はじめに
NHLウィンター・クラシックがフロリダ初上陸🌴✨屋外リンクで繰り広げられる歴史的試合の舞台裏には、選手たちの準備や家族との絆、そしてRole Modelによるライブパフォーマンスなど、盛りだくさんのエンタメが待っています。
ホッケーの熱気と音楽が交差する特別な一日を、ぜひ見逃さないでください🎶
参照記事(1):NHL公式サイト「Role Model to headline entertainment for 2026 Discover NHL Winter Classic」
参照記事(2):同上「Road to the Winter Classic’ Episode 2 follows Tkachuk, Rempe, Trocheck」
🌴フロリダ初開催となるNHLウィンター・クラシック
今年のNHLウィンター・クラシックは歴史的な初開催となり、これまでとはひと味違う特別な大会となります。舞台はフロリダ州。NHL史上初めてフロリダで行われる屋外試合であり、サンシャイン・ステートで本格的に始まる屋外ホッケーイベントの幕開けでもあります。
この流れはウィンター・クラシックだけで終わりません。約1か月後の2月1日には、タンパで
2026年ネイビー・フェデラル・クレジット・ユニオンNHLスタジアム・シリーズが開催されます。会場はレイモンド・ジェームズ・スタジアムで、タンパベイ・ライトニングがボストン・ブルーインズを迎え撃つ予定です。
こちらのブログ記事でも、屋外ホッケーイベントについて触れています。
ホッケーといえば寒い地域、というイメージを持つ人も多いですが、今回のフロリダ開催はその常識を軽やかに覆します✨屋外リンク、南国の空気、そしてビッグイベントが重なり、これまでにない雰囲気のウィンター・クラシックになりそうです。
Role Modelが彩るウィンター・クラシックのエンターテインメント🎤
NHLは、2026 Discover NHLウィンター・クラシックのエンターテインメントとして、シンガーソングライターのRole Modelがヘッドライナーを務めることを発表しました。
この試合は、2連覇中のスタンレー・カップ王者フロリダ・パンサーズが、ニューヨーク・レンジャーズを迎えて、2026年1月2日にマイアミのloanDepot parkで行われる歴史的な屋外試合です。
試合の模様は、アメリカではTNTとHBO Max、カナダではSportsnetとTVA Sports1にて、東部時間午後8時(日本時間では翌日の午前10時)から生中継されます。
Role Modelは、Ticketmaster提供による第1インターミッションに登場し、ヒットしたセカンド・アルバム『Kansas Anymore (The Longest Goodbye)』からの楽曲を披露するパフォーマンスを行う予定となっています🎶
さらに、loanDepot parkでの本番パフォーマンスに先立ち、この新進気鋭のオルタナティブ・ポップ・スターRole Modelは2026 Enterprise NHL PreGameにも登場します。
このプレゲームイベントは、ウィンター・クラシック当日に行われるファンフェスティバルで、チケットを持つ来場者が参加できます。彼はVerizon Stage2からパフォーマンスを行い、NHL on TNTの現地生中継のオープニングを飾ります。
NHL on TNTのプレゲーム中継は、東部時間午後7時からスタートし、ウェイン・グレツキー、ポール・ビソネット、アンソン・カーター、リアム・マクヒュー3といった、ホッケー界を代表する顔ぶれが出演します。試合前から注目度の高い時間帯となりそうです😊
こんな感じで、Role Modelはウィンター・クラシックのステージに立つのでしょうか。
チケット情報と放送予定📺
2026 Discover NHLウィンター・クラシックのチケットは、現在も数量限定で先着順にて販売されています。在庫がなくなり次第、販売は終了となります。チケットは、NHL公式チケッティングパートナーであるTicketmaster4を通じて購入することができます。
Ticketmasterは、NHL唯一の公式マーケットプレイスであり、Ticketmaster.comやTicketmasterアプリで購入した座席が、そのまま確実に提供されるという安心感をファンに提供しています。
なお、これまでに開催された16回すべてのNHLウィンター・クラシックは完売しており、今回の大会も高い注目を集めています。

NHLウィンター・クラシック、NFLのスーパーボール同様、行きたいんだよにゃ。まあ、チケット、欲しくても全然取れないけど…💦毎回完売って聞くと、NHL人気が安定していて、そっちは安心する。関係ないけど、WBCは日本戦以外のチケットは何とか押さえられた。チェコ全試合押さえたかったけど、日本戦はやっぱり手に入らなかった😂
Role Modelの音楽活動と成長🎵
Role Model(本名:タッカー・ピルズベリー)は、2022年にデビューアルバム『Rx』をリリースし、大きな注目を集めました。この作品は、告白的でジャンルの枠を超えたポップ・アルバムであり、オルタナティブ・ミュージック界における大胆な新たな声として世に知られるきっかけとなりました。
