はじめに~モントリオール・カナディアンズ、プレーオフ進出なるか?🏒🔥
NHLのシーズンも佳境に入り、モントリオール・カナディアンズのファンは「今年こそプレーオフに行けるのか?」と気になるところですよね。カナディアンズは2021年以来のプレーオフ進出(スタンレーカップ決勝進出、タンパベイ・ライトニングに敗戦)を目指し、現在ワイルドカード枠の2位につけています。
今回は、カナディアンズがプレーオフに進出する可能性について、理由と懸念点をそれぞれ見ていきましょう!
参照記事:Montreal Gazette1「Cowan: Can Canadiens finally solve playoff puzzle?」
カナディアンズがプレーオフに進出する理由🚀
カナディアンズは、4月1日・火曜日のフロリダ・パンサーズとの試合を迎える時点で、34勝30敗9分の成績で、ワイルドカード枠の2位を占めていました。ニューヨーク・レンジャーズ(35勝32敗7分)と75ポイントで並んでいますが、カナディアンズの消化試合は1試合少ないことで僅かながら上回っています。
【追記】4月1日・火曜日のフロリダ・パンサーズ線は既に終了しており、オーバータイムにもつれ込む熱戦に終止符を打ったのは、ニック・スズキ!開始29秒で、攻撃の要、コール・コーフィールドと恐るべき新人、レーン・ハットソンのアシストでゴールを決めている。
4月1日のハイライト映像がこれ!
翌日、現時点でのライバル、ニューヨーク・レンジャーズもオーバータイムでミネソタ・ワイルドを降しており(5-4)、勝ち点は依然並んだまま。
1.有利な試合スケジュール📅
シーズン終盤の戦いでは、試合のスケジュールが大きく影響します。カナディアンズは残り9試合のうち6試合をホームで戦うことができます。特に、ホームゲームでは今シーズン18勝12敗5分と良い成績を残しており(4カ国対抗戦の休止期間後、ホームで5勝0敗1分)、地元のファンの声援を力に変えられるでしょう💪
さらに、残りの試合のうち4試合(1試合だけアウェー、ナッシュビル・プレデターズ戦)は今シーズン負け越しているチーム(ボストン・ブルーインズ、フィラデルフィア・フライヤーズ、プレデターズ、シカゴ・ブラックホークス)との対戦です。
特にブラックホークス(21勝44敗9分)やプレデターズ(27勝39敗8分)はリーグの下位に沈んでおり、勝ち点を積み上げるチャンスがあります✨
このスケジュールのアドバンテージを活かせるかが、プレーオフ進出の鍵になりそうですね!
2.ルーキー・ディフェンスマン、レーン・ハットソンの活躍🔥
ルーキーながらも大活躍中のディフェンスマン、レーン・ハットソンがチームを支えています。直近のフロリダ・パンサーズ戦では、カナディアンズの4得点のうち3得点にアシストし、シーズン通算アシスト数を54に伸ばしました🎯
ディフェンスの選手として、これだけのアシストを記録するのは驚異的なこと!現時点で彼を上回るアシスト数を持つディフェンスマンは、コロラド・アバランチのケール・マカール(57アシスト)のみです。
さらに、カナディアンズの今シーズンの総得点の25%にハットソンが関与しているというデータもあり、彼の存在がいかに大きいかが分かります。プレーオフに向けても、彼の活躍は欠かせません💪
3.キャプテン、ニック・スズキのリーダーシップ🏒
カナディアンズのキャプテンであるニック・スズキは、まさにチームの心臓とも言える存在です。彼はチームのトレードを控えるようケント・ヒューズGMに直談判し、GMからはチームをまとめ上げるリーダーシップを発揮してくれ、と励まされました。
その結果、カナディアンズはトレード期限後の17試合で9勝4敗4分と、好成績を収めています✨スズキ自身も、この期間で8ゴール・17アシスト、25ポイントと絶好調!
さらに、スズキは今シーズン通算23ゴール・54アシスト、77ポイントを記録しており、1試合あたりの平均ポイントがアレックス・コヴァレフ2(2007-08シーズン、82試合で35ゴール・49アシスト、84ポイント)以来の高水準になっています。
彼がこのままチームを引っ張り続ければ、プレーオフ進出の可能性はさらに高まるでしょう!
