五輪明けの完敗…クラーケンを襲った不運な失点とリンドグレン負傷

アイスホッケー名勝負

参照記事(2):Sound Of Hockey「Three Takeaways – Kraken stumble of out post-Olympic gates, lose 4-1 to Stars

※以下のブログ記事は、参照記事(2)の要約版です。

試合の裏側に迫る!クラーケンが直面した「3つの誤算」🏒

 皆さん、先ほどの試合レポートは読んでいただけましたか?オリンピック明けの初戦が1-4という結果に終わり、ガッカリしているファンの方も多いかもしれませんね。でも、実はこの試合、単なる「負け」の一言では片付けられない、深い背景がいくつも隠されていたんです。

 今回は、現地の分析記事から見えてきた「3つの重要なポイント」を詳しく掘り下げて、なぜクラーケンが苦戦したのか、そして今後のチームにどんな影響があるのかを見ていきましょう。

ポイント1:不運な跳ね返りか、それとも準備不足か?🥅

 今回の試合を振り返ってみると、正直なところ「クラーケンがやりたかったホッケー」とは程遠い内容でした。特に攻撃面ではエンジンがかかりきっていない様子で、相手のダラス・スターズに終始圧倒されているような印象を受けた方も多いはずです。

 実際の数字を見てみるとその差は歴然で、なんと第1ピリオドに放ったシュートはわずか3本、第2ピリオドも6本だけにとどまってしまいました。

 これには、レイン・ランバート監督もかなり厳しい表情を見せています。監督は試合後、「色々な場面で実行力が足りなかった」と振り返り、何よりもチームの姿勢を問題視していました。本来なら積極的にシュートを狙うべき場面で、なぜか「シュートよりもパスを優先する」という消極的なメンタリティになっていたというのです。

 監督は「うちのチームにそんな言い訳は通用しないし、もっと良くならなければならない」と、強い言葉で選手たちに奮起を促していました。

 一方で、守備面に関しては数字ほど内容が悪かったわけではありません。実は、失点した4点のうち3点は、ジョーイ・ダコードやクラーケンの守備陣にとって、どうしようもない「不運なバウンド」が原因だったんです。

 具体的には、ワイアット・ジョンストンの2つのゴールとマット・ドゥシェーンのゴールは、本来なら枠を外れていたはずのシュートが、選手に当たってコースが変わる「リフレクション」によってネットに吸い込まれたものでした。

 もちろん、これらは決してダラス側のラッキーだけで決まったわけではありません。強いチームというものは、常にゴール前に人を送り込み、スティックをパックに当ててコースを変える工夫をしているものです。ダラスはその「強いチームがやるべきこと」を忠実に実行したと言えますね。

 ただ、クラーケンの守備が崩壊していたわけではない、という点には注目です。決定的なミスを連発していたわけではなく、ダコードもいくつかの場面で素晴らしいセーブを見せ、試合がこれ以上ワンサイドゲームにならないよう必死に踏みとどまっていました。

 結果や実行力は伴わなかったものの、チームの構造そのものがバラバラになっていたわけではない、というのが今回の冷静な分析結果のようです。

讃岐猫
讃岐猫

ポイント2:タイ・カルティエの去就とロースターの苦渋の決断🔄

 今回のロースター発表で、多くのファンが驚いたのがタイ・カルティエの名前がリストになかったことではないでしょうか。レイン・ランバート監督は先週、チームが再び戦いに戻る際、ロースターに関する難しい決断を下さなければならないことを示唆していました。

 実は以前、チームが同じように「健康な選手が多すぎて枠が足りない」という状況に陥ったときは、ジェイコブ・メランソンを下部リーグのコーチェラ・バレー・ファイヤバーズへ送ることで解決していました。

