はじめに
感謝祭の週末、セントルイス・ブルーズはホームでオタワ・セネターズと激戦を繰り広げ、4-3で勝利✨。第2ピリオドに両チームが得点を重ねる白熱の展開から、第3ピリオドのリバウンド攻防やワンタイム、バックハンドシュートで勝負が決まりました🏒。
次回の対戦は12月6日、オタワで行われます。
ブルーズが接戦を制す🏒
参照記事:The Hockey Writers「Blues Take the Victory 4-3 Over Senators, Thanks to Matthew Kessel’s Clutch Goal」
感謝祭の週末に行われた激しい試合で、セントルイス・ブルーズはホームでオタワ・セネターズを4-3で下しました✨。
今季この2チームが顔を合わせるのはこれが初めての試合🏒。全2試合のシリーズの一戦として熱戦が繰り広げられました。ここで、試合の流れを振り返ってみましょう。
第1ピリオドは静かな立ち上がり
第1ピリオドはお互い慎重な展開で、両チームとも得点を挙げられず0-0で終了。シュート数はブルーズ7本、セネターズ5本とわずかにブルーズが上回る程度でした。
第2ピリオドで動き出す試合
試合が動いたのは第2ピリオド。オスカー・サンドクビストがマシュー・ジョセフから生まれたリバウンドを押し込み、ブルーズが1-0と先制しました。セカンダリアシストはネイサン・ウォーカーです。
しかしセネターズもすぐに反撃。3分後、フォワードのマイケル・アマディオ(セカンダリアシスト1)が生み出したゴール前の混戦で、ディフェンスマンのニコラス・マティンパロ(プライマリアシスト)がパックをシュートし、シェーン・ピントがマティンパロのリバウンドから同点ゴールを決めました。
セネターズがリードを奪うも、ブルーズが反撃💥
第2ピリオド18分26秒、セネターズの攻勢が続き、再びリードを奪います。ファビアン・ゼッタルンドがゴール裏でジェイク・サンダーソンのパスを受け、2-1と逆転ゴールを決めました✨。このプレーのセカンダリアシストはブレイディ・カチャックです。
第2ピリオド終了時のスコアは2-1、シュート数はブルーズ11本、セネターズ9本で変わらず。
第3ピリオド、同点に追いつくブルーズ
第3ピリオド開始から2分1秒、ロバート・トーマス(セカンダリアシスト)がジェイク・ネイバーズ(プライマリアシスト)へパス。ネイバーズからジョーダン・キルーがバックハンドでゴールを決め、2-2の同点に追いつきました👏。
続いて5分33秒、フィリップ・ブローバーが深くパックを送り、ブレイデン・シェンと2対1のワンタイムプレー。パスを受けたパベル・ブチネビッチが決め、ブルーズが3-2とリードを奪います✨。
セネターズが追いつくも、ブルーズが勝利を決める🔥
ブルーズのリード直後、セネターズも反撃します。ブルーズのディフェンス、コルトン・パラエコが自陣ゴール裏へパスを出したところを、デビッド・ペロンがカット。バックハンドで決め、3-3の同点に追いつきました。
そして第3ピリオド9分19秒2、ブルーズが勝負を決めます。ピウス・スーターがセネターズのゾーンに侵入しリバウンドを狙うと、ディラン・ホロウェイが止めるも再びこぼれ球が発生。そのリバウンドをディフェンスのマシュー・ケッセルが押し込み、4-3。これが決勝点となりました🏒✨。
この試合の総シュート数はブルーズ31本、セネターズ28本。

ブルーズが接戦を制し見事な勝利だったにゃ🏒✨!第3ピリオドのリバウンド攻防や連携ゴールで、最後まで目が離せない展開を制した姿は圧巻。ブルーズのディフェンス、マシュー・ケッセルが攻守ともに安定したプレーを見せ、それに引っ張られるように、チームの強さと集中力が際立った第3ピリオド、お見事👏。
試合後の状況と次の対戦📌
この勝利で、ブルーズは今季8勝目を手にしました📌。一方のセネターズは8敗目となります。ただし、シリーズはまだ終わりません。両チームは次回、12月6日にオタワで再び対戦し、今季の2戦目で最後の顔合わせとなります🔥✨。
この試合は点の取り合いとリバウンド攻防が見どころで、両チームとも一歩も譲らない白熱した戦いでした🔥。
特に、バックハンドやワンタイム、リバウンドを生かした得点が多く、ファンにとっても見応え満点の試合となりました✨。
オタワ・セネターズvs.セントルイス・ブルーズ戦のハイライト映像です。第3ピリオドの決勝点のシーンが圧巻!
