若手×ベテラン融合で挑む!2025-26年のユタ・マンモス最新情報

NHLチーム紹介

はじめに

 2025-26シーズン、NHL参入2年目を迎えるユタ・マンモスは、若手中心の成長株として注目を集めています。ピーターカの加入やプレーオフ争いを見据えた重要な試合も多く、シーズン終盤まで目が離せません。

 財政面で余力のあるユタ・マンモスは、さらなる補強を行うという情報もあります。それ次第で、今シーズン、マンモスの大きな足跡がNHLに残るか否かが決まるかもしれません。

ピーターカ獲得でプレーオフ争いの次の段階へ!

参照記事:NHL公式サイト「Mammoth trade for Peterka in bid to take next step in playoff chase

ユタ・マンモス、2025-26シーズンへ出発進行!🚀

 NHLの新シーズンが近づいてきました🏒!各チームがドラフトやフリーエージェント契約、その他のオフシーズンの動きなどを経て、どんなチームに仕上がってきているのか気になりますよね。

 今回は、2025-26シーズン(10月7日開幕)に向けて準備を進めているユタ・マンモスの現状を分析してみましょう🎙️!

 まず、昨シーズンのマンモスは38勝31敗13延長・SO負けという成績で、メトロポリタン・ディビジョンの8位という順位に終わり、惜しくもプレーオフ進出はなりませんでした。でも、オフシーズンの補強を見ると、今年のチームは一味違いそうな気配です…👀✨

期待の新メンバーたち✨

 今オフ、マンモスは注目の選手たちを複数獲得しました✨!

 まずはJJピーターカ(フォワード、身長183cm、体重86kg/過去2シーズンで通算55ゴール)。6月26日にバッファロー・セイバーズとのトレードで獲得し、5年契約を締結しています。昨シーズンは77試合で68ポイント(27ゴール・41アシスト)を記録していて、攻撃力の大きな柱になりそうです💥

 さらに、経験豊富なディフェンスマン、ネイト・シュミットも7月1日に加入。昨シーズンはフロリダ・パンサーズでプレーし、レギュラーシーズン80試合に出場し、5ゴール・14アシスト(計19ポイント)。プレーオフも23試合で12ポイント(3ゴール・9アシスト)を記録し、スタンレーカップ優勝に貢献しました。3年契約でチームの守備に安定感をもたらしてくれそうです🛡️

 フォワードには、ブランドン・タネブも7月1日に3年契約で加入。昨季はウィニペグ・ジェッツとシアトル・クラーケンで合計79試合に出場し、10ゴール12アシスト(計22ポイント)をマーク。プレーオフでは13試合に出場したものの、得点はありませんでした。エネルギッシュなプレーで第3・第4ラインを盛り上げてくれるはず。

 そしてゴーリーには、ヴィテク・ヴァネチェックが7月1日に1年契約で加入し、カレル・ヴェイメルカのバックアップとして期待されています。昨季はフロリダ・パンサーズとサンノゼ・シャークスで25試合(先発24)に出場し、5勝14敗4OT、平均失点3.62、セーブ率.884という成績。

チームを去った選手たち🛫

 一方で、このオフには何人かの選手がマンモスを離れました🚪。

 まず、ピーターカとのトレードでマイケル・ケッセルリング(ディフェンス)とジョシュ・ドーン(フォワード)がバッファローへ移籍しました。

 ケッセルリングは昨季、82試合に出場し、自身のキャリアハイとなる29ポイント(7ゴール・22アシスト。ゴール、アシストも自身のNHLキャリアハイ)をマークした成長株でしたし、ドーンも若いながら安定した働きを見せていた選手です。

 昨季は51試合に出場し、7ゴール・12アシスト(計19ポイント)を記録。NHL通算では2シーズンで62試合に出場し、12ゴール・16アシスト(計28ポイント)を挙げています。

 また、ベテラン・フォワードのニック・ビュグスタッドは、セントルイス・ブルースと2年契約を締結。66試合で19ポイント(8ゴール・11アシスト)を記録し、安定感のあるプレーでチームに貢献してきました。

 彼らの離脱は少し寂しいですが、新たな顔ぶれとの入れ替えによってチーム全体のバランスが見直されることになりそうです🙂

次世代のホープたち🌱

 このオフには、将来が楽しみな若手選手たちもプロ契約を結びました🔥!