スズキのヒーローインタビュー。以下のようなことを語ってくれました!
『この試合は非常に素晴らしく、特に勝利こそが大きな意味を持っていたんじゃないかな。僕らはプレーオフ進出を目指しており、ファンと共にその盛り上がりを感じたいね。相手は現チャンピオンで、試合中は攻撃を封じられたけど、最後まで信じて戦い抜き、延長戦で勝利を収めた。これで2連勝し、プレーオフ争いの中で自分たちの運命をコントロールできる立場になったと思う。次も満員のお客さんの前でプレーしたいよ!』
4.パワープレーの切り札、パトリック・レイン⚡
カナディアンズのパワープレーを支えているのが、パトリック・レインです。今シーズン30試合を欠場しているにもかかわらず、レインはパワープレーゴールを15ゴール決めており、NHL全体でも2位にランクインしています🔥リーグリーダーであるジェイク・ギェンツェル(タンパベイ・ライトニング)とは1ゴール差です。
特に注目すべきは、レインがパワープレーでゴールを決めた試合の戦績です。その試合では、カナディアンズは9勝1敗3分と圧倒的な強さを発揮しています💥
プレーオフ争いが激しくなるこの時期、特に接戦ではパワープレーが試合を決めることが多くなります。レインの得点力が続けば、カナディアンズの勝ち星も増えていくでしょう!
5.バランスの取れた得点力💯
カナディアンズの強みの一つは、得点が特定の選手に依存していないことです。10ゴール以上を記録している選手が12人もおり、これはNHLで最も多い数字なんです👀✨
コール・コーフィールド(34ゴール)、ニック・スズキ(23ゴール)、パトリック・レイン(19ゴール)、ブレンダン・ギャラガー(18ゴール)、ユラジ・スラフコフスキー(17ゴール)、アレックス・ニューフック(14ゴール)、ジョシュ・アンダーソン(13ゴール)、
ジェイク・エヴァンス(12ゴール)、ジョエル・アルミア(11ゴール)、クリスチャン・ドヴォラック(10ゴール)、カービー・ダッチ(10ゴール)、エミル・ハイネマン(10ゴール)
このように、多くの選手が得点できるのはカナディアンズの大きな強み!相手チームは「特定のエースを抑えればOK」という戦略を取りづらくなります🧐
これまでの試合でも、誰かが不調でも別の選手がカバーできるという安定した攻撃力を見せています。このバランスの取れた得点力は、プレーオフ進出に向けて大きな武器となるでしょう💪
カナディアンズがプレーオフに進出できない理由🤔
ここまでカナディアンズの強みを紹介してきましたが、もちろん不安要素もあります。ここからは、プレーオフ進出を阻むかもしれないポイントを見ていきましょう👀
1.気になるゴール差📉
チームの強さを測る指標の一つがゴール差(得点-失点)ですが、カナディアンズのゴール差は-26と非常に厳しい数字になっています💦
これは、プレーオフ圏内にいるチームの中で最も悪いゴール差です。比較すると、イースタン・カンファレンスでワイルドカード枠1位のオタワ・セネターズは+2、レンジャーズも+2となっており、カナディアンズの失点の多さが目立ちます。
このまま失点が多い状況が続けば、いくら攻撃力があっても勝ち星を積み上げるのは難しくなりますね…。
2.波のあるチーム成績🌊
最近のカナディアンズは成績が安定しないのが気になるところ。
例えば、フロリダでの4試合のロードトリップでは1勝3敗3と負け越してしまいました(ワイルドカード枠を保持しているのは幸運!)。また、4月1日のパンサーズ戦前の6試合も1勝3敗2分と、決して良い流れとは言えません💭
プレーオフ争いが激化するこの時期に、このような不安定な成績では、最後の最後で勝ち点を落としてしまう可能性も…。
3.プレッシャーに耐えられるか?😰
カナディアンズの選手たちは、ここ数年、過去3シーズンで3月と4月にプレッシャーのかかる試合を戦っていないという事実があります。
過去3シーズン、チームは早々にプレーオフ争いから脱落していたため、若く再建中のチームにとって、「絶対に勝たなければならない試合」を経験していません💦しかし、今年は違います。
