オイラーズ敗北の転換点とは?ワイルドが5連続得点で掴んだ快勝劇

アイスホッケー名勝負

はじめに

 ミネソタ・ワイルドがエドモントン・オイラーズを相手に、7-3という快勝を収めました!🏒一時はリードを許したものの、怒涛の5連続ゴールで見事な逆転劇を見せてくれたんです✨

 守護神ウォールステッドの鉄壁のセーブや、クイン・ヒューズの球団新記録など、注目ポイントが盛りだくさん。対するオイラーズもエースが記録を打ち立てるなど意地を見せますが、勝負を分けた「転換点」とは一体何だったのでしょうか?

 試合の興奮と舞台裏を、初心者の方にもわかりやすくお届けします!😊

参照記事:NHL公式サイト「Wallstedt makes 39 saves, Wild score 7 to top Oilers

ワイルドが逆転勝利!守護神も大活躍🏒

 氷上の格闘技ファンの皆さん、こんにちは!今日はアイスホッケーの熱い試合結果をお届けします。ミネソタ・ワイルドとエドモントン・オイラーズが激突したのですが、これがまた手に汗握る展開でした。

 試合が行われたのはロジャーズ・プレイス。結果から言うと、ミネソタ・ワイルド(32-14-10)が7-3でエドモントン・オイラーズ(28-20-8)を下しました。一時はリードを許したワイルドでしたが、なんと5ゴール連続で決めるという驚異の追い上げを見せて逆転に成功したんです。まさに執念の勝利ですね。🌟

まさに執念の勝利

この一戦は、序盤こそオイラーズが主導権を握り2度リードしたが、第2ピリオド開始直後にワイルドが立て続けに得点し、以降は完全にミネソタのペースとなった。ワイルドは第2ピリオドに3得点を奪い、試合の流れを一気に引き寄せたことが勝因と現地メディアは分析している。

 第1ピリオド終了時は2-2と拮抗していたが、第2ピリオド序盤のゴールが大きく、このリードを守り切って7-3で勝利。ワイルドはクイン・ヒューズが8試合連続ポイントというディフェンス記録を更新したほか、複数の選手が得点に絡む多彩な攻撃を展開し、チーム全体での得点力の高さを示した。

 対するオイラーズは、この試合の前に3連勝中だったものの、この敗戦で勢いが止まり、守備面ではペナルティキルの対応が課題として浮かび上がっている。ワイルドはこの勝利でオイラーズとの今季対戦3試合をすべて制し、勢いを増している。

 なお、オイラーズはマクデイヴィッドを中心としたシーズン中の躍進が続くものの、この試合では序盤の好機を生かせず、追いつかれた後の反撃に苦しんだとの現地評価が出ている。(Reuters

 この試合で特に輝いていたのが、ワイルドのゴールキーパー、ジェスパー・ウォールステッドです。彼は相手のシュートを39回もセーブする鉄壁の守りを見せてくれました。ゴールを守る守護神がこれだけ止めてくれると、攻撃陣も安心して攻めることができますよね。

 また、ワイルドの勢いを象徴していたのがクイン・ヒューズです。この試合で彼は1ゴール・1アシストをマークしました。これでなんと、ポイント連続記録を8試合(計13ポイント:2ゴール、11アシスト)に伸ばしたんです。これはディフェンスの選手としてはチーム史上最高のフランチャイズ記録だそうですよ。

 ディフェンスでありながらこれだけ攻撃に貢献できるなんて、本当にかっこいいですよね。✨

 チーム全体を見ても、ジョエル・エリクソン・エク、マッツ・ズッカレロ、そしてブロック・ファーバーもそれぞれ1ゴール・1アシストと大暴れでした。ワイルドはこれで5試合連続でポイントを獲得(4勝0敗1延長負)しており、チームの状態はまさに絶好調と言えるでしょう。

 試合後、大活躍したウォールステッドは「いい感じでした。しっかりしたホッケーができていると感じました」と手応えを語っていました。最初のピリオドは2-2の接戦で、お互いにチャンスを奪い合う展開だったそうですが、「2ピリオド目で少し試合を支配できて、いい位置につけることができた」と振り返っています。冷静に試合を分析するあたり、頼もしい限りですね。😊

