フレイムスのプレーオフ進出に向けたトレード戦略を考えてみた

NHLチーム紹介

はじめに

 NHLを面白いと感じたことはありませんか?特に、シーズン途中のトレード・デッドラインは、どのチームも次のステップに向けて大きな決断を下す重要な時期です。すでにトレード・デッドラインは終わっていますが、締め切り前、フロントはこの記事のように考えないといけないんですよ。

 選手の契約状況やサラリーキャップ、ノートレード条項など、さまざまな要素が絡み合い、チームの未来を左右します。今回は、初心者の方にも分かりやすく、NHLのトレード・デッドラインの仕組みと、カルガリーフレイムスの動向について解説します!試合の展開だけでなく、こうした裏側も知ると、NHLがもっと面白くなりますよ。

讃岐猫
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参照記事:flamesnation.ca(カルガリーフレイムスに特化したカナダのスポーツニュースサイト)「The 2025 Flames NHL trade deadline primer: contracts, clauses and cap space

NHLトレード・デッドラインって何?カルガリーフレイムスの動向をチェック!

 こんにちは、ホッケーファンの皆さん!🏒✨

 今回は、NHL(ナショナルホッケーリーグ)の「トレード・デッドライン」について、初心者向けにわかりやすく解説していきます。普段、NHLをあまり見ないという方にも理解できるように、基本的な用語やフレイムスの動向を紹介しながら進めていきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

 さて、トレード・デッドラインとは、文字通り、チームが選手を交換できる「最後のチャンス」のことです。通常、シーズン中は選手を他のチームにトレードすることができますが、シーズン後半になると、この・デッドラインが迫ります。つまり、この時期を過ぎると、選手を移籍させることができなくなります。🕒

 特に「トレード・デッドライン」は、ファンにとってかなり注目のイベントで、どのチームがどんな選手を補強するのか、あるいはどんなサプライズがあるのかが気になるポイントです。

 今日は、そのトレード・デッドラインが2025年に向けてどうなっているのか、カルガリーフレイムスというチームを例に挙げて説明していきますよ!まずはフレイムスの現状を見てみましょう。

フレイムスの現状とは?プレーオフ進出を狙う挑戦

 現在、カルガリーフレイムスは2024-25シーズンのプレーオフ進出を目指して戦っています。🏒🔥

 その結果、今シーズンの成績は29勝23敗10分けで68ポイント。ポイントパーセンテージ(チームの勝率)は.548となっており、プレーオフ進出圏内にはわずかながら滑り込んでいます。

 現在、フレイムスはウェスタンカンファレンスのワイルドカード圏におり、バンクーバー・カナックスに1ポイント差で勝っていますが、バンクーバーは1試合少ないので、実質的にはフレイムスより上の順位にいます。

 プレーオフ進出圏にいるとはいえ、フレイムスは決して楽な状況ではありません。なぜなら、昨シーズンのロースターを大きく変えたばかりだからです。それでも、フレイムスは今年のプレーオフに向けて大きな挑戦を続けており、これからどんな動きがあるのかが注目されています。

 フレイムスはこれからのトレード締切で、どんな補強をしていくのでしょうか?次に、そのための条件や制限について詳しく見ていきます。

フレイムスの契約状況とサラリーキャップ制限

 フレイムスがトレードで選手を獲得するためには、契約やサラリーキャップの制限をうまく管理する必要があります。💰⚖️

 まず、NHLにはサラリーキャップ(給与上限)というシステムがあります。フレイムスの場合、2025年シーズンのサラリーキャップの上限は8800万ドル。その中で、フレイムスはすでに6970万ドルを使っており、残りのキャップスペースは1809万ドルとなっています。

 つまり、フレイムスは1809万ドルの範囲内で、必要な補強を行うことができるというわけです。

 さらに、シーズンの残り試合に合わせて、フレイムスはプロレート1(年額換算)で約8270万ドルのサラリーを追加することが可能です。このように、フレイムスはキャップスペースを活用して、プレーオフ進出を目指すためにどの選手を獲得するかを検討しているのです。

ノートレードやノームーブ条項って何?

 次に、選手の契約に関する重要なルール、ノートレードやノームーブ条項についても触れておきましょう。これらは選手が移籍する際に非常に重要なポイントとなります。🔑

⭕️ノートレード条項(No-Trade Clause)とは、選手がどのチームにトレードされるかを自分で選べる権利のことです。例えば、ブレイク・コールマンは、10チームへのトレードを承認できるという条件があります。この場合、コールマンが嫌がるチームにはトレードされないというわけです。

⭕️ノームーブ条項(No-Move Clause)は、選手がどのチームにも移動しない、つまりトレードや解雇を拒否できる権利です。例えば、フレイムスのジョナサン・フーバードーはノームーブ条項を持っています。これにより、フーバードーはフレイムスが彼をトレードしたり解雇したりすることを拒否できます。

 これらの条項を持っている選手たちは、トレードに関して大きな影響力を持っているため、フレイムスはトレード締切前にこれらの選手とどう向き合うかが非常に重要になってきます。

ウェイバー免除と召集制限

 フレイムスがトレード締切に向けて動く際、選手のウェイバー免除2や召集制限3についても理解しておくと良いでしょう。これらのルールは、選手をAHL(アメリカン・ホッケー・リーグ)とNHL間で移動させる際に影響します。📉🛫

 現在、フレイムスのアクティブロースターには、ウェイバー免除対象の選手が3人います。これらの選手は、必要に応じてAHLに送ることができ、その後再びNHLに呼び戻すことができます。

