2026年NHLポストシーズン予測!各チームの現状と注目選手

NHLチーム紹介

はじめに

 NHLファンの皆さん、お待たせしました!🏒プレーオフ進出を懸けた、レギュラーシーズン最終盤の熱い戦いがいよいよ佳境です!🔥

 本記事では、当落線上の「バブルチーム」から、進出がほぼ確実な強豪まで、現地記者の鋭い分析をもとに各チームの現状を徹底解説します。快進撃を続けるコロンバスの「名将続投問題」や、地獄の激戦区を戦うチームの思惑など、ここでしか読めない裏話も満載!

 運命の分かれ道を突き進む各チームのドラマを、一緒にチェックしていきましょう!✨

※昨日のブログ記事の続編です!

参照記事:The Athletic「NHL playoff tiers: Where each team sits and what’s at stake down the stretch

🏒プレーオフ進出を懸けた熱い戦い!「バブルチーム」の行方

 みなさん、こんにちは!昨日の記事の続きをお届けします!

 まずは、現在のNHLでプレーオフ進出を巡って激しい争いを繰り広げている「バブルチーム」から。当落線上にいるチームにとっては、一試合一試合がまさに運命の分かれ道。それぞれのチームが抱える今の課題や、注目のポイントを一緒に見ていきましょう。

ボストン・ブルーインズの逆襲🐻

 まずはボストン・ブルーインズについてです。結論から言うと、今の彼らには特に大きな問題は見当たりません。昨シーズンの2024-25シーズンがあまりに散々な結果だったことを思えば、今シーズンここまでの歩みは、何が起ころうともブルーインズにとって「勝利」と言えるほど素晴らしいものです。

 その原動力となっているのが、就任1年目のヘッドコーチ、マルコ・シュトルム。彼はルーキーコーチながら非常に良い働きを見せており、チームをしっかりとまとめ上げています。また、GMのドン・スウィーニーによるフリーエージェントでの補強も、堅実で的確なものばかりでした。

 加えて、ゴーリーのジェレミー・スウェイマンもしっかりと復調しており、チーム全体の雰囲気はまさに右肩上がりと言えます。―フルート・シンザワ記者

熱狂に包まれるコロンバス・ブルージャケッツ🔥

 続いては、コロンバス・ブルージャケッツの話題です。彼らにとって今一番のテーマは「今のチームの形を維持できるか」という点にあります。今年の1月12日にリック・ボウネスがコーチに就任して以来、チームは17勝2敗4分という驚異的な成績を収め、プレーオフ争いの真っ只中にまで駆け上がってきました。

 しかし、少し気がかりなのは、好調の立役者であるボウネス自身が来シーズンの契約についてまだ明言していないことです。彼は現在、チームにとって「最重要の保留フリーエージェント」とも言える存在になっています。

 もちろん選手層も厚く、フォワードのチャーリー・コイル、ブーン・ジェナー、メイソン・マーチメント、そしてディフェンスのエリック・グッドブランソンといった注目選手たちが顔を揃えています。プレーオフ進出が現実のものとなれば、コロンバスの街は熱狂の渦に包まれ、5シーズンも続いていた不振にようやく終止符を打つことができます。

 これらの主力選手たちが「このチームなら勝てる」と確信できれば、再契約の交渉もきっとスムーズに進むはずですよ。―アーロン・ポーツライン記者

💡ちょっと裏話:なぜ快進撃の立役者ボウネス監督は、首を縦に振らないのか?

 今、コロンバスのファンの間で一番の関心事といえば、「ボウネス監督は来シーズンも残ってくれるの!?」という問題である。これほどチームを劇的に変えた名将が、なぜ頑なに契約更新を保留しているのか、その背景にはいくつかの深い理由がある。

1.実は一度「引退」していた!?