ケガから復帰したカチャックの存在感✨
参照記事:NHL公式サイト「Blues score 3 in 3rd period to rally past Senators」
オタワにとって大きなニュースだったのが、フォワードのブレイディ・カチャックの復帰3です。右親指の骨折で20試合も欠場していた中、10月13日以来、ようやく戻ってきたこの試合で、さっそくアシストを記録しました👏。
オタワのキャプテンであるカチャック本人も「戻ってプレーできて、余計なことを考え過ぎずに済んだのは良かった」と話し、余計なことを考えず、ただアイスに立てたことを素直に喜んでいました。
しかも、この日のカチャックは17分12秒の出場で、この試合最多となる8本のシュートを放ちました。復帰直後とは思えないほどの存在感で、しっかりとチームをけん引していました。
「第3ピリオドにリードして入った試合なので、なんとかしないといけなかった。勝てていたらもっと気分は良かっただろうけど、戻って来られただけでも十分うれしい。ただ、結果にはがっかりしているよ」と語る姿は、キャプテンとしての責任感がにじんでいました。
ブレイディ・カチャックが帰ってきた!あっという間に20試合の不在を打ち消してしまう存在感でした。
そして第3ピリオド、流れが激しく動いたのがケッセルのシーン。ケッセルは9分19秒、リバウンドをバックハンドで押し込み、4-3としました。わずか5秒の間に3つのチャンスが生まれ、その猛攻の締めくくりをケッセルが決めた、という形です。
その間、ディラン・ホロウェイがメリライネンに止められ、ピウス・スーターのリバウンドシュートはオタワのディフェンス、ニック・ジェンセンにブロックされ、さらにホロウェイの再チャレンジも止められ…という怒涛の攻防の末に決まった1点は、まさに混戦の中で奪い取ったゴールでした🔥。
互いに譲らない展開が続く第2ピリオド🔥
第2ピリオドに入ると、両チームが次々と得点を重ねていきます。先に動いたのはセントルイス。7分59秒、サンドクビストがエンドボード4の跳ね返りを拾い、ゴール横からメリライネンに当てるように押し込んで1-0。今季16試合目でようやく生まれた初ゴールでした✨。
すぐにオタワも反撃します。10分11秒、ピントがリバウンドを押し込み1-1。ビニントンがニコラス・マティンパロの至近距離のシュートを止めた後、そのこぼれ球を確実に流し込みました。
さらに終盤、ゼッタルンドが魅せます。18分26秒、ブルーズのゴール裏でこぼれたパックを拾い、右ポスト側から運び出すように見せて反転し、左ポストへスルリと滑り込ませる巧みなフィニッシュ🔥。ビニントンの逆を突いた見事な1点で、オタワが2-1と逆転しました。
第3ピリオド、再び追いつくブルーズ
しかしここで終わらないのがブルーズ。第3ピリオド開始早々、2分1秒、ネイバーズのクロスアイスパス5からキルーがバックハンドで左上へ叩き込み、2-2の同点に追いつきました。
キルーは「ネイバーズのパスは本当に我慢強かった」と称賛。「パスコースが空くまでしっかり持って待ってくれて。あれは本当に最高のパスでした✨」。
勝負を分けた終盤の攻防💥
同点に追いついた勢いのまま、ブルーズはさらに追加点を奪います。その後、ブチネビッチが5分33秒、ブレイデン・シェンとの2対1の場面で、右サークルからのワンタイマーを決め、セントルイスは3-2とリード。
ブチネビッチは「どんなゴールでも気持ちいいけど、今は特にうれしい。ゴールを決めるのは本当に難しい」とコメント。
「シェンがパスをくれるのは100%分かってた。彼はゴールなんて見ていないから。…読みやすいよ、彼がすごい選手なのは分かっているので。彼はパスを出したがるんだ」と語り、相棒への信頼がにじみ出ていました✨。
しかしオタワも簡単には引き下がりません。7分31秒、ブルーズのコルトン・パラエコが左コーナーからのパスミスしたところを見逃さず、そのこぼれをペロンがスロットからバックハンドで決めて再び3-3に。両チームが一歩も譲らない展開が続き、緊張感が一気に高まります。
残り2分47秒、オタワはメリライネンをベンチに下げて勝負に出ますが、ブルーズが最後まで体を張って3本のシュートをブロックし、攻勢をしのぎ切りました。
サンドクビストは「ここ最近は接戦が多かったけど、今夜は勝ててよかった」と話し、「…第3ピリオドは今季の中でもベストの1つだったと思う。第3ピリオドでしっかりまとまって、試合をひっくり返せたのは本当に良かったね」とチームのまとまりに手応えを感じている様子でした💪。
試合後のトピック📌
試合後にはいくつかの記録も生まれました。
セントルイスのフォワード、ロバート・トーマスはこの試合でアシストを記録し、ブルーズ史上2番目の速さで通算300アシストに到達(487試合)!最速はバーニー・フェデルコ6の426試合です。
さらに、ブチネビッチは17試合ぶり、そして今季初のイーブンストレングス(両チームが同じ人数でプレーしている状況)でのゴールを決めています。
一方オタワでは、ゼッタルンドが直近4試合中3試合で得点と好調をキープ。オタワのディフェンス、ジェイク・サンダーソンもこの試合でアシストを記録し、直近2試合で4ポイント(1ゴール・3アシスト)。さらに、この試合では最多となる5本のシュートブロックで存在感を放ちました✨。
まとめ
ブルーズは第3ピリオドで勝負を決め、ピウス・スーターとマシュー・ケッセルの連携ゴールで4-3と接戦を制しました🔥。両チームともリバウンドやバックハンド、ワンタイムを駆使した攻防が光り、最後まで目が離せない展開に。
ブルーズは8勝目、セネターズは8敗目となり、シリーズの第2戦は12月6日にオタワで行われます📌。

ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね!
