ユタ・ホッケークラブの初シーズン総まとめ!NHL新時代の幕開け

NHLチーム紹介

はじめに~ユタのホッケー熱がすごい!🔥

 アイスホッケーって、寒い地域の人たちだけのスポーツじゃないの?って思ったあなた――それ、もう古いかも😉

 実は今、アメリカ・ユタ州のソルトレイクシティで、ホッケーの人気が急上昇中なんです!

 その中心にいるのが「ユタ・ホッケー・クラブ(UHC)」。今シーズンが彼らにとっての初シーズンだったのですが、いきなり大成功を収めました✨

参照記事:Deseret.com1Utah Hockey Club’s final home game acts as a tale of caution

ファンとの絆がすごい!

 次にデルタ・センターでNHLの試合が行われるとき、ホームチームは新たな名前になっているかもしれません――そして、新しいユニフォームも着ているはず2です。

 4月10日・木曜日はユタ・ホッケー・クラブ(UHC)の今季最後のホームゲームでした。試合はナッシュビル・プレデターズに4-3のシュートアウトで敗れたものの、UHCはファンへの感謝の気持ちを存分に表現でした。

この試合のハイライト映像です!今シーズン不調のプレデターズに勝ち切る体力を付けよう!

 会場外でのファンへの感謝を込めて大イベントを開催🎉、チームストアの割引、無料の「初シーズン記念パッチ」の配布、そして試合後には選手たちがグッズを詰めた箱をファンに投げ込むなど、盛りだくさんの内容という神対応っぷり!

 「ファンの皆さんは一年を通して本当に信じられないくらい素晴らしかった」と、副キャプテンのアレクサンダー・カーフットは語っています。「この組織、このファン層には明るい未来が待っています。これまでにしてくれたことすべてに感謝しています」、チームも街も、すっかりホッケーに夢中なんです🏒

イベントの様子を伝えたニュース映像です。内容を以下にまとめました。

【追記・現地レポ】ユタ・ホッケークラブ、初シーズンのホーム最終戦が大盛況!

 2025年の春、ソルトレイクシティに新たに誕生したユタ・ホッケークラブが、ついに初シーズンのホーム最終戦を迎えました!現地ではファン感謝イベントが開催され、グッズセールや豪華なプレゼント企画など盛りだくさん。大盛況の様子をレポートします。

■ 会場はすでに熱気ムンムン!

 実況を担当したブライアン・シュニーさんによると、今夜はファンで会場がいっぱい!
ジャージなどのチームグッズが大セール中で、「持っていないなら今がチャンス」とのこと。外でも中でもイベントが開催され、まさに“ファン感謝ナイト”にふさわしい盛り上がりでした。

■ 気象予報士ショーンもイベント参加!

 お天気キャスターのショーン・ケリーさんも会場外からレポート。ホッケースティックを手にして遊ぶ姿に、スタッフもほっこり。ミニゲームやスピードコンテストなど子どもたちにも大人気のアクティビティが並び、笑顔があふれる一日になりました。

■ お天気は「夏日」からの「夜はちょっと肌寒い」

 この日の最高気温は27℃超えと、4月とは思えない暖かさ。夜には少し気温が下がるものの、長袖シャツで十分過ごせる陽気でした。ただし、週末には寒冷前線が入り、雨と気温低下の予報も。天気の変化には要注意です!

■ SEG財団が地域活動を本格始動

 ユタ・ジャズやホッケークラブを支えるSEG財団が今シーズンから本格始動!
教育機関と連携した物資支援や寄付活動など、地域とのつながりを大切にする取り組みが続々と始まっています。

■ ジャージのオークションが大注目!

 ファンが財団に参加できる方法のひとつが「ジャージ・オークション」。
今夜実際に選手が着用したユニフォームをそのまま(しかも未洗濯&サイン入り!)で手に入れるチャンスです。
興味のある方はutjerseys.com(https://utjerseys.com)をチェック!

■ おなじみマスコット&キッズファンも登場!