続くセカンド・アルバム『Kansas Anymore』では、作詞作曲家として、またパフォーマーとしての成長を示す13曲を収録しています。フォークの要素を取り入れた歌詞重視の楽曲群は、彼の進化を感じさせます。
ノア・コンラッド、イアン・フィッチャック、スコット・ハリス、ジョナ・シャイ5と共に制作を行い、特に『Sally, When the Wine Runs Out』などの注目曲を生み出しました。この楽曲はバイラルヒットとなり、『サタデー・ナイト・ライブ』でも披露されています。
さらに、世界で9万枚以上のチケットを売り上げたNo Place Like Tourの成功を受けて、デラックス版『Kansas Anymore (The Longest Goodbye)』がリリースされました。この作品には新曲4曲が追加され、オリジナルアルバムの感情的・音楽的な世界観をさらに広げています。
音楽活動に加え、ピルズベリーは俳優としても新たな一歩を踏み出しており、レナ・ダナム制作のNetflix映画『Good Sex』6に俳優デビューを果たす予定です。この作品では、ナタリー・ポートマンやマーク・ラファロと共演します。
選手たちのウィンター・クラシックに向けた準備🏒
2026 Discover NHLウィンター・クラシックが近づく中、フロリダ・パンサーズとニューヨーク・レンジャーズの選手たちは、1月2日の注目の屋外試合に向けて、コンディションを整え、あるいは良好な状態を維持するために懸命に取り組んでいます。
レンジャーズのフォワード、マット・レンペは、「あの試合に出たい」と語っています。彼は、『Road to the Discover NHL Winter Classic presented by Enterprise』第2話7の中で、「家族も来るし、仲間たちもフロリダまで来てくれる。だから特別な試合になる。本当に出たいんだ」と続けてこう話しました。
評価の高いこのシリーズの第2話は、水曜日の東部時間午後6時30分にTNTで放送され、truTVおよびHBO Maxでも同時配信されています。
レンペは12月15日・月曜日に、10月23日以来となる試合出場8を果たし、マイアミのloanDepot parkで行われるウィンター・クラシックにも出場できそうな、良好なコンディションを見せています。
NHLきっての暴れん坊、マット・レンぺは子供たちとの穏やかな時間を経て、生まれ変わって1月2日の大舞台に立つのだろうか。
一方、パンサーズのフォワード、マシュー・カチャックは、今シーズンまだ試合に出場しておらず、回復への道の途中にあります。第2話は、カチャックと弟でオタワ・セネターズのキャプテンであるブレイディが共同で運営する新しいポッドキャスト『Wingmen』9に密着する場面から始まります。
番組の中でマシューは、今季まだ試合に出場していないにもかかわらず、このポッドキャストを続けることが「競技に関わり続けるための素晴らしい方法」になっていると語っています。
カチャックは、「これまで以上にホッケーを観ている気がする。うずうずして仕方がない。本当に、戻ってくるのが楽しみだ」と語り、戻ってくることへの期待を示しました。
選手と家族の衣装準備👕✨
ウィンター・クラシックを前にした重要な要素の一つが、選手やその家族が見た目でも存在感を示すことが重要です。レンジャーズのフォワード、ヴィンセント・トロチェックと妻のヒラリーが、この役割を担っています。
ヒラリーは自身の裁縫の技術を生かし、レンジャーズ選手のパートナーや子どもたちのためにオーダーメイドの衣装を制作する予定です。デザイン面ではヴィンセントも協力しています。
ヴィンセントは番組内で冗談交じりに「俺の方がセンスいいよ」と話しています。ヒラリーは、すべてのパートナーが自身の制作したカスタムジャケットを着て、ウィンター・クラシックに参加することも明かしました。
番組では、ヴィンセントの7歳の息子レオも登場し、父親の特別仕様のセンテニアル・セーター10とオールスターの帽子を身に着け、裏庭でスラップショットの練習をする姿が映し出されています。ヴィンセントは「学校の写真、4年連続でこのジャージ着てるんだ」と認めています。
ロッカールームと逆転劇の舞台裏🏒🔥
エピソードの締めくくりでは、12月13日(土)に行われたモントリオール・カナディアンズ戦でのレンジャーズの延長戦勝利が紹介されます。この試合では、ブルーシャツ(レンジャーズの愛称)が0−3のビハインドから見事に逆転しました。
番組では、マイク・サリバン監督とチームがロッカールーム内での様子を公開し、逆転劇のきっかけとなった要因や、チームの雰囲気がどのように勝利につながったかが語られます。
まとめ🎬✨
2026 Discover NHLウィンター・クラシックは、フロリダで初めて開催される屋外試合で、フロリダ・パンサーズとニューヨーク・レンジャーズが対戦します。Role Modelのパフォーマンスやファンフェスティバルなど多彩なイベントが行われ、選手たちは家族と共に準備を進めています。
舞台裏の努力やチームの結束も見どころで、試合だけでなく音楽や家族との時間も楽しめる特別な一日となります。

ここまで読んでくれて、サンキュー、じゃあね!
