アイランダーズの新星マシュー・シェイファー、NHL新人王に輝く✨

現役スター選手紹介

はじめに

 ニューヨーク・アイランダーズに、新たなスターが誕生しました✨2025年ドラフト全体1位指名のマシュー・シェイファーが、10月のNHL「ルーキー・オブ・ザ・マンス」に選出😊!

 わずか18歳で史上最年少記録を次々と塗り替え、伝説的選手たちの仲間入りを果たした注目のディフェンスマン。その衝撃のデビューを振り返ります🏒🔥

参照記事:NHL公式サイト「Schaefer named NHL Rookie of the Month for October

🏒10月の主役は18歳!アイランダーズの新星マシュー・シェイファー✨

 ニューヨーク・アイランダーズのディフェンスマン、マシュー・シェイファー🏒が、NHLの「ルーキー・オブ・ザ・マンス(10月の新人王)」に選ばれました👏

 まだ18歳という若さでの受賞は、まさに鮮烈なデビュー。11試合で3ゴール・5アシスト(計8ポイント)を記録し、新人ディフェンスマンの中で堂々のトップ✨、全新人でも3位にランクインしました😊。

「ルーキー・オブ・ザ・マンス」獲得記念の映像です!

 この栄誉を競い合ったのは、実力派の若手たちばかり😊。

 モントリオール・カナディアンズのゴーリー、ヤクブ・ドベス(2020年ドラフト・全体136位。6勝0敗、防御率1.97、セーブ率.930)をはじめ、同じくカナディアンズのイワン・デミドフ(2024年ドラフト・全体5位。11試合で2ゴール・7アシスト、9ポイント)、オリバー・カパネン(2021年ドラフト・全体64位。11試合で4ゴール・3アシスト、7ポイント)。

 さらにデトロイト・レッドウィングスのエミット・フィニー(2023年ドラフト・全体201位。12試合で4ゴール・4アシスト)、ミネソタ・ワイルドのジーブ・ブイウム(2024年ドラフト・全体12位。12試合で2ゴール・6アシスト)、そしてセントルイス・ブルースのジミー・スナガルード(2022年ドラフト・全体23位。11試合で4ゴール・3アシスト)といった強豪チームの有望株たちも名を連ねていました。

 その中でシェイファーは、2025年ドラフト全体1位指名という期待に応えるだけでなく、デビュー直後からリーグの歴史に名を刻むような活躍を見せたのです🔥

🌟デビューから記録ラッシュ!史上最年少で次々と快挙🎉

 マシュー・シェイファーは、NHLデビュー初月から驚くような記録を次々と打ち立てました😊。

 まず、10月9日のピッツバーグ・ペンギンズ戦でアシストを記録し🔥、18歳34日でポイントを挙げた史上最年少ディフェンスマンに🌟。これまでの記録は1991年10月16日、ニュージャージー・デビルズのスコット・ニーダマイヤー1が持っていた18歳46日だったため、わずか12日更新する快挙でした

 そして2試合目となる10月11日のワシントン戦では、18歳36日、2試合目で初ゴール😊!実に80年以上前、1944年2月29日(トロント・メープルリーフス所属)のロス・ジョンストン2以来となる若さで、ディフェンスマンとしての初ゴールを決めたのです✨。

 過去50年間(1975-76シーズン以降)を見ても、これより若く初ゴールを挙げたのはフォワードの4人だけ。

 アレクサンダー・バーコフ(フロリダ・パンサーズ、18歳31日)、ジョーダン・ストール(カロライナ・ハリケーンズ、18歳32日)、パトリック・マルロー(元サンノゼ・シャークス等、18歳34日)、ニノ・ニーダライター(ウィニペグ・ジェッツ、18歳35日)といった、そうそうたる顔ぶれに肩を並べました💫

 さらに、10月9日から21日までの6試合で連続ポイント(2ゴール・5アシスト)を記録。これはルーキーのディフェンスマンとしてNHL史上最長タイ記録で、2003年(10月9日〜23日)のマレク・ジドリツキー3以来の大記録となりました👏。

