NHLのスター達がいろいろぶっちゃけて語ってくれました!【前編】

現役スター選手紹介

はじめに

 NHLのライバル(?)・NFLがDAZNと契約し、来季以降、全試合配信が決定したようです。値上げになった分、ジャンジャンNFLが見られるのかと言えば、さにあらず。追加料金を支払わないとダメ…との噂も。

 かつて、DAZNが日本上陸した際、NHLを配信していましたが、今では…。グチはやめておきましょう。NHL.TVがある!

 さて、今回もオールスターネタで。といっても、オールスター出場選手達にいろいろインタビューして、選手の個性や考え方を浮き彫りにしようという気楽に読める記事のようです。ESPN.comにしては珍しい(笑)。

 「1日コミッショナーになったら、どんなルール変更をしますか?」なんて質問も。「DAZNと契約しよう!」って選手はさすがに…。 

讃岐猫
讃岐猫

実際のコミッショナーはまだチーム数を増やしたいらしいけど、

それに関連する質問もしてるにゃ!選手達の心中や、いかに!

引用元:ESPN.com「NHL superstar roundtable: Changing playoffs, next expansion teams and cheat meals」。

今回も引用元の分量が多いので、前編・後編と分割する。また、煩雑になるため、選手のポジション等の表記は割愛する。選手の詳細を知りたい方は、上記引用元を参照していただきたい。

オールスター出場選手に、いろいろ質問してみました!

 NHLオールスターゲームには、アイスホッケーの名選手44人が一堂に会し、氷の内外で、様々な話題について意見を集約する絶好の機会を提供してくれました。

 NHLのルール変更か、スタンレー・カップのプレーオフ方式変更か、語ってくれた13人のオールスターを以下に示します。また、次に拡張フランチャイズを追加すべき場所や、ホッケー選手以外で好きな人たち、チートミール、その他の興味ある話題などについても語ってもらいました。

チートミール=ダイエット中の10日~2週間に1日ではなく1回、1食だけ好きなものを食べて良いというように設定すること。

 でも、その前に、自分のチームメイトに愛情を注いでほしいとお願いしました。

自分のチームで過小評価/過小評価されている選手は?

ジョシュ・モリッシー、ウィニペグ・ジェッツ:実際のところ、コナー・ヘルビュイックと言ってもいいでしょう。彼が(オールスターとして)ここにいてもいいくらい、その知名度があることくらい分かってるよ。

 でも、毎晩のように彼がいてくれないと、僕たちの居場所もなくなるくらいさ。特にディフェンスマンとして、彼の実力とチームのためにしてくれていることに感謝しているよ。

ラスムス・ダーリン、バッファロー・セイバーズ:ケーシー・ミッテルシュタットは決して信用されていないと思う。彼はいつも正しいことをしているのに。

ミッチ・マーナー、トロント・メープルリーフス:過小評価されているかどうかはわからないが、背番号88(ウィリアム・ナイランダー)は、明らかに今年彼の成し遂げたことは、オールスターに参加すべき素晴らしいものさ。

 彼は僕らのチームを大成功に導いてくれた。なぜ表に出てこないのかはわからないが、ウィリーは明らかに僕らのために素晴らしいことをしてくれている。

ジョニー・ゴードロー、コロンバス・ブルー・ジャケッツ:ニック・ブランケンバーグ、ケント・ジョンソン、イゴール・チナホフ、そしてキリル・マルチェンコがいます。彼らには、今回のような週末に、[オールスター]に出場する機会と能力があると思うよ。

NHLはプレーオフの枠を拡大する必要がありますか?

ネイサン・マッキノン、コロラド・アバランチ:16チームを維持すると思う。(ベスト16に入るってことは)本当に苦労してプレーしないとできないことなんだ。16は良い数字だと思うよ、8と8になるし。

ブロック・ネルソン、ニューヨーク・アイランダース:僕は今のままがいいけどね。どれだけ拡大しようとしてるのか分からないが、まあ、何でも受け入れるよ。

アンドレイ・スヴェチニコフ、カロライナハリケーンズ:16で良いと思う。プレーオフ出場権を得るに値するものでなければならない。それが現実さ。

トロイ・テリー、アナハイム・ダックス:それよりも、一般のスポーツファンとして、プレイイン・ゲームがあるNBAのフォーマットを見ていると、(その方が)楽しいと思うんだよね。それはさらなる興奮をもたらすだろ。

プレイイン・トーナメント=NBA各カンファレンスの勝率7位と8位のチームが対戦(セブン・エイト・ゲーム)し、勝者はプレイオフ第7シードを獲得。

 また、勝率9位と10位のチームが対戦(ナイン・テン・ゲーム)し、勝者はセブン・エイト・ゲームの敗者と対戦し、勝利した方が第8シードを獲得。全て1試合のみ。

 完全な7ゲーム・シリーズじゃないけど、あの小さなプレイイン・ゲームの中で、あの消去法(形式)で1ゲームやると、エキサイティングだと思うよ。

チャンドラー・スティーブンソン、ラスベガス・ゴールデンナイツ:16が良いと思う。最後はかなりボロボロになってしまい、疲れ果ててるけどね。(16というのは)良いスイート・スポットを見つけたもんだよ。

モリッシー:興味深い提案ですね。我々のリーグが現在どれだけ深いものであるか、そして全てのチームが同等であるかについて議論があります。プレーオフ圏外のチームを見ても、もし(枠を広げて)入ることができれば、挑戦できそうなチームがいくつかあります。