【註釈】
- TNTは、長年スポーツ番組の放送を手がける主要テレビネットワークで、特に野球やバスケットボールに加え、NHLの試合も放送権を獲得しているスポーツ部門が特徴。TNTのスポーツ部門はウォーナー・ブラザース・ディスカバリー傘下として、ケーブル放送とストリーミングを通じたスポーツ中継に強い影響力を持っている。
加えて、HBO MaxはTNTと同じくワーナー・ブラザース・ディスカバリーのストリーミングサービスで、ライブスポーツや関連コンテンツを視聴できるプラットフォームとしてNHLファンにも利用されている。これにより、テレビ放送とネット配信の両方でウィンター・クラシックを楽しめる体制が整う。
一方カナダでは、NHLの全国放送権を持つSportsnetが主要な試合中継を担当しており、リーグ全体の試合やプレーオフなども含めてカナダのホッケーファンに幅広いライブ映像を届けている。Sportsnetは国内最高のスポーツネットワークとして、テレビ・オンライン・モバイルといった多様なプラットフォームでスポーツ中継を提供。
また、TVA Sportsはフランス語圏カナダ向けのスポーツ専門放送局で、NHLをはじめMLBやNBAなど多くの人気スポーツをフランス語で中継しており、地域の視聴者に合わせた番組構成が特徴。
↩︎ - 大規模スポーツイベントや音楽フェスで設けられるスポンサー提供の特設ステージで、ライブパフォーマンスやファン向け演出を行うための空間。高い音響性能と視認性を備え、試合前後や関連イベントを盛り上げる役割を担う。ウィンター・クラシックでは、試合そのものに加え、現地体験型エンターテインメントを強化する重要な要素として機能。
↩︎ - プレゲーム中継に名を連ねるウェイン・グレツキーは、NHL史上最多得点を誇る伝説的選手で、「The Great One(偉大なる者)」の愛称で知られる。20シーズンの現役生活で数々の記録を打ち立て、現在はNHL on TNTのスタジオ解説者として戦術的な視点から試合分析を行っている。
ポール・ビソネットはカナダ出身の元NHL選手で、キャリア後はユーモアと洞察に富んだ解説で人気を博すアナリスト。NHL on TNTでは鋭い観点と軽妙な語り口でスタジオを盛り上げる。
アンソン・カーターも元NHL選手であり、8チームで活躍した経験を持つ右ウイングで、引退後はスポーツ解説に転じる。彼の幅広いリーグ経験を生かした分析が特徴。
そしてリアム・マクヒューはアメリカのプロスポーツ実況・司会者で、長年にわたるスポーツ中継経験を経て、現在はNHL on TNTの主要なスタジオホストとして番組進行を務めている。
↩︎ - 1976年に設立された世界最大級のチケット販売プラットフォームで、コンサートやスポーツ、演劇など多様なイベントのチケットをオンラインで販売・管理する。現在はLive Nation Entertainmentの一部として、公式チケットの一次販売だけでなく、公式のリセール(再販)マーケットプレイスも提供し、ファン同士で安全にチケットを売買できる仕組みを整えている。
Ticketmasterのウェブサイトやモバイルアプリでは、座席選択や支払い、購入後のチケット管理が一括して行えるほか、スマホにチケットを保存するモバイル入場機能や、座席ごとの詳細表示といった利便性の高い機能が利用可能。
さらに、同社は高度なデジタルチケット技術を導入し、偽造防止や安全な転送をサポートすることで、多くのスポーツリーグやコンサート主催者から信頼を得ている。一方で、手数料構造や市場支配力に関する議論もありつつ、Ticketmasterは多くの大規模イベントの公式チケット販売の中心的な役割を担う。
↩︎ - シンガーソングライターのRole Modelがアルバム制作で共作したNoah Conradは、Spotifyの公式データでも多数の楽曲クレジットを持つソングライターで、『Sally, When the Wine Runs Out』など複数のヒット曲に名を連ねる。彼の作詞・作曲の実績は幅広く、ポップ・ロックやインディーポップなど多ジャンルで活躍。
Ian Fitchukはシカゴ出身でナッシュビルを拠点に活躍する音楽プロデューサー/マルチ楽器奏者で、ピアノやギターなどを駆使した豊かな音楽制作が特徴。近年ではビヨンセやケイシー・マスグレイブスなどのプロジェクトにも携わるなど、ポップ〜カントリーの両面で高い評価を受ける。