🧊グレツキーやクロスビーに並ぶ18歳の快挙✨

 リーグの長い歴史を見ても、18歳以下でシーズン開幕から6試合以上連続でポイントを記録した選手は、わずか3人しかいません😊。アレクサンドル・デイグル(1993–94/オタワ・セネターズ)、ウェイン・グレツキー(1979–80/エドモントン・オイラーズ)、そしてシドニー・クロスビー(2005–06/ピッツバーグ・ペンギンズ)🧊。

 その中に、ディフェンスマンとして唯一、シェイファーの名が加わることになりました👏

 10月21日のサンノゼ戦では、自身初の決勝ゴールとマルチポイント(1ゴール・1アシスト)も記録😊。この時、シェイファーはまだ18歳46日✨。

鉄人であり、記録男のオベチキンのゴールも難なく防ぐ、ニューヨークの新しい壁!

 史上最年少で決勝ゴールを決めたディフェンスマンとなり、これまでの最年少記録(1985年、クレイグ・ウォラニン4=18歳135日)を大きく更新しました。

 また、複数ポイントを挙げたディフェンスマンとしても史上2番目の若さで、最年少記録保持者のクリス・ジョセフ5(1987年、18歳44日/ペンギンズ)に続く数字です。 まさに“世代を超えた才能”と言えるでしょう💥

讃岐猫
讃岐猫

🏆堂々の結果とアイランダーズに吹く新しい風🌊

 10月を終えた時点で、マシュー・シェイファーは11試合で3ゴール・5アシスト(計8ポイント)という堂々の成績を残しました😊。

 NHLの歴史の中で、18歳のディフェンスマンがデビューから11試合でこれ以上のポイントを挙げたのは、1982–83シーズンのフィル・ハウスリー6(2ゴール・9アシスト=11ポイント)ただ1人🏆。それだけに、シェイファーの数字がいかに異例かがわかります😳

 さらに、1試合平均22分(正確には22分21秒)を超えるアイスタイム(氷上出場時間)も特筆もの✨。10月だけで合計245分48秒をプレーし、他の新人より1試合少ないながらも、2位との差は10分以上と大きく上回りました😊。

 この記録は、NHLがデータを正式に残し始めた1997–98シーズン以降、18歳のスケーターとして歴代3位にあたります。上回ったのは、ビクター・ヘドマン(2009–10/タンパベイ・ライトニング)とアダム・ラーション(2011–12/デビルズ)という、どちらも現在のNHLを代表するディフェンスマンです。

 また、シェイファーはNHL公式のドキュメンタリーシリーズ「Welcome to the NHL presented by BODYARMOR Sports Drink7」(全2回)にも登場し🎥、注目度はますます高まっています🎥

 アイランダーズの選手が「ルーキー・オブ・ザ・マンス」に選ばれるのは、現チームメイトのマシュー・バルザルが2018年1月に受賞して以来のこと📝。

 新しい世代のスターが、チームに再び光をもたらそうとしています🌟

まとめ

 10月を通じて見せたマシュー・シェイファーの活躍は、数字以上のインパクトを残しました。若さを感じさせない落ち着いたプレー、チームを引っ張る存在感、そして確かな実力。彼の名前はすでにNHLの歴史に刻まれています😊。

 これから長いシーズンを通して、どんな伝説を積み重ねていくのか――ファンの期待は高まるばかりです🏒🔥

讃岐猫
讃岐猫

【註釈】

  1. Scott Niedermayer(1973年生まれ)は、カナダ出身の元NHLディフェンスマンで、1991年のドラフト3位で選出され、ニュージャージー・デビルズおよびアナハイム・ダックスで18シーズンにわたって活躍した。

     スタンレー・カップを4回制し(1995, 2000, 2003, 2007)、2003‑04シーズンにはリーグ最優秀ディフェンスマンに贈られるジェームズ・ノリス・トロフィーを獲得、さらに2007年にはプレーオフMVPにあたるコーン・スミス・トロフィーも手にした。

     国際舞台でも輝きを放ち、オリンピック金メダル(2002年ソルトレーク、2010年バンクーバー)をはじめ、世界選手権やワールドカップなど数々のタイトルを獲得して「トリプル・ゴールド・クラブ」の一員となっている。