 まずはディフェンスのドミトリー・シマシェフ。2023年ドラフトで全体6位に指名され、5月28日にエントリーレベル契約を結んだ20歳の逸材で、昨季はKHL1(コンチネンタル・ホッケー・リーグ)のロコモティフ・ヤロスラヴリでプレーしていました。

 56試合に出場し、1ゴール・5アシスト(計6ポイント)、プレーオフでは21試合で1アシストを記録。トレーニングキャンプでは、ロースター入りを目指して本格的に挑戦してきます🔥

 そしてもう1人の注目株がフォワードのダニイル・ブト。シマシェフと同様、5月28日にエントリーレベル契約を結んだ2023年ドラフト12位指名の20歳。

 同じくロコモティフで活躍し、昨季は54試合で28ポイント(9ゴール・19アシスト。プレーオフでは13試合で1アシスト)を記録しました。サイズがありながらも(196センチ、92キロ)器用にプレーできる選手で、彼もキャンプで結果を出せば即戦力になるかもしれません!

まだまだ伸びしろアリ!?💡

 ユタ・マンモスは今シーズン、ピーターカの加入で攻撃面にさらなる厚みが加わりました。ですが、チーム全体を見ると、まだサイズ(体格)と得点力のある選手層の厚みが求められています🧱。

 若手の中心選手であるローガン・クーリー、ディラン・ガンサー、クレイトン・ケラーはどんどん成長していますが、下位ライン=「ボトム6(第3・第4ライン)」からも得点が出るようになれば、チームはさらに手強くなるはず💪

 ユタ・マンモスのゼネラルマネージャーのビル・アームストロングも次のようにコメントしています🎙️:

 「全体として見れば、今のオフでやったことは細かい部分を整理して、チームをより強くすることだった。…何人かのフリーエージェント選手と契約し、彼らが我々のチームの中核を刺激してくれるだろう。これまでで一番競争力のあるチームになると思うし、史上最も熾烈なトレーニングキャンプになるはずだ」。

スピードが武器になる!?🏃‍♂️💨

 昨シーズン、マンモスは時速20マイル(約32km)以上のスピードバースト数2でリーグ9位(1,802回)という速さを誇りました📊。

 この数字を牽引したのは、以下の3人のフォワードたちです👇
  ローガン・クーリー:214回(96パーセンタイル3
  ディラン・ガンサー:182回(93パーセンタイル)
  バレット・ヘイトン:155回(86パーセンタイル)

 さらに新加入のピーターカも156回(86パーセンタイル)を記録しており、チームの前線にさらなるスピードをもたらすと期待されています🏎️💨。

ファンタジー的にも熱い🔥

 ファンタジーホッケー4好きな方にも朗報です🧠!

 ガンサーは昨季、ゴール・アシスト・パワープレーで軒並みキャリアハイを更新。決勝ゴール数ではリーグ5位タイ(9点)という成績でした。詳細は以下の通り。

 ゴール:27
 アシスト:33
 ポイント:60
 パワープレー・ゴール:12
 パワープレー・ポイント:29
 シュート数:204
 決勝ゴール:9
 平均アイスタイム:17分00秒

 2023-24シーズンには45試合で18ゴール・35ポイントを挙げ、23-24シーズン以降のパワープレー・ゴール数はリーグ20位タイの21得点。

11番がガンサー。あっという間にチームのコアになったね。今シーズン、50ゴールは達成してほしいねぇ。

 また、ユタ・マンモスの若手フォワード陣、ガンサー(22歳)、クーリー(21歳)、ピーターカ(23歳)の3人は、NHL.comのファンタジー・キーパー/ダイナスティーランキング5で上位35人にランクイン!

 ガンサー:13位
 クーリー:25位
 ピーターカ:34位

 若手トリオが軸になるチームとして、マンモスは今季注目の存在です👀✨

予想ラインナップ🧩

 気になる今季のライン構成はこちら🧩!