【註釈】
- ゴール直前にパックを渡した者に“プライマリアシスト”、その前にパックを通した者に“セカンダリアシスト”が付く。どちらも1アシスト=1ポイントとして、得点(ゴール)と同等に扱われる。
プライマリアシストは、得点につながる最後のパスやプレーをした選手がもらい、最も直接的にゴールに関与したと認定される。一方で、セカンダリアシストは、プライマリアシストを送った前のパスなど、ゴールを生む流れを作った選手に与えられる。
たとえば、ディフェンスからフォワードへ、さらに別のフォワードへとパスがつながりゴールに至った場合、前のパスを送った選手がセカンダリアシストとなる。
ただし、たとえ複数の選手が関わったプレーであっても、アシストは最大で「プライマリ+セカンダリ」の2人まで。3人以上のパス回しがあっても、それ以前にドッジ(相手の介入)やパック奪取があればアシスト対象外になる場合もある。
アシストはゴールだけでなく、チームの攻撃の連携や“ゴールを生むまでの流れ”を数値で評価する指標。1ゴールに加えて最大2アシストが加算されるため、チームプレーの貢献度や選手の良さをより細かく評価できるようになっている。
↩︎ - この試合、ブルーズは第3ピリオドだけで3ゴールを奪い、4‑3で勝利を収めた。記事ではまず、第3ピリオドでの「怒涛のゴールラッシュ」と、それを生んだ“あきらめない姿勢”に強く言及されている。コーチは「今季で最も‘必死さ’を見せた」と振り返り、観客もその執念あるプレーに反応したと報じられている。
特にフォーカスされているのは、ゴールパターンの多様さ。バックハンド、ワンタイム、リバウンドからの押し込みと、さまざまな形でゴールが重なった点が、「ただの偶然」ではなく、“練習の成果とチームの連携”を示すものとして強調されている。
また、ゴールだけでなく守備・セーブの価値もきちんと報じられている。ブルーズのゴールを阻んだセーブ数、そして最後のオタワの猛攻を防ぎ切った堅守が、勝利のもうひとつの要因として挙げられている。
一方、セネターズ側のレポートでは、第1・第2ピリオドで見せた攻守のバランスや、復帰したキャプテンの貢献などが触れられている。しかし「第3ピリオドの入り」や「試合終盤の守り」が甘かった点を指摘し、「もう少し集中していれば…」という惜しさを伝える論調だ。
↩︎ - 復帰前、メディアはまず「右親指の手術から回復して今週復帰する見込み」と報道。Ottawa Senatorsのキャプテンとして、復帰はチームへの大きなプラスとみなされていた。
復帰のタイミングは、アメリカの感謝祭(Thanksgiving)直前。ちょうどスケジュール的にも“古巣”St. Louis Blues戦と重なったことから、「地元ファンへの帰還」「感謝祭のタイミング」で大きな注目を浴びるニュースとされた。
メディアは、Tkachukの復帰を「チームに勢いとエネルギーを与える」「攻撃力とリーダーシップの回復」として高く評価。また、本人も「また好きなホッケーができることに感謝している」「チームメイトと共にリンクに戻れることがうれしい」と語っており、その心情や期待も引用して報じられている。
一方で、「抜けた間もチームは戦ってきた」というバランスの報道も。第3ピリオドに復帰したTkachukがすぐにアシストを記録したこの試合結果を受け、復帰は単なる“戻り”ではなく「戦力復活・再始動」の象徴」として扱われている。
↩︎ - アイスホッケーのリンクをぐるりと囲む壁、「ボード(Boards)」の中でも、ゴール裏〜ゴールライン後方に当たる部分が「エンドボード」と呼ばれる。リンクの境界を形づくるボードは、氷面と観客席を分け、パックや選手をコートの中に留める重要な役割を果たす。
このエンドボードは、単なる仕切りではない。試合中、パックが壁に当たって跳ね返ったり、選手が体を預けたり、ボード際でのパックのやりとりが生まれたりと、ゲーム展開に直接かかわる“プレーの舞台”ともなる。