ミネソタ・ワイルドvs.エドモントン・オイラーズ戦のハイライト映像。昨シーズンと比べて、ワイルドに地力が付いたなぁ、と実感した試合。

オイラーズの奮闘と指揮官が語る転換点📋

 一方、敗れはしたもののエドモントン・オイラーズの選手たちも意地を見せてくれました。

 レオン・ドライサイトル、ライアン・ヌージェント・ホプキンス、そしてジャック・ロズロビックの3人が、チームを代表して見事なゴールを決めています。オイラーズはこの試合を迎えるまで、今シーズン初となる3連勝を記録しており、非常に波に乗っている状態でした。

 しかし、この日は守備面で苦しい展開が続きました。ゴールキーパーのトリスタン・ジャリーは、20本のシュートを受けて5ゴールを許してしまいます。そのため、2ピリオド目の終盤にはコナー・イングラムへと交代することになりました。

20本のシュートを受けて5ゴールを許してしまいます

ジャリーは今シーズン途中にピッツバーグ・ペンギンズからエドモントン・オイラーズにトレードで加入したが、多くの現地メディアはその評価を「改善の余地あり」と見ている。

 オイラーズはこれまで長年にわたりゴールテンディングの安定性に課題を抱えており、それを解決するための決断としてジャリー獲得に踏み切ったと言われているが、加入後の結果は一様に当初期待されたほどの向上には至っていない。

 実際、ジャリーはエドモントンでの試合で不安定なパフォーマンスが続いており、直近の数試合では複数回にわたり高い失点数で試合中に交代する場面も見られ、その出場10試合では平均失点率やセーブ率がチームの期待より低調であると言われている。

 これは、オイラーズがすでに抱えていた守備面の脆弱さと併せて、単なるゴールテンダーの交代だけではチーム全体の守備力向上になっていないという懸念にもつながっている。

 実際、ジャリー自身も試合後のインタビューで、単独で責任を負うのではなくチーム全体の守備が改善されるべきと語っており、現地では「ゴールテンダーだけの問題ではなく、チームの守備戦術にも改善が必要だ」という意見が大きく報じられている。

 こうした流れの中で、オイラーズは今後のゴールテンダー起用法やディフェンス戦略の調整がシーズン後半のキーになるとの見方が強まっている。(sportsnet.ca

 急遽出番が回ってきたイングラムでしたが、その後は7回のセーブを記録してゴールを死守しました。

 オイラーズのヘッドコーチを務めるクリス・ノブロークは、試合を振り返って冷静に分析しています。「最初のピリオドで、攻めている場面(オフェンシブゾーン)で3回もペナルティを取られてしまったことが、試合の流れを大きく変えてしまった」と話していました。

 コーチ自身、最初は「いいピリオドを送れている」という手応えを感じていたそうです。実際に、反則のない対等な人数でのプレー(イーブンストレングス)では2つのゴールを決めていました。

 しかし、攻めている最中のペナルティから2つの失点を招いてしまったことが、チームにとって「大きな転換点」になってしまったと悔しさをにじませていました。🏒

讃岐猫
讃岐猫

先制ゴールと執念の同点劇🏃‍♂️

 ここからは、試合がどのように動いていったのか、時系列で詳しく見ていきましょう。

 試合が始まってすぐ、先制したのはオイラーズでした。1ピリオド目の3分16秒、エースのドライサイトルが魅せます。相手のマーカス・ヨハンソンのパスを鮮やかにカット(インターセプト)すると、そのままワイルドのフォワード、マット・ボールディをスイスイとかわしてスロットエリアへ侵入しました。

 そして、キーパーであるウォールステッドのブロッカー側の上を抜く鋭いリストショットを突き刺し、1-0とリードを奪ったのです。

 しかし、ワイルドもすぐさま反撃に出ます。6分15秒、パワープレイ(相手より人数が多い有利な状況)のチャンスを逃しませんでした。ジョエル・エリクソン・エクが、ヒューズからの自陣から敵陣のブルーラインまで届くような長いパス(ストレッチパス)を受け、そのままノーマークでキーパーと1対1(ブレイクアウェイ)になります。

ストレッチパス

守備側のブルーラインを越えて攻撃側まで長く伸びるパスのことを指し、攻撃に急速な展開をもたらす重要な戦術の一つとして扱われている。この種のパスは、ディフェンス陣を“伸ばす(stretch)”ことで守備フォーメーションにギャップを生み出し、受け手の選手が相手ディフェンスより前方で速度を乗せながら受けられるようにする点が特徴。

 こうした形でパスが成功すると、受け手はすぐにブレイクアウェイやラッシュ(人数有利の攻撃機会)につなげやすく、得点チャンスを創出しやすくなる。ストレッチパスは単純に長いパスというだけでなく、受ける選手の位置、タイミング、速度、ディフェンスの意表を突くことが機能面で重要だとされている。