🟦フォワード
(1)クレイトン・ケラー–ローガン・クーリー–ディラン・ガンサー
(2)ニック・シュマルツ–バレット・ヘイトン–JJピーターカ
(3)ローソン・クラウス–ジャック・マクベイン–ブランドン・タネブ
(4)リアム・オブライエン–ケビン・ステンランド–アレクサンダー・カーフット

🟩ディフェンス
(1)ミハイル・セルガチェフ–ジョン・マリノ
(2)オッリ・マッタ–ショーン・ダーシー
(3)ネイト・シュミット–イアン・コール

🟨ゴーリー
ヴェイメルカ(先発)
ヴァネチェック(控え)

 いかがでしたか?今シーズンのユタ・マンモスは、スピードと若さ、そして新戦力の融合で、大きな飛躍が期待できるチームです🚀✨

 今年こそ、プレーオフ進出なるか!?要注目です!👀🔥

讃岐猫
讃岐猫

2025-26シーズン、ユタファンなら、この試合だけは見逃すな!

参照記事:Insider The Rink6Utah Mammoth 2025-26 Games To Watch

ユタ・マンモス、2年目の戦いへ!🏒

 NHL2025-26シーズンがいよいよ始まろうとしています🏒!ユタ・マンモスにとっては、記念すべきフランチャイズ2年目。今季のスケジュールには、注目カードがぎっしり詰まっています✨

 セントラル・ディビジョンのライバルとの対戦をはじめ、2連覇中のスタンレーカップ王者や、再建中のイースタン・カンファレンスのチームなど、バリエーション豊かな顔ぶれとの試合が待っています。

バッファローとの因縁再戦🔥【11月12日】

 今季注目の一戦が、バッファロー・セイバーズとの試合です。ユタのゼネラルマネージャー、ビル・アームストロングがオフシーズンで最も大きく動いた取引の相手との一戦です。

 ユタはマイケル・ケッセルリング(ディフェンス)とジョシュ・ドーン(フォワード)を放出し、代わりにJJピーターカを獲得。ピーターカは2020年にバッファローにドラフト指名され、2021–22シーズンにはAHLのロチェスター・アメリカンズでプレー。その後、22–23、23–24、24–25の3シーズンはセイバーズでフル出場を続けてきました。

 このトレードは、若手が多いユタにとってディフェンスの若返りを図る動きであり、将来を見据えた決断でした。

 またユタには若手フォワードも多く在籍しており、第2・第3ラインでチャンスをつかみつつある選手もいます。その中で、ドーンとの別れ7はアリゾナ・コヨーテス時代を愛したファンにとっては心が痛む出来事だったかもしれませんが、チームにとって、これも前向きな決断でした。

ドーンは91番、まさかトレードの駒に使うとは思わなかった。ガッツあふれる若手で、ユタのチーム・コンセプトにも合っていると思ったんだけど。セイバーズで大化けするかも。

 ケッセルリングは再建途上のチームにフィットする中堅選手として、バッファローで力を発揮することが期待されています。バッファローファンにとっても、見逃せない再会となりそうです👀

デトロイトとの注目対決🚨【2月4日】

 2月4日に予定されているデトロイト・レッドウィングス戦は、オリンピック休止前の最後の試合です。

 レッドウィングスは、状況次第ではプレーオフに食い込める「境界線上のチーム8」。その戦いぶりはユタ・マンモスと多くの共通点があり、良いテストとなりそうです。

 平均年齢もデトロイトが26.8歳、ユタのフォワード陣が26.33歳と非常に近く、両チームとも若手とベテランのバランスが取れたチームという点でも似た者同士と言えます。

 ユタにはアレクサンダー・カーフット(30歳)やニック・シュマルツ(29歳)、ケビン・ステンランド(28歳)らが若手を支える存在として活躍。一方のデトロイトにはパトリック・ケイン(36歳)やJ.T.コンファー(30歳)、ジェームズ・ヴァン・リームズダイク(35歳)といった経験豊富な選手がチームを引っ張っています。

 レッドウィングスはこの5年間で再建を進め、かつて25年連続でプレーオフに進出していた黄金時代の再来を目指しています。ユタもまた、その道をたどる可能性を秘めており、両チームは氷上でもフロントオフィスでもよく似た特徴を持つようになってきました。プレーオフ常連の座を目指すチーム同士の戦いに注目です

