?試合が待ち切れない!
🇫🇮フィンランドがジャイアントキリングを起こすには?
一方で、カナダに立ち向かうフィンランドが勝利を掴み取るためには、一体どんな戦いが必要なのでしょうか。まず間違いなく言えるのは、この試合で「生涯最高の守備」を見せなければならないということです。
「生涯最高の守備」
ミラノ・コルティナ2026冬季五輪におけるフィンランド男子アイスホッケー代表の守備について、メディアはその強さと課題の両面を指摘している。フィンランドはグループステージや準々決勝で、守備面での粘り強さや個々のディフェンスの力量が勝利を支えてきた。
たとえば、準々決勝では2点ビハインドからの逆転勝利を果たし、決定的なシーンを演出したのは守備から攻撃への切り替えを制御したことが大きく、これは守備ラインが安定してパックを奪い返す力があったからだと評価されている。
特にミロ・へイスカネンやエサ・リンドールといったNHLレベルのディフェンダーの存在は、ゾーンディフェンスの統率や相手の好機への対応で重要な役割を果たしている。こうしたディフェンス陣の貢献があってこそ、チームは試合終盤にも得点機会を創出できており、守備と攻撃のバランスで優位に立つことができている。(Daily Faceoff)
ただし、同時にメディアでは課題点も指摘されており、序盤戦のスロバキア戦での守備崩壊や一部ミスが出たことを踏まえ、フィンランドの守備は「常に完璧」というわけではない。リーグ屈指の守備力を誇るチームとはいえ、強豪との対戦では連続した守備の精度と物理的なプレッシャーに対応し続けることが必要なのである。(SB Nation)
フィンランドのラインアップには、相手の攻撃を食い止めるディフェンスのスペシャリストたちがたくさん揃っていて、準備は万端と言えます。ただ、相手が最強軍団のカナダとなると、これまでの試合とは次元の違う厳しいテストになるでしょう。
しかも、中心選手であるアレクサンダー・バーコフを欠いている今の状況は、フィンランドにとってかなり高い壁となります。それでも決して不可能ではありません。フィンランドが勝つための道は、とにかく自分たちの強みを徹底的に活かすことに尽きます。
もしフィンランドが持ち前の粘り強さでカナダの猛攻を封じ込めたとしても、その次に待っているのは「自分たちがいかに得点を生み出すか」というさらに大きな課題です。
カナダはチェコ戦において、相手の素早い逆襲(速攻)に対して少し脆い部分を見せていました。フィンランドもこれと同じ戦術で攻めるチャンスはあります。ただし、そのためにはチームとしての守備の形をしっかり保ちながら、カナダの激しいプレッシャーを真正面から受け止めて耐え抜く必要があるんです。
ここで期待したいのが、スピードスターのルーペ・ヒンツです。彼は今大会まだゴールを決めていませんが、この大一番こそが初ゴールを決める最高のタイミングになるはずですよ。
フィンランドが成功するための具体的なルートは、カナダのミスを見逃さずに突くことです。特に、機動力に少し不安があるカナダの守備陣(ブルーライン)や、シュートを止めた後にリバウンドを出しやすいゴールテンダーの隙を狙うのが、最も大きなチャンスになるでしょう。
相手のミスを誘ってターンオーバーを強制し、とにかく積極的にネットへ向かってシュートを打ち込み、こぼれ球を泥臭く狙い続けることが重要です。ミッコ・ランタネンやアルトゥリ・レヘコネン、そして下位ラインの選手たちは、こうした執念深い攻撃を実行できるだけの力を十分に持っています。
おそらく、この試合のシュート数ではフィンランドが下回る可能性が高いでしょう。でも、相手の決定的なチャンスを最小限に絞り込むことができれば、十分に勝機は見えてきます。そして、最後の一線でユウセ・サロスが、かつての全盛期を彷彿とさせるような「ヴィンテージパフォーマンス」を見せてくれることが、勝利を呼び込むための絶対条件になるはずです。
相手の決定的なチャンスを最小限に絞り込む
フィンランド代表の守備力は、単にミスを突く戦術にとどまらず、選手構成や戦術設計そのものが堅牢な守備志向に基づいている。国際戦で一貫して注目されるのは、ミロ・ヘイスカネンとエサ・リンドールというNHLレベルの二大ディフェンダーの存在である。
ヘイスカネンは守備ゾーンでのポジショニングやパック奪取に優れ、単純な守備だけでなく、その後すぐに攻撃へ転じるリトリーバルからの展開能力でも高い評価を受けている。一方、リンドールは冷静なゾーン内コントロールとパックを前線に運ぶ力に長け、攻守両面でチームのバランスを保つ役割を果たしている。
これらの選手は準々決勝でも中心的に起用され、高いアイスタイムを維持しながら試合を支配した。