 毎年(新たな挑戦を)見られますよね、確かに選択肢のひとつになりえます。しかし、それは僕なんかの管轄外じゃないかな。

NHLが再び拡大するなら、どの都市がチームにふさわしいのか。

ナゼム・カドリ、カルガリー・フレームス:カナダならどこでもできるよ、本当に。ケベックはいつも多くの人の興味をそそりますが、ヒューストンのような大きな町でも見てみたいものです。ゲームを拡大し、大きな州でのマーケティングを行えばいいと思う。

ケベック(・シティ)=カナダ・ケベック州にある同州の州都。州内ではモントリオールに次いで人口が多く、約53万人。「ケベック州」との区別するため、「ケベック・シティ」と呼称される。

ヒューストン=アメリカ合衆国のテキサス州の都市。同州最大かつ北アメリカ有数の世界都市。人口は全米4位となる230万人。オクラホマシティに次ぐ全米第2の広さを誇る。

スティーブンソン:それは難しいね。旅行もあまりしたことないし…。南国のどこかじゃないか?南フロリダにいると、この天候でも、明らかにホッケーチームがここにあったって不思議じゃないと思えるよ。

 だって、ラスベガスじゃ、あの天気や気候の良さも魅力のひとつになってるじゃないか。

ディラン・ラーキン、デトロイト・レッドウィングス:グローバル・シリーズであれ何であれ、メキシコ・シティでNHLの試合を見てみたいと思ってるよ。

メキシコ・シティ=メキシコ合衆国の首都であり、北アメリカ屈指の世界都市。ケベック同様、国名と同一名称のため「市」に相当する単語を付けて呼ばれるのが通例。近郊を含む都市圏人口は、優に2千万人を超え、世界第12位。

 ラテンアメリカの経済の中心地であり、サンパウロ(ブラジル)に次ぐ規模を持つ。

テリー:僕はまだ小さな子供の頃ケベック・シティに行ったことがある。そこは、いつもとてもクールな街だった。今は新しいリンクもあると思う。でも、それとは関係なく、街や歴史、すべてがとてもクールだと感じたんだ。

セス・ジョーンズ、シカゴ・ブラックホークス:アメリカにこだわりたいね。…しまった、わからないとしとこう。どこか暖かいところを想像してるよ。[記者:「ホノルル?」]ハワイ?その移動は正気じゃないだろ。試合で移動するなら、より現実的なものを考えようとしてたんだ。

モリッシー:カナダでもっと多くのチームが見られればいいね。ケベック・シティは以前からそれを望んでいたよ。ヒューストンが投げ売りされているのを聞いたことがある。僕がマイナーリーグでプレーしていた頃、オースティンはとても成長している素晴らしい街だったな。

オースティン=アメリカ合衆国テキサス州中央部にある。同州の州都。州内の都市圏人口ではダラスやヒューストンより小さいが、州都である事から政治的影響力が強い。

ネルソン:ヒューストンかな。ダラスの大ファンなので、ヒューストンにしよう。

ダラス=アメリカ合衆国のテキサス州北部にあり、同州第3の都市。古くから交通の拠点であったため、現在も金融及び経済の中枢として機能。多種多様な民族や宗教を持つ人々が居住することでも知られる。

ゴードロー:ケベックで、(2016年の)ホッケー・ワールドカップのエキシビション・ゲーム(勝負よりも、すぐれた技術・競技者の紹介や、観客を楽しませることを目的として行われる試合)に出場しました。彼らには素晴らしいファンがいて、プレーするには素晴らしい街でした。だから、それ(ケベックに新チーム)はとてもクールだと思います。

スヴェチニコフ:いい質問だね。アメリカならどこでもいいよ。他のチームとの対戦場所にしか行かないので、正直難しいよ。 

讃岐猫
讃岐猫

テキサス州、人気高いにゃあ。後はケベック・シティか。

どちらも実現の可能性はあるけど、新型コロナ禍で、

米国経済が、実際問題、どうなってるかかかってるんじゃないかにゃ。

一日コミッショナー:どのようなルールを変更しますか?

マーナー:すべてのルールは非常に理にかなっていると思うね。しかし、もしそれを少しクレイジーなものにしたかったら、オフサイドを絶対に取らず、流動的なものにして、みんながもう少し攻撃のためにズルをして、もう少し攻撃的なゲームにすることもできるかもしれませんね。

ジョーンズ:僕ならPK戦を変えたいね。延長戦の時間を延長する。延長戦を10分にし、3対3のままでやるようにしたい。そうすれば、多くの試合がちゃんと終了すると思うよ。

ネルソン:実際問題、延長線の時間を延長するのは、とてもクールだ。

まとめ 

 アナハイム・ダックスのトロイ・テリーは、NBA好きなんだなぁ。確かに、超短期決戦のプレーイン・ゲームにはハラハラさせるものがあって、NHL人気回復のために採用しても面白いように思います。

 ただ、プレーオフの権威を保つため、出場枠を増やすことに反対の選手が多く、これはよっぽど必要に迫られない限り、実現しそうにありません。

 オフサイド・トラップに関しては、あれがないと守備面の駆け引きの面白さがなくなるので、選手達がオフサイド・ルール撤廃!と言っても、自分がコミッショナーなら絶対ダメ!と言います^^;。自分がコミッショナーになって改革するなら…、あんまりないな。

 あ、アジア・ツアーの増加!これ一択!
 

讃岐猫
讃岐猫

ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね!

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