フロリダでのパンサーズ戦後、監督のマーティン・サン=ルイも「聞いてくれ、我々は若いグループだ。チームはこのような状況を経験するのが初めて。お互いについて学んでいる最中だ。これは素晴らしい経験であり、失敗を恐れてはいけない。成功を渇望しなければならない、それが私たちが目指すところだ」と認めています。
若手選手が多いチームだけに、この重圧がどのように影響するのかが不安要素となりますね🤔
4.第4ラインの生産力低下📉
シーズン序盤は得点にも絡んでいた第4ライン(エヴァンス、アルミア、ハイネマン)ですが、最近は攻撃の勢いが落ちています。
エヴァンス→直近13試合連続ゴールなし(26試合で1ゴール)
アルミア→直近10試合連続ゴールなし(19試合で1ゴール)
ハイネマン→21試合連続ノーゴール
プレーオフを目指すチームは、主力だけでなく「第4ラインの貢献」も重要になります。このままでは、得点力のバランスが崩れてしまうかもしれません💦
5.ゴールテンダーの不安定さ🥅
最後に、大きな不安要素となっているのがゴールテンダーの安定感の欠如です。
現在の正ゴールテンダーサミュエル・モントンボーとヤクブ・ドーベスは、最近の試合でセーブ率.900未満と苦戦しています。
モントンボー→.899
ドーベス→.897
プレーオフ争いでは、「いかに失点を防ぐか」がカギになります。このままゴールテンダーが調子を取り戻せなければ、プレーオフ進出は厳しくなるかもしれません😥

第4ラインに不安を抱えてるとはいえ、攻撃力はまだまだ健在だが、ここ数試合、ちょっと点を取られ過ぎなんだにゃ。延長に入ると我慢できない試合が多い。最古豪復活への最後の追い込みのためには、一にも二にもゴールテンダーの安定感しかない。どっちもどっちなのがねぇ。
まとめ:カナディアンズの運命は?🔮
ここまで、カナディアンズがプレーオフに進出する理由と、できないかもしれない理由を見てきました。
✅プレーオフ進出の可能性がある理由
・有利な試合スケジュール🏟️
・ルーキー・ディフェンスマンの活躍🔥
・スズキのリーダーシップ👑
・パワープレーでの得点力⚡
・バランスの取れた攻撃陣💪
⚠️進出が難しくなるかもしれない理由
・ゴール差が悪い📉
・チーム成績の不安定さ🌊
・プレッシャーへの耐性🤯
・第4ラインの失速🥶
・ゴールテンダーの不安定さ🥅
現在の確率は45.3%(Hockey-Reference調べ)と五分五分ですが、最後の数試合が勝負です🔥カナディアンズはこのプレッシャーを乗り越え、2021年以来のプレーオフ進出を果たせるのでしょうか?今後の試合に注目ですね!👀

ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね!
【註釈】
- カナダ・ケベック州モントリオール市で発行される唯一の英字日刊新聞。1778年に創刊され、カナダで最も古い新聞として知られる。現在はPostmedia Networkが所有し、モントリオールの英語圏コミュニティに向けて、地元、国内、国際ニュースを提供。
デジタル版では、印刷版と同じ内容をスマートフォンやタブレットで閲覧できるePaperアプリも提供している。さらに、FacebookやInstagramなどのSNSでも最新ニュースや特集記事を発信。
↩︎ - 2004年3月、ニューヨーク・レンジャーズからモントリオール・カナディアンズに移籍し、プレーオフで大活躍。ロックアウト期間中にはロシア・スーパーリーグでプレーし、世界選手権で最優秀フォワードに選ばれた。
2005年、モントリオールと再契約し、通算300ゴール目と700ポイントを達成。2007-08シーズンには大きく復活し、84ポイントを記録。翌年のオールスターゲームではMVPを受賞し、シーズン終盤に100ゴール目を記録。 ↩︎ - 3月25日〜31日までの間にアウェイで4試合消化。4試合目がフロリダ・パンサーズと対戦し、4-2で勝利したが、ブルース、フライヤーズ、ハリケーンズの全チームに4失点以上を喫している。
「4月1日のパンサーズ戦前の6試合も1勝3敗2分」の「2分」とは、3月20日のニューヨーク・アイランダーズ戦、22日のコロラド・アバランチ戦のことで、規定の60分以内で決着はつかなかったが、前者はオーバータイム、後者はシュートアウトで共に敗戦している。 ↩︎