 マスコット犬「アーチー」も相変わらずの人気ぶり。
そして常連ファンの少年・メイソンくんも登場!試合観戦は今季20試合、ザンボニ体験談まで披露してくれました。
「今日はゴールとファイトが見たい!」というホッケー愛にあふれるコメントも。

■ 選手・監督からの感謝の声

 ヘッドコーチのターニーは、「今はファンの前での最後の試合に集中したい」とコメント。
ウィンガーのクラウスも、「悔しさはあるけど、このシーズンの成果を誇りに思う」と語りました。

■ まとめ:地域に根ざしたチームの第一歩

 初シーズンながら、すでに地域にしっかりと根づき始めているユタ・ホッケークラブ。
ファンとのつながりを大切にし、ホーム最終戦も笑顔と感謝にあふれた一夜となりました。
次シーズンが、今から楽しみですね!

ホッケー初心者でも楽しめるスポーツ💡

 試合前も試合後も、チームの雰囲気はどこか懐かしさを帯びていました。選手たちは今シーズンのお気に入りの瞬間について語り合い、ユタでの生活をどれだけ楽しんだかを話すことを喜んでいます。誰もこのタイミングでシーズンを終えたくはなかったですが、チームにも、ユタのホッケーの未来にも、確かな希望が感じられました。

 試合を観に行くと、一発でホッケーの魅力にハマる――そう語るのは選手のショーン・ダージ。
「いつも言っているけど、ホッケーは実際に試合を観に行けば、すぐにその魅力に惹かれるスポーツなんだ。スピード感、迫力、展開の速さ……他のスポーツとは全然違うよ!」と断言しています。

 それは今シーズン、まさに現実のものとなりました。実際に今シーズン、ユタの試合会場「デルタ・センター」はほとんど満席続き👀

 ダージによると、ファンたちも、最初はルールが分からなかったけど、今では「パワープレー」とか「反則」なんかの細かい部分までしっかり理解してるそうです✨20年後には、このスポーツが「かなりいい位置にいる」と彼は見ています。

 キャプテンのクレイトン・ケラーも「みんな、ファイトシーンとかが好きみたいだけど……それだけじゃなくて、すごい勢いでホッケーを覚えていってる!すごく吸収が早いんだ。ゲームの細かい部分を理解してくれるのを見るのは、本当にクールなことだよ」と驚くほど。ファンの吸収力、恐るべし!

MVPは“ベジー”⁉️

 今シーズン、ひときわ注目を集めたのがゴールキーパーのカレル・ヴェイメルカ。ニックネームはなんと「ベジー」🥦(理由は…気になりますね笑)

 シーズン開始時、ベンチの定位置に座っていた彼が、しかし数ヶ月後、シーズン終盤には22試合連続先発出場し(2019年以降最多タイ記録、ダルシー・クエンパー〈現在、ロサンゼルス・キングス在籍〉とタイ。記録はアリゾナ・コヨーテズ在籍時)、チームのMVP(最優秀選手)に選ばれました!

 過密スケジュールにもかかわらず、セーブ率.907、平均失点2.51を記録。何よりも、彼の安定感がユタにプレーオフ進出の可能性を残すほどの勢いを見せたのです。

 会場中から「ベジー!ベジー!」と大合唱されるほどの人気者に📣

 「彼はシーズンを通してずっと素晴らしかった」とケラーはゴールキーパーを称賛。「必要なときにビッグセーブを決めてくれて、チームに大きな自信を与えてくれる存在だった。最高のチームメイトであり、最高の人間だよ」。

 「言葉で表すのは難しいね」と、ファンからの熱い応援について語ったヴェイメルカ。「本当に特別な気持ちだった。アイス上のすべての瞬間を楽しんでいたし、特にあのチャントのときは最高だったよ」。

 彼はこの注目をたっぷりと楽しむ時間があります。セーブ率や失点の数字も文句なしで、3月には5年契約延長をゲットしたからです!今後もユタでの活躍が楽しみですね💪

気を抜いたら負け!?ホッケーの”あるある”

 世界中のホッケーコーチたちは「2点差のリードはホッケーで最も危険だ」とよく言います😮
それは、ちょっとした油断で追いつかれかねない微妙な差でありながら、勝った気になりやすいからです。気を抜くと、一気に逆転されることも…。