 さらに、この動きはパックを保有してから攻撃に移行する時間を短縮し、相手の守備組織が整う前に攻撃を開始することから、戦術的に非常に価値のあるプレーと考えられている。

 このように、ストレッチパスは長い距離のパスでありながらもチームの攻撃のテンポを上げて守備陣形をかき乱す役割を担い、現代ホッケーの高速化した展開においては基本的な攻撃オプションとして多くのチームが採用している。(mckeenshockey.com

 ここでエリクソン・エクは巧みなフェイント(デク)で相手を揺さぶり、フォアハンドでゴール上隅(トップシェルフ)へ叩き込み、1-1の同点に追いつきました。

 ちなみに、このゴールにはゴールキーパーのウォールステッドにも「二次アシスト」がつきました。守るだけでなく、攻撃のきっかけも作った彼にとって、これが今シーズン初めてのポイント獲得となったんですよ。守護神が得点に関わるなんて、チーム全体が盛り上がりますよね!📣

チーム一丸となったワイルドの強み🤝

 ワイルドを率いるジョン・ハインズ監督は、この日の勝利をチーム全体の成果だと強調していました。「我々は良いチームであることを目指して話し合っているが、今日は4つのラインすべて、そして6人のディフェンス陣全員が貢献してくれたし、ゴールキーパーも素晴らしいプレーをしてくれた」と、選手たちを称賛しています。

 強力な相手であるオイラーズに勝つためには、こうしてチーム全員で戦うことが不可欠なのだそうです。「ラインナップのどこからでも得点が生まれるというのは、非常に良いことだね」と監督も語る通り、特定のスター選手に頼るのではなく、全員が攻撃に参加できることがチームにとって大きな強み(競争上の優位性)になっているようです。🏒

一進一退!激しさを増すリードの奪い合い⚡️

 試合は再びオイラーズがリードを奪う展開になります。1ピリオド目の8分1秒、ヌージェント・ホプキンスが輝きました。彼はスター選手のコナー・マクデイヴィッドからパスを受けると、ネットのすぐ横へと運びます。

 そこからシュートを放ち、キーパーであるウォールステッドの足元を巧みに抜く形でゴール!これで2-1と、オイラーズが再び試合をリードしました。

 しかし、ワイルドも食い下がります。1ピリオド目が残りわずか36秒となったところで、カプリソフがパワープレイ中に同点弾を決めました。このゴールは、ズッカレロのポイントショットから始まりました。そのリバウンドをエリクソン・エクが拾い、ゴール前(クリース)を横切る鮮やかなパスを送ります。

 これがオイラーズのディフェンス、スペンサー・スタスニーの足元を抜け、待ち構えていたカプリソフが「バックドアタップイン」で押し込みました。これで2-2の同点。試合は全く予断を許さない状況で第2ピリオドへ突入します。

バックドア・タップイン

アイスホッケーで「バックドア(backdoor)」とは、パックや攻撃方向から見てゴールの“裏側”(ゴールキーパーが意識を置きがちな正面ではない側)に位置するスペースを指す。この位置は守備側がカバーしにくく、攻撃側にとっては得点機会を生みやすいゾーン。

 特に「バックドア・タップイン」とは、ゴール前でリバウンドや横パスを受けた選手がほぼノーマークでゴールのすぐそばに入り、ほぼタップするようにパックをネットに押し込む得点シーンを意味する。

 このプレーは、ディフェンスやゴールキーパーがパックを押さえ込む動きやシュートに注意を奪われている隙を突いて、ゴールの反対側に素早く切り込みながらゴールを決める高効率な得点方法。ゴール前でブレイクアウェイやスクリーンが発生すると、ディフェンスやゴールキーパーがパックの動きに集中しがちになり、バックドアのスペースが空きやすくなる。

 そこでチームメイトが正確なパスを送れば、受けた選手はすぐにタップするだけで得点につなげられるため、特にパワープレーや混戦状態で威力を発揮。このようにバックドア・タップインは、攻撃側がゴール前のスペースを正確に読み、タイミングよく動くことが求められる、ホッケーならではの得点機会の一つ。

 そして、運命の第2ピリオドが始まってすぐの35秒、ついにワイルドがこの試合で初めてのリードを奪います。

 ライアン・ハートマンがフェイスオフで見事に競り勝つと、そのこぼれ球をズッカレロがダイレクト(ワンタイマー)でシュート!これがジャリーのグローブを弾き飛ばすような勢いで決まり、ついに3-2と逆転に成功しました。🥅

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