 実はボウネス監督、2024年に一度は引退を表明していた。当時はフロリダで奥様とのんびりボートを楽しむ生活を送っていたのである。

 現在71歳の彼はリーグ最年長の指揮官。今回、1月に急遽コーチを引き受けたのは、旧知の仲であるドン・ワデルGMからの「助けてくれ!」という熱烈なオファーに応えた、いわば「緊急出動」だった。そのため、フルシーズンを戦い抜く気力と体力が自分にあるのか、慎重に見極めていると言われている。

2.GMとの「あえての約束」

 ワデルGMとボウネス監督の間には、「シーズンが終わるまでは将来の話は一切しない」という男の約束があるらしい。これは「今は100%プレーオフ進出にだけ集中する。余計な雑音(契約交渉)はチームに持ち込まない」という、プロとしての強い決意の表れでもある。

3.選手たちの去就を左右する「ドミノの1枚目」

 現地メディアでは、ある興味深い噂が流れている。それは、今季終了後にフリーエージェントになる主力選手たちが、「ボウネスが残るなら自分たちも残るし、彼が去るなら考え直す」というスタンスを見せているというもの。

 つまり、ボウネス監督が続投を決めるかどうかが、チームの主力メンバーを繋ぎ止めておけるかどうかの「運命の分かれ道」になっているのである。🏒✨

デトロイト・レッドウィングスが背負う期待

 デトロイトにとって最も重要なのは、ファンの皆さんからの「チームが進んでいる方向性は間違っていない」という信頼を勝ち取ることです。今シーズンのデトロイトは、開幕前から「プレーオフに行けるか、それとも失敗か」という非常にシビアな勝負の年になると目されていました。

 最近になって重要な選手に怪我人が出てしまい、進出へのハードルはさらに高くなってしまいましたが、その重要性自体は少しも揺らいでいません。もしこれで10年連続でプレーオフを逃すようなことになれば、ファンの信頼を繋ぎ止めておくのはいよいよ難しくなるでしょう。

 チームの顔であるディラン・ラーキンが選手としての全盛期にあるうちに勝つことは、もはや急務です。今シーズンこそプレーオフの舞台に戻ってくることが、将来の成功に向けた極めて重要な第一歩になります。―マックス・バルトマン記者

ナッシュビル・プレデターズの「最後のダンス」🎸

 プレデターズの現状を一言で表すなら、それは「しばらくの間訪れないかもしれない、最後のチャンス」に挑んでいる状態です。チームの今後は非常に不透明な状況にあります。というのも、バリー・トロッツの後任となる新しいGMがいまだに決まっていないからです。

【深堀りコラム】プレデターズの「不透明な未来」とGM人事の背景

1.なぜ後任がまだ決まっていないのか?

 バリー・トロッツは、2026年2月2日に「今シーズン終了後(または後任が見つかり次第)のGM退任と引退」を電撃発表した。現在も後任が決まっていない主な理由は以下の3点である。

「徹底的な人選」を優先するオーナーの意向:

 筆頭オーナーのビル・ハスラムは、急いで穴を埋めるよりも「球団の次の10年を託せる最適な人材」を求めている。大手エージェンシーのCAA(Creative Artists Agency)を起用し、球団の枠を超えた広範なサーチを行っている最中。

トロッツによる「激変」のあとの慎重姿勢:

 トロッツは2024年オフにスティーブン・スタンコスやジョナサン・マーシェソーといった大物と総額1億ドル超の契約を結んだが、チーム成績は期待を下回った。この「高額なベテラン揃いのロスター」をどう処理すべきか、新GMには極めて難しい判断が求められるため、候補者の選定も慎重になっている。

選考委員会の特殊な構成:

 今回の選考には、トロッツ本人やオーナー陣に加え、アドバイザーとして元アラバマ大学のアメフト名将ニック・セイバンも加わっている。他競技の成功者の視点を入れるなど、これまでのNHLの慣例に囚われないプロセスが時間を要する一因。

2.現地マスコミの分析:何が課題とされているのか?