     彼のスケーティングと攻守にわたる力強いプレースタイルは高く評価され、NHL史上でも屈指のディフェンスマンとして語られています。
    ↩︎
  2. Ross Johnston(1994年2 月18日生まれ、カナダ・プリンスエドワードアイランド州出身)は、ドラフト外からプロの道を歩み始めた。2015 年3 月にNew York Islandersと契約しプロ入りを果たし、2016 年4 月のNHLデビューでは出場を果たした。

     2018年1 月には、24試合に出場して3ゴール3アシストという成績を残し、存在感を高めた。その後、2023‑24シーズンにはAnaheim Ducksに移籍し、フィジカルなフォワードとしてチームの戦術に欠かせない役割を担っている。
    ↩︎
  3. Marek Židlický(1977年2月3日生まれ、チェコ出身)は、1994年にプロキャリアをスタートさせ、2001年にNew York Rangersから通算176位でNHLドラフト指名を受けた。

     フィンランドのHIFKで活躍した後、NHLへと舞台を移し、Nashville Predators、Minnesota Wild、New Jersey Devils、Detroit Red Wings、New York Islandersなど複数球団で主力ディフェンスとして活躍。

     攻守にわたりバランスの取れたプレースタイルと右利きの強いショット、そしてパワープレイでの貢献力により、NHLで長期にわたりレギュラーとして定着。キャリアの終盤まで第一線でプレーし、2016年に現役を引退した。
    ↩︎
  4. Craig Wolanin(1967年7月27日生まれ、米ミシガン州)は、1985年のNHLドラフト1巡目3位でNew Jersey Devilsに指名され、1985–86シーズン18歳でデビュー。身長191 cm体重93 kgの左投げディフェンスマンとして、13シーズンにわたりNHLでプレーした。

     主にデビルズ、Quebec Nordiques/Colorado Avalanche、Tampa Bay Lightning、Toronto Maple Leafsで守備の要として活躍。特に1995–96シーズンでは75試合に出場し7ゴール20アシストを記録し、コロラド・アバランチのスタンレー・カップ制覇にも名前を刻んでいる。

     引退後は故郷に家族と暮らし、息子がプロアイスホッケー選手として活躍するなど、父子二代でリンクに名前を残す存在に。
    ↩︎
  5. Chris Joseph(1969年9月10日生まれ、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バーンアビー出身)は、1987年のNHLエントリー・ドラフトで1巡目5位に選ばれたディフェンスマン。デビュー後すぐにPittsburgh PenguinsからEdmonton Oilersへトレードされ、その後も複数のNHLチームでプレーした。

     レギュラーシーズン510試合に出場し、39ゴール112アシスト、プレーオフでは31試合で7ポイントを記録。2001年からはフィンランド・ドイツ・イタリアのリーグでもプレーし、その後2006年にプロ選手としてのキャリアを終えている。
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  6. Phil Housley(1964年3月9日生まれ)は、アメリカ出身のレジェンド級ディフェンスマンで、1982年にBuffalo Sabresから全体6位でドラフトされ、2003年まで21年以上にわたってNHLで活躍した。

     通算1,232ポイントを記録し、長らくアメリカ人ディフェンスマンの最多得点記録を保持。また、アメリカ人選手として最多試合出場の記録を一時保持するなど、その存在感は圧倒的。引退後はコーチに転身し、草の根からNHLまで幅広く指導を行い、2015年にはホッケー殿堂入りを果たした。
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  7. NHLが製作する2部構成のドキュメンタリーシリーズで、2025年のドラフト候補者たちの舞台裏にカメラを向けている。

     初回エピソード「Meet the Prospects」では、ドラフトを迎えるトップ候補たちがどのように準備を進めてきたか、スカウト・コンバインやチーム開発キャンプでの様子が描かれている。

     続く第2話「Class of 2025」では、ドラフト当日の緊張と選手たちの初NHLデビュー、さらにはチーム加入の瞬間に至るまで、若き才能の飛躍の瞬間が捉えられている。シリーズは、ファンにとって単なる試合観戦を超え、選手誕生の舞台裏や成長の物語を知る貴重な機会となっている。
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