ベガスでの真価が問われる一戦🎰【3月19日】

 シーズン終了まで1か月を切ったこの時期、3月19日に予定されているラスベガス・ゴールデンナイツ戦も見逃せません。

 この時期にはプレーオフ争いが本格化し、ユタがその中にいる場合、ベガス戦はプレーオフに向けて実力を測る絶好のテストマッチになります。

 ゴールデンナイツはここ数年プレーオフの常連であり、3月になる頃には主力選手たちも勢いに乗っている時期。そんな相手とアウェイでぶつかるこの試合は、ユタの真価が問われる大一番になるでしょう🔥

 また、ユタはベガスと3月までにホームで2試合を戦っていますが(11月20日、同月24日)、この試合はアウェー。この「アウェイ戦」であることが、特に注目される理由のひとつです。敵地での戦い方も問われる厳しい一戦になりそうです。

 さらに今季はトロント・メープルリーフスからミッチ・マーナーがサイン&トレード9で加入し、より強力な陣容に👀。この補強はまさに「勝つための補強」、ベガスがマーナーを迎え入れた理由も、そこにあります🏆。マーナー個人としてはキャリア初となるスタンレーカップ獲得を狙う戦力が、ベガスには整っているのです。

最終戦で勢いをつけろ!🏁【4月16日】

 レギュラーシーズン最終戦は4月16日、セントルイス・ブルースとのホームゲームです。もしユタがプレーオフ争いに踏みとどまっていた場合、この試合の結果が出場可否やシード順を左右する大事な試合になるかもしれません。

 下位シードでの出場となれば、アウェーゲームが多くなるため、このホーム最終戦を勝って良い形で締めくくれるかがカギになってきます🔥また、この試合を含めたホーム最終2試合(16日の前のホーム試合=14日、ウィニペグ・ジェッツ戦)を連勝で終えられれば、さらに大きな勢いがつくことでしょう🔥

プレシーズンも間近!🌄

 NHLの新シーズンはすぐそこまで来ています。オフシーズンの最後の盛り上がりとして、各チームはデベロップメントキャンプを開催し、FA契約の最終調整や、ロースターの見直しを行っています。ユタ・マンモスのプレシーズン初戦10は、9月21日 コロラド・アバランチ戦に決定📅!

 そしてNHLの新シーズンは、10月7日から開幕予定(ユタの開幕は10月9日、アウェイのコロラド・アバランチ戦)です。ユタの2年目の挑戦、どんなドラマが待っているのか、今からワクワクしますね😊

まとめ

 ユタ・マンモスの2年目は、成長する若手と新戦力の融合がカギとなります。プレーオフ進出を目指す中で、注目の対戦カードが続き、終盤戦にかけてチームの真価が問われる展開に。新たな歴史の1ページが、今シーズンの戦いで描かれようとしています。

讃岐猫
讃岐猫

【註釈】

  1. ロシアを拠点とするプロアイスホッケーリーグであり、北米のNHLに次いで世界で2番目にレベルの高いアイスホッケーリーグと考えられている。

    ○リーグの概要:
    ○設立:2008年3月27日に設立された。
    ○本部所在地:ロシアのモスクワ。

    ○構成国:ロシアを主体とし、ベラルーシ、カザフスタン、中国のチームも参加している(時期によって参加国・チーム数は変動する)。
    ○リーグ形式:複数のカンファレンス(東西)に分かれ、さらにその中にディビジョンが設けられている。プレーオフはトーナメント形式で、各カンファレンスの勝者が最終的に優勝を争う。
    ○優勝トロフィー:プレーオフの最終的な勝者には「ガガーリン・カップ(Gagarin Cup)」が授与される。これは、人類初の宇宙飛行士であるユーリー・ガガーリンにちなんで名付けられた。

    ○選手層:ロシア人選手が中心だが、NHLや他の欧州リーグでプレー経験のある外国人選手も多く在籍しており、非常にハイレベルな試合が繰り広げられる。
    ↩︎
  2. 選手がスケートで時速20マイル(約32キロメートル)以上の速度に到達する瞬間、またはその回数を指す。

     これは、NHLが導入している「NHL EDGE」と呼ばれるトラッキングシステムによって計測される高度な統計データの一つであり、選手のスピードや運動能力を測る重要な指標として用いられている。

     「バースト」とは、短時間で急加速して高い速度に達する動きを意味する。ホッケーの試合中、パックの奪取、チェイス、ブレイクアウェイなど、重要な局面で選手が瞬間的に最高速度に近いスピードを出すことを指す。