 現地メディア(The AthleticやSports Illustrated等)は、現在の状況を以下のように分析している。

「中途半端な解体」への批判:

 記事中にある「half-measured(中途半端な措置)」という言葉は、トレード期限で一部の主力を放出しながらも、フォースバーグやヨシといった柱を保持し、再建(リビルド)か勝利(ウィン・ナウ)かの舵取りが曖昧だったことを指している。

新GMに課される「負の遺産」の整理:

 次期GMは、全盛期を過ぎつつある高額年俸選手たちの契約を抱えた状態で就任する。現地紙は「外部から新風を吹き込む人物でなければ、この停滞感は打破できない」と、内部昇格よりも外部招聘を推す声が強まっている。

「最後のダンス」の意味:

 現在の主軸でプレーオフを狙えるのは今季が最後であり、夏に新GMが就任すれば、チームの象徴であるローマン・ヨシらを含めた「完全解体」が始まる可能性が高いと予測されている。

 そのため、今の戦いが終われば、しばらく続くであろう再建期間に入ることは容易に想像がつきます。

 前GMのトロッツは、トレード期限において一部の重要な選手を放出するという、いわば「中途半端な」対応をとりました。大きなリターンが期待できるような踏み込んだ取引は控えられたため、現在のチームはプレーオフ進出という目標に向かって必死に食らいついている状況です。

 ファンにとっては、今のメンバーで戦う姿を見られるのは、これが最後になるかもしれないという覚悟が必要な時期かもしれませんね。―ジョー・レックスロード

シアトル・クラーケンの粘り強い挑戦🐙

 続いて、クラーケンの快進撃について見ていきましょう。彼らの今シーズンの目標は、ずばり「スタンレーカップ・プレーオフへの切符」を手にすることです。レーン・ランバート体制の初年度となる今シーズン、クラーケンは下馬評を覆すような、期待以上の素晴らしいパフォーマンスを見せています。

 その強さを支えているのは、何といっても卓越したチームディフェンスです。さらに、現在は「持続不可能」と言われるほど絶好調なゴーリー陣の活躍も大きな力になっています。チーム内にいわゆる「超大物スーパースター」と呼べる選手はいませんが、彼らは非常に勤勉な姿勢で勝利を積み重ねてきました。

これぞクラーケンのチーム・ディフェンスだ!「サッカーの壁みたい」と映像作者の方もおっしゃってます。

 このままの勢いを保つことができれば、ライバルであるキングスやシャークス、プレデターズを抑えて、フランチャイズ史上2度目となるプレーオフ進出を果たすチャンスは十分にあります。―トーマス・ドランス記者

オタワ・セネターズの成長と未来への信頼🇨🇦

 オタワ・セネターズにとって、今シーズンのプレーオフ進出は単なる順位の問題ではなく、チームの「成長し続けている」という評価を確かなものにするために不可欠なステップです。チームがしっかりと成長の軌道に乗っていることを証明しなければならないのです。

 もしチームが好調を維持してプレーオフに進むことができれば、現在所属している選手はもちろん、フリーエージェントやトレードで新しく加わる選手に対しても、「このチームに長くいたい」と思わせる強い動機付けになります。

 逆に、もしここで結果を出せなければ、「今の主力選手たちは本当にこのままチームに残りたいと思っているのか?」という疑念が周囲から湧き上がってくることになりかねません。そうした不安や疑いを払拭するためにも、プレーオフ進出は何としても成し遂げたい目標なのです。―ジュリアン・マッケンジー記者

【深堀りコラム】セネターズの「主力流出」への疑念が生じる背景

1.「ブレイディ・カチャックの契約」というタイムリミット

 最大の懸念は、チームの心臓部であるキャプテン、ブレイディ・カチャックの契約状況である。彼の契約は2028年に切れるが、NHLではスター選手がFA(無制限フリーエージェント)になる1~2年前には、チームに残る意志があるかどうかが明確になる。

 現地マスコミ(The Hockey Writersなど)は、「カチャックが全盛期を無駄にしているのではないか」という視点で分析している。彼がセネターズでプレーしてすでに8シーズン目だが、プレーオフ進出はわずか1回(2025年)。

 「勝てる組織」であることを今季証明できなければ、彼が兄のマシュー(現フロリダ・パンサーズ)のように、勝利を求めて移籍を志願するシナリオが現実味を帯びてくる。

2.「再建の長期化」による精神的疲労

 セネターズは、シュテュッツレやサンダーソンといった若手スターと長期契約を結び、再建は完了したと見なされていた。しかし、2026年シーズンもプレーオフ争いの崖っぷちに立たされている現状に対し、現地では「これ以上、若手の成長を待つだけの時間は残されていない」と指摘されている。