 メランソンは、ウェイバー公示(他チームに獲得されるリスクのある手続き)を通さずにマイナーへ送ることができる数少ない選手の一人だったからです。

 しかし今回は、バークリー・カットンとベン・マイヤーズが負傷者リストから復帰したことで、チームはほぼ「完全な健康体」となりました。その結果、残念ながらカルティエが公式ロースターから外れるという、予期せぬ形になったのです。

 これによってカルティエは「ウェイバー公示」にかけられる可能性が高くなりました。これは、リーグ内の他のチームに対して「彼を獲得したいチームはありますか?」と24時間限定で募集をかけるような仕組みです。

 もしどのチームも彼を指名しなければ、無事にコーチェラ・バレーへ合流することができますが、他チームに奪われてしまうリスクも伴う、まさに崖っぷちの状況と言えます。

 なぜ彼が選ばれてしまったのかという点について、現場の分析では「プレイスタイルの適性」が挙げられています。現在4ライン目で求められている「荒々しく泥臭い役割(グラインダー)」には、カルティエよりもメランソンの方が、より持ち味を発揮できると判断されたようなのです。

 チームの将来を支えてきた選手の一人だけに、どこにも獲得されずにチームに留まってくれることを祈るばかりですね。

ポイント3:ライアン・リンドグレンの負傷と、試されるディフェンス陣🚑

 今回の試合で、クラーケンにとって最も痛手となったのは、ディフェンスの要であるライアン・リンドグレンの負傷退場かもしれません。

 試合序盤、かつてのチームメイトであるコリン・ブラックウェルに強烈なヒットを見舞ったリンドグレンでしたが、残念ながらその衝撃で自分自身が深いダメージを負ってしまいました。

 ブラックウェルが一時的に戦線を離脱しながらも最終的に試合に戻れた一方で、リンドグレンはベンチで医療スタッフの処置を受けた後、そのままロッカー室へと消え、二度とリンクに戻ることはありませんでした。

 リプレイ映像を確認すると、リンドグレンは転倒した際に膝を氷に強く打ちつけており、おそらくそのあたりを痛めたのではないかと推測されています。

 彼は非常にタフな選手として知られており、その彼が試合を去るということは、決して軽い怪我ではないことを示唆しています。もし彼がしばらく欠場することになれば、これまで出番を待っていたケイル・フルーリーやジョシュ・マフラにとって、再びラインナップに加わる大きなチャンスとなるでしょう。

 ただ、チームとしては非常に皮肉なタイミングとなってしまいました。もしリンドグレンの怪我が24時間早く分かっていれば、カルティエをウェイバー公示(他チームに獲得されるリスクのある手続き)にかける必要もなかったかもしれないからです。

 選手の健康とロースター枠のやりくり、プロの世界の厳しさを痛感する出来事となりました。

リンドグレンって、「当たり屋」「壊し屋」のイメージがある。どのチームにも、そういうタイプの選手はいるんだけど、彼はちょっと行き過ぎる時ありまして…。

まとめ:悔しさを胸に、セントルイス戦で切り替えを!⚡️

 オリンピック明けの初戦は、不運なバウンドや予期せぬ負傷が重なり、クラーケンにとっては非常に厳しい幕開けとなりました。しかし、立ち止まっている暇はありません。チームはすぐさま木曜日に、セントルイスでのバック・トゥ・バック(2日連続の試合)の第2戦に挑みます。

 今回のダラス戦での反省をすぐに洗い流し、気持ちを切り替えて次の戦いに向かうには絶好の機会です。次はもっと積極的にシュートを放ち、クラーケンらしい粘り強いホッケーを見せてくれることを期待しましょう!

【追記】
 本日(日本時間で2月27日・金曜日)行われたセントルイス・ブルース戦、クラーケンは1-5と完敗…。オリンピック戦士・グルバウアーがゴール前に立ちましたが、第2・第3ピリオドと失点を重ねるというスターズ戦とほぼ同じ展開。全体的に守備がぬるいかなぁ…。

讃岐猫
讃岐猫
タイトルとURLをコピーしました