NHL東地区の激闘!ブルーインズ40年ぶりの歴史的大勝を解説

NHLチーム紹介

はじめに

 2025-26シーズンのNHLは、まさに予測不能なドラマの連続!✨東地区ではワイルドカードを巡る大混戦が続き、ボストン・ブルーインズが40年ぶりの歴史的大勝を飾るなど、ジェットコースターのような激しい展開から目が離せません。🏒

 本記事では、超新星セレブリーニの異次元の快進撃や、劇的な復活を遂げたメープルリーフスの舞台裏、さらにカナダ勢の最新勢いランキングまで徹底解説。ファン必見の「兄弟対決」や「運命の再会」など、今すぐ誰かに話したくなる熱いトピックを凝縮してお届けします!🔥

参照記事:Sportsnet.ca「Bruins’ roller-coaster season emblematic of East’s wild 2025-26

🎢波乱万丈!2025-26シーズン東地区の熱い戦い

 今年のNHLイースタン・カンファレンス(東地区)は、まさに「予測不能」という言葉がぴったりな、とんでもなく激しいシーズンになっていますね。

 2025-26シーズンの折り返し地点を迎えた今でも、どこが抜け出すのかさっぱり分からないほどの大混戦が続いています。特にワイルドカード争いは熾烈で、なんと7つものチームがたった数ポイント差の中にひしめき合っているんです。上位のチームでさえ、いつ順位が入れ替わってもおかしくないような、ハラハラする状況が続いています。

 そんな混沌とした東地区の状況を、一番分かりやすく体現しているチームといえば、ボストン・ブルーインズではないでしょうか。今シーズンのブルーインズは、まさにジェットコースターのような激しい浮き沈みを経験しています。

今シーズンのブルーインズは、まさにジェットコースターのような激しい浮き沈みを経験

ボストン・ブルーインズの今季は、その戦績だけ見ても大きな波が続いており、地元・現地メディアやファンの間でも「不安定さ」が大きな話題となっている。ファンサイトや分析では、シーズン序盤の得点力向上やゴールテンダーの健闘など明るい材料も指摘される一方で、守備面の脆さや継続的な失点が勝敗に大きく影響しているという見方が強まっている。

 実際、シーズン開始後10試合程度でも、スコアリングは比較的好調でもディフェンスが崩れる場面が多く、勝敗が激しく入れ替わる状況が続いたと報じている。特に若手ディフェンスのプレーや負傷者によるライン変更が、試合ごとのパフォーマンスのばらつきを生んでいると分析されている。(Causeway Crowd

 さらに、2024-25シーズンの大失速の余波が今季にも影を落としているという評価もある。昨季は最終結果がリーグ下位に沈み、プレーオフ進出を逃したこと自体がクラブ史上まれな不振と見なされており、その影響で今季も“同じパターンを繰り返している”という反応がファンや評論家の間で出ている。

 すなわち、波があるのは単なる偶発的な調子の浮き沈みではなく、組織全体の構造やチームのアイデンティティの再構築が途上にあることに起因しているという指摘である。

 この背景には、選手層の変動や戦術の模索、そして新コーチの下でのシステム適応が関係しているとも言われている。例えば、今季の序盤にはフランチャイズ史上でも珍しいような勝ちと負けの入り混じったシーケンスが頻発し、勝利の内容と敗戦の内容に一貫性が見られないと評価された。

 こうした点から、現地解説者は「ブルーインズはまだこの新チームとしてのアイデンティティを確立できておらず、安定感を欠いている」と分析している。

 結果として、ファンやメディアの多くは、ブルーインズのジェットコースター的なシーズン展開を「単に波乱なだけではなく、組織として成長途上である証左」と捉えている。こうした視点は、単なる勝敗の振れ幅以上に、戦術や選手起用、若手台頭のタイミングなど複合的な要因が絡んでいるという理解を促している。

 ある時は「このまま地区の最下位まで落ちてしまうのでは?」と心配になるほど低迷したかと思えば、またある時は、かつてリーグを圧倒してプレジデンツ・トロフィーを獲得した頃のような、最強の“B’s”の姿を見せてくれることもあります。

 そんな波の激しいブルーインズにとって、先週末は特に「普通じゃない」驚きの数日間となりました。マルコ・シュトゥルム監督率いるチームが一体どんな戦いを見せたのか、詳しく見ていきましょう!