 好調を維持してプレーオフに進めなければ、「このコアメンバーでは勝てない」という空気がチーム内外に広まり、主力選手たちが自身のキャリアを守るために「泥舟」から降りようとする疑念(トレード要求など)を招きやすくなる。

3.トラウマ的な過去の主力流出

 オタワのファンやメディアには、かつてのエース(エリック・カールソンやダニエル・アルフレッドソンなど)がチームの低迷やフロントへの不信感から去っていった苦い歴史がある。そのため、少しでも停滞感が漂うと「また同じことが起きるのでは?」という自虐的かつ現実的な疑念が噴出しやすい土壌がある。

ロサンゼルス・キングスと伝説のキャプテン👑

 ロサンゼルス・キングスの今シーズンは、少し期待外れな部分もありましたが、もしプレーオフに滑り込むことができれば、その不満をいくらか解消することができるでしょう。現在、彼らがまだプレーオフ争いに生き残っている要因の一つとして、所属するパシフィック・ディビジョンに不安定なチームが多いという背景もあります。

 しかし、これによって大きな意味を持つのが、将来の殿堂入りが確実視されている伝説的なキャプテン、アンジェ・コピターの存在です。彼を現役最後のポストシーズンへと送り出し、その輝かしいキャリアにさらなる功績を加えさせてあげたいという思いがチームにはあります。

 3度目のスタンレーカップ制覇というのは、客観的に見れば非常に険しい道のりではありますが、キングスのレジェンドである彼には、その挑戦にふさわしい舞台が用意されるべきだと言えるでしょう。—エリック・スティーブンス記者

サンノゼ・シャークスの新星と驚きの快進撃🦈

 最後に紹介するバブルチームは、シャークスです。正直なところ、今シーズンの彼らがここまでプレーオフ争いに絡んでくると予想していた人は少なかったはずですが、彼らは見事にその予想を裏切り、粘り強く上位に食らいついています。

 その中心にいるのが、弱冠19歳の新星マックリン・セレブリーニです。彼は今シーズン、自身初のオリンピック出場を果たしながら、同時にチームを力強く牽引してきました。もし彼がこの年齢でプレーオフという大舞台に立つことになれば、それは彼の驚異的な2年目のシーズンを締めくくる最高の形となります。

 現在、セレブリーニはチーム内で2位の選手に倍以上の点差をつけてポイントを稼いでおり、自身初の100ポイント達成も視野に入っています。昨シーズンの最下位からここまでチームを引き上げた彼の功績は、リーグMVPにあたる「ハート賞」の議論においても非常に強力な武器になるはずです。—エリック・スティーブンス記者

讃岐猫
讃岐猫

📈プレーオフ進出へ前進!「注目チーム」の底力

 さて、ここからは「このチームならプレーオフに行けるはず!」と期待されている「注目チーム」の動向をチェックしていきます。どのチームも一筋縄ではいかない状況にありますが、それぞれにドラマがあり、目が離せません。

ニューヨーク・アイランダーズの粘り強い戦い🗽

 アイランダーズは、長い間メトロポリタン・ディビジョンの上位に踏みとどまってきました。しかし、最近になってコロンバス・ブルージャケッツが猛烈な追い上げを見せたことで、一時的に順位が入れ替わり、現在はプレーオフ圏外に押し出されるという厳しい局面に立たされています。

 それでも、シーズン終盤に向けての予測では、アイランダーズに有利なデータが出ています。チームには、彗星のごとく現れた期待のルーキーや、世界最高峰の実力を持つゴールキーパーが控えており、彼らの存在は非常に心強いものです。

 ただし、イースタン・カンファレンスの争いは非常にハイレベルで、順位は日々刻々と変化しています。最終的にディビジョンで2位や3位に食い込むのか、それともワイルドカード枠に回るのか、あるいは脱落してしまうのか、まさに正念場と言えるでしょう。—シェイナ・ゴールドマン記者