 木曜日のUHCも、まさにそのパターンを体験しました。第2ピリオドの終盤まで2-0とリードしていましたが、わずか6分間でプレデターズに3点を奪われ、試合は一転してしまったんです💥
でも、この記事で伝えたいのは、試合内容そのものじゃないんです。

 UHCは、ユタでのホッケー文化において「比喩的な2点リード」を得た状態にあります。今シーズンは誰もが予想しなかったほど順調に進み、大成功でした。その勢いは今後数シーズンに渡ってチームを後押ししてくれるでしょう🏒✨

 だが、それだけで安心して、アクセルを緩めてしまってはいけません。

 ここで油断せず、もっと地域に密着して、ホッケーを広げていく努力を続けていけば、ダージが描いた未来のビジョンはきっと現実のものになります。もしそれができなければ、アリゾナ・コヨーテズや、その前のウィニペグ・ジェッツのように3、チームは歴史のスコアボードの中に埋もれてしまうかもしれないのです。

讃岐猫
讃岐猫

まとめ

 ホッケーって難しそう…って思ってた人も、少し興味湧いてきませんか?
ユタのように「ホッケー初心者」の地域でも、みんなが楽しんで、盛り上がって、チームを育てていく――そんなストーリーが今、進行中です💖

 もし機会があれば、実際にホッケーの試合を観に行ってみてください!
スピード感、ぶつかり合い、戦略的なプレー…一度観たら、きっとハマるはず😉✨

 今の勢いを未来につなげようとしているユタの地が、それを実際に示していますから。

讃岐猫
讃岐猫

【註釈】

  1. ユタ州ソルトレイクシティを拠点とする老舗新聞「Deseret News」の公式ウェブサイト。1850年創刊の同紙は、末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)の傘下メディアであり、信仰・家族・教育・地域社会などに重点を置いた報道が特徴。オンライン中心の配信スタイルで、ユタ州や米国内の読者に広く利用されている。
    ↩︎
  2. UHCは2024年4月18日に結成され、NHL理事会はジャズのオーナーであるライアン・スミスに拡張フランチャイズを付与した。スミスは、新チームをストックするための拡張ドラフトの代わりに、同時にホッケー活動を停止したアリゾナコヨーテズのホッケー資産(選手、コーチングスタッフ、ドラフトピック)を取得した。

     チームは2024-25年に最初のシーズンを暫定的な名前と色でプレーし、2025-26シーズンに向けて、チームの正式名称なども含め、完全なチーム・アイデンティティを開発するべく活動している。
    ↩︎
  3. 2023年5月、アリゾナ・コヨーテズが提案したテンペ新アリーナ建設計画は住民投票で否決され、以後も新アリーナ候補地の確保に失敗が続いた。2024年4月、NHLはチームをユタ州ソルトレイクシティに移転させることを決定。NBAユタ・ジャズのオーナーであるライアン・スミスにより、フランチャイズは12億ドルで買収された。

     これにより、ユタ・ホッケークラブは拡張チームとして発足。選手・スタッフ・契約などはアリゾナから引き継がれたが、コヨーテズのフランチャイズ自体は「休眠」扱いとなり、将来的な復活(再活性化)の可能性が残された。

     しかし、2024年6月に予定されていたアリーナ用地のオークションは中止され、翌7月、コヨーテズのオーナーであるアレックス・メルエロはフランチャイズの権利を正式に放棄。これにより、アリゾナ・コヨーテズは事実上の解散となった。

     1971年、ウィニペグは世界ホッケー協会(WHA)の創設チームとして「ウィニペグ・ジェッツ」を設立。1979年のWHAとNHLの合併により、ジェッツはNHLに編入された。

     しかし1996年、財政難とアリーナ問題を背景に、チームはアリゾナ州フェニックスへ移転。名前を「フェニックス・コヨーテズ(後のアリゾナ・コヨーテズ)」と改め、カナダのチームはアメリカの地で新たな歴史を歩み始めた。

     この旧ウィニペグ・ジェッツの流れをくむのが、2024年にユタへ移転したユタ・ホッケークラブの前身でもある。 ↩︎
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