🏒40年ぶりの大爆発!レンジャーズを相手に10ゴールを奪う大勝

 先週末の土曜日、TDガーデンのホームファンの前で、ブルーインズはニューヨーク・レンジャーズを相手に信じられないような試合を見せてくれました。なんと、攻撃の手を緩めることなく10対2というスコアで完勝したのです。

 この「10得点」という数字、実はブルーインズにとっては歴史的な出来事なんです。1試合に10ゴールを挙げたのは、なんと1988年以来のこと。約40年ぶりという、まさに記録的な大勝となりました。

1試合に10ゴールを挙げたのは、なんと1988年以来のこと

1988年シーズン中にブルーインズが大量得点を挙げた試合として知られているのは、同年10月16日にシカゴ・ブラックホークスを相手にした試合でチームが10-3と大量点を奪った例である。この試合はフランチャイズで最後に二桁得点を記録した例として長年引用され続けており、今回のレンジャーズ戦での10ゴールが約38年ぶりの大爆発として語られる根拠となっている。(nbcsportsboston.com

 当時の1988-89レギュラーシーズンのデータを見ると、ブルーインズは総得点300点以上をマークするシーズンで、リーグ内でも得点力の高いチームの一角だった。また同年はプレーオフでもモントリオール・カナディアンズやニュージャージー・デビルズとのシリーズを含め、強力なオフェンスを随所に見せた時期でもある。

 1988年当時は今とはゲームの進行や戦術、フィジカルの質が大きく異なり、60分間に大量得点が生まれるゲームは現代ほど頻繁ではなかった。そのなかでブルーインズが10ゴール以上を奪った試合は極めて例外的な出来事として評価されており、今回の10-2の勝利が約40年ぶりに公式記録として数字として並んだことは、フランチャイズ史における“攻撃力の爆発”として特筆に値するという見方が現地メディアでもされている。

 でも、ファンの皆さんが一番驚いたのは、この大量得点そのものよりも、誰がこのゴールを導いたかという点だったかもしれません。

 この夜、TDガーデンの主役をさらっていったのは、23歳の若手、マラト・フスヌトディノフでした。彼は2020年のドラフト2巡目でミネソタ・ワイルドに指名され、昨年3月、ジャスティン・ブラゾー(現在はピッツバーグ・ペンギンズ所属)がワイルドへ移籍するトレードの一環としてボストンに加わったウインガーです。

 実はフスヌトディノフ、この試合を迎えるまでは、NHLの舞台で1試合に複数のゴールやポイントを記録したことが一度もありませんでした。ところがこの土曜日の夜、彼はキャリアで一番と言えるほどの驚異的なパフォーマンスを披露します。終わってみれば、4つのゴールと1つのアシストを決め、一人で5ポイントも稼ぎ出す大爆発を見せたのです🌟。

 このたった1試合だけで、彼は昨シーズンの合計ゴール数に並びそうな勢いを見せました。昨季はブルーインズとワイルドを渡り歩きながら75試合に出場して5ゴールだったのですが、今季はすでに9ゴール・20ポイントにまで到達しており、自己ベストを大幅に更新中です。

 さらに凄いことに、これまで1試合複数得点の経験がなかった選手が、いきなり4ゴールを挙げるというのは、NHLの長い歴史の中でもエクスパンション・エラ以降でわずか8人しかいない珍しい記録なんです。

エクスパンション・エラ

NHLにおける「エクスパンション・エラ」とは、1967年以降の時代を指す。1967年、この年にNHLはそれまでの「オリジナル・シックス(Original Six)」体制――モントリオール、トロント、ボストン、デトロイト、ニューヨーク・レンジャーズ、シカゴ――から脱却し、一気に6チームを追加してリーグ規模を倍増させた。

 この大規模拡張を境に、NHLは構造・競技レベル・戦術・ビジネスモデルのすべてが変化し、それ以前と以後では単純比較が難しくなったため、1967-68シーズン以降をまとめて「エクスパンション・エラ」と呼ぶようになった。

 最近では、2016年にデビュー戦で衝撃を与えたオーストン・マシューズ(トロント・メープルリーフス)や、同じく2016年の新人時代のサム・ベネット(フロリダ・パンサーズ)くらいしか成し遂げていない、特別な記録となりました。

🎩ハットトリックに6ポイント!記録ずくめの夜と翌日の意外な結末

 レンジャーズ戦での狂乱は、フスヌトディノフだけでは終わりませんでした。トレードの噂が絶えなかったパヴェル・ザッカも、この試合で自身初となるハットトリックを達成したのです。ちなみに、彼の2点目は少し風変わりな形で決まったゴールでしたね。

彼の2点目は少し風変わりな形で決まったゴール

ザッカの2点目は、単なるシュートや乱戦からのゴールとは少し違い、審判団とNHL本部がビデオ判定を行った後に正式な得点として認定された“レビューゴール”だったことが現地メディアで伝えられている。このゴールは、パワープレー(反則で相手チームが人数少なく戦っている間の攻撃)中に記録されたもので、最初のプレー終了時点では一度得点として認められなかったものの、審判団とNHL本部がビデオで確認した結果、実際には得点が先に成立していたと判定された。

 つまり、ザッカの2点目は最初のジャッジでは見逃され、試合が一時止められた後に公式記録として加えられた“珍しいレビューゴール”だったのである。そのため、TDガーデンの観客やレンジャーズの選手が一時ロッカールームへ下がりかけるほど混乱が生じ、改めて選手がアイスに戻されて試合が再開されたという、普通のゴールとは違う流れで成立した得点として注目された。(NBC Boston

 この二人の活躍によって、ブルーインズに新しい記録が刻まれました。同じ試合でチームメイト二人がハットトリックを達成したのは、ホーム戦ではチーム史上初、アウェイを含めてもリーグ全体で約60年ぶりという歴史的な出来事だったんです。