     「時速20マイル(約32キロメートル)以上」とは、NHLの選手は非常に速いため、この基準はエリートレベルのスピードを示す目安となる。

     この統計は、選手のトップスピードだけでなく、どれだけ頻繁に、そして繰り返し高いスピードを出すことができるかという、ゲームにおける実用的なスピードの指標として注目されている。
    ↩︎
  3. データ全体における特定の値の相対的な位置を示す指標。具体的には、「ある値以下のデータが全体の中で何パーセントを占めるか」を表す。例えば、80パーセンタイルであれば、その値以下のデータが全体の80%を占めることを意味し、上位20%に位置することを示唆する。

     データの分布を把握したり、順位付けを行ったりする際に有用で、単位に依存しないため異なるデータの比較にも適している。
    ↩︎
  4. NHLの実際の試合結果に基づいて、参加者(ゼネラルマネージャー/GMと呼ばれる)が仮想のチームを編成し、その成績を競い合うゲームのことである。

    基本的な仕組みは以下の通りである。
    ドラフト(選手選択):リーグに参加するプレイヤーは、NHLに実在する選手の中から、ドラフト形式や指名制度を通じて自分のチームの選手を選び、仮想のロースター(出場選手登録)を編成する。各プレイヤーは通常、ゴールキーパー、ディフェンス、フォワードなど、特定のポジションの選手をドラフトする。

    ポイントの獲得:選ばれた選手がNHLの実際の試合で記録した成績(ゴール、アシスト、セーブ、ショット、プラスマイナス、ペナルティミニッツなど、リーグのルールによって異なる様々な統計項目)に応じて、ファンタジーチームにポイントが加算される。

    リーグ形式:ファンタジーホッケーにはいくつかのリーグ形式がある。

    ポイントリーグ:各選手の成績がポイントに換算され、合計ポイントが高いGMが勝利する。
    ヘッド・トゥ・ヘッドリーグ:GM同士が毎週(または毎日)対戦し、設定されたカテゴリー(例:ゴール数、セーブ率など)で相手を上回ったGMが勝利する。最終的にプレーオフ形式で優勝者を決めることもある。
    キーパーリーグ:翌シーズン以降も一部の選手をチームに残せる形式。より長期的な戦略が求められる。

    GMとしての役割:プレイヤーは単に選手を選ぶだけでなく、実際のGMのように、以下のような戦略的な判断を行う。
    ラインナップの調整:試合のある日にどの選手をアクティブにするか、どの選手をベンチに置くかを決める。
    トレード:他のGMと選手を交換して、自分のチームを強化する。

    FA選手の獲得/放出:フリーエージェント(FA)となっている選手を獲得したり、不要な選手を放出してロスターの空きを作る。
    故障選手の管理:故障した選手を「IR(Injured Reserve)」リストに入れたり、代替選手を獲得したりする。
    ↩︎
  5. キーパーリーグとダイナスティーリーグ:長期戦略が鍵となるファンタジーホッケー

     通常のファンタジーホッケーリーグはシーズンごとに選手を入れ替えるのが一般的だが、「キーパーリーグ」と「ダイナスティーリーグ」は、来シーズン以降も特定の選手を保持できる点が大きく異なる。

    キーパーリーグ: 毎シーズン少数の選手(例:2~5人)を持ち越せる形式。前シーズンのドラフト順位に応じてコストが発生することが多く、リドラフトとダイナスティーの中間のようなバランスが特徴。
    ダイナスティーリーグ: ほとんど、または全ての選手をシーズンを超えて保持する。実際のNHLチームのように、長期的な視点で選手獲得や育成を行うことが求められ、ルーキー指名が主なドラフト内容となる。

     NHL.comの「ファンタジーキーパー/ダイナスティーランキング」は、これらの長期リーグでどの選手を保持・獲得すべきか、将来性や安定性を考慮して評価されたもので、若手有望株や安定したベテラン選手が上位にランクインする傾向がある
    ↩︎
  6. 2021年に設立されたホッケー専門のウェブサイト。10年以上のホッケー報道経験を持つ専門家グループによって運営されており、記事、ポッドキャスト、YouTubeチャンネルを通じて、ホッケーに関する深い洞察、知識、そして楽しさを提供している。