Scott Harrisは米国出身のソングライター/プロデューサーで、ショーン・メンデスやThe Chainsmokersとの共作を通じてポップミュージックのヒットメーカーとして知られる。『Don’t Let Me Down』や『Treat You Better』といった世界的ヒットを手掛けた実績があり、Role Modelの楽曲にも深く関わる。
Jonah Shyはシカゴ出身でロサンゼルス/ニューヨークを拠点にするソングライター兼プロデューサーで、ピアノ・ギター・ボーカルを独学で磨いた多才なクリエイター。Shawn MendesやCamila Cabelloなどとも共作しており、Role Modelの『Kansas Anymore』収録曲にも複数参加するなど、今注目の若手制作陣の一人。
↩︎ - Netflixで制作中のロマンティック・コメディ映画『Good Sex』は、人気クリエイターのレナ・ダナムが脚本・監督を務めるオリジナル作品で、ニューヨークを舞台に現代の愛や関係性を描く物語として注目されている。
物語は、長年破局を経験したカップルズセラピストが再び恋愛の世界に足を踏み入れ、年齢も性格も異なる二人の男性との関係に揺れる様子をユーモアと感情豊かさで描くもので、ナタリー・ポートマンが主演を務めるほか、マーク・ラファロやメグ・ライアンなど多彩なキャストが参加。
制作は2025年夏にニューヨークで進行し、公開日は未発表だが、2026年のNetflix配信が期待されている。映画は大手配給に先駆けてストリーミング配信を重視しており、現代的な恋愛観と豪華キャストの演技が話題。
↩︎ - NHLが制作する公式ドキュメンタリーシリーズで、ウィンター・クラシックに出場するチームの準備や選手の舞台裏を40分ほどのエピソードで追う内容。シリーズは複数回に分けて放送され、カメラは練習風景や試合準備だけでなく、選手や家族の日常、ポッドキャスト収録の様子など、アイスリンクの外側にもフォーカスする。
第2話では、フロリダ・パンサーズやニューヨーク・レンジャーズの選手たちが、それぞれの立場からシーズンやウィンター・クラシックへの思いを語り、ファンにとってはただの試合情報を越えた人間ドラマとしても楽しめる構成になっている。
エピソードはTNTやtruTV、HBO Maxなど複数のネットワークで視聴でき、NHLファンがチームの裏側まで深く知ることができる貴重な映像コンテンツとなっている。
↩︎ - レンジャーズの若手フォワード、マット・レンペは10月23日の負傷離脱から復帰し、チームのラインナップに戻ったことが北米メディアでも注目されている。Associated Pressなどの報道によると、怪我は試合中の激しい接触が原因で、約24試合を欠場したものの、復帰後は試合に復帰してチームにフィジカルな存在感をもたらしていると評価されている。
指揮官のマイク・サリバンも「彼が出場すると相手にプレッシャーを与えられる」と述べ、復帰によるチームへのプラス効果を強調。また、Rangersファンの間でもレンペは人気が高く、彼がアイスに戻ったことで攻撃力とエネルギーが上がったとの声が多くある。
こうした反響は、彼が単なる激しいプレースタイルだけでなく、攻守両面でチームに貢献できる選手として期待されていることを示す。
↩︎ - NHLの現役スターであるマシュー・トカチュクと弟ブレイディがホストを務めるポッドキャスト『Wingmen』は、NHLファンの間で注目を集めている。このショーはWave Sports & Entertainmentの制作で、兄弟ならではの率直な掛け合いとアイスリンク外の裏話を毎週配信しており、ホッケーや日常の話題、選手の視点からの洞察が人気。
『Wingmen』はApple PodcastsやSpotifyなど主要なプラットフォームで聴くことができ、ファンは通勤や移動中にエピソードをフォローしやすい形式になっている。ポッドキャストはトラビス・ケルシー&ジェイソン・ケルシーの『New Heights』のようなプレイヤー主導型ショーの潮流に乗り、選手とファンの距離を縮める新たなコンテンツとして評価されている。
↩︎ - チームやリーグの創設から100周年などの節目を記念して制作される特別仕様のユニフォームを指す。通常の試合用セーターとは異なり、創設当時のロゴや配色を取り入れたクラシックなデザインが特徴で、記念パッチや特別な刺繍が施されることもある。
NHLでは、歴史や伝統を強調する象徴的なアイテムとして扱われ、ファンや選手にとって特別な意味を持つ存在。ウィンター・クラシックのような記念性の高いイベントでは、試合そのものだけでなく、見た目からもリーグやチームの歴史を感じさせる重要な要素となる。 ↩︎