⭕️ダスティン・ウルフ
⭕️マット・コロナート
⭕️アダム・クラプカ

 この3人は、AHLに送られることなく、NHLでのプレーを続ける可能性が高いと予想されています。しかし、トレード締切後にフレイムスが選手を呼び戻す場合、制限がかかることになります。NHLでは、通常時の条件でAHL選手を最大4回召集できますが、「非常事態」に限り、これを超えて召集することが可能です。

フレイムスの契約満了選手とドラフトピック

 トレード締切を迎える中で、フレイムスが注目すべきもう一つのポイントは、契約満了選手とドラフトピックです。これらの要素は、今後のチーム作りに大きく影響を与えることになります。🎯

 まず、契約満了選手について。フレイムスには、今シーズンで契約が満了になる選手が22人います。その中には、制限なしのフリーエージェント(UFA)選手が11人、制限付きフリーエージェント(RFA)選手も11人います。

⭕️制限なしフリーエージェント(UFA)選手には、アンソニー・マンサやダン・ヴラダールなどが含まれています。これらの選手は、シーズン終了後に他のチームと契約することができるため、トレード締切が近づく中で、フレイムスは選手の放出を考慮する必要があります。

⭕️制限付きフリーエージェント(RFA)選手には、モーガン・フロストやマット・コロナートなどがいます。これらの選手は、他のチームに移籍するためにはフレイムスが契約を更新する必要がありますが、もし移籍する場合は、フレイムスが補償を得ることができる可能性もあります。

 次に、ドラフトピックについてですが、フレイムスは今後数年分のドラフトピックも多く保有しています。例えば、2025年には1巡目(自分かフロリダ・パンサーズから)、2巡目(コロラド)、3巡目(自分)などのピックを所有しており、2026年や2027年にも多くのピックがあります。

 これらのドラフトピックを活用することで、フレイムスは将来のチーム強化に向けた重要なステップを踏むことができるでしょう。トレード締切を前に、フレイムスはこれらのピックを使って、即戦力の選手を補強するか、それとも将来を見据えて次の世代を育てるか、非常に重要な決断を迫られています。

トレード締切日:フレイムスの決断の時

 いよいよトレード締切が迫っています!🕛2025年のNHLトレード・デッドラインは3月7日、アメリカ東部時間で午前11時から午後4時まで。この日を迎えると、フレイムスは今年のチーム作りの最終調整に入ります。どんな選手が新たに加わり、どの選手がチームを去るのか、ファンにとっては非常にワクワクする瞬間です。

 デイリーフェイスオフのトレード・デッドライン特番は、ライブで放送され、最新のトレード情報や重要な動きがリアルタイムで提供されます。選手たちが新しいチームに移籍する瞬間や、サプライズのトレードなどを専門家が分析しながら解説してくれます。📺🎤

【追記1】YouTubeで「The Daily Faceoff Deadline」と入力して検索すると、「Daily Faceoff Trade Deadline Special 2025」が一番上に出てきます。4時間を超える番組で、もちろん全部英語ですが、何となく内容は分かってくるので、ぜひご覧ください!

 フレイムスは今後、どんな補強をするのでしょうか?また、プレーオフ進出に向けてどんな戦略を取るのか、目が離せません!ファンの皆さんも、トレード締切に向けて、これからの動きに注目していきましょう!

【追記2】下の映像はカルガリーの地元ニュースからです。NHLのトレード締切日、カルガリーフレイムスは特に動きがなく、プレーオフ争いをしている中で何も加わりませんでした。

 しかし、カルガリーの一部の人々は、プレーオフ進出の可能性があると感じており、チームの攻撃力と守備力を維持すれば、今年こそプレーオフに進むだろうと確信しているようです(チームがディフェンスにもっと経験を持つ選手を探すべきだった、の声もあり)。

讃岐猫
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讃岐くん
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まとめ

 NHLは面白い!と感じた方にとって、トレード・デッドラインは一大イベントです。この記事では、カルガリーフレイムスのトレード・デッドライン戦略とその背景に迫りました。選手の契約状況やサラリーキャップ、ノートレード条項など、フレイムスが直面している判断材料を解説しました。

 すでにトレード・デッドラインは終わっていて、古い情報で「どうも、すいません^^;」なんですが、これらの知識は今後のNHLの動向にも役立ちます。これを機に、チームの戦略や選手の契約について理解を深め、次のシーズンをより楽しんでください!

讃岐猫
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【註釈】

  1. シーズンの残り試合数を考慮して、契約金額やキャップスペースなどを調整する方法。具体的には、トレードや契約更新時に、その選手がシーズンの残り期間にどれだけ貢献するかを基に契約金額を計算すること。これにより、サラリーキャップの上限内で選手を効果的に調整することができる。
    ↩︎
  2. 選手が所属チームから他のチームに移動する際に、まず全チームに選手の獲得を宣言する権利を与える仕組み。ウェイバー免除の申請が出されると、他のチームは一定期間内に選手を獲得するかどうかを決め、獲得したいチームがいなければ、その選手は元のチームに残ることになる。この仕組みは、特にAHLとNHL間の選手の移動に関わる場面で重要。
    ↩︎
  3. NHLチームがAHLの選手をNHLに呼び戻す際に、シーズン中に何度まで呼び戻せるかを制限するルール。通常、チームは緊急時に選手を最大4回まで召集できるが、緊急時でない場合、同じ選手を複数回召集するとその回数が制限される。緊急状況とは、怪我などで必要な人数が足りない場合を指す。 ↩︎
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