【深堀りコラム】アイランダーズ逆転進出への切り札

1.「有利なデータ」:圧倒的なホームゲームの多さ
 参照記事中「odds are in New York’s favor(データはアイランダーズに味方している)」と書かれている最大の根拠は、残り試合のスケジュールにある。アイランダーズはシーズン最終盤の12試合のうち10試合を、本拠地UBSアリーナで戦う。

 移動の負担が少なく、ファンの熱烈な応援を受けられるホーム連戦が続くため、統計サイト(MoneyPuck等)ではプレーオフ進出の確率が他チームより高く算出されている。

2.期待のルーキー:マシュー・シェイファー
 「rookie sensation(彗星のごとく現れたルーキー)」とは、2025年ドラフト全体1位指名のDF、マシュー・シェイファーを指す。彼は18歳にして、伝説のDFブライアン・リーチが持つ「ルーキーDFによるシーズン最多ゴール記録(23点)」の更新にあと一歩(現在22ゴール)まで迫っている。

 守備職人の多いチームにおいて、異次元の攻撃センスと時速160km近いシュートで得点力不足を解消した彼は、現在カルダー賞(新人王)の最有力候補として現地マスコミを席巻している。

3.世界最高峰の守護神:イリヤ・ソロキン
 「one of the best goalies in the world」はもちろん、イリヤ・ソロキンのこと。3月22日のコロンバス戦では、24時間前の大量失点から立ち直り、リーグ単独トップとなる今季7度目のシャットアウト(完封)を達成した。

 現地では「Iron Soroki(アイアン・ソロキ)」の愛称で親愛を込めて呼ばれており、彼が調子を取り戻したことが、プレーオフ争いにおける最大の安心材料と分析されている。

王者の貫禄!ベガス・ゴールデンナイツ⚔️

 続いては、ゴールデンナイツです。彼らが再びパシフィック・ディビジョンの頂点に立つことができれば、2017-18シーズンのリーグ参入以来、なんと9年間で5度目のディビジョン制覇となります。これは、彼らがリーグに加わってからのレギュラーシーズンにおいて、どのチームよりも多いタイトル獲得数になるという、驚異的な記録です。

 今シーズンのベガスは、本来の圧倒的な強さに比べると、少し物足りない場面もありました。しかし幸運なことに、今季のパシフィック・ディビジョン全体がやや低調なこともあり、依然としてディビジョンの支配者として君臨できるポジションにいます。首位で通過できれば、過去に4回も進出したことのある西カンファレンス決勝への道も、ぐっと楽になるはずですよ。—ジェシー・グレンジャー

ピッツバーグ・ペンギンズが描く夢の続き🐧

 ピッツバーグ・ペンギンズの今シーズンは、誰もが予想しなかった展開を見せています。開幕前、彼らはむしろリーグ下位に沈み、ドラフト上位候補のギャビン・マッケナを獲得する側に回るのではないかとさえ囁かれていました。ところが蓋を開けてみれば、現在はシーズン100ポイント以上を稼ぎ出すという、素晴らしいペースで勝利を重ねています。

 もしプレーオフ進出が決まれば、シドニー・クロスビー、エフゲニー・マルキン、クリス・レタンの「黄金トリオ」が、再びポストシーズンの大舞台で輝く姿を見ることができます。彼らが同じチームで共にプレーするのは、今シーズンで実に20シーズン連続となります。

 これは北米のプロスポーツ史上、どの3人組も成し遂げたことのない伝説的な記録です。このメンバーで再びプレーオフの氷に立つことができれば、それはホッケー界にとって、この上なく特別なストーリーになるに違いありません。—ジョシュ・ヨー記者

アナハイム・ダックスと若きリーダーの壁🦆

 アナハイム・ダックスは、現在パシフィック・ディビジョンを制覇するチャンスを手にしています。とはいえ、プレーオフ進出が確定したわけではなく、シーズン終盤のここで失速することは絶対に許されません。