 さらに、「二人ともキャリア初のハットトリックを同じ試合で決める」というのは、2008年のペンギンズ(パスカル・デュピュイとペトル・シコラ)以来の珍事となりました。

 そして、ボストン随一の攻撃エンジンであるデイビッド・パストルニャクも黙っていません🏒。背番号88を背負う彼は、なんとすべてアシストで1試合6ポイントという驚異的な記録を叩き出しました。これは彼自身のキャリアハイであり、ブルーインズの選手が1試合6ポイントを挙げるのは、伝説的なディフェンス、レイ・ボーク以来36年ぶりの快挙です。

 他にもフレイザー・ミンテンが2得点、チャーリー・マカヴォイがダメ押しの10点目を決め、まさに「お祭り騒ぎ」の夜となりました。

ニューヨーク・レンジャーズvs.ボストン・ブルーインズ戦のハイライト映像。得点シーンだけじゃなく、いつもの「乱闘」もありました…。

 しかし、ここからが今季のブルーインズの不思議なところです。あんなにゴールを量産した翌晩、ピッツバーグ・ペンギンズとの試合では、打って変わってわずか「1得点」しか奪えませんでした。

 前日に爆発した選手たちは鳴りを潜め、パストルニャクも無得点に抑えられましたが、代わりにヴィクトル・アルヴィドソンが値千金のゴールを決めました。派手さはありませんでしたが、今季初の完封勝利でしっかり白星を挙げるところが、今のブルーインズの面白さと言えるかもしれませんね。

讃岐猫
讃岐猫

🎢まさにジェットコースター!激しすぎるシーズンの浮き沈み

 先週末に見せた「10得点の大爆発」と「1-0の完封勝利」という対照的な2試合は、今シーズンのブルーインズがいかに予測不能で、ちぐはぐな状態にあるかをそのまま表しています。

 振り返ってみると、昨シーズンに約10年ぶりという異例のプレーオフ進出を逃したブルーインズは、今シーズンの開幕当初もかなり苦しいスタートを切りました。ファンの方々も「今年もまた苦しい一年になるのかな…」と不安を感じていたかもしれません。

 そこから、まさにジェットコースターのような展開が始まりました。

 10月末の時点では、なんと6連敗を喫してしまい、プレーオフ圏外にまで沈んでいました。ところが、11月末には一転して7連勝を飾り、アトランティック・ディビジョンの2位にまで急浮上します。しかし、これで安心かと思いきや、12月末にはまたしても6連敗を喫してしまい、再び圏外へと押し戻されてしまったのです。

 そんな激しい浮き沈みを経て、1月中旬の今、ブルーインズはまたしても息を吹き返しています。

 直近の試合では、ヴィクトル・アルヴィドソンがマーク・キャステリックのアシストから決勝ゴールを決め、ゴールテンダーのヨーナス・コルピサロが27本のシュートをすべて止める大活躍を見せました。これにより、ボストンはピッツバーグ・ペンギンズを1−0で下しています。

 この週末の連勝でチームは3連勝となり、直近6試合で5勝と好調を維持し、ワイルドカード争いの中心に戻ってきました。現在、ボストンはバッファローとワシントンというライバルチームと並び、勝ち点52で激しく競り合っています。

 このまま月末、そしてシーズン終了時にどこまで順位を上げられるかは、カンファレンス全体が混戦なこともあって、全く予想がつきません。でも、今のブルーインズの勢いは、同じ枠を狙う他のチームにとって間違いなく大きな脅威になっているはずです😤。

🌊東地区はどこもかしこも大混戦!生き残るための「成功のレシピ」とは?

 ボストン・ブルーインズがワイルドカード争いに戻ってきたことで、イースタン・カンファレンスの順位表はさらに賑やかになっています。ボストンのすぐ後ろには、最近の勢いに乗ってプレーオフ圏内への復帰を狙うトロント・メープルリーフスがぴたりとつけています。

 さらに、トロントと勝ち点で並んでいるのがピッツバーグ・ペンギンズです。ピッツバーグも今シーズンは調子の波が激しく、浮き沈みを繰り返しながら食らいついている状況ですね。そのすぐ後方には、昨シーズンの王者であるフロリダ・パンサーズが控えており、さらにその数ポイント後ろにはデビルズとレンジャーズが虎視眈々とチャンスを狙っています。

 シーズンも後半戦に突入しましたが、イースタン・カンファレンスのプレーオフ争いは、どのチームが勝ち残るのか全く白紙の状態と言っても過言ではありません。

 そんな大混戦の中で成功を掴むための「レシピ」は、意外とシンプルかもしれません。それは、激しい順位の入れ替わりという「ジェットコースター」のような状況の中でも、ある程度の安定感を見つけ出し、周囲が崩れていくのをじっと耐えながらやり過ごすこと。

 結局のところ、最後に笑うのは「粘り強く安定した戦い」を続けられたチームになりそうです🏁。

次のページは、今や若手の大スター、マックリン・セレブリーニ、復活のメープルリーフスの登場です!

タイトルとURLをコピーしました