     このサイトでは、真面目なトピックから契約情報、ギャンブルに関する洞察、ホッケーユーモアまで、幅広い内容がカバーされている。NHL全体のニュースを扱うことを目的としており、ECHLに関する情報も提供。

     記事は情熱と知識を持ったライターによって書かれており、彼らが公正な報酬を得られるよう、広告やパートナーシップを通じてサイトが運営されている。正確で最新のニュースを提供することにコミットしており、情報の検証、噂の裏付け、信頼できる情報源からの知識収集に努めている。
    ↩︎
  7. セイバーズ・ファンの反応まとめ
     肯定派の声:「責任感があるツーウェイプレイヤーで、今後攻撃面でも成長が期待できる」。
     批判・嘆きの声:ピーターカを放出したことについて、「若手有望株を惜しげもなく放出するチーム文化」に対する批判も根強くある。全体的に「バッファローは育成した好材をピーク前に手放しすぎる」といった風刺的なジョークも飛び交っている。

     セイバーズ・ファンの間で、ドーンは「努力家で将来性あり」と評価されているものの、その移籍トレードに対する反応には「惜しい」「繰り返される風景に嘆き」といった複雑な感情も多くある。

    ユタ・ファンの温かい視点
     残念がる声と信頼の声:多くの惜別の声が聞かれる。熱意あるプレースタイルや高いホッケーIQを評価する声が目立つ。これは、ドーンがチームにとって価値ある存在だったという信頼を示している。
     軽い驚きと慰めも:一部ファンからは、トレード成立に対して複雑な感情も。愛着はあるものの、ドーンに新天地でも頑張ってほしいという思いが感じられる。
    ↩︎
  8. ユタの2025‑26シーズン前の評価をまとめると、次のようなポイントが挙げられている。

    チーム全体の見通し:期待の2年目シーズン
     前年度の40試合近い勝利とプレーオフ争いを演じた中心選手たちに加え、JJピーターカをはじめとする新戦力が融合し、さらなる飛躍が期待されている。ディフェンスやゴーリー陣の層も厚く、上位進出を狙えるチーム構築が進んでいる。

    攻撃陣の強化と不足ポイント
     ただし、攻撃面にはまだ課題が残る。トップ6のウイングやセカンドラインセンターに即戦力の補強が必須。また、第4ラインの得点力不足も内部育成で補えるかが鍵。

    若手育成力とキャップスペースの強み
     主力の育成に加え、デベロップメントキャンプなどで将来を担うプロスペクトの成長も進行中。また、サラリーキャップにも余裕があり、大型補強も可能。プレーオフ争いの土台は充分ある。
    ↩︎
  9. 特定の選手(主に制限なしフリーエージェントとなる選手、またはその手前の契約満了間近の選手)が、現在の所属チームと新たに契約を結んだ直後に、その契約ごと別のチームにトレードされる取引のことである。

    フリーエージェントで選手を失うのを避けるため:
     チームが有望な選手をフリーエージェントとして何の補償もなく失うことを避けるために利用される。選手が現在のチームとの契約延長に合意しない場合でも、チームは選手を完全に失うのではなく、サイン&トレードを通じて別のチームからドラフト指名権や選手などの見返りを得ることができる。

    新しいチームが、より有利な条件で選手を獲得するため:
     NHLの労使協定(CBA)では、選手が所属チームと契約する場合、最長で8年間の契約を結ぶことができるが、フリーエージェントとして他のチームと契約する場合は最長で7年間しか契約できないというルールがある。

     サイン&トレードを利用すれば、獲得したい選手がFAになる前に現在の所属チームと8年契約を結び、その契約ごとトレードで獲得できるため、獲得するチームはより長期の契約で選手を確保することが可能になる。これは、選手のサラリーキャップヒットを年間で抑えることにも繋がる。

    サラリーキャップの制約を回避するため:
     獲得したい選手がいるものの、サラリーキャップの空きがないチームが、サイン&トレードを通じて選手を獲得する場合もある。これにより、特定の選手を獲得するための柔軟性を高めることができる。
    ↩︎
  10. ユタのオフィシャルサイトを見ると、プレ初戦は9月22日、アナハイム・ダックス戦になっている。開幕が10月9日のコロラド・アバランチ戦なので、それと混同した可能性が高い。 ↩︎
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