 2026年に入ってからのチームは好調で、ジョン・カールソンのようなトップレベルのディフェンスマンを補強したことも大きなプラスになっています。

 そんなチームがプレーオフで勝ち抜くための鍵を握っているのが、メイソン・マクタヴィッシュです。

 彼は今シーズン、本来の調子を落として苦戦しており、最近ではセンターのポジションから外されたり、コンディション不良でベンチ外(健康上の理由によるスクラッチ)になったりと、試練の時を過ごしています。ダックスが本気で上を目指すなら、彼の復活が必要不可欠です。—エリック・スティーブンス

ユタ・マンモスの新たな挑戦とコーチの意地🐘

 今年から新たなスタートを切ったユタ・マンモスは、現在、西カンファレンスのワイルドカード争いで優位なポジション(1番目の枠)を確保しています。彼らにとってプレーオフ進出は、単なる結果以上の意味を持っています。

 それは、ヘッドコーチのアンドレ・トゥリニーが、この有望な若手選手たちの中心(コア)を導くのに相応しい指揮官であることを証明するための、重要なマイルストーンなのです。

【深堀りコラム】トゥリニーHCの正念場と「ユタ・マンモス」の野心

1.「育成のプロ」から「勝てる指揮官」への脱皮

 アンドレ・トゥリニーは、アリゾナ時代から一貫して若手の育成能力を高く評価されてきた。キャプテンのクレイトン・ケラーや新星ディラン・ギュンターら「有望な若手コア」との信頼関係は極めて強固。

 しかし、現地メディア(The Athletic等)は、「いつまでも『若いチームだから』という言い訳は通用しない」と分析している。チームがアリゾナからユタへ移籍し、マッケンジー・ウィーガーやミハイル・セルガチェフといった実績あるベテランを補強した今、トゥリニーには「素材を育てるフェーズ」を終え、「結果を出すフェーズ」への移行が厳格に求められている。

2.プレーオフ進出が「解任論」を封じる唯一の鍵

 トゥリニーの契約は2026-27シーズンまで残っているが、今季のワイルドカード争いは「ライバルが低迷している絶好のチャンス(middling competition)」と見なされている。現地では、「これだけの戦力が揃い、スケジュールにも恵まれていながらプレーオフを逃せば、それはHCの采配ミスである」という厳しい声が上がっている。

 逆に言えば、プレーオフ進出という「マイルストーン(節目)」を達成することこそが、彼が長期的にこのチームを率いるべきリーダーであるという唯一の証明になる。

3.「ユタ」という新市場の熱狂

 ソルトレイクシティに移転して2年目、地元ファンの熱狂は凄まじく、フロントは「勝てる文化」を早急に定着させたいと考えている。プレーオフ進出を逃すことは、単なる成績不振ではなく、新天地でのビジネス的な勢いを削ぐ「大失態(wildly disappointing)」と捉えられており、その責任の矛先は必然的に指揮官へと向かうのである。

 現在のワイルドカード争いの状況を見れば、このメンバーでプレーオフを逃すようなことがあれば、チームやファンにとっては大きな失望となるでしょう。才能あふれる選手たちが揃っているだけに、確実にその座を射止めたいところです。—ハーマン・ダヤル記者

モントリオール・カナディアンズの加速する再建🔴

 最後はモントリオール・カナディアンズです。彼らは昨シーズンにプレーオフ進出を果たしたことで、チーム再建のスケジュールを大幅に前倒しすることに成功しました。そして今シーズンも、ポストシーズンまで1ヶ月を切ったこの時期に、しっかりとプレーオフ圏内をキープしています。

 もちろん、ここで失速したとしても、チームの未来が壊れるような大惨事にはなりません。しかし、せっかく手にした「若手選手たちの成長をさらに加速させるチャンス」を逃してしまうのは、あまりにももったいないことです。

 現在は1回戦でホーム開催権(ホームアイス)を得られる可能性も現実味を帯びています。このチャンスを、しっかりと掴み取ってほしいですね。—アルポン・バス記者

マーティン・セントルイスの我慢の選手起用、ニック・スズキのキャプテンシー、そしてコール・コーフィールドの爆発力。カナディアンズにはプレーオフで躍動してほしい!

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