実際、攻守の切り替えやゴール前の攻防では、エンドボードを使ったリバウンドやボードパスが頻繁に起こる。これにより、単純なシュートだけでなく、「壁を使ったプレー」「ボード際の駆け引き」が試合に多彩さを与えている。
また構造的にも、安全性と機能性が考慮されていて、リンク表面の氷の上に設置されるボードは、NHLなど公式リンクでは高さ約107 cm(おおよそ42インチ)が標準とされており、氷上パックや高速スケーターの衝突に耐える強度を持つ。
ボードの底部はキックプレートと呼ばれる滑りにくい素材で補強され、衝撃や摩擦にも耐えられるようになっている。
さらに、リンクの外に観客がいる構造を安全に保つ役割も重要。飛んでくるパックや激しいボディチェックの衝撃を遮ることで、選手だけでなく観客の安全を守る。実際、ボード上部には透明なガラス(またはアクリル板)が取り付けられ、視界を妨げずに衝撃から守る仕組みが標準的だ。
こうした理由から、エンドボードは「リンクを区切る壁」以上の役割を持つ、“ゲームの舞台装置”である。ゴール前、リバウンド、壁を使ったパス──観客には見えづらいかもしれないが、多くのプレーと戦略がこの“壁”を介して生まれている。
↩︎ - 氷上リンクの“幅”(サイドtoサイド)を横切って送られるパスのこと。このパスは、たとえばディフェンス同士が反対サイドにパックを送ってゾーンの流れを変えたり、ウィンガーが自分のサイドではなく反対側ウィンガーにパスを出して即座にシュートチャンスをつくったりと、さまざまな局面で活用される。
ただし、ウィングからウィングへのクロスアイスパスは成功させるのが難しく、特に守備側が人数を揃えている場面ではリスクが高い。だからこそ、しばしば攻撃側が数的優位になるパワープレイ(相手がペナルティで一人少ない状態)のときに使われやすい。
守備側は素早くゴールの方向や守備陣形をシフトさせねばならず、ズレが生まれたときにクロスアイスは高確率で決定機を創出する。
このパスの利点は、「守備の重心を横に広げられる」「ゴールキーパーの位置を左右に揺さぶる」「ゴール前の混戦を避け、フリーな射撃コースを生成しやすい」ところにある。特に攻撃ゾーンでパックを保持したまま側面を変えることで、ディフェンスの守備網を崩し、有利なショットチャンスを作り出すトリガーになり得る。
一方で、精度とタイミングが非常に重要で、軽すぎるパスや守備に読まれやすいパスでは逆にボール(パック)を奪われやすい。加えて、アイスの広さや選手のスケーティング、守備のシフト速度、パックのスピードなど、複数の要素が絡むため、クロスアイスの成功率は状況に大きく左右される。
つまり、「誰でも使える技」ではなく、「状況判断と技術力」を要するハイリスク・ハイリターンな戦術である。
↩︎ - カナダのサスカチュワン州Foam Lake出身のBernie Federkoは、1976年のドラフトでSt. Louis Bluesから全体7位で指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせた。1976年から1990年までの約14シーズンにわたってNHLでプレーし、その大部分をブルーズで過ごした。
そのキャリア成績は圧巻で、NHL通算1000試合出場、合計1130ポイント(ゴール369、アシスト761)、100点以上のシーズンを4度記録し、1978–79シーズンには95ポイントを挙げている。
特筆すべきはその“安定したパスセンスとアシスト能力”。フェデルコは史上初めて、10シーズン連続で50アシスト以上を記録した選手として知られ、この実績は「ただのスター選手ではなく、チームの攻撃の軸となる“職人型プレーメーカー”」の証とされている。
引退後の1990年には背番号24がブルーズによって永久欠番とされ、2002年には栄誉あるHockey Hall of Fameに選出。フロアでもリンク外でも、今なお“ブルーズ史のレジェンド”として語り継がれている。
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