さらにフィンランドの守備戦術は、「守備主体だが攻撃への切り替えも厳密に狙う」という特徴がある。ディフェンスの役割について書かれた専門的な分析では、フィンランドのディフェンダーは単純にパックをクリアするだけでなく、守備でパックを奪取した瞬間から攻撃につなげる能力を重視されている。
例えば、元NHLディフェンダーのラズムス・リストライネンのような選手は、ゾーン内で相手攻撃を抑えるだけでなく、パックを奪った後の第1パスでカウンターの起点になることが期待されている。こうした「守ってからすぐ攻撃へ」という戦術は、強豪国との接戦で重要になる。(The Hockey Writers)
守備陣だけでなくゴールテンダーとの連携もフィンランドの守備戦術の鍵。NHLでも活躍するゴールテンダーたち(例としてユース・サロスなど)が、守備ラインからのパス回収やブロックプレーに助けられながら安定した守備を構築している。
先のスイス戦でも、守備陣が相手にプレッシャーをかけつつパックを“ゾーン外に出す”プレーを繰り返し、その結果としてゴール前での混戦を防ぐ動きが評価されていた。(Daily Faceoff)
このようにフィンランドの守備は単なる「守り固め」ではなく、守備から攻撃への組み立てを意識したハイブリッド型であり、強豪国に対しても戦術的に対応できる力を持っている。ただし、専門メディアからはその一方で「フィンランドは時として攻撃リズムとのバランスを欠き、守備が孤立する局面が出る」という指摘もあり、守備の精度を保ちながら攻撃の連携を深められるかが今後の注目点となる。(sbnation.com)
🔍勝敗を分ける「Xファクター」:キャプテンの容体は?
このカナダ対フィンランドの試合結果を左右する、最大の不確定要素(Xファクター)があります。それは、カナダの精神的支柱でありキャプテンのシドニー・クロスビーが出場できるかどうかです。
クロスビーは準々決勝の試合中に下半身を負傷してしまい、そのままリンクに戻ることはありませんでした。今のところ、彼が準決勝の氷の上に立てるのかどうかは、まだはっきり分かっていません。
彼が準決勝の氷の上に立てるのかどうか
カナダ代表のキャプテンであるシドニー・クロスビーは、準々決勝でチェコ戦中に下半身を負傷し、その後の練習や公式発表の場では明確な出場可否が示されていない。
複数の報道によると、クロスビーはセミファイナル直前も「トーナメントから除外されてはいない」状態であり、コーチのジョン・クーパーは「完全に出場不可とは言っていない」と述べているが、状況は慎重に見守られている。
クロスビーは準々決勝後の任意練習を欠席しており、医療スタッフが日々状態を評価する「day‑to‑day(その日の状態次第)」とされているため、フィンランド戦での出場は確定していない。(Reuters)
一部の最新情報では、クロスビーは試合前に軽いスケートや状態テストを行う可能性があると報じられており、出場の可能性は「まだ残っているものの楽観視できる段階ではない」という見方が出ている。また、関係者の報道では「クロスビー自身は出場したい意欲を示しているが、医療評価と痛みの反応次第で出場が決まる」とされている。(Bolavip)
別報道では、専門筋から「クロスビーがフィンランド戦でプレーする可能性は低い」との見方も出ており、チームは彼の不在を想定したバックアッププランも準備していると伝えられている。
報道によれば、クロスビー不在の場合はニック・スズキが代わりに出場メンバーとして上位ラインに入る可能性が高く、キャプテンシーについてもコナー・マクデビッドが指揮を執るシナリオが想定されている。(Hockey Patrol)
このようにクロスビーの出場可否は直前まで確定せず、医療評価と状態次第で判断される見込み。チーム内部でも「クロスビーが出場できれば大きな精神的支柱になるが、出られない場合でも他のリーダーが役割を果たす準備をしている」という報道が出ており、キャプテンの状態はカナダの戦術・精神面に大きな影響を及ぼす要素として注目されている。(sportsnet.ca)
カナダは「スーパーチーム」と呼ばれるほど選手層が厚いので、彼一人がいなくても勝てる力は持っていますし、彼が欠場したからといって勝利予想のオッズが大きく変わることもありません。でも、やはり彼という存在がいなくなることは、カナダの中盤の層に大きな穴を開けることになります。
フィンランドにとっては、警戒すべき強力な武器が一つ減ることを意味します。クロスビーの不在は、フィンランドが金メダルへと続く道を、ほんの少しだけ進みやすくしてくれるかもしれませんね。
次のページはアメリカ合衆国vs.スロバキア線についてです!

